第12話
アノンはソンクラーンの通う学校にまで通い詰め、ゲーオの抱えている秘密についてソンクラーンから話を聞きだそうとしていました。はじめは相手にしていなかったソンクラーンでしたが、アノンが本気で母のことを心配していると知り、少し驚きます。アノンの秘書ヌーレックから、アノンの想い人ゲーオを確保するよう命じられたポーンは、まだ相手がゲーオだとは知りません。襲うのは夜中なので、ゲーオの顔を確認もせず車の中で眠っていました。仕事を終えたアノンを待っていたヌーレックは、アノンが「今からガーラゲートのもとへ行く」というのを聞いて、計画がじゃまされるのではないかと恐れます。「今日はもう遅いですから」と止めようとしますが、アノンは聞きません。思い余ったヌーレックは、わざとアノンの車の前に飛び出し邪魔をします。
いつものようにファーの家の前を通るソンクラーンでしたが、家は静まり返っています。使用人に「お嬢様は病気で入院されています」と教えられ、ソンクラーンは急いで病院に向かいます。ファーの両親をさけ、こっそり病室に入るソンクラーン。「どうして言ってくれなかった?」と尋ねるソンクラーンに「心配かけたくなかった」と気丈に答えるファーでしたが、体は熱く、熱でふるえていました。ソンクラーンはファーの体を拭いてやります。一方、深夜4時、ドゥアンとウアイが買出しに出かけゲーオが独りになる時間帯を狙ったポーンでしたが、隣のおやじに気付かれてしまいます。「泥棒がいる。鍵をかけて、絶対出てくるな!」と窓越しに言われ、困惑しながらも家の中を確認するゲーオ。しかしポーンに見つかってしまいます。必死に抵抗し、薬をかがされそうになったところへ、ドゥアンとウアイが戻ってきます。とっさに男を殴り倒すドゥアン。
気を失ってしまった男を警察に突き出すわけにもいかず、3人は困ってしまいます。ひとまず手足を縛って自由を奪い、外へ運び出そうとする3人。3人がかりで必死に運ぼうとするのですが、重くてなかなか進みません。男の被っていた目出し帽が、壁のくぎにひっかかって脱げてしまい、改めて男の顔を見たドゥアンは仰天します。なんと元夫のポーンだったのです。ポーンがゲーオを捕らえにやってきたことにショックを隠しきれない3人。騒ぎを聞きつけた隣のおやじが声をかけます。「なんでもないから大丈夫」と、ポーンを隠そうとする3人。なんとかおやじを帰したあと、部屋にポーンはいませんでした。驚きつつポーンを探す3人の背後から、ポーンが現れます。
「俺が服役している間、名前まで変えてのうのうと幸せに暮らしてきたってわけだな」と嫌味たっぷりに3人を脅すポーン。「金行で泥棒をしようとしたのを私は止めたのよ!」と、あくまでポーンの責任だと言い張るドゥアン。ポーンがとある人物に雇われてゲーオを確保しようとしたことを聞かされ、思い当たるふしのないゲーオは困惑します。そこへ電話が。「出ないで!」と止めるドゥアンを振り切ってポーンが受話器をとってしまいます。電話の相手はアノンでしたが、ポーンが受話器をとる直前にアノンは電話を切ってしまいます。再度かけ直しますが今度は電話に誰もでません。ゲーオの身になにかあったのではないかとアノンは不安に駆られます。
癒し系なふたりの初々しいシーンです。
ファーの入院シーンでは、ファー役プロイちゃんが以前出ていた別のドラマを思い出してしまいました(笑)。病弱な女の子役がぴったりしっくりきますね。お兄さんのふりをして病室にもぐりこむソンクラーン、体を拭いてあげたりしてなんだか本当に兄妹みたいでした。ファーの父は、ポーンの出所を聞いて19年前の事件のことを思い出し苛立っているようでしたが、「いつもその話になるとイライラする」とファーの母が言っていたように、ファーの父にとって未解決のあの事件は大きなしこりとなっているようです。以前アノンに「他人のあんたにはわからない!」と責められていましたが、ファーのお父さんにとっても忘れられないあの事件。もう線は繋がりかけているようなものなんですが・・・。
