加山到のハマッ子雑貨飯店

おもちゃ箱をひっくり返したような楽しい雰囲気が伝われば嬉しいなっと。08年11月6日開店!

うまっ!台湾スナック菓子

2023-05-12 | 中国

横浜駅東口地下街で見つけた台湾のスナック菓子「可楽果」 北京語で読むと”ke‐le-guo”(クーラーグオ)。多分、下の英語表記にあるCRACKERS(クラッカー)に似た音の漢字をつけたのでしょう。エンドウ豆が主なる原材料です

日本語表記もあるので、日本向け輸出バージョンかな。

 

写真通りのガーリック味。うまいんですよ、コレが お酒もジュースもお茶も進む味です。コーンスナックのような歯ごたえ。

しかし・・・ガーリック味だからと言って、ニンニクそのものの姿をパッケージに掲載するところが、いかにも中華系でいいですよね

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中国の古い雑誌

2023-05-02 | 中国

地元ヨコハマの古書店。初めて入ったのですが、こんな雑誌がさらっと置かれていたので思わず手にしました。

中国画報 1955年3月号

中国に住んでいた私としては、懐かしい・・・というより、私が中国に住む以前に発行された一冊ゆえ、まるで歴史の書物を見つけた感覚です。

 

日中戦争/第二次世界大戦、国内戦争を経て、1949年10月に中華人民共和国としてスタート。中国人民にとって、やっと訪れた平和な時代。写真に写る人々の表情は明るさそのもの。多少の演出はあるであろうけども、未来に向かって力強く生きる雰囲気が伝わってきます。昭和20年代の日本の雑誌に見る光景と似ていますね。

国際交流、医学界、芸術文化、国内情勢・・・全てのシーンに穏やかさが描かれています。

当時の、まだまだ素朴でありながらも、市井の温かみが伝わる一冊です。

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副賞たくさん😅

2022-11-10 | 中国

日本僑報社主催「忘れられない中国滞在エピソード」2等賞の副賞が送られてきました😊
主催の出版社から発売された中国関連本(汗)💦
左上が、今回の作品が掲載されている一冊です。受賞作品全てを読むのが楽しみです…が、果たして他の本は読み切れるだろうか😵‍💫

他の2等賞9名や1等賞(更に多い)、3等賞(ちょっと少ない)の人たちにもこれだけの書籍が送られているんだと思うと、なんか…在庫を見てみたい🤣

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「中国滞在エピソード」二等賞

2022-11-10 | 中国

日本僑報社主催・第5回『忘れられない中国滞在エピソード』。私の書いた作品が2等賞になりました

・・・とはいえ、10人の受賞者がいるうちの一人ですが(笑)。さらに一等賞が4人、その上に最優秀賞1人、特別賞が3人います。

今年は日中国交回復50周年という事で、今回のような”エピソード募集”が私の知るところとなり、応募した次第です。50年前に北京に行き、右も左も中国語もわからない私を温かく迎え入れてくれた現地小学校での話を書きました。私から書いた内容を発表できませんが、写真のような受賞エピソードをまとめた書籍が、主催の日本僑報社から出版されますのでご興味のある方は手にとってご覧ください。

特別賞の関口知宏さんと矢野浩二さんはどちらも俳優。関口さんは紀行番組の”旅人”として長期間にわたって中国に行っていますし、矢野さんは長年中国でドラマや映画、バラエティで活躍し数年前に帰国した方。同じ俳優として、どんな内容なのか読んでみたいですね。

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中国のレコード

2022-10-03 | 中国

日中国交回復&加山家北京に引っ越し50周年を祝って(笑)・・・当時から我が家にあるレコードをアップします

「鋼琴協奏曲/黄河」中央楽団(1971年録音・中国唱片社)・・・鋼琴はピアノ、唱片はレコードの意。

揚子江と共に中国の象徴でもある黄河。西は青海省から東は渤海湾にまで伸びる大きく長い河であり、その流域で栄えた”黄河文明”は教科書にも出て来ますね。壮大なオーケストラをバックに奏でるピアノの力強さや優しさは、「プロレタリア階級の革命英雄主義、中華民族の気概や闘争精神、毛主席による人民戦争の偉大なる勝利を歌い表現している」(ジャケ裏の説明より)とのこと。ちょいとお堅い思想や背景は別としても、その雄大さを表す演奏には、ついつい聞き入ってしまいます。

「陜甘寧辺区 革命民歌五首」陜西省歌舞院合唱隊(発売年不詳・中国唱片社)

