Fuu

ある日には山 ある日には畑 自然体で気分良く暮らしています。

籾糠山 木平湿原へ

2012-07-10 22:07:23 | 山歩き

Katuramon2
それにしてもここはお気に入りの場所 しばらくこの空間に身を置いて楽しみたいものです。

カメラマンには魅力的な場所らしく ごっついかめらを抱えた人でいっぱいです。

Katuramon3
中が空洞化しているように見えるけれど外に子ども孫が育っていて まだまだこの森の守り神です。

秋には砂糖菓子の焦げたような甘い香りを漂わせます。

Katuramon4
また秋に会いたい

それまで元気で

12時の約束に遅れても困ります。 先に進みましょうか?カメラマンはここで引き返す人が多いようです。 私も何度か道を聞かれて せめてカツラ門までは・・・・と案内しておきましたが お眼鏡にかなったでしょうか?

このあたりから雪が多くなってきます。 こんなに雪が多い事は初めてです。

Zazensou
ザゼンソウです。

向こう向いてるのととても小さかったので うまく撮れませんでした。 あの赤い中に小さなこけしのような朴が入っているはずです。

偶然ですが何かの葉っぱを傘にしています。

可愛い。

Sawa

Sawa2
雪解け水が流れています。

透き通って綺麗

問題はこの雪 この先どうなっているやら  踏み抜かないと良いのだけれど

Yuki約束の分岐に12時前につきました。

やれやれ。。。

と思ったら 待っても待っても到着ならず。 おかしい 彼女たちの足ならもうとっくについていても・・・・・

時々遠雷

そんなに頂上にいるとも思えないし・・・・

3-40分待って先に行くことにしました。分岐はいくつかあって 違う分岐にいるのかもしれません。

どのみち一緒の車で来たのですから やがてやってくるでしょう。迷いようのない道です。

木平湿原への道はゆったりした登りです。 さほどきつくないのに 亭主ふぅふう言ってます。

Mominuka_2
登りがほぼ終わった頃に 振り返ると籾糠山の頂上が見えます。

山頂は霧の中です。

Kiお天気が良かったら籾糠の頂上からこの登山道が見えるはずです。

Kuromoji
クロモジ・・・・かな?

尾根をのんびり歩いているうちに湿原に着きました。 こんな高いところにある湿原は珍しいそうです。 飛騨トンネルはこの山の下にありますが あふれる水のために難工事だったとか。。。さにあらん・・・です。

Kidairasitugen
そんなにおおきくないです。

そして何もないように見えます。

7月になると モウセンゴケの花が咲いたりアサヒランが咲いたりするはずです。

Tozandou3
そろそろ降ります。

この下りは 緑が一杯で好きですが 大下りです。 まっすぐ緑のニリンソウの所まで降りていきます。

気をつけないと

Tozandou4
転げるように降りていきます。

Tubameomoto
今回 ツバメオモトに会えなかったので不思議に思っていましたが 季節がまだ早かったのでしょう

この登山道にはあるはず・・・・と思ったらやっぱりありました。

Misyou
ブナの実生でしょうか

裏がピンクでとても綺麗です。かわいそうに こんな所に芽を出しても育たないのに・・・・

実生はあちこち元気に芽を出していました。 この山は元気です。

Tozandou5

Nirinsou3ニリンソウの所に戻ってきました。

これで来た道を戻ると駐車場に出るわけです。

見落とした花を探しながら戻って行きます。

Amousitugen4

Misyou2

Murasakiyasio
ムラサキヤシオの花が一個だけついています。

これからかしらね?

