加山到のハマッ子雑貨飯店

おもちゃ箱をひっくり返したような楽しい雰囲気が伝われば嬉しいなっと。08年11月6日開店!

北の大地(三) 「町・街・銀世界」

2008-12-29 | まち・町・街


札幌駅南口で見つけたつらら。朝8時。快晴ゆえに朝日に照らされ美しいです しかし、最近の横浜じゃ見かけないねぇ。その昔は我が家にもつららはあったのに。それだけ温暖化が進んでいるんだよなぁ。どうなっちゃうんだニッポン?どうなってしまうんだチキュウ?



夕方の札幌駅北口 横浜でも雪化粧の町並みは目にしますが、やっぱり北国のは違う。何が違うかって「樹氷」。この写真じゃわかりづらいけど、郊外の白樺なんて幹の片方に雪がびっしり「生えている」。小枝の先っちょまで雪が氷づいてまるで牛乳の「雪印」のマークそのもの。美しい
単身赴任中の友人の子供たちが冬休みを利用して訪道、「ホワイトクリスマス」に喜んでいたとか。その昔はヨコハマだってホワイトクリスマスがあったんだ どうしようニッポン?どうするチキュウ?



こういう看板が街のあちこちに立ってます。こういうのを目にすると「北国に来たんだなぁ」と思います その一方で、ホテルの入口で落ちてきた雪の塊に当たった僕は「こんな看板があったって当たるときは当たるんだ!」と嘆いたわけです




ホテルの周辺から千歳駅あたりを一人で散歩をしました。小さな町なので2時間近く歩いただけで町を制覇した気がしますが、実は積雪のおかげで歩行に難があり、おまけに夜という事もあり景色が分からず、同じ場所をぐるぐると回っていたような気がします(笑)
アイスバーンになっている道路を車は事無げに走っていきます もちろん寒冷地用のタイヤを履いているのですが、フツーに走っているので不思議に思います。でも、道路を横断しようとする人(実は僕…)を見つけると早めにブレーキを踏むので、決して危険ではありませんね。地元の人はきちんと横断歩道を歩くので、お互いが安全ルールを守っているようで好感を持ちました、ハイ



ホテルの近くで見つけた「オブジェ」。雪で作った土台に雪だるま。赤や青、オレンジ色や紫など色のついた水をバケツにたっぷり入れて、それを凍らせたモノ(バケツの形)を飾ったり、同じようにして作った「色つきのペットボトル型オブジェ」が並んでいます。なかにロウソクをともしたりして“人間と自然の融合”ってな感じで心が温まりました



寒くて冷たい冬、生活をしている人にとってはヨコハマでは考えられないほどの大変さがあるとは思いますが、やはり冬の北の大地は素敵です また行ってみたいねぇ。いや、必ず行くぞ

楽しい仲間に再会し、天候にも恵まれた非常に有意義な2泊3日でしたぁ~
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北の大地(二) 「美味…?」

2008-12-29 | 日々是充実
今回の旅では「太陽!」バンドの面々をはじめ、現地に赴任している友人や航空会社時代の仲間に再会。食事はすべて彼らにお任せ、連れて行ってもらいました



まずは札幌市内でも大きい焼肉店「トトリ」。フツーの焼肉なんですが、なかなかの美味。「シェフの今日のお勧めはワンカルビです」と従業員に勧められオーダーすると、出てきたのがひと固まりの肉(写真手前)
これをハサミで好きな大きさに切って網に乗せるわけです。いやぁ~、柔らかくて何とも言えましぇ~ん ここでで飲んだのが小樽ビール。ビルスナー、ドンケル、ヴァイスの3種類の中からドイツ語で小麦を意味するヴァイスをオーダー。別名バナナビールと言われるほどフルーティー・・・らしいのですが、僕には「歯医者で穴のあいた虫歯の跡に入れられた詰め物の香り~」としか思えませんでした。そう言う意味では通には受ける味かも。まずくはないよ、ウン



こちらはスープカレー。北海道名物との触れ込みで、4~5年前から旅行雑誌をにぎわせています。この「PICANTE(ピカンティ)」はマスコミに取り上げられてから観光者に大人気。地元の人は「行った事がない」らしいです どこもそんなもんですね。僕だって地元横浜・中華街の名店、人気店、ましてや行列のできる店には行った事がありません(笑)。
あっさりorこってりからあっさりスープを選び、数ある具材から「4種の貝」を、そして最後に5段階ある辛さからお好みを選んでオーダー。基本の具材であるおじゃがやニンジン、ナスもたっぷりで、おススメです



