ゆうしゃケン  小心翼翼・平々凡々

団塊世代の技術系サラリーマンだった。引退した今は妻と二人で平和な生活を願いつつ、趣味と独り言でストレス発散

霧島・別府・黒川

2010-11-15 15:49:06 | 紀行

   

 霧島ホテルと龍馬夫妻の写真

 

 ここ数年、紅葉に誘われるように秋になると温泉に出かけている。それも急に思い立ってのことが多い。気温が下がるとともに湯煙りが恋しくなるのだろうか。で、今年は昨年に続いて霧島となった。霧島温泉はもう4回目で馴染みではあるが、今年は龍馬とお龍の足跡を訪ねることにした。もちろん大河ドラマの影響であるが、意外とミーハー的な要素を持っていたりする。(笑)

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木曜日、(妻にとっては)早起きして、7時半にマイカーに乗り込んだ。霧島まで300キロ、高速道がほとんどなので距離の割には楽なドライブだ。晴れの予報だったのだが、途中熊本あたりでは雨が降り出した。が、宮崎県に入る頃にはすっかり晴れて、よい天気になった。さすが晴れ男と自画自賛。

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えびの高原はすっかり秋景色。楓や紅葉、クヌギや櫨の木などがそれぞれに黄色や赤く染まっていて、それはそれは見事な風景が広がっていた。特に韓国岳登頂口付近では草木までも一面褐色で見応えがあった。

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宿泊地の硫黄谷温泉をいったん通り抜けて、最初の目的地は塩浸温泉。町営の温泉が一つだけの小さな温泉なのではあるが、大勢の観光客が次々と訪れていた。龍馬夫妻が入ったという露天風呂は渓流の横に残っていたのだが、降りてゆく道がないので記念碑的なものだろう。龍馬達の銅像なども立てられて、まさに龍馬ブームにあやかった観光名所になっていた。

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<o:p>渓流沿いにある塩浸温泉。竜馬が入った露天風呂は写真中央やや左手下部に少しだけ見えています。右の写真は犬飼の滝。</o:p>

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続いて、龍馬が滝裏から眺めて絶景だと感嘆したという犬飼の滝に行った。高さ20mほどで水量も多かった。これが雨期であったらものすごい爆水だろう。龍馬は春先に行ったはずなので、水量も多かったに違いない。

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JR肥薩線「嘉例川駅」

 

最後に駅舎が出来て百年以上という、嘉例川駅を訪ねた。小さな駅舎なのだが、3年連続九州の駅弁ナンバー1に選ばれている、サツマイモをベースにした手作り弁当で有名なところだ。休日だけの販売だが、すっかり有名になって町興しにも一役買っているのが嬉しい。

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ホテルは硫黄谷温泉「霧島ホテル」。龍馬が泊まったホテルだ。 わたし達には2度目の宿泊であるが、なんといってもこのホテルのウリは大浴場。600坪は優にある巨大な温室のような建屋内に広大な浴場と各種の泉質の温泉をしつらえている、もちろん当然ではあるが、露天風呂もある。ここは基本的に混浴可能なのだが、なぜか7時半から10時までは女性専用となり、男性はシャットアウトされる。私はホテルに着いてすぐと、翌朝の2回、この大浴場で4種類の泉質に浸かって、疲れをほぐした。

 

 

<o:p>早朝、大浴場の中をパチリ。湯煙りでかすんでいました</o:p>

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気分が良かったのか、アルコールが美味しく(生ビールと熱燗、冷酒、いも焼酎の4種を)、すっかり酔っぱらってしまって、その晩は轟沈。朝5時まで爆睡してしまった。

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その間、妻がせっかくの旅行なので、もう一泊しようと各地の温泉にホテルの空きを調べたのだが、週末の金曜ということもあって、結局宿は別府温泉となった。ということで、1泊2日の温泉旅行の筈が2泊3日に。こんなことなら、お龍が足袋履いて登ったという高千穂峰に私達も登って、頂上で天の逆鉾にお参りすることもできたかも。(結構厳しい登りなので、それなりに装備しておかなければ、危険なのだろうな)

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2日目、3日目の話は、また。

 

 

 

 

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コメント (10)
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