テムテムな日常

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「Tad Daaw Bussaya」第15話

2010-03-22 | タイドラマ「Tad Daaw Bussaya」
第14話
必死にヨートクワンの後を追うタットダーオ。「話を聞いてください」と事情を説明します。「あなたのそばにいるタットが、あなたがこの世で一番憎んでいるタットダーオだとはどうしても言えなかった」と苦しい胸のうちを明かしたタットダーオでしたが、「自分が傷つきたくなかったから嘘をつきとおした。おまえは、私がどう思うかなんて全然考えてもいなかった」とヨートクワンに言われ、愕然とします。「私のタットはもう死んだ」と言われ、きっぱり別れを告げられるタットダーオ。ひとりで泣いているところへ現れたジッタリーとパッタナーに慰められます。「今は少し時間が必要だ」とパッタナーに言われ、ひとまず落ち着きを取り戻すタットダーオ。一方トームからタットダーオの正体を聞いたドゥアンは、愕然とします。

「タットはどこ?」と息巻くドゥアンの前に、タットダーオが姿を現します。「あんたがブッサヤーの娘だなんて絶対に認めない」と強気に出るドゥアン。タットダーオが描いたブッサヤー氏の絵を壁から下ろし、タットダーオの目の前で床に投げ捨てます。額が壊れた絵を見てショックを受けるタットダーオ。そこへプワンがやってきます。「すべて思い出した!遺言書は、絵の中に隠した」絵の裏に封筒に入れられた遺言書があり、タットダーオはそっと封を開けます。「すべての財産は、私の長女タットダーオに譲る」と書かれているのを確認したタットダーオ。あまりの出来事にドゥアンは言葉もありません。トームと一緒に部屋へ引きこもってしまいます。「絶対にこのままでは済ませない」と、ドゥアンは憎しみを募らせます。

農場に戻ってきたヨートクワンに、タットダーオとのことを尋ねるバーン。「ずっと心苦しかったんです。でも、タットが本当は女の子でよかったですね」とまくし立てるバーンに、自分だけが真実を知らなかったとヨートクワンは激怒。部屋に引きこもります。心配したセーンカムから電話がかかってきますが、「話したくない」と一方的に電話を切ってしまいます。ヨートクワンが深く傷つき、怒っていることにタットダーオは涙を流します。「彼はあなたのことが大好きなのよ」とセーンカムが慰めるのですが、「あの人が好きなのは、タットです。タットダーオを愛してくれる日は絶対に来ないんです」とさらに涙を流すタットダーオ。セーンカムが帰った後も、ヨートクワンとの思い出が頭に蘇り、タットダーオは悲しくてたまりません。

今までのように男の格好をする必要がなくなったタットダーオ。女性らしい立ち居振る舞いにメイドたちは改めてタットダーオの魅力に気付くのでした。朝の食事時間、食堂へやってきたトームは、タットダーオの姿を一目見るなり嫌な顔をします。「一緒に食事を」という祖母に対しても「あんたたちなんかと一緒に食事なんかしたくない」と自室に戻ってしまいます。食事に降りてこなかったドゥアンに食事を運ぶタットダーオ。「あんたのせいで、なにもかもが奪われた」とタットダーオに罵声を浴びせるドゥアンに、タットダーオは「私たちは家族です。仲良くしなければ」と歩み寄ろうとします。しかしドゥアンはタットダーオを拒否。部屋を出ると今度はトームからも「あんたなんか姉妹でもなんてもない」と罵倒されてしまいます。

