テムテムな日常

頑張れみんな!頑張れ自分!

「ChingChang/憎しみ」11週目

2009-10-16 | タイドラマ
第41話
オーンは夫ソムチャーイから離婚を切り出されます。当然のことながら同意できないオーンは抵抗しますが、もみ合ううちソムチャーイは階段から落ちて大怪我をおってしまいます。歩けなくなったソムチャーイと、ソムチャーイの新しい妻の前で、オーンは離婚届にサインをし、障害者となったソムチャーイを見捨てます。一方売春宿にいるウーンは、病気になり自暴自棄となった宿のオーナー、チョンに銃を突きつけられていました。

ウーンに銃を突きつけたチョンでしたが、その銃はウーンが実家から持ってきたものでした。「返してやる」と言いウーンに銃を渡します。先輩娼婦のピムは金庫の鍵を渡されました。「宿は閉館だ。それぞれ好きなところへ行け」と言われた娼婦たちは、金庫の金を分けます。ウーンはとうとう自由の身となり、そのことを一刻も早くヨーンチャイに伝えるため、大学へ向かいますが、不良グループと口論になってしまいます。

ゴイに「お母さんが来てる」と言われたヨーンチャイでしたが、イムだと思っていたのにそこにいたウーンの姿を見て驚きます。「何しに来た?」と怒るヨーンチャイ。「いい知らせがある」と言うウーンでしたが、話し終わる前に先ほどの不良グループがみんなの前で「この女は売春宿の女だ。どうやら売春から足を洗うらしい」と暴露してしまいます。「嘘でしょう?」と驚くゴイに、ヨーンチャイは何も何も言えず、ウーンたちを残しその場を走り去ってしまいます。

ヨーンチャイを必死に追いかけるウーンでしたが、足をくじいて転んでしまいます。転んだウーンを見ても、ヨーンチャイは何も出来ません。そのままその場を立ち去ってしまったヨーンチャイに、ウーンは自分の過ちを認め涙を流します。追いかけてきたゴイに、「私のことは、いくら憎もうと構わない。だけどヨーンチャイのことだけは、どうかキライにならないでやって欲しい」と懇願します。ゴイも戸惑いながらうなずきます。

ウーンの幽閉生活は、不治の病を憂いたチョンの自殺によって幕を閉じます。

なんだかまた大きな波が押し寄せてきたようですが・・・オーンはこれで実家に戻ることになるのでしょう。そしてウーンも家に帰ると言っていましたね。それぞれの愛のもと、親の反対を押し切って家を出た娘たちが再び同じ屋根の下に暮らすことになるのでしょうか?オーンはまぁ、自業自得という感じがしますけど、ウーンはなんだかちょっとかわいそうですね。だけどヨーンチャイのことを思うなら、ヨーンチャイの気持ちももう少し思いやってはどうかという気もしますが・・・。ゴイもヨーンチャイに対する認識が少し変わりそうですし。明日の予告でついにアーリーと夫ポーンが口論になっていましたけど、アーリーの秘密も暴かれるのでしょうか?


第42話
大学校舎の片隅でひとり涙を流すヨーンチャイ。ヨーンチャイを見つけたゴイは、彼を慰めようとするのですが今のヨーンチャイにはゴイを受け入れられる余裕がありません。「誰とも話したくない」とゴイを拒絶してしまいます。ゴイからヨーンチャイの話を聞いたヨーとは、その夜またイムの出てくる夢を見てうなされます。一方ウーンは実家に戻ってきます。「もうあそこで働かなくてもよくなった」と話すウーンに、イムとイムの母は大喜びします。

ピンはイムたちの家で、酒抜きの日々を送っていました。禁断症状に苦しむピンを介抱するイムの姿を見て、ウーンは自分の浅はかな行為がいかにヨーンチャイを傷つけてきたか深く反省します。その頃アーリーの夫ポーンは、アーティットとアーリーの関係に不審を募らせていました。アーティットの苗字と、アーリーの旧姓が同じことに気付いたポーンは、「不思議だと思わないか」と尋ねます。しかしアーリーは「考えたくない」と話をそらしてしまいます。

