加山到のハマッ子雑貨飯店

おもちゃ箱をひっくり返したような楽しい雰囲気が伝われば嬉しいなっと。08年11月6日開店!

「死亡の塔」あはは・・・編

2011-03-05 | ドラゴン
“1973年、「死亡遊戯」と同時にもう1本の映画が撮影されていた・・・
“「燃えよドラゴン」の未発表フィルムで作られた最新作
こんなキャッチフレーズに「そんな訳ねぇ~だろ」と半信半疑、というより全信全疑(笑)で見に行ったブルース・リーの『死亡の塔』(1981年)。



「やっぱなぁ~」が見終わった後の感想(笑)
「死亡遊戯」だってアクションシーンしか撮られてなかったし、「燃えよドラゴン」の撮影を優先したので「死亡の塔」を撮る余裕なんてなかっただろうし、その「燃えドラ」の未発表シーンってのは、実はNGカットだったとかで だから一応本物が出演しているとはいえ、「燃えドラ」で見たのとほとんど同じシーン。でも、ミョ~に「最新作」にはまっていたりします(笑)。
その他はブルース・リーのそっくりさんを代役に立てて、バックショットや横顔をチラッと見せる撮影法をメインにして、あとは既存の出演作品から顔のカットを借り、繋げられて作られたキワモノ的な映画



上の宣伝広告の本物とは明らかに違うだろ~~~ 腹話術の人形かぁ~



鼻筋が通っていないし、眉毛は太く書いているだけなんじゃないの~~「ひょうきん族」のたけちゃんマンみたいだ・・・(涙)



おまけにストーリー上、ブルースは、もとい・・・そっくりブルースは日本の銀座に来ちゃうのである しか~~~し 実際のロケ場所は新宿



ほら、「コマ」ってあるでしょ?コマ劇場。新宿・歌舞伎町ね。
なんでぇ~~~?銀座じゃロケが許可されなかったのかな。それとも繁華街特有のケバケバしさが欲しかったにもかかわらず、銀座にはそんな雰囲気が無かったので新宿になったのかな



人を探して新宿(“ギンザ”と読みます…笑)を歩くブルース、もとい・・・たけちゃんそっくりブルース。でも、このスタイルはカッコイイよね。映像で見ると颯爽としています



お決まりのアクション場面。場所は変わってたぶん香港の撮影スタジオ。銀座って設定なんだろうけど安っぽいセットを見てポカ~ンと口を開けていたのは僕だけではないでしょう
突きあたりの“江戸一鮨”という寿司屋に行ってみたい。どんな具が載っているんだろう。酢豚のにぎり?チンジャオロースーにぎり?あれ、B級グルメとしては面白いかも

で、このそっくりブルースは物語前半でヘリコプターから転落して死んでしまうんだよね。その仇を“弟”が登場して打つ・・・涙なくしては見られない・・・って事はありません(笑)。その“弟”を演じるのが前半でブルースを演じて韓国人俳優のタン・ロン

こんなのはブルース・リー映画じゃない!って言われていますが、コアなファン、カルト的なファンも大勢いる作品です。天国のブルースはどんな顔をしているんだろうね





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