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Fuu

ある日には山 ある日には畑 自然体で気分良く暮らしています。

紅葉と霧氷を欲張ったけれど 関西のマッターホルン高見山Ⅰ

2010-12-17 22:09:00 | 山歩き

何年か前に高見山に登ったことがある。 えらく 急登で 途中投げ出したくなった覚えがある。 その山に一度私の友達を連れて行きたいと思っていた。

Tizu

以前登ったときは杉谷登山口から 昔の伊勢街道を通って小峠 急登をあえぎながら尾根に出て 結構長い尾根歩きの末に頂上 帰りはたかすみの湯に降りると言うプチ周回コースだった。 それを思いますと 体力の落ちている私はどうしても腰が引けてしまう。

良し 大峠からの短いコースにしよう。 標高差300メートルぐらいだ。

と言うわけで11月26日朝6時半我が家を出発。 前に行ったときは室生寺方面から行った覚えがあるので そのつもりだったけれど ナビ君に相談したら 大台から行こう・・・って言う。地図を見ると確かに距離的には近そうだけれどねぇ・・・・・ ほんとうかなぁ?

高速は無料区間も入れて快適・・・・?な気はしたのだけれどその後行っても行っても山の中

奥伊勢? 伊勢でも十分山の中なのに 更に奥があるんだ・・・・とか大台ヶ原の大杉谷コースへの道を見つけて感動したり  今度はこのコース歩いてみたいね

Nabi

きっとあれだよ・・・ととんがった山を見ては高見山と名付け・・・・違った  高見山は関西のマッターホルンって言われるぐらいとんがった山だからね すぐ解ると思ったけれど

結局いくつかの山といくつかのを通り抜けていよいよ高見山トンネル そこをそれて山道をクネクネ クネクネ クネクネ  いったいどこまで行ったら・・・ 更に細い道の分岐でん?と思えば 高見山あっち の表示が   あはは あっち。。。って 初めて見たよこんな表示

Ootougetozanguti

白雲に峰はかくれて高見山 見えぬもみちの色ぞゆかしき 本居宣長

大峠の登山口には鳥居がある  頂上にお社があるからその入り口と言うことか・・・

雲行きが怪しくなってきた。 それでも今日はちょっとわくわく。 この山は樹氷で有名で 雪が降れば 風が木々に雪や氷の粒をつけ霧氷になるかも知れない。 山友のレポートで紅葉と樹氷のコラボレーシャンを見たことがある。それは感動的な写真だった。だから今日も・・・・

でも 気持ち暖かいかなぁ?

Tozandou1

登りは比較的ゆっくりだったけれど 山の形を見てもそう楽に行けるはずもなく だんだん急になってくる。 標高差300ぐらいだからがんばらないと

Tozandou2

すっかり葉を落とした木々は寒々としていて この山の名物とも言える冷たくて強い風を運んでくる。 ぶるぶる

Kouyou 下界ではまだ紅葉真っ盛りでもこの山ではほとんど無く 散り忘れたかのような紅葉一つ。

Koke シースルーの山で苔が日の光にむき出しになっている。 

Tozandou3_2

一度展望の良い場所に出る。ベンチも置いてあるけれど ここで座っていたら凍えそう。 上から「元気やなぁ」と 初老の男性二人が降りてくる。 いやいや もう降りてくるあんたたちの方が・・・・

見えなかったピークが又見えてきて まだまだ先があることを思い知らされる。 

Tozandou4

少しずつ急になってくる。

Tozandou5

何の木だろう? 木の間を縫うようにジグザグと登っていく。 この時期はどこからも展望があられるので退屈はしない。

Tenbou

真ん中あたり山の中の小さな切り開いた点のような箇所から登ってきたと思われる。

Tenbou2

走ってきた道も見える。

Sancyou

着きました。 山頂  昔反対から来たときにこの先はどうなっているんだろう?と思った。 今その道が繋がりました。 大昔から歩かれていた道です。

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養老の秘境に紅葉を見に エコミュージアム観察会Ⅱ

2010-12-17 15:09:23 | 日記・エッセイ・コラム

Karesawa2  どんどん降りていくと 橋の下に水のない沢が現れる。最近雨が降っていないからかな?と思って通り過ぎようとしたら ここは魚止めになっているからきっと面白いものが見つかる・・・と降りてみることに

Karesawa_2 ほう そういう見方もありますか?

子供の頃あまり泥まみれになって遊んだ経験が無いので 思いつきもしなかった体験。 ほんの少し水がたまっているところに 何かいるというので 石をめくってみる。

どじょう アカザ カワムツ等々・・・

沢ガニも(と思う)ころころといる。 雌と雄の見分け方講座~  大きいカニと基本的には変わらなかった

Aoimizu 左に向こう側の道が見えてきて吊り橋が近いことを感じる。 なんて綺麗な水だろう?

後からmcnjさんに聞いた話では この牧田川の水は霊山からの水を集めて流れているのだそうで。。。。なんか嬉しい  みんなどこかで繋がっている。

最後の階段をよいしょよいしょと上って行く。 途中で見つけた土人形。

Tutiningyou この山が荒れ始めている事を物語っている。

もしこの山に緑がいっぱいあって木の葉がいっぱい覆い尽くされていたら。。。。雨が降ってその雨が直接小石に当たるとその周りの土を洗い流して石だけが残り 石が人形の頭のようになってこけしが並んだような柱ができる。 やがてもろく崩れていく運命にあって この山を壊していくのだそうだ。

こんな地人形 今までにも見たことある。そんな意味があったんだね?

Sato2

ゴールが眼下に見え始めた頃 山の向こうにきらきらと光る里が見えてきた。 このあたりの地理詳しくないのでどこか解らないけれど 桃源郷のようにさえ見える里の風景

Kudari

Tozandou3

Turibasi_2

吊り橋を渡って小公園に到着。 ここがゴール。

Tarakyou

Momiji

Momiji2

Momini3

デポしてあった車で元の駐車場に戻った今日の観察会。 やっぱり机上での勉強会より この方がいいや。 こんな勉強なら大好きだよ。

そういえばこの多良は 明智光秀の生誕地って書いてあったけれど・・・・初めて聞いてちょっとびっくりです。

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