Fuu

ある日には山 ある日には畑 自然体で気分良く暮らしています。

びっくりぽんな沖縄の食文化  ソーキそば 

2016-01-12 22:00:09 | 食・レシピ
毎年 正月には全日空の割引切符を使って出かけていたのですが 今年は止めにしました。
義父母を置いて遊びに出かけるのが気がひけると言うのもあって 気になっていました。

ところが 息子達が沖縄旅行をプレゼントしてくれました。
というか 一緒に行こう・・・と言う企画です。
義妹に 家の事を頼んで 出かけたのは去年の秋も深まってからの事

少々カビのついた話題ですが 季節感は無い話題で 更新していくことにします。

「もし沖縄に行くことがあったら お母さんに食べさせたいソーキそばの店見つけたの。」 随分前にお嫁ちゃんが言っていた。
ソーキそば
昔デパートの物産展で食べたことがあります。
昔のことだから ラーメンぐらいに思って頼んだら 全然違う味で 一寸驚きました。
麺の食感ももっちりしすぎていて まだ高校生の私には 美味しいと思えるものでは無かったです。
それ以来 食べたことがありません。


空港から車で行きますが 何処を走っているのかさっぱり分りません。
那覇と言うことは分りますが お任せです。
狭い住宅街に入ってたどり着いたのが ここ  「楚辺」って言うのだそうです。
古民家のようですが メインの建物は奥かしら? 駐車場車一杯で 案内係がいましたよ。





古民家をすてきに改装されていたのですが 

これだけ不思議です。
シャンデリア? ちょっと 合わない気がするのですが・・・・

さて 何を頼んだら良いのか分りません。

三枚肉のそばを頼みました。
チャーシュー麺に似ていましたから。

息子達は

楚辺そば
びっくりするほどでかい。
どのくらいかというと

チビの顔よりもでかい。
上には 三枚肉 骨付きのでっかい肉(初め人間ごんにでてきそうです) 豚の手?(どう見てもあれは手だよねぇ) 
沖縄の人は豚肉をよく食べると聞いたけれど 食べた事の無い肉の部位に目が点

お嫁ちゃん 手を引っ張り出して 
そうすると 油の皮がずるっと剝けるんだよね  それを美味しそうに食べている。
すっかりそのビジュアルに退いてしまいましたが 気を取り直してまずおつゆをすすってみる
ん? 見た目よりもあっさりしている。
豚骨ラーメンと思っていたけれど 昆布の出しが凄くきいている。
そうかぁ このギャップが 高校生の頃の私には受け入れられなかったのかも

私 普通のソーキそばなら 食べられそうです。
思ったより繊細な味でした。

チビがとても気に入っておかわりしていたジューシー(炊き込みご飯のことらしい)は 一寸くどいかな?

そんなわけで 初めての(正確に言うと二度目の)ソーキそばは衝撃の食体験でした。

このことを書くに当たって 付け加えます。
 沖縄の食文化をけなしているわけではありません。
初めての経験で驚いただけのことですから お許しくださいね。

コメント (4)
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半田から発信された物 カブトビール

2016-01-11 20:58:09 | 散歩
三連休の最後の日
「ねぇ 明日どっかへ行かん? 海に行きたいな」と亭主殿。
海って 若い子じゃあるまいし この寒空に海で黄昏れていたら 「あの二人 心中するんじゃ無いか?」なんて心配されてしまうじゃん

と一寸抵抗
しかし 滅多に二人が 自由になる時間が一致することは無いので ここは 私が折れなきゃね

前に見た「風立ちぬ」で 名古屋の駅前にカブトビールの大きな看板が書かれているのを見た。
後で見て見ると 当時の名古屋駅を忠実に描かれているらしくて ちょっと感動した。

で 海の方へ行くなら カブトビールの跡地が 展示館になったらしいので行ってみますか?


家から小一時間
セントレア方面にひた走ると 途中にある。
長年 使われなくてあったので痛みがひどく最近耐震も含めて手を入れたことで展示室や カフェができあがった。

建物の割に大きな駐車場ですこと
そして びっくりするほど沢山の車が駐まっています。

半田は 東三河の町です。
市ですが 特別に大きな町でもありません。
でもこの地から 沢山の物が日本に あるいは世界に発信されていきました。
簡単に言ってしまえば 中埜兄弟によるミツカン酢 中埜酒造 中埜印刷 そして親戚に当たる 盛田家の敷島パン 子の日 ソニー等
驚きの起業家達です。 



赤レンガ倉庫はあちこちにありますが ここは倉庫群ではありません。
工場跡地なのです。
周りにあった建物や トロッコのレール等壊してビール工場のみが残っています。
そうです。 ここでは今では幻となってしまったカブトビールを造るために明治31年に建てられたのです。
瓶や 瓶を詰める木箱なども併設する工場で造っていたから驚きです。


美しい建物ですが あちこちにビル造りのための工夫があります。
と言っても 展示室で見るだけで 確認は出来ませんでしたが。

当時大人気だった妻木頼黄さんの設計になるそうですが この妻木頼黄さん 今でも残る美しい建物を日本のあちこちに建てていらっしゃるようです。


ビール工場ですから 沢山の工夫が必要です。
特に断熱効果は絶対です。
壁は五層構造?
穴のあいたブロックを重ねて5個並べて厚い壁を造る。 そんなイメージでしょうか?
又 天井には おがくずをしいたり 細かいアーチを施した天井を造ったり
壁にはコルクが埋め込んでありました。
今のように冷蔵庫が無い時代でしたから とことん省エネ建物に拘ったのでしょうね? 凄いです。