ヨーンチャイは実家にいるはずのウーンを訪ねてきます。ウーンに「今後、僕の人生に関わらないで欲しい。もう誰にもヨーンチャイの母だと名乗らないで欲しい」と訴えます。それはできないと拒むウーンに「僕を愛してくれるならできるだろう」と懇願するヨーンチャイ。そこへイムが入ってきます。「ヨーンチャイのためにあんな暮らしをしてきたのに」とヨーンチャイを叱るイム。ウーンにも本当のことを告げるよう迫ります。

ウーンが不幸にして売春宿の人間に捕まってしまったこと、逃げようと何度も試みて、挙句人を殺してしまったこと、そのことを隠しておく代わりに売春宿で働くことを受け入れたこと、それらはすべてヨーンチャイがいたから耐えてこれたことをイムから聞き、自分の愚かさを心から反省したヨーンチャイ。今までの不孝を許して欲しいとウーンに跪きます。初めて親子としての絆を取り戻したウーンとヨーンチャイの姿に、イムも涙を流します。

息子のため、禁断症状に耐えながら必死に生きるピン。頑張れ!!

ピンが禁断症状に苦しみながらも「耐えてみせる・・・息子のためだ」と言っているのに感動。どうしてアーティットの父親だと名乗らないのかとウーンに尋ねられたイムが「酒びたりの貧乏人が父親だと知ったら、アーティットを傷つけることになるから」と答えていましたが、娼婦の息子と白い目で見られるヨーンチャイのことなど考えもせず、自分の気持ちに正直すぎたウーンには厳しい一言だったと思います。しかし「酒はいつかからだから抜けるけど、私の過去は消せない」とも言っていましたね。それでも、ウーンのそんな過去は全てヨーンチャイのため。ヨーンチャイがちゃんと理解を示してくれてほんとよかったです。


第43話
アーリーの夫ポーンは、アーリーとアーティットの間になにか秘密があるのではないかと疑っていました。それとなくアーリーを問い詰めますがはぐらかされてしまいます。アーティットのところにも行きますが、アーティットは答えません。その場を通りかかったヨーンチャイは、「18年も隠し通してきたんだから」と含みを持たせます。一方ヨーンチャイは、ゴイの父親ヨートからゴイとの交際を認められ、イムやウーンとも会いたいと言われ大喜びしていました。

こっそりアーティットのもとを訪れたアーリーでしたが、アーティットは実家に帰っていると言われ、すぐさまあとを追います。ポーンとアーリサーはそのことをますます怪しいと思いはじめます。実家に戻ったヨーンチャイとアーティット。ヨーンチャイはゴイとの交際、婚約したいことをイムに話しますが、イムもウーンも「今はまだ学生だから、しっかり勉強するのが先」と反対します。納得できないヨーンチャイでしたが、アーティットに諭されます。

ウーンは、ゴイの父親がヨートにそっくりだったことをイムに言おうか言うまいか迷ってしまいます。今もヨートのことを愛し、ひそかに戻って来ることを待っているイムには言えません。イムはウーンに説得され、婚約の贈り物をすることにようやく同意します。一方アーリーは18年ぶりに家に戻ってきます。アーリーの姿を見たピンは、自分がここにいることは秘密にしてくれとイムの母に懇願。母も承諾し、オーンに強く口止めをします。

イムとウーン、アーティットとヨーンチャイは寺に行きます。ヨーンチャイがゴイと婚約したい旨を伝えます。まだ若すぎると言われつつも、ウーンやアーティットの助言もあり、ヨーンチャイは仏の前で誓いを立てることになります。その頃アーティットを追いかけてきたアーリーは、なかなか帰ってこないアーティットたちをイライラしながら待っていました。一方アーリーの夫ポーンも、アーリーの行く先を追って村の近くまで来ていました。

