Fuu

ある日には山 ある日には畑 自然体で気分良く暮らしています。

伸びやかな山頂に憧れて 岩籠山Ⅴ

2010-12-27 01:07:56 | 山歩き

Iwagomoriyama3_2

分岐から尾根に登る途中振り返るとさっきまでいた岩籠山が見える。 少しはげたところとその横にぽつんと岩が突きだしている。特徴ある山頂のおかげでこの山は敦賀に来る度に見上げて確認する山になるだろう。

One

夕暮れ山への道は尾根道伝い。 右にも左にも山が連なっている。 もう少し山を知っていたら・・・と思うと本当に残念。

Yuugureyama

尾根道にぽつんとある山頂。 特に目立ったピークでも無く。。。。印も地味。 標高720メートル。 これで今日の登りはすべて終わったことになるね。 これから700メートルほどを降りていく。

Kudari

たいていの本は分岐まで戻って沢を降りていく道を紹介している。 ところが今日の下りは このまま突っ切って下っていく。 本にも地図にも明快な道は載っていないような・・・ま 今回は案内人がいるので安心ですが。

何でも日本庭園と言われる道を通って降りるのだそうな。。。。最後までどこがそうなのか解りませんでした。。。

Kudari2

Kudari3

この登山道はその後 長い長い大下りを続ける。 膝が元々よくない私に 集団登山はこういうときに無理を要求する。 前に追いつかないといけないと慌てると 膝をかばうゆとりも無く そのうちに膝がゴツンと骨と骨がぶつかるような感じがした。 いたっ! しばらく動けないで そのうち 膝が妙に熱くなってきた。

あ あかん 歩けなくなったらヘリコプター呼んだ方が良いのだろうか? どこに来てもらえば良いんだろう? そんなことを考えながら よたよたと進んではいた。

当然 その遅れが目につきだし インストラクターの後に行くように言われたのだけれど それだとみんなが遅くなってしまう。 呼吸がきつい訳ではないので 歩けることを強調してこのまま歩かせてほしいと懇願。 次郎君がいざとなったら一番後から一緒に歩こうと言ってくれて・・・

みんな私に気を遣ってくれたのか 私の遅れが目立たないようにつかず離れず 距離を保ってくれる。 ありがとう。

Entei3

必死になって付いていって堰堤に出たときの嬉しかったこと  そりゃまだまだですが・・・・

Sato

人里近づいて もう大丈夫と思えたら力が抜けて最後尾に下がり 歩く。 この日膝を痛めた人は他に2名。 私だけじゃ無かったらしい。

足を引きずりながらバスまで戻る道は長かった。

Sato2

憧れて やっと実現した山だったけれど この山にもう一度来ることは無いかも知れないと思った。 そのぐらいダメージが大きかった下りを 今は懐かしく思っている。 いつか膝が治ったら 又春先に行ってみたいな。。。と思っているからおかしなものである。

いずれにしても私は やっぱり一人 あるいは私のことを良く解ってくれる人とでなければ 山歩きできないのかも知れない。  ちょっとショックである。

コメント (2)
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