DONS de la NATURE

歴史を刻みながら、常に新しい文化を発信し続ける街、銀座。
銀座の隠れ家のひとつとして、お客様を今日もお迎えしております。

少々グロテスクですが・・・

2007-11-06 14:18:46 | Weblog
 皆様こんにちは

 今日は肌寒い一日ですね。
 
 本日の写真は“真鱈”でございます。
 勿論お腹の中には沢山の白子が入ったオスの“真鱈”でございます。
 写真をご覧なって頂ければお分かりかと思いますが、この鱈のお腹は「鱈腹食べる」などと言うように、いつも膨れております。
 大食の上に何でも食べるそうで、貝類や蟹・海老はもちろん、ロウソクやカギが胃の中から出てきたこともあるそうで、食べ過ぎて胃潰瘍になっていた例もあるそうです。(あくまでも聞いた話で、未確認情報でございますが・・・・)
 ただ「でたらめ」を漢字で書きますと「出鱈目」と書く位ですから、あながち間違った情報とも言えないような気がいたしますが・・・・

 皆様には勿論、切り身をご用意させていただきます。
 少々グロテスクな頭の部分など、皆様にお召し上がりいただくなど滅相もございません。


 今晩帰宅後の私の酒の肴・・・熱々に煮上げた“鱈の頭”(バター&醤油&レモンをかけて)
 仕事が終わりましたら一目散に帰らせていただきます。  

連休明けです

2007-11-05 14:15:33 | Weblog
 皆様こんにちは

 連休はいかがお過ごしでございましたでしょうか?
 我が家は友人家族と一緒に旅行に行ってきたのですが、天気もよく暖かく大変リフレッシュできた連休でございました。

 本日の写真は、栃尾君が今朝市場へ行ってきた際に撮ってきてくれました“すみいか”でございます。
 同じ「いか」でもスーパーの鮮魚売り場で一番多く見かける“するめいか”は、“やりいか”などと同じツツイカ類に属し、この“すみいか”や“あおりいか”などはコウイカ類となります。
 「どちらが美味しいのか?」という質問は、非常にお答えの難しいところでございますが、私の好みといたしましては・・・・・
 「お刺身」で食べる場合は、コリコリした食感の“するめいか”や“やりいか”も好きですし、ネットリした食感のあの甘い身の“すみいか”や“あおりいか”も捨てがたいものがあります。
 「天ぷら」でしたらやはりコウイカ系でしょうか、シンプルに「焼きイカ」でしたら“するめいか”が美味しいですし、中華料理の「塩炒め」などですとコウイカ系のほうが好みです。
 「握り寿司」でしたら“あおりいか”や“すみいか”が好きですが、“やりいか”の「印籠詰め」も大好物です。
 
 だんだん何を書いているのか判らなくなってきました・・・・・
 どうやら私はイカが大好きなようです。

印象的ですね

2007-11-02 16:44:08 | Weblog
 皆様こんにちは。

 11月が始まりました。
秋から冬への移り変わり、そろそろコートの準備をしようと思う今日この頃です。

 本日の写真は「やがら」です。
 正式には赤やがらで名前の由来は魚体が矢柄(矢の幹)に似ている所から付いたそうです。
 この魚は滅多に獲れない高級魚で、見た目のグロテスクさとは裏腹に、その味わいは非常に上品な白身で、お刺身で食べてもから揚げなどにしても、非常に美味でございます。
 私は十数年前に真鶴へ旅行に行ったときに、ホテルの方に教えて頂いた地魚を食べさせてくれるお寿司屋さんで初めてこの魚を食したのですが、印象に残っているのは口の先端から顔にかけて50cmはあろうかと思われるその頭でございます。
 とにかく口が長い。
 あまりに印象的な口だからでしょうか、我々人間がこの細長い口を使ってストローのように食べ物を吸って食べると様々な病気が治るという迷信があったり、干したものは肝臓の薬なるなどとも言われているそうです。
 恐らくあまり根拠はないのでしょうが・・・・

 もし直径3~4cm、長さが30cmはあるこの魚の細長い口を使って、ストローのように食べ物を吸っている人がいたら・・・・・
 恐らくその方は病気が治ったとしても病院に連れて行かれてしまうでしょう・・・