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「Tad Daaw Bussaya」第11話

2010-03-15 | タイドラマ「Tad Daaw Bussaya」
第11話
ドゥアンの愛人は、自分の娘であるトームと接触しようとしますが、トームから激しく拒絶されてしまいます。病院に入院中のプワンは、自分に関する記憶をすべて失っていました。テームは家族の写真を見せますが、ドゥアンの写真にプワンはなぜか尋常でないくらい怯えた様子を見せます。一方農場では、いつものようにタットダーオと行動を共にするヨートクワンに、ヨートクワンの使用人バーンが疑いのまなざしを向けていました。バーンはヨートクワンに「あなたには、恋人のセーンカムさんがいるはずです。それなのにまるでタットダーオに恋してるみたいに見えます」と言い出します。「バカなことを。タットは弟みたいなものだ」と反論するヨートクワンに「どうみても恋です!!」とバーンは啖呵を切ってしまいます。

ヨートクワンに対する気持ちをティアンに見抜かれるタットダーオ。タットダーオ自身もどうすればいいか分からず混乱します。ヨートクワンもまた、バーンに言われたことが胸にひっかかっていました。タットダーオを好きになってしまうなんてありえないと、ひとり悩みつづけます。コーヒーを持ってきたタットダーオを思わず拒否。あとで「さっきは不機嫌でしたけど、なにかありましたか?」と気遣いを見せるタットダーオに「おまえがいると迷惑で仕方ない。二度と顔も見たくない」と心にもないことを言ってしまいます。深く傷ついたタットダーオですが、ヨートクワンはさらに「農場の仕事を辞めてもらう」と言います。タットダーオは驚き、悲しい気持ちになりますが「今まで親切にしてくださってありがとうございます」と礼を述べ、ヨートクワンのもとを離れます。

ヨートクワンから解雇を言い渡されたことをティアンに話すタットダーオ。話を聞いてティアンは身勝手なヨートクワンの言い分に激怒。タットダーオと一緒に自分のブッサヤー家に行くと言い出します。ティアンまでも農場を辞めてしまうことで、バーンはヨートクワンを「僕の彼女まで傷つけて、あなたはひどい人だ!」と詰ってしまいます。荷物をまとめバスに乗り込むタットダーオ。ティアンがいくらタットダーオを励ましても、タットダーオは暗い表情のままヨートクワンのことを思い出していました。ヨートクワンもまた、まるで弟のようにいつも自分のそばにいたタットダーオのことを考えていました。タットダーオたちの乗るバスの前に、一台の車が割り込んできます。ヨートクワンの車でした。

強引にバスを止めさせたヨートクワンは、タットダーオに「農場に戻れ!」と言い出します。タットダーオが拒否すると今度は力ずくでタットダーオをバスから降ろします。「車に乗れ!」とさらに強要するヨートクワン。「イヤです。農場には帰らない」というタットダーオに、ティアンも「どうしてまたタットを農場に戻そうとするのですか?」と加勢します。思わず口ごもりながらも「子牛のジュニアの世話は誰がするんだ」とタットダーオを引き止めにかかるヨートクワン。「約束しただろう」と畳み掛けられ、タットダーオもしぶしぶ車に乗り込みます。農場に戻ったヨートクワンに、バーンがおせっかいにも「ゲイとかオカマとか、そういうのは医者で見てもらうのがいいと思うんです」と言いだします。当然ヨートクワンは腹を立てます。

なぜかタットダーオに恋愛的感情を持ってしまうヨートクワン。拒絶したもののあとで迎えに行くのはバレバレですよ。

前と同じように農場の仕事に戻るタットダーオに、ヨートクワンは「1メートル以内に近づくな」「酒に酔っているときに介抱はしてくれなくて結構」などと次々に警告を出します。「どうやってコーヒーを淹れてあげればいいんですか?!」と混乱するタットダーオの気持ちなどお構いなしです。一方ウィトゥンは、セーンカムを寺へと連れて行きます。タンブンの用意もすでに持ってきており、ふたりは寺に寄進をします。少し気分の晴れたセーンカムに「まだこれで終わりじゃないんだ」と、今度はタンブンの植樹へと誘います。困っているときいつもそれとなく見守ってくれるウィトゥンに、セーンカムは「これからもよろしくね」と笑顔を見せます。ヨートクワンの恋人だとは知りながらも、ウィトゥンはセーンカムを放っておけないのでした。

