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「Tad Daaw Bussaya」第6話

2010-03-01 | タイドラマ「Tad Daaw Bussaya」
第6話
先日、自分を殺そうとした男が、なにかを探していたあの家が気になるタットダーオ。深夜こっそり様子を見に行きます。部屋に残された身分証明書から、ここにプワンがいたことを確信します。祖母の容態は徐々によくなっていきますが、タットダーオにしか心を許さない祖母に、テームは少し嫌な気分に。「あなたは使用人でしかないのに」とついタットダーオをなじってしまいます。翌日、タットダーオは敷地はずれの小屋から変な声がするのに気付きます。調べにいこうとしたところ、使用人仲間に「おまえには関係のないことだ。余計な詮索はするな」と言われ、一旦は引き返すもののやはり気になって様子を見に行きます。中の話し声を伺い、扉に手をかけますが、ドゥアンに見つかってしまいます。

「遺言書の場所を言わないなら、タットダーオを見つけ次第、殺す!」とプワンに迫るドゥアン。「それだけはやめてくれ」と懇願するプワンを、ドゥアンの愛人が殴りつけます。タットダーオの行方を捜してチェンマイまでやってきた愛人は、ジッタリーのもとを訪れ、ティアンの居所が知りたいと切り出します。「私は知らないけど、恋人なら知っているかも」と言葉を続けようとしたジッタリーでしたが、パッタナーに見つかってしまいます。「ばくち仲間か」とまたパッタナーに罵られるジッタリー。一方、セーンカムの店が翌日開店することになり、ヨートクワンはタットダーオにもパーティーを手伝うよう服を準備。「いつまでもブッサヤー家に世話になるわけにはいかない」と、ヨートクワンはそろそろここを出て行くことをタットダーオに話します。

セーンカムのレストランの開店パーティーの日。なかなか準備の整わないタットダーオにいらだったヨートクワンは、タットダーオが飲み物を作るのを手伝います。パーティーには記者たちもたくさん来ていて、トームは記者の前で自分の存在をアピールしようとするのですが、ウィトゥンが先にセーンカムとヨートクワンを「お似合いの恋人同士なんです」と紹介。トームは大恥をかきます。レストランに特別なゲストが到着。「一緒に出迎えましょう」とセーンカムに促されるヨートクワン。車から降りてきたのはパッタナーでした。パッタナーの訪問を隠していたことを詫びるセーンカムでしたが、ヨートクワンもしぶしぶパッタナーに挨拶をします。パッタナーが来たことを知ったタットダーオは大慌て。こっそり隠れます。

相変わらず父パッタナーとは気まずいヨートクワン。自分の事業を継がず、農場経営に夢中なヨートクワンをパッタナーは責めますが、ヨートクワンも「若い妻をもらって楽しくやってるんだろう」と嫌味をいいます。すっかり気分を悪くしたパッタナー。「酒をくれ」と声をかけたバーテンダーはタットダーオでした。今顔を見られては大変!顔をそらすタットダーオの態度にパッタナーはいらだちます。「こっちを向け!」と大声を出し、意を決したタットダーオが顔を上げようとしたそのとき、ドゥアンとトームが入ってきます。ひとまず胸をなでおろすタットダーオ。「ヨートクワンさんは私たちがお世話してるんですよ」とさっそくパッタナーの機嫌をとるドゥアンとトームに、パッタナーも機嫌を直します。

まさかこんなところで結婚するはずだった男に会うなんて。

パッタナーをチェンマイからわざわざ呼んだことに対して、ヨートクワンはセーンカムについ悪態をついてしまいます。涙を見せるセーンカムを見て、ウィトゥンもヨートクワンの言いすぎを責め、ヨートクワンは孤立。家に戻ったタットダーオは、祖母がタットダーオの看護しか受けないと聞かされ、すぐさま祖母のもとへ。あまりに献身的なタットダーオに、テムドゥアンは「なにか目的があるの?」とさぐりをいれます。深夜、酔っ払って帰ってきたヨートクワン。成り行き上、タットダーオは「みんなに見捨てられてしまった」と弱気な発言を繰り返すヨートクワンを「明日になれば誤解は解けます」と慰めます。酔ったヨートクワンにはタットダーオがセーンカムに見えます。ベッドに押し倒されキスをされ、タットダーオは動揺します。

翌日、気まずいままヨートクワンに挨拶するタットダーオ。昨日のことは何も覚えていないというヨートクワンに安心するものの、タットダーオはつい意識してしまいます。いつものように祖母の看護をするタットダーオ。「散歩に行きましょう」というタットダーオに、はじめは渋っていた祖母も献身的な態度に笑顔を見せます。「あなたはどこから来て、家族はどんな人?」と尋ねる祖母に、「父は亡くなり、母は再婚。祖母がいますが、私の母を嫌い孫だと認めてもらえずにいます」と話すタットダーオ。そんなタットダーオを祖母は応援したい気持ちになります。ヨートクワンと会っていたテムドゥアン。ただお菓子を持ってきて世間話をしただけでしたがこっそり様子を伺っていたトームは、それとなくテムドゥアンをけん制します。

ウィトゥンに、意を決して話しかけるヨートクワン。「セーンカムとは仲直りしたのか?」と尋ねるウィトゥンに「電話してもでてくれない」と言うヨートクワン。「店に行けばいいだろう」とはっぱをかけられ、セーンカムのレストランに向かいます。早速話をしようとするものの「今忙しいから」と断られ、さらに「あなたにはこの店よりも大切なことがあるんでしょう?」と、先日の売り言葉をそっくり返されてしまいます。それでもセーンカムにどうにか理解を求めるヨートクワン。花をプレゼントし、どうにか仲直りをします。ウィトゥンが持ってきたユリの花束に「どうして私がユリを好きだって知っているの?」と笑顔を見せるウィトゥン。恋人なのに、セーンカムの好きな花さえ知らずにいたヨートクワンは、少し寂しい気持ちになります。

以前夜こっそり外出していたことを、メイドのオーンに咎められてからどうにもオーンにそっけなくされているタットダーオ。誤解を解こうにも、話すら聞いてくれません。オーンが荷物を運んでいるのを見て「手伝おうか?」と声をかけますがオーンは拒否。「ブッサヤー氏の部屋を片付けているの」とオーンに言われ、その仕事を自分にさせてくれるよう頼み込みます。父の私物に、ひとり涙をこらえるタットダーオ。ふと遺言書のことを思い出し、どこかにないか探して見ます。ベッドの下に封筒があり、開けてみようとしたところドゥアンに見つかってしまいます。中身はブッサヤーの若い頃の写真でした。「余計なことはしないでちょうだい!」とドゥアンに叱られながらも、タットダーオは写真を見て、父を偲ぶのでした。

家族の間にもなんとなく亀裂が。それにしても、問題の絶えない一家ですよ。

ヨートクワンとタットダーオの関係が、兄弟のようでもあり、友人のようでもあり、なんとも心地よい感じ。以前もヨートクワンのことを「なにもかももっているのに、幸せそうには見えない」と言っていたタットダーオ。自分の人生をすべて先回りしてあれこれ口をだす父のせいで、自分はなにもやりたいことができない、不幸だというヨートクワン。ヨートクワンだってそんな父の行為が自分を思ってのことくらいよく分かっているのです。「お父さんを憎むのはダメです。ただあなたは、気後れしているだけ」とヨートクワンを慰めるタットダーオ。なんだか大人でしたね。予告ではとうとうプワンと対面していたようですが、はたして遺言書は見つかるのでしょうか?

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