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対象Zについての考察と、今後の懸案事項

2010-08-23 19:51:25 | 神羅万象チョコ【ZX-F】
神羅万象チョコ ゼクスファクター第2弾(2010年7月19日発売)

※記事履歴:白虎の銀狼、玄武の氷輪(2010-07-03)少女たちの背負うもの(2010-07-04)
鳳凰学園生徒会黙示録(2010-07-14)また誰かが突然ドアを叩く---。(2010-07-26)
この一撃は電光石火!!(2010-08-08)


なんだかんだで去る6月の先行販売から此処まで6記事、実に2ヶ月超という期間を要する事となってしまいましたが、この記事にて「神羅万象チョコ ゼクスファクター第2弾」のストーリー部分に関する纏め云々は、とりあえずひと段落に。
残りの諸々については来る10月発売予定のZXF第3弾までに、じっくりと消化出来れば良いかなと。


◆[MARION's REPORT]



◇047 戦神機ミカエラ<Power 18・Potential S(属性:朱雀)> 名前:ミカエラ・パルテノス[魂獣 解放状態(女)]

学園非公式の任務として、古代遺跡の調査中に“伝説の外海獣”と謳われる黄金竜エメリウスの強襲を受け、あわや全滅という危機を迎えてしまった天ヶ原のメンバー、そしてカナトだったものの、イツキから神具を託されたカイが奥の手である「神具多重能力(デュアルアビリティ)」を発動、満身創痍となりながらもエメリウスを討ち果たすことに成功する---そんなところで一旦の幕引きとなった第2弾のストーリー。
その後の安否などについてはまだ触れられていないものの、どうやら現地の模様がモニタリングでもされていたのか、それとも生徒会長と天ヶ原の不審な動きからなんらかの危険を察知したのか、おそらくはただでは済むまい6人を回収する為に、マリオン先生が自らの神具:炎縛鎖マリシテンの魂獣:パルテノンを戦神機ミカエラへと魂獣解放させ、激闘の現場へと赴いた、それが今回の出番ではなかろうかと。
そう例えると、アナザーカードでミカエラの背中に騎乗しているマリオン先生が、何処かカイたちに呼び掛けているように思えなくも。

ミカエラのデザインは女性らしいラインを意識したのか、全体的に丸みがあるように感じられ、何処か顔立ちとカラーリングがG○アーチャーを髣髴とさせられますけど、まさかあの西洋甲冑がこうまでリアルロボット的な、およそ全高3mほどの機体…もとい魂獣になってしまうとは。
なお、アナザーカードについては、既に別記事にて(

果たしてその現場で直に立ち会ったのか、それとも事後にカナトからでも学園に提出された報告書らしきものがあったのかは判然としないものの、今回の件で更に不可解な特殊能力を見せたカイについて、マリオン先生の手によって纏められたのが、ある意味で今弾の“エピローグ”とも括ることの出来る裏書=『マリオンレポート「火群カイについての考察」』より抜粋された記述だったり。
とりあえず其処から更に要点だけを抜いてみると、こんな感じに。

・過去の研究記録に「神具多重能力」を持つ神具の存在が報告されていて、おそらくカイが同種の神具を持っていると推理。
・しかし「神具多重能力」は魂獣との契約締結が前提であり、それを契約無しで発現=他人の神具が使える点はやはり不可解。
・契約締結とは魂獣との心身同調、転じてカイは契約無しで魂獣と心身同調出来るということに。

つまりカイの「神具多重能力」とは、それ専用の神具+契約締結無しの魂獣との心身同調の合わせ技---ということになる次第。
元々から存在が確認されている神具は兎も角、マリオン先生からして“全く興味深い存在”と言わしめるカイ自身の特殊能力に関する秘密は、いずれなんらかの呼び水になるかと思われますが、そう言えば以前に何処かの作品で、精霊だかなんだかと意識を通じさせられるキャラが、実は人間と精霊の命を併せ持った存在だったり、また別の作品では精霊そのものだったという設定もあったので、まさかカイの正体は魂獣と根本的に繋がっている、ある意味で同質の存在だったなんてことは…まだ肯定も否定も出来ませんが。




◇SP 六道拳カイ<Power 15・Potential S(属性:麒麟)> 名前:本名不明[人間(男)・16歳]

