第9話
今度こそセーンカムとはもう終わりなのかと悩むヨートクワン。タットダーオはテムドゥアンと一緒にセーンカムのもとへ行きます。話を聞こうともしなかったセーンカムでしたが、タットダーオの「これが最後のお願いです」という真摯な言葉に促され、テムドゥアンと話をすることに。もともとの原因を作ったドゥアンとトームは、セーンカムとヨートクワンがとうとう破局したと思い込み小躍りして喜んでいました。テムドゥアンがことの一部始終をすっかり話して聞かせたことで、ようやくセーンカムも誤解だと気付きます。テムドゥアンからセーンカムの誤解が解けたことを聴かされるヨートクワン。しかしセーンカムからの手紙に「少し距離をおきたい」とあり、ヨートクワンはセーンカムの真意が分からず、また悩みます。
盛り場で薬遊びをしていたテームが警察につかまります。連絡を受けたタットダーオと祖母は急いでテームを迎えに行きます。自分の浅はかな行為を心から祖母に詫びるテーム。祖母もまた、テームを追い詰めてしまったことをテームに謝ります。二人の関係がもとにもどり、タットダーオも一安心。上機嫌でヨートクワンのもとへいくと、ヨートクワンは農場に戻る準備をしていました。「セーンカムさんのことは?」と食い下がるタットダーオに「農場を長い間放っておきすぎた」というヨートクワン。農場に戻るヨートクワンをしぶしぶ見送るタットダーオでしたが、テムドゥアンに「付いていっていいのよ」と言われ、大喜びで車を追いかけます。農場でティアンと久々に再会、近況を報告します。
ヨートクワンが何も言わず農場に戻ってしまったことを聞き、さらに「ちゃんと戻ってくるはずよ。愛する恋人がいるのだから」と追い討ちをかけられ、トームは大声を上げて悔しがります。タットダーオはティアンにブッサヤー家のことを話します。ヨートクワンと二人でいる時間が多いと聞いたティアンは気が気ではありません。一方ブッサヤー家から逃げ出したプワンは、浮浪者のような生活を送っていました。ドゥアンの愛人に偶然見つかってしまい、逃げる途中車にはねられてしまいます。車を運転していたのは偶然にもテーム。テームはウィトゥンにこのことを相談します。浮浪者だと思っていた男が実はプワンだと気付き、なにか胡散臭いものを感じるウィトゥン。誰にもこのことは言わないようテームに口止めします。
セーンカムに時間が欲しいと言われ、なんとなく思い悩んでしまうヨートクワン。気分の晴れないヨートクワンを励まそうとタットダーオは「あなたのためだったら、なんだってしますよ」と大きなことを言ってしまいます。一方セーンカムの店には、時間になっても従業員が現れません。なんとコックが従業員一同を引き連れて新しい店をオープンしてしまったのでした。取引先からそのことを聞きセーンカムもウィトゥンも唖然としてしまいます。ヨートクワンはタットダーオを森の中にある滝へ連れてきます。服を脱ぎだすヨートクワンに困惑するタットダーオ。「泳ぐに決まってるだろう」というヨートクワンに促され、「泳げないんです」と言いながらもしぶしぶ水に入りますが、溺れてしまいます。あわててタットダーオを介抱するヨートクワン。
「距離を置く」という意味がいまいちつかめず悩むヨートクワン。でも別れたいわけではないんですよね。
人工呼吸をしようとして覚悟を決めるヨートクワン。口を近づけたところでタットダーオは目を開けます。「泳げないなら無理して付いてこなくてもいいのに!」というヨートクワンに「約束を破りたくなかったんです。あなた行くところには、どこにだってついていくと言ったから」とけなげに答えるタットダーオ。濡れた服を脱ぐようヨートクワンに言われつつも頑なに拒否するタットダーオに、ヨートクワンは「やっぱりお前には秘密があるんだな」と服を脱がせようとします。急いで農場まで逃げます。一方セーンカムの店では、従業員がいない中セーンカムとウィトゥンが必死に店をきりもりしていました。慣れない厨房仕事を一生懸命頑張ってくれるウィトゥンに、セーンカムは安心した表情をみせます。
タットダーオとヨートクワンの親密な関係に、ティアンは再び不安を感じていました。「ヨートクワンさんのことが好きなの?」と尋ねるティアンに、タットダーオは言葉を詰まらせながらも「あの人には、恋人がいるし、主従の関係でしかない」と答えます。ヨートクワンもまた、自分付きの使用人バーンから「タットは絶対にオカマです。誤解されでもしたらどうするんですか?!」と言われ悩みます。ブッサヤー家では、すっかり改心したテームが祖母のリハビリを手伝っていました。テームの不祥事を知ったドゥアンは激怒し、戻ってきたテームを「よくも恥をかかせてくれた」と責めます。「僕にはタットダーオ姉さんがいます!」と欲深い母親にきっぱり反抗するテームに「そんな女、絶対にこの家には入れない」とドゥアンは憎しみを燃やします。