アノンはソンクラーンの通う学校にまで通い詰め、ゲーオの抱えている秘密についてソンクラーンから話を聞きだそうとしていました。はじめは相手にしていなかったソンクラーンでしたが、アノンが本気で母のことを心配していると知り、少し驚きます。アノンの秘書ヌーレックから、アノンの想い人ゲーオを確保するよう命じられたポーンは、まだ相手がゲーオだとは知りません。襲うのは夜中なので、ゲーオの顔を確認もせず車の中で眠っていました。仕事を終えたアノンを待っていたヌーレックは、アノンが「今からガーラゲートのもとへ行く」というのを聞いて、計画がじゃまされるのではないかと恐れます。「今日はもう遅いですから」と止めようとしますが、アノンは聞きません。思い余ったヌーレックは、わざとアノンの車の前に飛び出し邪魔をします。
いつものようにファーの家の前を通るソンクラーンでしたが、家は静まり返っています。使用人に「お嬢様は病気で入院されています」と教えられ、ソンクラーンは急いで病院に向かいます。ファーの両親をさけ、こっそり病室に入るソンクラーン。「どうして言ってくれなかった?」と尋ねるソンクラーンに「心配かけたくなかった」と気丈に答えるファーでしたが、体は熱く、熱でふるえていました。ソンクラーンはファーの体を拭いてやります。一方、深夜4時、ドゥアンとウアイが買出しに出かけゲーオが独りになる時間帯を狙ったポーンでしたが、隣のおやじに気付かれてしまいます。「泥棒がいる。鍵をかけて、絶対出てくるな!」と窓越しに言われ、困惑しながらも家の中を確認するゲーオ。しかしポーンに見つかってしまいます。必死に抵抗し、薬をかがされそうになったところへ、ドゥアンとウアイが戻ってきます。とっさに男を殴り倒すドゥアン。
気を失ってしまった男を警察に突き出すわけにもいかず、3人は困ってしまいます。ひとまず手足を縛って自由を奪い、外へ運び出そうとする3人。3人がかりで必死に運ぼうとするのですが、重くてなかなか進みません。男の被っていた目出し帽が、壁のくぎにひっかかって脱げてしまい、改めて男の顔を見たドゥアンは仰天します。なんと元夫のポーンだったのです。ポーンがゲーオを捕らえにやってきたことにショックを隠しきれない3人。騒ぎを聞きつけた隣のおやじが声をかけます。「なんでもないから大丈夫」と、ポーンを隠そうとする3人。なんとかおやじを帰したあと、部屋にポーンはいませんでした。驚きつつポーンを探す3人の背後から、ポーンが現れます。
「俺が服役している間、名前まで変えてのうのうと幸せに暮らしてきたってわけだな」と嫌味たっぷりに3人を脅すポーン。「金行で泥棒をしようとしたのを私は止めたのよ!」と、あくまでポーンの責任だと言い張るドゥアン。ポーンがとある人物に雇われてゲーオを確保しようとしたことを聞かされ、思い当たるふしのないゲーオは困惑します。そこへ電話が。「出ないで!」と止めるドゥアンを振り切ってポーンが受話器をとってしまいます。電話の相手はアノンでしたが、ポーンが受話器をとる直前にアノンは電話を切ってしまいます。再度かけ直しますが今度は電話に誰もでません。ゲーオの身になにかあったのではないかとアノンは不安に駆られます。
癒し系なふたりの初々しいシーンです。
ファーの入院シーンでは、ファー役プロイちゃんが以前出ていた別のドラマを思い出してしまいました(笑)。病弱な女の子役がぴったりしっくりきますね。お兄さんのふりをして病室にもぐりこむソンクラーン、体を拭いてあげたりしてなんだか本当に兄妹みたいでした。ファーの父は、ポーンの出所を聞いて19年前の事件のことを思い出し苛立っているようでしたが、「いつもその話になるとイライラする」とファーの母が言っていたように、ファーの父にとって未解決のあの事件は大きなしこりとなっているようです。以前アノンに「他人のあんたにはわからない!」と責められていましたが、ファーのお父さんにとっても忘れられないあの事件。もう線は繋がりかけているようなものなんですが・・・。