そうしたマリオン先生の推理のひとつを肯定するカードが、第2弾と同時発売であった「コレクションファイル」付属のSP「六道拳カイ」。
彼が隠し持っていた、本来の神具:六道拳アスラ(麒麟)の“6個の神具を同時使用することが可能”という能力こそが「神具多重能力」の秘密だった訳ですけど、この神具にも幾つか疑問点が浮かび上がり。
まず“神具”というからには、其処に宿っているはずの魂獣の存在が確認出来ない点。
前弾でもフェニックス理事長や学園長ガイ、そして一応は因使であるはずのデス・マスカレードの3人には魂獣が確認されていませんけど、やはり同様に姿を見せていないだけなのか、それともまた別の理由があるのかどうか。
此処でイヅナの存在を持ち出すのは愚問ながら、さすがに2体の魂獣が常に姿を隠しているというのも疑問ですし、カイ自身が「これが俺の…俺だけの神具だ!!」だとやけに強調しているあたりにも、なにやら他の神具とは根本的な在り方が異なっているようにも思え。

ふたつ目の疑問点は、そんな前述した六道拳アスラの在り方について。
マリオン先生のレポートでも触れられていますが、あの「神具多重能力」は魂獣との契約締結が前提だけに、今回のようなヒノカグツチ+タケミカヅチの2個のみならず、更に6個の神具を同時使用出来るなんて契約締結云々を前提としないカイにしか扱えない、転じて彼の出生の鍵を握ると思しき「火群一族」が、そのような特殊能力を秘めた集団であり、六道拳アスラは火群一族の為に生み出された神具だったとしたら…仮にそうであるならば、加えて「火群一族」には神具を製造・鍛錬する知識と技術があったことにもなりますけど、果たして。

最後の疑問点としては、アスラの持つ“6個の神具を同時使用することが可能”という能力とは“アスラ+6個”なのか、それとも“アスラ+5個=6個”なのかが、ちょっと判然としない点。
安に考えれば前者なのでしょうけど、どうやら此処までのストーリーの流れから、いずれ天ヶ原のメンバー全員の神具を同時使用するような展開はあり得そうだけに、仮に6個の神具の属性をバラバラにした場合、後者でなければ属性:麒麟の神具がアスラとなにかしらの神具になるのか、そして残るひと枠にZX-Fと呼ばれる“第六属性因子”が入るのか否かも含めて、意外と重要な事項になりそうな気がしないでも。

ちなみに“六道”とは本来、仏教において、迷いある人が輪廻するという六種類の世界のことで、それぞれの世界を天道・人間道・修羅道・畜生道・餓鬼道・地獄道と呼ぶのですが、初期の仏教では修羅道は存在しなかった=五趣(五道)としていた為、現在は一括して五趣六道と呼称しているそうですが、なにかしらの元ネタに繋がることは無きにしろ、とりあえず知識として(

そんな神具:六道拳アスラを所有するカイにしても、此処に来て“本名不明”となった上に「火群一族」なんて意味深な要素が加わることで、むしろ謎が深まった気がしないでもないですが、どうやら次弾ではいよいよ彼の出生の秘密が明らかにされるらしく。


果たして第3弾に関する情報は、既に過去記事にて幾つか触れているので辿って頂ければ幸いですが、唐突に形成された「カイVS.鳳凰学園」という図式と、立ち塞がる学園長の真意、かなり意味深な第2弾CM中のキャッチ「そして、絆は奪われる。」と離縁石・結縁石の関係、そしてカイ出生の秘密---現時点でも大きく物語が動くことを予感させる要素ばかりですけど、仮にカイが孤立した場合、この学園で彼が築いた絆=天ヶ原のメンバーや鳳凰組一号生の仲間たちは、はたまたイヅナはどう動くのか…ともあれ、まずは今後の続報をしっかり追いかけて行きたいところですね。

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1 コメント

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Unknown (飛天)
2010-09-02 21:42:20
 
 ・マリオン
 彼女が知りえたのは安易に研究対象の尾行や
周辺の人達から得た情報からの推測が当たったと考えるのが妥当だと思います。

 ・ミカエラ
 背中にマリオンが乗ってますけど、上から落盤とかあった場合に備えてバリアや特殊な透明で頑丈な装甲の展開とかあるとおもしろそうです(笑)。
 頭部はG○アーチャー、胴体はダブル○ー、
下半身とブースターはケルデ○ムですね(笑)。

 ・マリオンの情報入手
 まあ、非公式とか以前に伝説の外海獣がいるような遺跡を生徒に任せてる時点で違和感があるので、最初から学園上層部の罠=カイの調査でしょうね・、(遺跡探索は口実。)
そこでたまたま、デュアルアビリティーが見れたのかと、それで後日、カナトがマリオンに報告(レポート)、それを上層部に提出。
(マリオンは上層部の悪意?に気づいていない
 ?。)
という感じかもです。
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