ゆうしゃケン  小心翼翼・平々凡々

団塊世代の技術系サラリーマンだった。引退した今は妻と二人で平和な生活を願いつつ、趣味と独り言でストレス発散

秋です。

2016-10-09 20:19:19 | 
 台風18号の通過とともに、秋雨前線も南に下がり九州北部はずいぶん久しぶりに晴れた。8月は猛暑、9月は台風と雨というように、異常気象が続いていたので、ほっとするひとときだった。

 そんな中、あんちゃんをお守りする役を仰せつかった。あの入院以来、あんちゃんはパパママべったりで、私にはともかくとしてバァバに対しても幾分かは身構える様子が見られたので心配していた。あんちゃんにしてみたら、あの入院は心細くて怖くて神経をずたずたに切り裂かれる思いだったのかも知れない。本当に頼れるのはパパママだけだと身に沁みて感じたのだろう。

 公園のベンチ、空を見上げると青空に桜の葉が。
 

 あんちゃんを預かった私、ベビーカーに載せて公園を散策することにした。山の手にある桜の名所、平和公園と森林公園だ。ここは日本100森林浴にも選ばれている自然豊かな公園で、桜の名所でもある。あんちゃんの兄、和君もベビーカーに乗せて桜の季節に訪れたことがある。小倉市民の憩いの森なのだ。

 
 ベビーカーで熟睡しているあんちゃん

 さて、ベビーカーのほどよい揺れが心地よかったのか、平和公園に着いた頃にはあんちゃんはすやすやと寝てしまった。退院後は昼寝をあまりしていないと聞いていたので、この際ゆっくりと寝させてあげようと、ベビーカーを押してすぐ近くの森林公園まで移動した。ベンチに座って私ものんびりと青空や山の端を眺めていた。あんちゃんの寝顔を眺めながら、早く元通りになってと願ったりしていたのだった。

 この日は丁度良い暑さだったせいもあり、あんちゃんは2時間以上も昼寝した。帰りの道すがらコンビニで水分補給のためにお茶を求め、お昼時でもあったのであんちゃんは大好きな赤ちゃんチーズ・ポッキーなどを食べながら我が家に帰ったのだった。家に帰り着くとバァバが心配して待っていた。が、あんちゃんの笑顔を見て大喜び、あんちゃんはバァバが作ったお昼(うどん)をほとんど全部食べて健食ぶりを示したのだった。

 
 ちょっと元気が出てきたあんちゃん、ピアンちゃん(お人形)を負んぶして、大丈夫かどうか、その様子を鏡でいます。

 翌日はウオーキング。舞台は香椎。香椎宮などを巡る。先週に引き続いてうーさんと一緒になった。香椎宮は仲哀天皇と神功皇后、それに子供の応神天皇を祀っている。古代北部九州は実に魅力的なところで、神功皇后の兜塚など色んな話が伝わっている。私たち夫婦も娘が生まれる時には新宮皇后ゆかりの宇美(産み)神社に安産を願った。

 
 香椎宮
 
 兜塚

 薬の副作用で左半身、特に足がおかしかったのだが、医者に相談して薬を変えたり止めたりした結果、完全に元とは言わないがウオーキングも何とか参加できるレベルに復活した。これからが秋本番、大いに出歩いて生きている証を満喫したいと思っている。そして、あんちゃん、急がなくても良い、ゆっくりと傷ついた心を優しさで埋め戻してほしい。
コメント (4)
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