陜西省・甘粛省・寧夏回族自治区周辺で歌われている革命民謡・・・とのことですが、戦後の毛沢東賛美の革命歌ゆえ、やはり1970年頃にリリースされた一枚だと思います。笙や胡弓、鳴り物を多用した、いかにも明るい田舎風景を醸し出すいかにも中国的な楽曲です。そこに甲高い女性の歌や男女混成の歌声が乗っかって・・・どうも、私には懐かしさをよみがえらせてくれますね(笑)。

 

「紅小兵之歌」北京市少年宮合唱団・他(発売年不詳・中国唱片社)

”紅小兵”とは赤いネッカチーフを首に巻いた小学生たちを指します。成績優秀・人格優秀と認められた児童しかネッカチーフを巻くことが出来ませんから、「自分も早く巻けるようになりたい」と日々向上心を持って勉学に励むわけです。そんな児童たちが歌う児童たちのための毛主席&共産党賛美の歌の数々です。「金色太陽永不落」「紅小兵向太陽」「我們熱愛五星紅旗」「為革命而努力学習」などなど・・・まぁ、プロパガンダとはいえ、その伸び伸びとした歌声や温かささえ感じる中国歌謡は伝統的な趣きがありますね。

当時の中国の企業は全て国営ゆえ、レコード会社も前述の「中国唱片社」しかなかったと思います。天安門を施したデザインが印象的です。

ちなみにこの3枚の大きさは・・・。左が3枚の大きさ、右は一般的なLPレコードです。回転数は33回転。

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中国・国慶節1972年

2022-10-01 | 中国

本日10月1日は中華人民共和国の国慶節。いわゆる建国記念日です。

1972年10月1日。北京に住み始めた我が家にとって初めての国慶節。北京市内ではその建国23周年を祝うイベントが行われ、夜になると天安門がある目抜き通りではいくつかの建物にイルミネーションが施され、お祭りムードだった記憶があります。

 

現在のにぎやかさ、明るさに比べればまだまだ質素ともいえる雰囲気でしたが、それでも町の人たち、或いは学校の同級生や先生たちがにこやかにいた事が思い出されます。

8月末に編入した近所の「北京三里屯第三小学校」でもお祝いイベントを開催。歌や踊り、演武が披露されました。

 

 

あ・・・一列に並んで歌っている写真。右から2人目が私です

編入してひと月ほど。中国語をまだまだ喋ることはできていなかった頃ですが、一生懸命に覚えて歌ったんだろうなぁ。何を歌ったんだろう・・・「我愛北京天安門」かなぁ?

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国交回復50周年と我が家も50周年

2022-09-29 | 中国

50年前の今日。1972年9月29日。訪中した田中角栄総理と周恩来首相が共同声明に署名をし日本と中国の国交が回復。今日に至る戦後の歴史が始まったわけです。

私の父は外務省に勤めていた関係で、この国交回復のために家族を連れ、6月に北京に赴任しました。その当時の父や尽力された日中双方の方々の想いや苦労、喜びなどは計り知れません(父は外務省から一旦「日中覚書貿易事務所(代表・岡崎嘉平太)」に出向を命ぜられ赴任、国交回復後の北京大使館創設の際に外務省に復職)。

田中総理が訪中する時は、もちろん航空定期便が飛んでいませんでしたから、いわゆる訪中特別機として日本航空の飛行機が北京に降り立ったわけですが、その準備のために事前に必要な人員や機材が北京に到着しました。父が遺した日記によると「9月10日 日航貨物機など2機が到着」(翌日にはさらに1機)とあり、「地球局設営隊来訪」の文字も見えます。つまり戦後最大の重要イベントを中継するため、多くの通信関係スタッフが大量の機材を携えて来たのだと思います。 その時に父に連れられ、北京空港で撮った写真がこれです。イタル、9歳です(笑)。

特別機が下りて来るのを待つ中国側と日本側(写真中央から右側)の人たち。最右の2人が両親です。

到着した田中総理と周恩来首相が一人一人と握手。戦後の北京で、日本のトップが訪れた歴史的瞬間に立ち会えた両親は万感の思いだったと思います。

周恩来首相主催による歓迎レセプションで挨拶を述べる田中角栄首相(左)。両親も招かれて参列していました。

 