セーンカムのレストランはいつになく客が多く、セーンカムもウィトゥンもくたくたになってしまいます。「もうひとり、手伝ってくれる人がいるんです」と言うウィトゥンに怪訝な表情を見せるセーンカム。扉を開けて入ってきたのはテムドゥアンでした。料理上手なテムドゥアンのおかげで、なんとかその日の営業を終えることができます。ウィトゥンとセーンカムの様子を見て、テムドゥアンはウィトゥンに「彼女は素晴らしい人。だけど恋人がいることを忘れてはだめよ」と釘をさします。「分かってる」と少し寂しそうに答えるウィトゥン。一方農場では、子牛の誕生を控えヨートクワンが寝ずに待っていました。コーヒーを持っていくタットダーオ。バーンに言われたことが気にかかるヨートクワンは「お前はどうして私のそばにいつもいる?」と尋ねます。
いつのまにか寝入ってしまったタットダーオ。ヨートクワンが起こしに来ます。もう子牛が生まれたと聞き、急いで牛舎に駆けつけるタットダーオ。「名前はジュニアにしましょう!」と大喜びするタットダーオに、ヨートクワンは「名前をつけていいなんて言ってない。さっさと寝ろ!」とつれなくします。さらに「ブッサヤー家に早く戻れ」とタットダーオを拒絶するヨートクワン。翌日、ジュニアを見に行くとすでにジュニアの姿はなく、バーンに「もう売り払われた」と言われます。怒ったタットダーオは「なんていじわるな人だ!!」とヨートクワンを責めますが、本当はヨートクワンが別の場所に移動させていたのでした。安心して思わずヨートクワンに抱きつくタットダーオ。ヨートクワンのなかに、男であるタットダーオに対する不思議な感情がわきあがってきます。
タットダーオに腕を回される感覚と、バーンに抱きつく感覚じゃ、比べものにならないと思うのですがね。
ウィトゥンとセーンカムが急接近。ウィトゥンは今まで、親友ヨートクワンの恋人であるセーンカムの幸せだけを願って、いつも自分の感情は出さずセーンカムに尽くしてきたわけですが・・・なんだか辛いですね。テムドゥアンに忠告され、「大切な人を悲しませるようなことは絶対にしない」と笑顔で答えるシーンは思わず涙。そしてどうにか命を取り留めたプワン。麻薬中毒のためわけの分からないことを言い続けている状態ですが、きっと薬が抜けたら何が起きたかちゃんと話せるようになるはずです。物語の最後、ヨートクワンがバーンに抱きつくシーン、「ゲイじゃなかった!!」と安心する表情に思わず吹いてしまいました。そりゃバーンとタットダーオじゃねぇ~。外見に差がありすぎですよ(笑)。
今度こそセーンカムとはもう終わりなのかと悩むヨートクワン。タットダーオはテムドゥアンと一緒にセーンカムのもとへ行きます。話を聞こうともしなかったセーンカムでしたが、タットダーオの「これが最後のお願いです」という真摯な言葉に促され、テムドゥアンと話をすることに。もともとの原因を作ったドゥアンとトームは、セーンカムとヨートクワンがとうとう破局したと思い込み小躍りして喜んでいました。テムドゥアンがことの一部始終をすっかり話して聞かせたことで、ようやくセーンカムも誤解だと気付きます。テムドゥアンからセーンカムの誤解が解けたことを聴かされるヨートクワン。しかしセーンカムからの手紙に「少し距離をおきたい」とあり、ヨートクワンはセーンカムの真意が分からず、また悩みます。
盛り場で薬遊びをしていたテームが警察につかまります。連絡を受けたタットダーオと祖母は急いでテームを迎えに行きます。自分の浅はかな行為を心から祖母に詫びるテーム。祖母もまた、テームを追い詰めてしまったことをテームに謝ります。二人の関係がもとにもどり、タットダーオも一安心。上機嫌でヨートクワンのもとへいくと、ヨートクワンは農場に戻る準備をしていました。「セーンカムさんのことは?」と食い下がるタットダーオに「農場を長い間放っておきすぎた」というヨートクワン。農場に戻るヨートクワンをしぶしぶ見送るタットダーオでしたが、テムドゥアンに「付いていっていいのよ」と言われ、大喜びで車を追いかけます。農場でティアンと久々に再会、近況を報告します。
ヨートクワンが何も言わず農場に戻ってしまったことを聞き、さらに「ちゃんと戻ってくるはずよ。愛する恋人がいるのだから」と追い討ちをかけられ、トームは大声を上げて悔しがります。タットダーオはティアンにブッサヤー家のことを話します。ヨートクワンと二人でいる時間が多いと聞いたティアンは気が気ではありません。一方ブッサヤー家から逃げ出したプワンは、浮浪者のような生活を送っていました。ドゥアンの愛人に偶然見つかってしまい、逃げる途中車にはねられてしまいます。車を運転していたのは偶然にもテーム。テームはウィトゥンにこのことを相談します。浮浪者だと思っていた男が実はプワンだと気付き、なにか胡散臭いものを感じるウィトゥン。誰にもこのことは言わないようテームに口止めします。