ライブ終了後にバンドメンバーに連れて行ってもらった山小屋風の居酒屋「いなば」。常連らしく「ここは刺身がうめぇんだぁ」と言われておまかせ盛りをオーダー。大好きなホッキ貝。甘くてコリコリ~しめサバもいいねぇ~甘エビはその名の通り甘い ちなみに炭焼きの焼肉もここの売り。ホルモンとカルビが柔らかくてねぇ。とろけました・・・僕が。ここで飲んだバナナサワー(笑)。昔あったバナナ味の歯磨き粉を彷彿させるあの甘さ。これまた通にはたまらないかも



これは札幌から千歳に向かう国道沿いにある土産物屋で見つけました。缶ジュースの自販機かと思ったらなんと!ラーーーーーメン 醤油、味噌、塩がしっかりと揃っています。「え?温かくても伸びないの?」なんて心配は御無用。こんにゃくを原材料とした麺です。メンマも入ってます。味は・・・・・ まぁ、思い出という事で(汗)

北の大地は寒いです。でもどこも店内は暖かいです。暖房だけでなく大きいストーブが完備されているところが多いので、足元が冷えないのです 横浜・東京あたりじゃ足元が冷える場所って多いでしょ?そう言う意味では、北国の方が暖かさを感じます

北の大地(三)最終回に続く。
コメント (3)
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北の大地(一) 「太陽!バンド」

2008-12-29 | 太陽!
札幌&千歳に行ってきました いやぁ~~~空気が冷たかった。最初は「横浜の空気と違ってうまいなぁ~、気持ちいいなぁ~」なんて思ったのですが、15分も外気にさらされているとほっぺたは赤くなるわ、ジーンズは凍らせたタオルみたいに冷たくなるわで、夜なんかはいやがうえでもマイナス気温を思い知らされました




飛行機に乗ると必ず撮るんです、雲海 下界が悪天候であればある程、雲の上に出た時に広がる青空と雲海がまぶしく思えてね。大好きなんですよ、このシチュエーション。
下が新千歳空港に着陸直前の風景。一面雪景色です

さて、北海道訪問の目的は4年ほど前から親交がある「水牧清司バンド」のライブ鑑賞でした 場所は札幌「らぐたいむ」。毎度おなじみ、優しい笑顔のマスターが迎えてくれます。



今回はファースト・ステージに「キャッシュ・オン・デリバリー」が出演。’70年代初期にハスキーボイスで慣らした女性ロックボーカリストとして一躍注目を浴びたカルメン・マキのコピーバンドです。いやぁ、こちらのボーカルもカッコよかった。バックもすぐれた演奏で聞き入ってしまった。後日、所蔵しているマキのLPをじっくりと聴くことにします。ハイ。



そして、セカンドステージに水牧清司バンド登場このバンドを見たくて聞きたくて’04年と’05年にも札幌を訪れました。なぜかって?・・・それは、このバンドは「太陽にほえろ!」のサウンドを追及しているからで~~~す かなりの腕前を持つこのバンド、オリジナルサウンドのイメージを失うことなく、且つ自分たちのカラーも織り交ぜて演奏します。基本的にはドラマのBGMでしかない「音」を、生で聴ける事の醍醐味を堪能できます。本物の井上堯之バンドや大野克夫バンドもこんな感じなんだろうなぁと思わせてくれるわけです・・・というより「水牧清司バンド」が本物なのではないかと錯覚さえ起こします。

プレイリスト:
「序曲」「ゴリさんのテーマ」「スコッチ刑事のテーマ」「ロッキー刑事のテーマ」「山さんのテーマ」「ジーパン刑事のテーマ」
「復活のテーマ」「ラガーの青春」「ドック刑事のテーマⅡ」「メインテーマ’72」「マカロニ刑事のテーマ」「愛のテーマ」
「アクション」「テキサス刑事のテーマ」「ボンボン刑事のテーマ」「追跡ハイウェイ」「ジーパン刑事(スローバージョン)」以上17曲。

ボーカルがある楽曲ではないのに、手拍子やピーピーとうるさいほどの口笛、「イヤッホ~~」と獣さながらの奇声、異常な盛り上がりはまるでアイドルのコンサート並み(笑)。「太陽!」マニアって・・・コワイあ、俺もその一人か
ライブの後はメンバーや来場者と呑んで食って喋って・・・深夜の粉雪は熱くほてった体を正常に戻してくれました

北の大地(二)に続く。
コメント (12)
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