BOSSの壷

"Southern Valley" の日常とBOSSの《壷》をお伝えします。

店名の変更について。

2018-11-10 10:39:03 | ご報告
長らく皆様に親しまれて来た《 DOX of Italiano 》の店名は、
新たに< DOX FIELD >に改名いたします。

20年近く昔、「イタリアン グレイハウンド(通称:イタグレ・IG)」の
日本での認知度は極めて低く、その存在もほぼ皆無に近い時代だった。
数少ないイタグレに関する情報では、
「イタリアン グレイハウンドはエジプトやギリシャなどの地中海沿岸が発祥。
中世のイタリア人が国に持ち帰って一世を風靡したことから「イタリアン・・・」
という名称が定着した」となっていた。
そして、イタリアが発祥の地ではないのに「イタリアン」と付いたことに
当初の私はどうしても納得できずに引っかかっていた。
さらに、「イタリアでは、イタリアングレイハウンドは《イタリアーノ》、
もしくは小さくてキャシャな姿から《ピッコロ》の愛称で親しまれていた」
〜と解説されていた。「これもチョット違うだろう?」と思いながらも、
店名を決める際、何となくゴロが良さそうな《イタリアーノ》を
「DOX」に加えて、「 DOX of Italiano 」と命名した。
また、本来ならば「Dogs(ドッグス)」なのだが、私のこだわりで
「DOX(ドックス)」とした。

ところが、近年では、《イタリアーノ》や《ピッコロ》が、
イタリアン グレイハウンドの愛称であることをご存じない方が多くなり、
東京のDOXでは、「ピザ屋さんですか?」〜と、
イタメシ屋さんと間違えてご来店くださる方々も稀ではなかった。
そこで、東京から富津の “Southern Valley”("SV")への移転に伴い、
< DOX FIELD >と改名させて頂くことになった。
DOX に続く「イタリアーノ」が「フィールド」に改名しただけで、
皆様には相変わらず「 DOX 」と呼んで頂ければ幸いだが、
この「フィールド」への改名は、私たち DOX スタッフの指針と意気込みを表す改名であり、
さらに言えば、私(BOSS)から息子たち二人への期待を込めたプレゼントでもある。

50歳代に入って開拓を始めた“SV”も10年近くが経過し、私も60歳を過ぎた。
無我夢中で造ってきた“SV”だが、決して「造り終えた」とは思っていない。
「造る」と言うより「創る」の方が適切な表現となる“SV”の進化は、
徐々にリュータローとダイジロー、その伴侶達に受け継いでいかなくてはならない。
もちろん、異常に元気な(今のところ)私が現役を退くつもりはない。
それでも、おかげさまで、顧客様の年齢は月日と共に若くなられていくし、
老兵が快適に過ごせる常識やルールも、納得に難しい方向へ変化を続けるのみである。
私や妻の Noco は、この「引越大作戦」を機に、日常の生活を徐々に変化させ、
激動すぎた時代の時間を少しだけ、これからの穏やかな毎日に取り入れたいと思っている。

〜で本題。< DOX FIELD >とは。
この広大な敷地を有する“SV”を更に快適な空間に進化させるべく、
自然多きこの地を利用して様々な楽しみ方を提案・実行しようと企んでいる。
つまり“SV”というフィールドを最大限に活用し、
都会に住まわれる多くのメンバー様にとって更に快適な空間を造りたいと考えている。
設備や施設の充実はもちろん、スタッフが“SV”とその周辺で暮らすことで
「“SV”集中の業務と暮らしの一体化」が可能となる。
よって、皆様のご要望や季節に合ったイベントも飛躍的に増えるだろうし、
当初からの約束である《 イタグレの聖地 》は厳守しながらも、
“SV”の維持に必要な新たな業務展開への挑戦も視野に入れている。

そうした進化の夢や可能性を< DOX FIELD >という名称に乗じさせて頂いた。
今までの名称に比べて少しシンプルになったが、
この名称が意味する無限大の可能性にご期待いただき、
以前と変わらぬご愛顧とご協力を賜われたら幸いです。

DOX-BOSS



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