セーンカムに時間が欲しいと言われ、なんとなく思い悩んでしまうヨートクワン。気分の晴れないヨートクワンを励まそうとタットダーオは「あなたのためだったら、なんだってしますよ」と大きなことを言ってしまいます。一方セーンカムの店には、時間になっても従業員が現れません。なんとコックが従業員一同を引き連れて新しい店をオープンしてしまったのでした。取引先からそのことを聞きセーンカムもウィトゥンも唖然としてしまいます。ヨートクワンはタットダーオを森の中にある滝へ連れてきます。服を脱ぎだすヨートクワンに困惑するタットダーオ。「泳ぐに決まってるだろう」というヨートクワンに促され、「泳げないんです」と言いながらもしぶしぶ水に入りますが、溺れてしまいます。あわててタットダーオを介抱するヨートクワン。
「距離を置く」という意味がいまいちつかめず悩むヨートクワン。でも別れたいわけではないんですよね。
人工呼吸をしようとして覚悟を決めるヨートクワン。口を近づけたところでタットダーオは目を開けます。「泳げないなら無理して付いてこなくてもいいのに!」というヨートクワンに「約束を破りたくなかったんです。あなた行くところには、どこにだってついていくと言ったから」とけなげに答えるタットダーオ。濡れた服を脱ぐようヨートクワンに言われつつも頑なに拒否するタットダーオに、ヨートクワンは「やっぱりお前には秘密があるんだな」と服を脱がせようとします。急いで農場まで逃げます。一方セーンカムの店では、従業員がいない中セーンカムとウィトゥンが必死に店をきりもりしていました。慣れない厨房仕事を一生懸命頑張ってくれるウィトゥンに、セーンカムは安心した表情をみせます。
タットダーオとヨートクワンの親密な関係に、ティアンは再び不安を感じていました。「ヨートクワンさんのことが好きなの?」と尋ねるティアンに、タットダーオは言葉を詰まらせながらも「あの人には、恋人がいるし、主従の関係でしかない」と答えます。ヨートクワンもまた、自分付きの使用人バーンから「タットは絶対にオカマです。誤解されでもしたらどうするんですか?!」と言われ悩みます。ブッサヤー家では、すっかり改心したテームが祖母のリハビリを手伝っていました。テームの不祥事を知ったドゥアンは激怒し、戻ってきたテームを「よくも恥をかかせてくれた」と責めます。「僕にはタットダーオ姉さんがいます!」と欲深い母親にきっぱり反抗するテームに「そんな女、絶対にこの家には入れない」とドゥアンは憎しみを燃やします。
セーンカムのレストランはいつになく客が多く、セーンカムもウィトゥンもくたくたになってしまいます。「もうひとり、手伝ってくれる人がいるんです」と言うウィトゥンに怪訝な表情を見せるセーンカム。扉を開けて入ってきたのはテムドゥアンでした。料理上手なテムドゥアンのおかげで、なんとかその日の営業を終えることができます。ウィトゥンとセーンカムの様子を見て、テムドゥアンはウィトゥンに「彼女は素晴らしい人。だけど恋人がいることを忘れてはだめよ」と釘をさします。「分かってる」と少し寂しそうに答えるウィトゥン。一方農場では、子牛の誕生を控えヨートクワンが寝ずに待っていました。コーヒーを持っていくタットダーオ。バーンに言われたことが気にかかるヨートクワンは「お前はどうして私のそばにいつもいる?」と尋ねます。
いつのまにか寝入ってしまったタットダーオ。ヨートクワンが起こしに来ます。もう子牛が生まれたと聞き、急いで牛舎に駆けつけるタットダーオ。「名前はジュニアにしましょう!」と大喜びするタットダーオに、ヨートクワンは「名前をつけていいなんて言ってない。さっさと寝ろ!」とつれなくします。さらに「ブッサヤー家に早く戻れ」とタットダーオを拒絶するヨートクワン。翌日、ジュニアを見に行くとすでにジュニアの姿はなく、バーンに「もう売り払われた」と言われます。怒ったタットダーオは「なんていじわるな人だ!!」とヨートクワンを責めますが、本当はヨートクワンが別の場所に移動させていたのでした。安心して思わずヨートクワンに抱きつくタットダーオ。ヨートクワンのなかに、男であるタットダーオに対する不思議な感情がわきあがってきます。
タットダーオに腕を回される感覚と、バーンに抱きつく感覚じゃ、比べものにならないと思うのですがね。
ウィトゥンとセーンカムが急接近。ウィトゥンは今まで、親友ヨートクワンの恋人であるセーンカムの幸せだけを願って、いつも自分の感情は出さずセーンカムに尽くしてきたわけですが・・・なんだか辛いですね。テムドゥアンに忠告され、「大切な人を悲しませるようなことは絶対にしない」と笑顔で答えるシーンは思わず涙。そしてどうにか命を取り留めたプワン。麻薬中毒のためわけの分からないことを言い続けている状態ですが、きっと薬が抜けたら何が起きたかちゃんと話せるようになるはずです。物語の最後、ヨートクワンがバーンに抱きつくシーン、「ゲイじゃなかった!!」と安心する表情に思わず吹いてしまいました。そりゃバーンとタットダーオじゃねぇ~。外見に差がありすぎですよ(笑)。
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