テムテムな日常

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「プレーンラックリムコープファー」第2話

2010-10-01 | タイドラマ「ラブソングは海を越えて」
第2話
翌朝、身支度を整えたダーは食事をしていたベンに声をかけられます。「昨日は、君に嫌がらせをするつもりじゃなかったんだ」と弁解するベンに、ダーは腹立たしい気持ちを抑えます。言い訳を続けるベンに言葉を返そうとしたとき、ナムターンが降りてきます。当然のようにベンにじゃれつくナムターンに、ベンは「仕事に遅れるから」と朝食もそこそこに出て行ってしまいます。しかし外には記者が待ち構えていました。記者の前でわざとナムターンはベンに抱きついたり、親密な様子を演じます。ベンはナムターンの真意も、事務所の本意も分からず困惑していました。姉のブアに現状を相談しますが、よい案が浮かびません。ふたりともほとほと困り果ててしまいます。

ナムターンの所属するレコード会社の社長バロムと、愛人で部下のアンがベンの家にいるナムターンの様子を見に来ます。「家にいると退屈。外出したい」というナムターンにバロムは「週刊誌に妊婦姿を撮られてもいいのか」とたしなめます。ベンがナムターンに対しあまりにもそっけない態度でいることに、ダーは疑問を投げかけますが、バロムは「あいつはそういう男だから」と取り合いません。帰宅したベンにさっそく抱きついて出迎えるナムターンでしたが、ベンは「そんなに楽しいなら、ひとりでやってくれ。自分には関わるな」と冷たい言葉をかけます。ベンの態度にダーも「ナムターンは妊娠してるのよ?あなたが相手なんでしょう?」と詰め寄りますが、ベンはナムターンのスキャンダル写真をダーに見せます。

ダーはナムターンの記事を本人に見せます。「ちゃんと弁解しなさい」とダーにけしかけられたナムターンは、社長のバロムに電話します。てっきるベンに電話するものだと思っていたダーは拍子抜け。バロムは「こっちでなんとかする」と言いますが、ベンが出て行ったことを聞き慌てます。一方、バロムの息子ビーは歌手デビューに向けてレコーディングをしていましたが、プロデューサーである兄ブリンのいうことなどまったく聞きません。自分勝手に歌うビーにすっかり嫌気が差してしまったブリンは、きょうだいのバロンとブアに愚痴をこぼします。そのころナムターンはこっそり家を抜け出し、クラブで踊っていました。偶然元恋人でもあるドゥアンと出会いますが、一緒にいるところをパパラッチに撮られてしまいます。

パパラッチからひとまず身を隠すドゥアンとナムターン。店の裏で一緒に過ごしますが、ドゥアンはナムターンとのキスシーンをひそかに隠し撮りしていました。ダーはナムターンのいるクラブまでやってきてナムターンを探しますが、鳴り響く音楽と人ごみで結局ナムターンを探し出すことも出来ず、諦めて帰ってきてしまいます。ナムターンの帰りを待つダーは、車の男に外まで様子を見に行きますが、帰ってきたのはベンでした。そうこうしているうちにナムターンがドゥアンに送られて帰ってきます。かなり酒を飲んでいる様子のナムターンと上機嫌のドゥアンを見て、ダーはびっくり。ベンもそんなふたりにあからさまな嫌悪感を見せます。

妊娠しているというのにクラブで踊ったり酒を飲んだりするナムターンをダーはたしなめますが、ナムターンは上機嫌で「酔ってなんかいない」と繰り返します。見かねたベンがナムターンを抱いて部屋まで連れて行きますが、ベンはダーに「部屋まで送るだけだ。そこから先は、君に任せる」と怒りを堪えます。翌日、会社へ出勤したベンに、部下のジェットが声をかけます。「どうして自分がやってもいないことに責任を取らなくてはいけないの?」とベンに尋ねます。ナムターンとベンの関係は、インターネットや新聞、ニュースなどで大きく報じられるようになります。ブアはナムターンを心配し、自重を促しますが、ナムターンが「なにかあっても社長がなんとかしてくれる」と鼻にもかけません。

