DONS de la NATURE

歴史を刻みながら、常に新しい文化を発信し続ける街、銀座。
銀座の隠れ家のひとつとして、お客様を今日もお迎えしております。

潮干狩りシーズンですね。

2007-03-26 14:41:54 | Weblog
 皆様こんにちは

 先週の世界フィギアは男子・女子ともに、我々日本人にとって誇らしい結果になりましたね。高橋大輔選手のあの流麗さ、浅田真央選手の華麗さ、そして安藤美姫選手の復活の金メダルと非常に感動的なものでした。
 今週末からプロ野球のセ・リーグも開幕ですし、甲子園でも熱戦が繰り広げられ、オーストラリアのメルボルンでは水泳世界選手権、その他サッカー、F1、メジャーリーグ・・・とスポーツ観戦好きの方々には大忙しのシーズンの始まりです。

 
 さてさて本日は“まて貝”を撮ってみました。
 スーパーなどではほとんど並ぶことのない貝だと思いますが、焼いても蒸しても、そのほのかな甘みが印象的な食材です。
 昔は潮干狩りといえば、“あさり”“しじみ”そしてこの“まて貝”だったようですが、ここ最近は干潟も少なくなってしまい、その風景も珍しいものとなってしまいました・・・さみしい限りです。
 
 皆様も是非この珍しい貝をご賞味にご来店くださいませ。

 
 追伸 雄ちゃん、とっても美味しかったです。またのご来店心よりお待ち申し上げます&愛情の込められたお菓子も最高でした(ネモト)

「びわ」が出てました

2007-03-22 16:55:55 | Weblog
 皆様こんにちは

 昨日の「春分の日」はいかがお過ごしでございましたでしょうか?
 私はいつもより少し早起きをして、家族でドライブついでに芹摘みに行ってまいりました。我が家から車で一時間ほどですが、そこの田んぼには沢山の芹が生えており、のんびりと一時間ほど摘むとスーパーのビニール袋一杯になりました。
 ということで、昨晩の我が家の食卓は合鴨と芹と蕎麦の鍋です。
 ご存知の方もいらっしゃるでしょうが、芹と蕎麦は非常に相性が好いので、私はこの鍋が大好きで、少々冷酒を呑み過ぎてしまいました。

 さてさて、本日の写真は「長崎産の枇杷」でございます。
 枇杷というと初夏のイメージですので、「昨日は芹、今日は枇杷」となると何とも複雑な心境ですが、ここ最近は枇杷もハウス栽培が盛んになりましたので、こんな時季からもう枇杷なんですね。
 大学生の頃、近所に枇杷の木がありまして、季節になるとそれはもう沢山の枇杷が実り、何度かそれを捥いで食べたことがあるのですが、味のほうは「・・・?」といった感じで、初めて店頭に並ぶハイクラスな枇杷を食べた時は、あまりの味の違いに驚かされたことを思い出します。

 当店は旬を大切に致しておりますので、枇杷はもう少し後になりそうです。

桜の開花

2007-03-19 15:27:12 | Weblog
皆様こんにちは。

靖国神社で桜が咲き始めた。と言うニュースを耳にしました。
まだ、ほんの数輪だそうです・・・。

桜といえば「染井吉野」を思いうかべますが、日本には野生種と
栽培品種とを含めると約340種類もの桜があることを皆様は
ご存知でしたでしょうか。
八重桜、しだれ桜、芝桜・・・etc。
世界で最も桜を愛しているのは日本人だ! と言われているようです。
毎年テレビのお花見の中継などを見ると、桜を愛しているのか
桜の木の下での宴会を愛しているのか、どちらなんでしょうね。

何年か前にちょうど桜の時期に休みがとれたので、京都まで桜を見に
行きました。
丸山公園の「祇園しだれ」は夜にはライトアップされ幻想的だったこと
を思い出します。

暑さ寒さも彼岸まで・・・週末や来週には暖かくなって、各地で桜も
咲き始めるでしょう。
今年は東京の桜の名所をめぐってみようと思います。

                         本日のブログ担当:ネモト



三枚目です

2007-03-17 15:31:57 | Weblog
 皆様こんにちは

 暖かな気持ちの良い天気ですね。(花粉症の方を除いては)
 
 今日は店に来る前に私用で浅草に行ってきたのですが、仲見世通りは以前にも増して外国人旅行者が多くなっておりますね。
 ちょうどお昼時で、小さな定食屋のサンプルの前で、店員のおばちゃんと外国人の男性が話していたのですが、男性が“ざるそば”を指しながら「What is this?」という質問に、おばちゃんは「ヌ~ドル~ ツルツル」と答えておりました。
 もしあの後に、となりの“ざるうどん”を質問されたら・・・
 「おばちゃんは何て答えたのだろう?」などと考えながら、平和を実感した一時でございました。

 ちなみに男性は、店員のおばちゃんに導かれ店内へと入っていきました。


 本日のお魚は、「鯒(こち)」でございます。
 見た目の悪さとは裏腹に(こち君ごめんなさい)、身の味わいは非常に上品な白身で、天麩羅・から揚げ・塩焼き・もちろん刺身でも大変に美味しい魚です。
 この“鯒”や“鮟鱇”や“おこぜ”や“かさご”など、見た目悪くも美味しい三枚目に対して、何となく愛おしい気分になるのは私だけでしょうか・・・

 皆様「フィッシュ ヌルヌ~ル」是非お楽しみくださいませ。
 私も英語は大の苦手です。
 

りんごは好きですか?

2007-03-16 15:06:05 | Weblog
 皆様こんにちは

 本日の写真はフランス北西部ノルマンディー地方の特産ブランデー、カルヴァドスでございます。
 ブランデーとは、本来ぶどうを発酵、蒸留したお酒につけられた名称でありましたが、現在では果実を主原料にする蒸留酒すべてについてこの名称が使われております。
 ぶどうを主原料としたブランデーと言えばコニャックとアルマニャックが双璧と言えましょうが、ぶどう以外を主原料としたものでは、“りんご”の蒸留酒であるカルヴァドスがその代表でありましょう。

 りんごは古くから人類に親しまれてきた果実であるため、ヨーロッパの神話や伝説にもよく出てきますね。
『聖書』アダムとイブのりんご、トロイ戦争の発端となったパリスのりんご、ウィリアム・テルの弓の的になった子供の頭上のりんご、万有引力を発見するもととなったニュートンのりんご・・・etc
 数多ある果物の中でも、神話から万有引力、極上の食後酒から縁日に飴をからめられるに至るまで、これ程までに活躍している果物はそうはないですよね。

 
 どうぞ食後のひと時に“カルヴァドス”をお楽しみくださいませ。


 追伸  日曜日の荒川市民マラソンにご参加の皆様、頑張ってください。