だいぶ前から議論になっていた例の出来事・・・はたして彼はどう動くのか。
・・・昨日は遅くまで読書三昧だったので、起きて朝のニュースをみることにはもうコトが終わっていて、ああだこうだの議論が始まっているところでした。う～ん、やっぱりそうきたか・・・。まぁ、前々から公言してたことだし、今更どうこう言っても仕方ないことなんですけどね。
もうお分かりですよね？「例の出来事」とは、小泉総理の靖国神社参拝の件です。
個人的な意見を述べるとすれば・・・総理が靖国神社に参拝しようとしまいと、諸外国からあれこれいわれる筋合いはまったくないし、諸外国への配慮もする必要はない。総理が自分の意思で参拝したいと思うなら、すればいいと思っています。
というか・・・そんなことよりも、そんなちっちゃなことよりも・・・終戦記念日（正確には敗戦記念日だと思うのですが）だというのに、戦争に対する報道・ドキュメンタリー番組が少なすぎると思いませんか？？
戦後60年を超えて、戦争を知らない世代が増えてきた昨今とはいえ、地球上から戦火の消える日はなく、人は争いを続けている・・・遠いよその国でやっていることではないのです。間接的に日本もアメリカもどこかで必ずリンクしている。戦争に手を貸しているのですよ。私がこうやってたいして内容のないブログを更新しているときでも、戦争で親を失った子供が泣いているのです。罪のない民間人が戦火に焼かれているのです。
人間はまったく過去に学んでいない。
歴史を知ることは未来を知ること。悲惨な戦争体験から、「もう今後は二度と戦争をしない」と決めた日本。その決断は素晴らしいものだとは思うのですが、今の平和があるのはたくさんの犠牲になった人たち・・・そのことを当然のように思って、毎日をただだらだらと過ごしているのはどうかと思うのです。せめて8月15日くらいは、国をあげて平和への誓いを新たにできるような時間を作って欲しい。いや、作らなければならないのではないかと思うのです。昭和天皇が亡くなったとき、テレビはいっせいに一日中皇室の報道になりましたよね？！あのときと同じくらい、全局いっせいにやったっていいと思うのですよ。
今日は朝から子供とNHKでやっていた「対馬丸」の映画を見ました。夜は家族そろって「ホタルの墓」を見る予定・・・。戦争を知らない世代だからこそ、子供にもきちんと教えていかなければならない大切なことだと思うのです。そして自分の頭でちゃんと考えなければならない。世の中が少しずつ、まるで「戦前」のような状態になりつつある今、歴史をしっかりと学ばなければならないと思うのです。
僕の個人的見解として、小泉が私人として訪れるのならば、また問題は違ってきますが、公人として訪問する以上は、『国民全体にとっての利益』を最優先するべきだと思うんですよ。
彼の参拝は自国内の不満を日本に向ける事で政権の安定を図りたい中国の思い通りになってしまい、北朝鮮問題で共に対処しなけ￥ればならない韓国の半日感情悪化にも火に油どころかニトロぶち込んじゃった状態にしてる訳で、それは国益に反していると思うんですよね。
国家元首である以上は、私心よりも公益を優先させて欲しかったです。
でも、彼を選んだのは国民なんですよね・・・。
でも、靖国神社に関して記事にしてます。
多分まだ書くと思います。アクセス解析でも反響多いです。
そうなのです！
彼を選んだのは国民・・・選んでしまったのはまぎれもない国民なんですよね。だから、小泉首相の行動が「日本国民の総意」と取られても仕方がない。そういった意味でも私は小泉総理の靖国参拝には大手を振って「反対」とはいえないのです。