中の展示物は撮影禁止でしたから つたない説明で伝わったかどうか心配です。

復刻版カブトビールがカフェで飲めます。
ソーセージとのセットを頼みました。


ザワークラウト プレッツェルと一緒にソーセージが
一本だけ食べて見ましたが 食べ応えのある美味しいウィンナでした。
ビールの味は? 分りません。
黒ビールのように見えますが 匂いは黒ビールではありませんでした。




工場は 戦争が始まってから 中島飛行機製作所の食料庫になりました。
そのためでしょうか?
機銃掃射の玉がいっぱい残っています。
戦争の跡です。

工場はとても頑丈に造られていたので 壊れなかったそうですが

さて 食いしん坊の亭主は本当は美味しい魚が食べたかったのです。

魚太郎によりました。
今 魚太郎はどんどん勢力を広げて岐阜県の方まで店を広げていますが 私達はいつもは知多の本店に行きます。
今日は蔵の町半田店です。
ここは 面白いメニューがあるからです。
あらかじめ決められたメインメニューを一つ選ぶと 後のいろんなおかずがバイキングで食べられるのです。
たとえば 亭主は

刺身定食 これにご飯と お味噌汁がつきます。
私は

海鮮お焦げ  これもお味噌汁がつきます。


こちらは 好きなだけ食べられます。
と言っても そんなに食べられませんが
沢山の種類があっても 好きなだけ 取ってきます。


アイスクリームの食べ放題も付けました。
帰りは 動けないぐらいおなかいっぱい。

海に行くはずが 亭主気分良くなってしまって 車のなかで眠りこけてます。
帰りましょ
怪しげな老夫婦・・・と思われずに済んで良かったよ。

今日は晩御飯抜きです。
コメント (2)
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今更ですが  あけましておめでとうございます。

2016-01-07 20:54:28 | まち歩き
正月はあまり好きではありません。
何しろ忙しい。
異常とも言える量のおせちを作るのが習慣になっていますので 暮れから激務をこなします。
例年出かけている飛行機の旅を 今年は止めたのででしょうか? 次から次へとお客様が・・・・
そうで無くても 息子の所の手伝いで 腰を悪くして 正月明けはベッドから這い出すことが出来ませんでした。

のっけから愚痴です。
みっともないですね?
腰の痛みは簡単には消えませんが 日常が戻ってきたので 何となくほっとしています。
相変わらず のろまの亀さんですが よろしくおつきあいください。

正月明け 実家に帰る途中 清洲の日吉神社に寄ることにしました。
清洲は 言わずと知れた織田信長ゆかりの土地です。
秀吉の母親はこの地の出身だそうです。

実は この神社お猿さんが神様のお使いと言う事で境内にもお猿さんがあちこちに・・・なのですがここの子供用のお守りがおさるさんのえのついたとても可愛い物だと言う事で 孫達にもらって来たいと思ったのでした。


ええ~~っ? どういうこと?
車を置くところが無いとは思っていましたが 参拝者の列は鳥居をはみ出して住宅街にあふれています。
「きっと小さな神社なのね」

失礼しました。
そうでも無かったようです。
鳥居の先ずっと先まで続いています。
列をでて写真を撮るのもためらわれるので 並びながらいい加減に写真を撮っています。


古い神社のようです。西暦771年に尾張地方の氏神様として素戔嗚尊を大己貴命とあわせて祀ったのが初めだそうですからね。
木々は随分貫禄があります。
創建当時からの木とは思いませんが 何か重いものを感じます。


屋根飾りにお猿さんがついています。


子産石
列から離れないように撮っているのでなんだか解りませんね?
女陰石だそうですから あまりあからさまに載せない方が良いかもしれません。
似ていたかって?
そりゃ  まあぁね
何でもこの石を触れるとたちどころに懐妊するとかで 私は間違っても触ってはいけません。

昔 秀吉のお母さんがこの石に詣でて石に触れたら秀吉を授かったのだと
秀吉が幼名を日吉丸と呼ばれていたこと あだ名を猿と呼ばれていたことは この日吉神社に由来するそうです。
それにしても 寧々さんもこの神社にお参りすれば良かったのに・・・・





狛犬ならぬ 狛猿が鎮座しています。
青銅の立派なお猿さんです。
今年はとくに大人気 みんな縁起を担いでか 一緒に記念撮影です。


巨大な絵馬です。
水墨画家 井上北斗氏の奉納された物だそうです。
お猿さんのファミリーでしょうか? 12頭は確認しました。
凄い迫力です。

無事お参りを済ませました。
ふと 横をみたら おいなりさんも
何とかお金持ちになりたい・・・・とよこしまな考えを抱いた私は 心を込めて商売の神様にもお参りしましたよ。
商売人では無いですけれどね。




さて これから 去年の記事も含めて 小出しにしていきます。
季節が合わない記事は 笑って許してくださいね。
コメント (2)
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