その日が誕生日だったセーンカムは、自分を気遣ってくれたウィトゥンに心から感謝の気持ちを述べるのでした。一方タットダーオは、ヨートクワンが入浴中なのを確認しコーヒーを持っていきます。メモを残し帰ろうとしますがヨートクワンに見つかってしまいます。怒るヨートクワンに、タットダーオは「もしかしてバーンさんの言ったことを気にしてるんですか?」と言います。「実は僕のことが好きとか?」とおどけてみせるタットダーオ。ついむきになって「違う!」と言ったヨートクワンでしたが、顔が近づいた拍子にふとタットダーオに対する気持ちが湧き上がってしまいます。慌てて身をかわし、部屋を出るタットダーオ。「自分にはセーンカムがいるのに・・・」とひとりで悶々とするヨートクワンでしたが、セーンカムの誕生日をすっかり忘れていたことに気付きます。

こっそり演出を凝らしセーンカムの誕生日を祝っていたウィトゥン。ろうそくの火を消すとき、なにを願ったか尋ねられ、セーンカムは「あなたの幸せ」と答えます。「僕はあなたに出会えたことが、人生で一番の幸せです」と答えるウィトゥン。「だけどあなたを完璧に幸せにしてあげられない自分が辛い」と言うウィトゥンに、「あなたは最高の友達よ」と答えるセーンカム。「友達でしかいられないのか・・・」と寂しそうな表情を見せるウィトゥンに「自分の気持ちがうまく言えない」と涙を見せるセーンカム。見つめあう二人の距離が縮まります。そこへ携帯電話が。ヨートクワンからでした。誕生日を忘れられていなかったことにほっとするセーンカムでしたが、ヨートクワンの声を聞きながらも自分の気持ちに自信が持てなくなっていることに気付くのでした。

翌日、いつものように店にやってきたウィトゥンをなんとなく意識してしまうセーンカム。「2、3日休みを取って、しばらくバンコクを離れようかと思って」とウィトゥンに話します。「どこにでも付いて行きます」というウィトゥン。一方ヨートクワンはタットダーオに「女心に詳しいお前にちょっと教えて欲しいことがある」と相談を持ちかけます。セーンカムへの誕生日プレゼントはなにがいいかというヨートクワンに、タットダーオは絵を描くことを提案。「香水やバッグなんかがいいんじゃないのか」と訝しがるヨートクワンに、タットダーオは「プレゼントは自分で心をこめて作るものがいいんです」と力説。しかしイマイチ気乗りのしないヨートクワンにとうとうしびれをきらしてしまいます。じゃれあっているところへ、ウィトゥンとセーンカムが現れます。

「友達以上には・・・なれないのかな」この告白シーン、めっちゃよかった!!

ウィトゥンの告白・・・控えめながらも、誠実な気持ちに満ち溢れてた言葉に思わずほろりとなりましたね。セーンカムも、ヨートクワンがいながらもいざというときにはいつもそばにいてくれるウィトゥンのことが嫌いではないのです。「自分の気持ちを、どう表現したらいいのか分からない」とも言っていましたが、なにかきっかけさえあればウィトゥンのほうへ転がってもおかしくない状況。そしてタットダーオも、いつもそばにいるのは自分だけどヨートクワンが好きなのはセーンカムだということに傷つきつづけています。もどかしいですが・・・ヨートクワンがふとした拍子にうっかりタットダーオを恋愛対象的な目で見てしまうのがおかしかった。自制心が崩れるのも、時間の問題っぽいですよね。

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