Midorinotonnneru

今年も籾糠山に来ることが出来ました。後何回いけるか分りませんが 相変わらずの沢山の種類の花と その数の多さに またまた驚かされました。

出来たら盛夏に一度行ってみたいなとも思っているのですが

最後におきまりの寄り道 白川郷です。

Sirakawagou

コメント (4)
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天生湿原からカツラ門へ

2012-07-10 01:01:49 | 山歩き

湿原を越えて小さな川を渡ります。

ここが籾糠山の三つの登山道の分岐になります。 まずキヌガサソウと ニリンソウの大群落にご挨拶です。

Kinugasasou
キヌガサソウに初めてであったのは白馬でした。

不思議な花に感動しましたが あまりアルプスに行かない私にはこの花に出会う機会がありません。

ここへ来ると絶対会える

嬉しい山です。

Koboku
中は空洞になってしまった大きな木です。

上から下りて来るときにも目印になります。

この前にニリンソウの大群落が広がります。

Nirinsou
そうそう 緑のニリンソウもここにあります。

え~~っとぉ  あれぇ? 無い

いつもの場所にありません。

Midorinonirinsou
ありましたぁ

これは突然変異だと思うのですが いつもの所になかったと言うことは どういうこと?

木平湿原から下りて来るほうの道にありました。

別物のようですが葉っぱはやっぱりトリカブトと間違いそうな。。。。

Gunrakuりっぱなブナの木の間にニリンソウの大群落です。

間に所狭しとフッキソウやらバイケイソウやら サンカヨウやら・・・・

押し合いへし合いです。

Sankayou2_2
サンカヨウ

まだお子様ですがとても綺麗です。

くしゃくしゃの葉っぱを少しずつ伸ばしてさなぎの羽化のように・・・・

この先サンカヨウ畑のように咲いているはずですが やはり少し寒いようで まだあまり大きくなっていません。

カラ谷コースを上っていきますが 途中少しだけ寄り道しましょう。 小川を超して右へ行くともう一つの湿原とブナ林があります。 そのまま行くともう一つの登山道ブナの木コースになります。

Kikuzakiitige2
しばらくキクザキイチゲの花が続きます。

綺麗な青です。

花の数が随分増えたような気がします。

Mori
良い感じです。

何時までもいたい空間です。

Bijinbuna
籾糠山の代表的美人ブナです。

水流の跡もはっきり分ります。

すらっと背高のっぽ  この登山道は緑が本当に綺麗です。

この美人ブナの奥に もう一つの湿原があります。

Situgen2
水芭蕉がいっぱいです。 ただこの湿原はそばまで行けないようにローピングされているので 雰囲気だけで我慢です。

Banabayasi
さて あんまりのんびりしていると先に行った二人との待ち合わせに遅れるかもしれません。

元のコースに戻って 沢沿いの道を上って行きます。

何度もこの山に来ているけれど ほとんどがこのコースです。

Sankayoubatake
おおっ サンカヨウ畑です。

本当にこの山は花の種類も多いけれど数も多いのです。

Cyarumerusou沢沿いにはこんな花も

チャルメルソウです。 滅多にピントの合わない花ですが 今回は運が良く 何の花か分るように撮れました。

めでたし めでたし

Zansetu
雪がこんなに残っています。

今までこんなに雪があったことがないので戸惑います。

腐った雪を踏むと沢にずぼっとはまりそうです。その深さによってはめんどくさいことになりそうです。

Kinugasasougunraku
大分上り詰めたところにキヌガサソウの群落がありました。 今までの私が知っていたところとは違います。

花が順調に増えていると言うことでしょうか?

萼が(だと思う)7枚のもものから11枚のものまで 老いも若きも・・・・です。

Sanakyoubaby
生まれたてのサンカヨウです。

Katuramonカツラ門着きました。

存在感あります。

ここまでたいした登りではないのですが少々根をあげていた亭主は万歳で喜んでいます。

この空間 この山で一番好きなところです。 出来る事なら母を連れてきたい。

しかし80過ぎているし・・・・五色ヶ原歩いたんだから大丈夫かな? 

そんな事をいつも思いながら実現していません。

しばらくこの空間を楽しみましょう。 急ぐのはもったいないです。

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