かつての恩義に逆らえないベン。なにがあったのでしょうか。

ジェットはひそかにベンのことが好きでした。足を痛めたふりをしてベンを自分の自宅まで送らせます。「歩けない」と嘘をついてベンにベッドまで運んでもらいますが、横たわったジェットを前にベンはそそくさと帰ってしまいます。一方ナムターンは再び家を抜け出していました。ダーは電話をかけますがナムターンは電源を切ってしまいます。ドゥアンと会っていたナムターンは、「どうしてあんな男と結婚する気になったんだ?」と尋ねます。「本当に好きなのか」とも尋ねられ、「そうよ」と答えるナムターン。妊娠していることも本当だと知り、ドゥアンは驚きますが、ナムターンはドゥアンに「今夜は何をして過ごす?」と抱きつきます。

帰宅したベンは、ソファで眠っているダーに気付きます。まだ帰ってこないナムターンを心配して部屋に戻ろうとしないナムターンに代わって、ベンは外でナムターンの帰りを待ちます。ドゥアンに送られて戻ってきたナムターンは、出迎えたベンを見て嬉しそうな表情を見せますが、ベンは「ダーさんの代わりに出迎えただけだ」と冷たく言います。「もしかして、妬いてるの?」と軽口を叩くナムターンでしたが、怒っているベンにとうとう逆切れ。ダーになだめられ、ベンの部屋まで謝りに行きますが、ベンから「お互い干渉するのはやめよう」と言われてしまいます。ナムターンからベンとのやり取りを聞いたダーは、二人の関係を心配します。

ビーはベンに自分の曲が入ったCDを渡しに行きます。「ぜひ感想を聞かせて欲しい」というビーに、ベンも快く応じます。一方ナムターンは、ベンの家のメイドも巻き込んで再び外出しようとしていました。ナムターンの脱出に気付いたダーはすぐさま追いかけます。ビーが帰ったあと、ナムターンがベンのオフィスにやってきます。「なにしに来た?」と尋ねられ、当然のように「会いにきたのよ」と答えるナムターン。しかし部下のジェットも部屋に入ってきます。「この人は誰?」と不躾に尋ねるナムターンに、「私は彼と長い間一緒に仕事をしてきて、仲もいいのよ」と答えるジェット。ジェットを庇うベンになんとなく腹立たしい気持ちになるナムターン。口論になるジェットとナムターンを追いかけてきたダーは必死に止めます。

ナムターンは、自分よりも部下のジェットを庇ったベンに納得が行きません。一部始終を見届けたダーも、ベンの態度に不満を募らせます。ナムターンが追いかけるのも聞かず、ジェットと得意先に向かってしまったベン。ナムターンは「あの人は私のことが嫌いなんだ」と泣いて不満をあらわにしますが、実はすべて計算ずくでした。夜、ベンが帰宅するのを待って話をしようとしていたダー。「もうその話はしたくない」と席を立とうとするベンに、「ナムターンも交えて決着をつけましょう」と提案をするダー。ナムターンの部屋には置手紙があり、ナムターンの姿はありませんでした。ベンはすぐに探しに行くといい、ダーもついていくことにします。

いかにも遊び人風なドゥアンは、実はナムターンを裏切っています。。。

ナムターンのおなかの子供の父親は、ドゥアンでもない様子。そしてドゥアンはナムターンのスキャンダルをどうやら売っているようですね。まだ売れない頃、付き合っていたらしいナムターンとドゥアンでしたが、今では別のレコード会社で、いわばライバル同士の関係。ベンは兄に逆らえず、ナムターンのおなかの子供の父親、そして婚約者、ということになっていますが、そのことに対して少しずつ不満も募ってきているようです。しかしそのたびに「過去にどれだけたすけてやったか」と言われているのも気になりますね。そしてダーとベンの関係も少しずつ「単なる同居人」というレベルを超えつつあるように思います。ナムターンを庇うばかりに、本当のベンの姿がまだ見えていないダー。このあとどういう関係が築かれていくのでしょうか。

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