Fuu

ある日には山 ある日には畑 自然体で気分良く暮らしています。

驚き 桃の木 山椒の木  笑激の告白 

2010-12-07 21:43:58 | 日記・エッセイ・コラム

娘が 夫婦そろって息子のお祝いにやってくるという。 あらま 嬉しい。 忙しいを理由になかなかうちへは来てもらえず 少々自嘲気味に「どうせね・・・うちなんて」と

娘には「遠くからもらったのだから一ヶ月に一度ぐらいはかえってやりなさい」と送り出してくれるらしいのだけれど

お刺身とお酒が大好きとか・・・それなら知多の海へ行きましょう。 と新幹線の駅まで迎えに行ってすぐに知多半島へ  お店で久しぶりの再会に ちょっと居ずまいを立て直し ご挨拶。 「この度は ○○君の・・・・・」に続き「実はもう一つ報告がありまして・・・・」

「へ?できたの?」なんの根拠も無かったけれど すぐに出た言葉  結婚して3年 いっこうに気配のない娘に あまりしつこく聞いてもと思い それでもお寺さんに嫁がせた以上 跡継ぎができないと言うのも 向こうのおうちに対しても申し訳なくて ずっと気になっていた。

「ないない  期待しないで」とあっけらかんと言う娘に はて? 仲悪そうにも見えないのだけれど・・・・

そんな風だったから どんなに嬉しかったか・・・ 娘のおなかに手をやって確認後 涙がぼろぼろこぼれて仕方なかった。 良かったねぇ・・・・

その後 唖然 「実は聞かされたのは先日のことで もう7ヶ月だそうで」 はぁ~?七ヶ月~ぅ? 帯祝いも何もできないの?

あきれて腹が立ってくる。 初めてのお産だから家でと思えばもう京都の病院を予約してあるという。 かなり血圧が高くてどの病院でも高リスクと言うことで拒否され 今の病院を見つけた。ここならいざというとき京大病院へも搬送してもらえるとか・・・・

初めての妊娠でただでさえ不安なはずなのに 冷静に淡々と向き合っている様子に 安心と言うより 驚く。 こんなに強い子だったっけ?

あの小さな可愛いだけの女の子は いつの間にか母よりも強い大人になった。来年の春は 息子が結婚して独立し 二人だけの静かな生活が始まる。 たいした楽しみが無いまま年を取っていくのだと諦めていたけれど 一つ楽しみができた。 私には まだまだやれることがある。

来年は忙しくなるね。 楽しみだよ。

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コメント (10)
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