昨日もすこし触れましたが、介護福祉士実技試験・・・難しそうです。
ポイントは「事前に『これから何をするか』を利用者に分かりやすく伝えること」「丁寧で簡潔な言葉掛けを行うこと」「健側、患側を間違えないこと」「残存機能を生かした介護を行うこと」・・・などなど。まぁ普段やっていることばかりなのですが・・・。
きっと試験ではあまり重要視されないことなんでしょうけど、私が今とても気になっているのは「利用者に対する言葉遣い」です。
うちの職場では、職員同士も敬語で話すようにしていますが、なにか業務を頼むとき、「○○をしてもらってもいいですか?」と言うのです。
これって、職員同士で使うのに変じゃないだろうか、いや、敬語として正しいのでしょうか?
そんな回りくどくいわなくても、「して頂けますか」「してもらえますか」でいいと思うのですけど・・・「してもらってもいいですか」って、正しい日本語ですか?
これを利用者に言うとしたら、たとえば「靴をはいてもらってもいいですか?」となるのですけど・・・おかしくないですか?!うまく説明できないのですが、「靴をはいていただけませんか」もしくは「靴をはきませんか」でいいと思うのですよ。命令調がだめなら「靴をはきましょう」とか。「してもらってもいいですか」は、ぱっと聞いた感じ丁寧には聞こえるのですが、そこに敬意がないように感じるんですよね・・・。ただ自分の言い方が丁寧、って。京都弁では、「~しはる」とよく言いますが、これは敬意を表したり、目上のひとの言動に対して言うだけでなく、自分の言葉を丁寧に聞かせるために言うのですが、なんだかそれに近いような気がします。
もちろん試験では、そんなことよりも基本的な介護の姿勢を見ているのでしょうけど、なんだかいちど気になると、頭からはなれなくて・・・。やはり介護職たるもの、お年寄りには敬意をもって会話をしないといけないのではないかなぁ・・・と思いますし・・・。
う~ん、やっぱりよく分からない・・・現役バリバリ日本語教師のmeewさん、ほんとのところ、どうでしょう?どんな言い方を心がければ、正しく美しく、敬意を表現できるのでしょうか。教えてください!
今日は仕事がお休みだったので、『絵で見る介護』早速買って来ちゃいました♪
言葉使いって、悩みますよね。
私は緊張しすぎて「わたし」を「わたくし」と言い続けてました(笑)
あと、何かしてもらう時は、
「~して頂けますか??」
「~して頂いてよろしいでしょうか??」
とずっと言ってたような・・・
日本語ってほんと難しいです。
あと、もし間違えたら時間内ならやり直しが効くそうです。
間違った!!と、思ったら申し出て、途中からやり直し。
そしたら、間違った部分は評価されないとか聞きました。
去年実技受けた後に知ったサイトですが、
介護福祉士の試験が結構詳しく載ってます。
もし知ってたらごめんなさい。
http://members.jcom.home.ne.jp/booska-boo/
(勝手に貼って良かったのかしら・・・)
なるほどーと思うことが結構書かれてました。
あまり緊張し過ぎず、マイペースで^ ^
敬語ほんとに難しいですね~。タイ語にも敬語的な表現はありますが、日本語の比じゃないです・・・。「絵でみる介護」どうですか?私は結構参考になってますよ。でも「新しい介護」を見るとさらに目からウロコです・・・。
>こうさん
こうさんは一発合格なんですよね~・・・あぁ~自信ないです。お金払って実技講習受けておけばよかったなぁ・・・。
サイト教えてくださってありがとうございます!私にも参考になることがいっぱい!なんですがあのサイトに来ている方たちはかなり勉強してる方々ばかりですね・・・またちょっと落ち込んでしまいました。
一発合格・・・いえいえ、3度めの正直です(笑)
1次試験で落っこちまくりで。
実技は一発でしたが・・・
実は、課題の半分くらいまで行えませんでした。
(施設ではほぼありえない設定でした・・・)
そこで時間オーバー。
全部行えた元同僚は落ちました・・・
なので、全部慌てて行わなくても良いって事だと私は思います。
ポイントを掴んでいけば大丈夫です。
まずは元気で明るい声で、ですね^ ^
「~してもらってもいいですか?」、これもよく耳にする日本語ですが、私には気持ちのいいものじゃありません。
どうしてそう感じるのか、考えてみました。「~してもらってもいいですか?」は、「私はあなたが~をすることをもらってもいいですか」これは私が「あなたが~すること」をもらっても良いか悪いかを尋ねている文で、「あなたが~すること」はすでに決定している気がします(あなたの意思にかかわらず)。
「~してもらえますか」「~してくださいますか」は、相手が「それ」をしてくれるかどうかを。相手の意思を尋ねている文です。
hanaちゃんが「敬意がない」と感じるのも当然ですね。相手の意思を無視してるのですから。
「~してもらってもいいですか?」は自分の代わりに業務を頼む時には、なんとなく使えるような気がしますが、この文には「私のために、私の代わりに」と意味を含みます。「(私のために)靴をはいてもらってもいいですか」をおかしく感じるのはそのためです。
日本語は、長ければ長いほど、難しい言葉を使えば使うほど、丁寧で立派だと思う人がいますが、私はなるべく簡潔な言葉でわかりやすく言うことが大切だと思います。それから大切なのは話し方だとも思います。ひとこと「靴をはいて」「座って」これだけでもやさしい言い方で言えば十分敬意は伝わると思います。
敬語については、日頃から使って慣れることが大切だと思います。「ご存知でしたか?」「はい、ご存知でした」こんな間違いをしないためにも、目や耳で知っているだけでなく、口に出すことが一番だと思います。
ところで、「~してもらってもいいですか?」は正しくありませんが、この文はどうでしょうか?「~してもらっても構わないでしょうか?」
去年の問題見ましたが・・・難しいですね・・・。あんな問題が私にはきちんと解けるかどうか。たしかに施設ではあんな(床に座っているのを立たせる)状態ありませんよね~。明るく元気に頑張ってきたいと思います。
>meewさん
素晴らしい解説ありがとうございます!なんとなく変だな、不快だなと思っていても、自分でその根拠が分からず悩んでいたことがやっと理解できました。私の職場には、利用者の家族にも「ご苦労様です」なんて言ってしまうような若い子が多くて、きちんと指導したいのですがいつもうまく説明できなくて・・・。日本語って難しいとよく言われますが、母国語として基本的な使い方ぐらいはきちんとマスターしなければ、と思っています。
ところで、「~してもらっても構わないでしょうか」これは正しいと思います。「~すること」を「構う」か「構わない」か尋ねているのですよね?
先生に花丸をもらった気分です。
今日の試験も、敬語がうまく出てこなくて、入室の際もいつものように「おじゃまします」と言ってしまいました。「お尻を後ろにずらしてください」を、「おいど」(京都弁で『お尻』の意味)とも言ってしまいました。ま、結果はどうあれ、とりあえず終了です。次はタイ語検定だぁ~!!