「20年近く会ってなかったのに、会うなりケンカなんて情けない」・・・母の嘆きももっともです。

オーンがいちいち憎たらしい!!なんか余計なことを言うんじゃなかろうか?!と気が気ではありません。終盤アーリーに「相変わらず人のものを羨むのが好きみたいね」とキツい嫌味を言われていましたが、アーリーが笑っていられるのもあとわずかでしょう。すべてが明らかになったとして、夫ポーンと、娘アーリサーはアーリーを受け入れることができるでしょうか?アーティットのことをどう思うでしょうか。そして「婚約」という大きな節目を迎えつつあるヨーンチャイ。しかしヨーンチャイはヨートの子なんです。つまりゴイとは兄妹の関係・・・このことを知ったら、ヨーンチャイは悲しむでしょうね。心配です。このドラマもあと2回。最後にはみんな笑っていてほしいものですが。


第44話
アーリーはアーティットに、「私の夫に余計なことをいったのね」と詰め寄ります。何も言っていないというアーティットの言葉などアーリーの耳には入りません。「私の人生から出て行って!」とまくし立てるアーリーに、アーティットは涙を流します。しかし扉の外で夫ポーンが全てを聞いていました。アーリーは昔結婚していて子供までいたという事実を確認したポーンは、言い訳をしようとするアーリーに深く失望し、車に乗って帰ってしまいます。

今まで嘘をついていたことでポーンを深く失望させてしまったアーリー。そんなアーリーに、アーティットもピンも同情した様子をみせます。急いでバンコクに戻ったアーリーでしたが、ポーンも、娘アーリサーもアーリーを許さず、実家に戻ってしまいます。一方バンコクに戻ったヨーンチャイは、すぐにゴイの家に向かいます。ゴイの隠れてなにか大事な話をしているらしいヨーンチャイと父の様子が気になるゴイ。姉ギンはこっそり様子を見に行きます。

婚約はまだ早すぎるというヨート。しかしヨーンチャイは、「初めて出会ったときから、縁を感じていた」と言います。その気持ちはヨートもヨーンチャイに対して持っていました。「ゴイが納得するなら、私も納得だ」と答えるヨート。影でこっそり話を聞いていたギンとゴイは大喜びします。翌日、アーティットにさりげなく「女性の望む愛の告白」を語るギン。ギンの目を見つめ「僕の心には君だけだ」と真面目な顔をして告げるアーティットに、ギンはドキドキします。

ウーンがバンコクに来ることになります。ヤワラートの寺院で待ち合わせをすることになったヨーンチャイとゴイは、一緒におみくじを引くことに。偶然にも同じ番号を引き当てたヨーンチャイとゴイでしたが、おみくじには「今付き合っている人はあなたと結ばれる運命にない」と書かれていました。「なんてことだ」と怒るヨーンチャイ。不安がるゴイに「気にしないで」と明るく言うウーンでしたが、ゴイの父親が誰か分かっているウーンには冗談だと思えませんでした。

本当は希望に満ちたシーンのはずなのに、すごく暗い音楽がかかっていました。

とうとうアーリーの秘密が明らかに!夫ポーンが怒るのも当然です。「あなたを愛していたから」と訴えていたアーリーでしたが、「お前は誰のことも愛していない。愛しているのは、わが身だけだ!」と実に的を得たことを言っていたポーン。あっぱれです。やはり自分のしたことはきっちり自分に返ってくるのがタイドラマ。次こそは、今までわが身を犠牲にし続けてきたイムが幸せになる番です。ヨーンチャイとゴイが婚約、となると、イムもヨートのことを知ることになるでしょう。そのときヨーンチャイとゴイはどう思うのか・・・婚約という人生の大一番を前に、「実は兄妹だった」なんて、あまりにも気の毒な感じはしますけど・・・。


ところで、次のドラマ「明日も君が好き」10/20からだと聞いていたんですが、なんだか終わりそうにないんですよね・・・やはり26くらいからなのか?!



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