地元ヨコハマの名だたるギタリストのエディ藩氏が旅立たれました。
「GS オリジナル・ストック2/ザ・ゴールデン・カップス」(東芝EMI/1977年?)
1972年の解散後にアーカイブとしてリリースされた多くのうちの1枚でしょう。 エディ藩氏はゴールデンカップスの1967年デビュー時よりギタリストとして参加し、脱退→復帰、解散、再結成などあるも、逝去するまでカップスのメンバーとして名を連ね、一方で自らバンドやユニットを結成して活動、多くのミュージシャンとライブ展開をしていました。
「横浜ホンキートンク・ブルース」(1981年・東芝EMI)
「第2の横浜市歌」とも言われた、横浜をベースにした名曲です。 作詞は俳優の藤竜也、作曲はエディ氏。松田優作、原田芳雄、山崎ハコ、宇崎竜童、日野美歌、ダイアモンド・ユカイ、佐藤浩市、世良公則、もちろん藤竜也・・・多くの歌手やミュージシャン、俳優がカバーするほど愛されている楽曲です。
「ひとり飲む酒 わびしくて・・・」を思いつつ、BARのカウンターでバーボンを何度飲んだことか。詞にあるレストラン「オリジナルジョーズ」に行き名物のピッツァを食べたっけ。亜麻色の髪のサラって女には巡り会えなかったけど・・・。
私が、DTBWBのギタリスト・和田静男さんが横浜で経営していたライブバーにちょこちょこお邪魔していた頃、2度ほどエディさんに遭遇しました。残念ながら一緒に飲んだわけではないのですが、エディさんは軽く飲んでシズさんと談笑した後、「やろうか」と言ってギターを持ち、シズさんと2人で何曲か演奏していました。
まだまだライブを続けたかっただろうなぁ・・・そんな思いにさせてくれるエディさん。今頃空の上でデイブ、マモル、ルイズルイスたちと再会してライブやってるかな