九州は電車が面白いところである。
前から あそぼーいや ゆふいんのもり号 SL人吉号・・・・名前を挙げるとキリがないけれど 三戸岡鋭治さんの斬新で 人をわくわくさせるアイデアの詰まった観光電車は 今では 九州に限らず 広がりを見せている。
残念ながら 我が家の近くにはないので 一度乗ってみたいと思っていた。
水前寺公園を出てから 飛行機の時間までまだ5-6時間ある。 人吉へ行こうかとも思ったけれど ちょいと時間が足りない。
あ 熊本からA列車がでているではありませんか? 天草へ行く途中でくるまの中から見たんだった。 で またもや天草の入り口 三角まで電車旅となる。
駅で 熊本ラーメンを食べて準備
こってりしていたけど それだけではない味の広がりがあって 美味しかったよ。
隣で食べていたお兄さんも あとで同じ電車の人になった。
みんなここからでるんだね
チビを乗せてやりたかったな
来た~~A列車
今話題の七つ星・・・・・とまでは行かないけれどちょっとシックで良いね
大人の電車って気がする。
シートのプリントが素敵
アーリーアメリカン風というか こんな素敵なワンピース着てみたい
この時点でテンションマックス
A列車のロゴも素敵
黒っぽい枠がアクセントになってお洒落
窓にはステンドグラスがはまっている
なんて綺麗な電車なんでしょう
バーカウンターもあるんだよ。
そうそう そういえば電車に入ったときからずっとA列車で行こうが流れている
本当に小さな異空間です。
夢のような異空間です。
亭主はバーカウンターでビールを飲みたかったようで 早速買いに行きます。
あ 写真の人ではありませんよ。
(写真の人目に線を入れたかったんだけど どうしても出来なかった。 ごめんなさい。 強制的に登場願いました。 出演料は出ません。)
窓側にもカウンターテーブルが外を向いてついている。
有明海を見ながら かんぱ~~い・・・・かな?
宇土へやってくると 海岸線がちょっと面白い
鬼の洗濯板みたいな あるいは棚田のような模様が見えてきました。
今は手前の方に現れていますが 潮の満ち引きによってこれが三日月型の干潟(砂干潟)が現れるのだそうです。
もっと潮が引いて砂紋が広がり 夕日が差す それに対岸の普賢岳が加わると絶景だそうで 日本の渚百選 日本の夕日百選 に選ばれているそうです。
御輿来って面白い名前ですが 昔景行天皇が九州遠征の時 あまりに美しい海岸線に 思わず御輿を駐めて見入ったと言う由来があるそうですが
今日は潮の具合がまだ良い時期ではなく 想像するしか仕方ありませんでした。
おかしなもので 長いと思っていた電車旅は あまり風景を楽しむでもなく 電車の中をうろうろふらふらしているうちに三角に着いてしまいました。
私だけでは無かったですよ。
席に着いている人ほとんどいませんでした。
限られた空間をプロデュースする事は難しいかもしれません。
その中で わくわくするような空間を作り出す三戸岡さんって凄い
そして それを受け入れるJR九州の英断も凄い
おかげで 楽しい時間を楽しめました。
帰りは 普通の電車でことこと帰りましたよ。特急料金往復はもったいないですから。
三角駅
余談ですが この駅の名前も景行天皇に由来しているとか
景行天皇がおいでになった。
御門
三角
読み方が変わったと言う事です。
さてと 熊本から天草まで二往復 次は何度も何度も通った空港まで 行くよ~
そういえば A列車の模型のストラップをチビに買っていったら これ何?って言う。
A列車って言う電車だよ
って言うと 不思議そうに車輪を見て「これがついているよ。 電車にはこれはない。ディーゼル?」って
やれやれどっちか知らないけれど チビのくせにめんどくさっ!