ゆうしゃケン  小心翼翼・平々凡々

団塊世代の技術系サラリーマンだった。引退した今は妻と二人で平和な生活を願いつつ、趣味と独り言でストレス発散

温泉は天国! でも・・・

2015-09-06 15:28:04 | 紀行
 9月に入って九州は連日、雨模様。鬱陶しい毎日が続いている。天気のためだけでもないが、私も冴えない。そのいきさつを。

 発端は長女の思いやりから。世俗を忘れて温泉でゆっくりしたいとの妻の思いを察して、8月末の日月の一泊で天ケ瀬温泉の旅館を予約をしてくれたのだった。日取りを決めてやらないと重い腰をあげないと思ったのだ。
と云う訳で、久しぶりに妻と二人だけの温泉旅行。愛車ヴィッツに乗り込んで日田を目指した。車は小さいながらも快適なドライブで途中、陶芸の里、小石原で私のお茶碗・湯呑などを買い求め、昼過ぎに日田のサッポロビール九州工場へ。直接旅館に行くのも時間が早いため、ちょっとした時間つぶしだ。
 


日本橋?銀座?にできた日本初のエビスビールビヤホール。明治のモダンガール、何故か新鮮です。


車なのでノンアルコールビールを。本来はエビス3杯までOKなのに! 妻は2杯。頑張った!

 天ケ瀬温泉、山荘天水に着いたのが3時前。チェックインの少し前だったが笑顔で迎え入れてくれた。天ケ瀬温泉は筑後川の支流、玖珠川の河原の露天風呂が有名だが、天水はその玖珠川の更に支流、合楽川の渓流沿いにあって、建物が緑豊かな木々に埋まるように囲まれていた。高層ホテルではなく、古式豊かな木造、それも自然の巨大な石を巧みに建屋内に配して、人に優しいという気配りを感じられる造りだった。渓流に沿って露天風呂も3か所あって、温泉三昧でゆったりでき、それ以上に「おもてなし」を感じたのだった。
 
 


渓流に面した露天風呂。桜の滝という名の見事な滝もありました。

巨石がインテリア。見事にマッチしていた。

 夕食がお部屋食というのも良かった。美味しい食事とお酒で大満足。その夜は更に露天風呂と大浴場を攻略して身体を存分に解して寝た。




大吟醸の飲み比べ。良い酒で酔うのが早かった。
 
 翌朝、渓流のせせらぎで目を覚ましたのだが、首筋にちょっと違和感があった。どうも枕が高すぎて硬かったようだ。それでも朝湯に入り、遅い朝食を摂ってのんびりとして旅館を発った。帰りはフルーツの里、浮羽に寄ってブドウやナシを手に入れたのだが、どうも首が回らない。車の運転していてもバックが出来ないほど、首を回すと痛みが走る。寝違いしたらしい。それでも注意深く運転して我が家に辿り着いた。

 翌日は会社。首筋の痛みは何とか我慢できたのだが、その日の晩は前日にも増して首筋が痛くて痛くて眠られなかった。睡眠不足のまま、首筋の痛みを抱えて博多へ。午後から4時間の講習なのだが、どうにも我慢できなくて3時に講習を止めて急いで帰宅。近くの整形外科へ。骨は長年の生活習慣で曲っているものの、特に骨折などの異常は無く、筋を痛めたのだろうとの診立て。マッサージしてもらい、痛み止めの薬を貰って一安心。これで治ると。

 ところがそれからずっと痛みが取れない。温泉から数えて5日目の金曜日は会社に休みを貰って再度病院へ。先生に痛みを何とかしてくれと頼み込んだ。薬嫌いの先生と言う評判なのだが、私の窮状を察して、今度は鍼灸と同じように3か所の急所に注射を射ってくれ、更にビワ温きゅうという昔からのお灸のような治療を施してくれた。その結果、夜は眠れるようになったのだが、7日目の今日、まだ首筋の痛みはとれない。首筋が微熱を持っているかのような感じで、神経を触るような痛みがある。もちろん、首を回すことが出来ない。明日は月曜日、再度病院に行くつもりだ。

コメント (10)
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