あれから50年。両国間には様々な問題が山積されています。ですが、私にとっては第2の故郷でもある中国です。平和で友好的な隣国であることを心より願っています。

そうそう上述の通り、特別機を含めて4機の日本航空機が戦後の北京に来たのですが、父の日記によると、その前日の9月9日に地球局設営スタッフ24名を乗せて到着したのが全日空でした。つまり日本航空より先に降り立っていたのです。短期間とは言え、全日空に就職していた私としては誇りにさえ思える史実です(日本航空と全日空が、どのタイミングでどの順番で北京に降り立つのか・・・にも歴史的背景があるようですね)

 

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学費と工資

2022-06-25 | 中国

父の残していた物の中に薄いペラペラの領収書がありました。50年近く前の中国の”懐かしさを覚える”領収書です

1枚目と2枚目の間にカーボン紙を入れて、1枚目に必要事項を記入すると2枚目に複写され、その2枚目をピリピリピリ・・・と手で切り取ってこちらに渡してくれる。そんな、ちょっとした作業が面白かった記憶があります。

「上海市徐滙区行政事業単位(機関という意味)統一収据(領収書)」 ピンクの紙が可愛らしい

「79届(二)班 加山至 76年下学期雑代費 五拾元正」と記入され、赤い押印には”上海市滬光中学革命委員会”、星★の下には”後勤組”(後方勤務=事務方という意味)と記されていますね。 他の2枚には「76年上学期学雑費」「77年上学期学費」とも記入されていますが、表現は違えどひっくるめて言えば、学費及び諸経費ってことですね。79届というのは「1979年卒業(1979年に卒業する)」という意味で、入学した時点から「私は79届だ」という言い方をしていました 学費は半年で50元だったのかぁ。1元140円ぐらいだったから7000円。もちろんこの金額は「外国人値段」であり、かなりの高値ですね。

こちらは弟(小学校)の領収書で、半年で30元。

学費は、直接学校に支払うのではなく、私たち外国人を管轄している機関に支払っていたと思います。そこで手数料などを差し引いた金額が学校側に収められていたはずです。プライベートで雇っていたコック(家庭によっては運転手やお手伝いさんも)への給与も、しかるべき機関に支払ってから、本人に渡っていました。

1977年2月25日付で父が「上海市外国機構人員服務処」に支払った諸経費。

職工 陳○○ 1977年2月分工資 220元(コックさんへの給料220元/このうち本人に渡るのは60~70元程度)

教師 徐○○ 教学費15元(中国語の家庭教師。確か母が習っていた)

修理轎車輪胎6.21元(車のタイヤ修理)

代購雑技票代辨費0.35元(雑技のチケット購入代行費)

簡単に買い物をする以外にかかる費用はすべて、私たちを管轄する機関に払うというシステムでしたね

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中国ホテルのアメニティ

2022-06-15 | 中国

はて?中国にいつ行った時の物だろ?

2018年の上海(から車で5時間の象山)ロケか、はたまた2015年の瀋陽・北京ロケの時か?

 

パッケージが原色ってのがいかにも中国っぽいですね~~

「伴旅」は商品名で、和訳すれば”旅の御伴”ってとこかな。「旅行套装」は”旅行パッケージ”と和訳されています。英訳と同じ「トラベルキット」のほうが日本人としては耳になじんでいるような気がします(それだけ日本人は英語に感化されているわけだけど)。

 

石鹸、シャンプー、ボディローション、シャンプーハット、櫛、歯ブラシ&歯磨きチューブ。歯ブラシの毛は柔らかタイプ・・・って柔らかすぎる気がする(笑)

江蘇省揚州市製造ってことは・・・上海ロケの時かな。地理的に近いし。

そうそう、こういう製造元表記のところに明記されている「服務熱線」の文字。わかります?「サービス・ホットライン」という意味で、その後に電話番号が書いてあります。熱線・・・ホットラインそのまんまじゃぁ~ん ちなみに食べるホットドッグは「熱狗」と書きます

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毛沢東語録

2022-02-19 | 中国

中国では、一家に一冊ならぬ一人一冊持っていたといわれる毛沢東語録。

授業でも使用していましたが、”外国人”である私は「政治的な授業だし、内容が難しいから出席しなくていいですよ」と担任に言われて職員室で自習をしたり、早退をしたり。

それでも、中学生になると「どんな内容なんだろ?」と少しだけ気になったので、親に買ってもらったんだと思います

第1巻には割と珍しいバージョンの写真が使用されていますね。

日本語に訳されたのもあって読んだのですが・・・よくわからず(汗) 今読んだら理解できるかな。

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