なんとも巷では「仮面ライダーオーズ」の関連玩具である「オーメダル」争奪戦が恐ろしいことになっていますが、此方もまだまだ息の続いている、前作「仮面ライダーダブル」の関連玩具として大ヒットした「ガイアメモリ」シリーズの最新作である
ガシャポン「DXサウンドカプセルガイアメモリ6&ライダーメモリ」(全12種)が入荷していたので、早速とばかりに廻してきましたよ。
果たして全12種がラインナップされた今弾では、公式アナウンスでレア扱いのメモリ「疾風」「切札」(※本編・第29話に登場した「サイクロン」「ジョーカー」メモリの時代劇版)という2本が存在しているだけに、最初からコンプは考えず、残る10種を狙う過程で出て来れば御の字---という感じで廻し続けたものの、結果的には13回廻した時点で狙う10種はひと揃い、残念ながらレアメモリはどちらも出なかった次第;
しかして去り際にカプセル自販機の横から中を覗いて見れば、なんと「切札」メモリは山の一番上に鎮座していたという、つまりは絶対に最初から手に入ることは出来なかった現実に、絶望が俺のゴールだと(
ともあれ、目当てはレア以外の10種---と、気持ちを切り替えて。
まずは、サウンド(カプセル)ガイアメモリシリーズ初期にもラインナップされた、ダブルが所持するガイアメモリの基本的な6本から。
今更に説明するまでもないですけど、左から「サイクロンメモリ」「ジョーカーメモリ」「ヒートメモリ」「メタルメモリ」「ルナメモリ」「トリガーメモリ」となっています。
また、これまで同様に、関連玩具に同梱されたメモリのような、ガイアターミナルの先端部が発光する機能や、装填・マキシマムドライブ用のスイッチについてはオミットされています。
画像左が食玩「サウンドガイアメモリ」の、そして画像右がカプセルメモリ6のサイクロンメモリ。
この場合の見た目、ケースの緑が色濃くなった印象ですけど、やはり見た目の変わったルナメモリも同じく、より劇中の色合いへと近付けたようにも?
今回のラインナップは所謂“復刻”的な意味合いも含まれるのでしょうが、先述した通りにシリーズ初期、そしてダブルが所持する基本メモリということもあって人気が高く、現在では多少手に入り難くなっているだけに、こうして手に入れ易くなる機会を設けたことは評価出来る反面、まだまだ売れると踏んでの販売戦略も見えて来て(
ともあれ復刻に伴ない、こうして電池交換が出来るようになったことで、電池切れの心配をせずとも良くなったのは大きいですね。
ちなみに初期のメモリはスイッチを押してしまうと、一定時間が経過するまで設定がリセットされませんでしたが、此方についても対応したものへと仕様変更されていました。
そんな装いも新たにした基本メモリに収録されている音声については、共通する流れとして“(スタートアップスイッチを押すごとに)メモリ名→待機音→ベルトオープン音→メモリ名→変身音”という5種は同じながら、最後に聞く事が出来る6番目のセリフが異なっていて、纏めてみると以下の通り。
・サイクロンメモリ→フィリップ「行こう翔太郎」
・ジョーカーメモリ→翔太郎「行くぜ相棒」
・ヒートメモリ→フィリップ「とても興味深い」
・メタルメモリ→翔太郎「俺たちはダブル 二人で一人だよなフィリップ」
・ルナメモリ→フィリップ「翔太郎 手加減なしだよ」
・トリガーメモリ→翔太郎「ハードボイルドに行くぜ」
全て音声には、変身後のようなエコーが掛かっています。
ただ惜しむらくは、マキシマムドライブのガイアウィスパーが無くなっていたり、折角の「待機音→ベルトオープン音」が収録されているのに、実際に装填(長押し)しても「メモリ名→変身音」しか再生されないというのは、なんともガッカリ感が漂い;
此方はライダーメモリ4種。
画像左から「オーズメモリ」「電王クライマックスフォームメモリ」「ジークメモリ」「アマゾンメモリ」となっています。
この中でも「アマゾンメモリ」は特徴的な収録音声となっていて、スイッチを押すごとに「アー」「マー」「ゾーン」と順番に再生、更にあの独特な変身音が続くという、なんともクセになる面白さがあるとでも言いますかw
果たして「オーズメモリ」については前弾などでも登場したものの、やはり放送開始前の商品であった所為か、メダルスキャン音は収録されていても「タトバソング」までは入っていない---そんなボーナス的な意味合いの強いメモリでしたが、新メモリは正に“満を持して”の「タカ・トラ・バッタ」→「タトバソング」もちゃんと収録されていました。
ところで、この「オーズメモリ」(銀端子)と先述の「アマゾンメモリ」(金端子)を同時に装填すれば、歌と雄叫びは気にするなと言いたくも(
---という訳で、簡単ですが「DXサウンドカプセルガイアメモリ6&ライダーメモリ」を取り上げてみました。
まだまだ「ダブル」という作品世界は広がりを見せていますし、ベルトに依存せずに単体で大きなパフォーマンスを発揮するメモリならば、こうして素材さえあれば幾らでもシリーズ展開は続けられるとは言え、今弾でシリーズ初期ラインナップだった基本メモリは把握しましたし、いずれは区切りが付けられることにはなるのでしょうが…果たして今後はどうなることやら。