ジッタリーも姑と和解。いいシーンでした。

その日はブッサヤー氏のタンブンのため家族そろって寺へ行く日でした。なかなか現れないドゥアンに気もそぞろなタットダーオ。遅れてやってきたドゥアンに安心した表情をみせます。寄進が終わり、ドゥアンはタットダーオに「あなたのおかげで目が覚めた」と語り始めます。「あなたのもう一人の母親になってもいいかしら」と言うドゥアンに、喜んでタットダーオは応えます。祖母にも今までの非礼を詫びるドゥアン。ドゥアンがタットダーオを認めたことがトームは気に入りません。「私だって娘なのに私の名前が遺言書にないのは絶対におかしい。DNA鑑定をして本当の娘かどうか確かめてやる!」と息巻くトームを、ドゥアンは必死になって止めます。話を聞こうともしないトームに、ドゥアンはとうとう手を上げてしまいます。

テムドゥアンから、セーンカムの店にお菓子を持っていくよう頼まれるタットダーオ。快く引き受けたのですが、実はウィトゥンがヨートクワンとタットダーオを仲直りさせようと策をこらしていたのでした。ウィトゥンから、「店が大変なんだ」と呼び出されたヨートクワンは、女性の姿に戻ったタットダーオと初めて対面します。「嘘をついていたことはあやまります。だけどあなたに対して感じていた気持ちは本物です」と一生懸命訴えるタットダーオ。しかしヨートクワンは「本当のことを言う機会はいくらでもあったはずだ」とタットダーオを許しません。「これから先、私の人生におまえのことは一切ない」ときっぱり言うヨートクワンに、とうとうタットダーオも「分かりました」と言ってしまいます。ヨートクワンが出て行った後、タットダーオは泣き崩れます。

「おまえたちの幸せを思って」と弁解するウィトゥンに、「今後いっさいこのことには触れないでくれ」と語気を荒げるヨートクワン。それ以上話を聞こうともせずさっさと農場に戻ってしまいます。家に戻ったタットダーオをドゥアンとトームが待っていました。「知らないの?ヨートクワンさんが交通事故で大怪我をしたのよ」というドゥアンに「さっき会ってきましたけど」と腑に落ちないタットダーオ。「今病院にいるみたいだから、急いで行きましょう」と無理やりせきたてたれ、車に乗ります。給油のため車を一旦離れたトームとドゥアン。トームの携帯からウィトゥンに連絡をとり事実を確認しようとするタットダーオでしたが、いきなりドゥアンの愛人が乗り込んできて、拳銃をつきつけます。わけが分からず混乱するタットダーオ。

戻ってきたドゥアンとトームは、不審な男が車にいるのに知らん顔。ようやくタットダーオははめられたことに気付きます。「目的はなに?」というタットダーオに、ドゥアンの愛人が「もうすぐこの世にタットダーオという女はいなくなる」と答えます。タットダーオを殺すことまでは聞いていなかったトームは驚きますが、ドゥアンは車を走らせ続けるよう命令します。タットダーオからの電話に違和感を感じたウィトゥンは、すぐさまヨートクワンに連絡をしようとするのですが、腹を立てたままのヨートクワンはなかなか電話にでません。ようやく電話をとったヨートクワンは、ウィトゥンの話になにか不審なものを感じます。メイドからドゥアンとトームがタットダーオを連れ出したことを聞き、ウィトゥンたちもようやくドゥアンの策略に気付きます。

女の子になったタットダーオ。やはりPunch、泣きが重い。

タットダーオが女の子に戻ってから、めそめそしてばっかりでなんだか可愛くありません。個人的な主観かもしれないけど・・・男としてヨートクワンのそばにいたときは、もっとはきはきと自分の気持ちを言える子だったのに。そしてヨートクワンも頑固者です。お互い相容れないまま別れてしまったわけですが、あのあとすぐこんなことになるなんて。やっぱりドゥアンがそう簡単になびくはずはないと思ったんですよね。トームは今のところ、自分もブッサヤーの娘だと思っているようですが、実際にはトームは不貞の子なので財産の相続権なんてありません。現実を知ったらトームはどうするでしょうね。次回はいよいよ最終回。かなり盛り上がってますけど、最後二人はちゃんと結ばれるのでしょうか。

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