ゆうしゃケン  小心翼翼・平々凡々

団塊世代の技術系サラリーマンだった。引退した今は妻と二人で平和な生活を願いつつ、趣味と独り言でストレス発散

また今年も・・・お見舞いありがとうございます

2017-07-08 09:50:51 | 平々凡々
 北部九州を襲った豪雨、大変な被害が出ました。特に朝倉、日田の惨状は目を覆うばかり。川が土砂で埋まり、流木が家屋を押し流し、田畑は更地のようにむき出しに。何もかも埋め尽くされてしまったのです。

 丁度その日、5日は博多に出向いており、夕方福岡県南部に大雨警報が出ていると知らされ、JRが止まるかも知れないと慌てて帰宅した。そしてニュースでは50年に1度の大雨の恐れがあり特別警報が出ていると報じられていた。この時点では小倉は小雨程度立ったので、どうなることだろうと気に掛けながらも寝付いたのだが、翌朝、朝倉日田のニュースを知って驚いた。これは凄まじいと。ところが小倉でも雨がひどく降っており、市の中心を流れる紫川が氾濫するかも知れないので避難せよと避難勧告・避難指示と続け様に連絡が来たのだ。私は白河夜船で気づかなかったのだが、雨は明け方ひどかったようで、妻は明け方の3時に雨脚がひどいので寝られずに、前の川が氾濫した場合に備えて1階の座敷やレッスン室を片付けていたのだった。

 ミニ菜園で採れたナスビとミニトマト。トマトだけは毎年順調です。
 

 我が家の前の川は幅が3m程度の小川で普段はほとんど水が流れていない。雨が降ると少し水かさが増す程度なのだが、その水位は土手の高さ(2.5mくらい)の半分くらいまでになっており、茶色の濁流がごうごうと流れていた。この地に住んでからおよそ50年、この川が氾濫したことは無かったし、昭和28年の北九州大水害の教訓により、少し下流のメディアドーム横に巨大な地下ダム設備を造っていたので、下流域は別として、我が家は大丈夫だろうと思ってはいたが、それでも最近の気象は分からない。50年に一度に見舞われるかも知れないと思っていた。

 結局、雨はだんだんと小降りになり、紫川の水位も引き始め(干潮の時間帯でもあった)、危機を脱したのだった。(この間、たくさんの人からお見舞いのメールなどを頂いた。ご心配下さって、ありがとうございました)

このところ毎年のように大雨による被害が出ている。今回の被災も1時間に135ミリという信じられないような降雨量だったという。今までの対策・経験が役に立たないような事象だ。幸いにも我が家は大丈夫だったが、北九州市でも家屋倒壊などの被災が起きている。厄災はいつ・どこで起きるか分からないと改めて感じたのだった。

 その昨日は七夕。アンちゃんと七夕飾りを作っていたのだが、昼からは雨も止んでできあがった七夕飾りを軒端に飾った。アンちゃんの願いはすくすくと育つこと。織り姫様にお願いした。和君や奏汰、啄人の願いは将来の野球選手やサッカー選手。それぞれが短冊に思いを示したのだった。 


 

 

 今日の朝、小倉では日射しもあり、蝉が鳴いていた。梅雨明けも近いことだろう。暑くて苦しいだろうが豪雨よりはましだ。被害に遭った添田、東峰村、杷木は私が蝶採りの時に使う道だ。道路が各所で寸断されていると聞く。今年の英彦山、久住方面での採集は諦めざるを得ない。新たに被災を受けることなく、復興が順調に進むことを願っている。
コメント (11)
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