I’ll be dis-ABSOLUTER

ほぼ休止状態の不定期更新雑記
日々のつぶやきや情報などはTwitter ID:air_dmzilにて

侵蝕のディープブラッド

2008-11-30 19:51:17 | Anime(アニメ・コミック)
■アニメ「とある魔術の禁書目録」---第9話「吸血殺し(ディープブラッド)」

その血が“とある生き物”を強く惹きつけ、そうであっても“それ”にとっては最大の毒となってしまう“吸血殺し”の少女・姫神愛沙を、三沢塾を手中に収めた錬金術師・アウレオルス=イザードより救出すべく幕を開けた戦いは、自分から結界内に踏み込んだインデックスをも巻き込んで、意外な方向へと展開して行くことに---。

という訳で、原作2巻のエピソードに当たる三沢塾編のクライマックスへと至った次第ですが、前話の視聴感想記事でも触れたとおり、やはりアウレオルス=ダミー関連の要素を全てカットしてしまった分、テンポこそ速まれど、アウレオルスの“錬金術師としての”掘り下げが足りないままに、最終決戦に突入してしまった結果として、何処か存在感(迫力)が希薄になってしまった感がしないでも;
とは言え、其処は今話での「内側から弾けたステイル」や「切断された当麻の右腕」の描写が緩くなっているのを見れば、TVアニメとしての表現上の限界が深く関っているのは間違いない様子に、こうした流れも仕方がなかったとしか言えないですかね。

ところで---此方も前話の視聴感想記事で触れましたけど、そんなアウレオルスの存在は、当麻の裏返しになっているんですよね。
原作者である鎌池和馬さんが原作2巻のあとがきにて、このエピソードを称して「バッドエンド」と書いている通り、もしも当麻がインデックスを救えなかったとしたら、(カタチは違えど)こうなっていたかもしれない姿がアウレオルスであって、インデックスと姫神にしても“パートナーによってヒロインになれた・なれなかった”という対照的なポジションなだけに、とりあえずはハッピーエンドとなった(ように思われる)原作1巻から続く、正にバッドエンド=裏返しの物語であると。
そういった部分を意識して楽しめれば、このエピソードの真価がより掴めると思われるのですけどね…それゆえに展開が簡潔になり、物語の密度が下がってしまったのは本当に残念としか。

ちなみにアウレオルスが黄金錬金を使用する際、首に針を刺していたのは、神経を刺激して自らを興奮状態にし、たとえば目の前の敵に対する恐怖や不安を取り除く事で、黄金錬成を完全なものとする為の行動なのですが、更には「黄金錬金を完成させるためには膨大な量の呪文---それこそ100や200年間も詠唱し続けて処理しきれない総量を、多くの人間を利用した並列処理によって短期間で済ませるべく、この三沢塾という場所を乗っ取り、当然に反作用で生徒たちは何度も絶命→再生の流れを繰り替えしている」という設定も語られることなく、こうした説明不足もアウレオルスの設定が弱くなってしまった原因でもあるかと;

果たして当麻自身と再生したステイルを含め、アウレオルスが“最期”に見た、切断された当麻の右腕に顕現した「竜王の顎(ドラゴンストライク)」。
これに飲み込まれた者は肉体には一切の傷を受けないものの、全ての記憶を消去されてしまうという---まるで“異能の力ならば神様の奇跡さえ打ち消せる=それ以外(異能の力であっても打ち消せない例外もありますが)にはまったく効果が無い”幻想殺しとは似て非なる効果を発揮した能力。
アニメ本編でもしっかりと描かれたこの場面ですけど、原作でも未だにこの「竜王の顎」がアウレオルスの不安が生み出したものなのか、それとも当麻自身が最初から持ち得た能力なのかは判然としていないんですよね。
幻想殺しにしても科学サイドの超能力でもなければ(原作6巻にて判明)、魔術サイドの術式でもない、更に姫神の“吸血殺し”のような天然の能力者(※学園都市では原石と呼んでいます)ともまた扱いが異なるらしい、まさしく正体不明な存在だけに、そんな当麻が無能力者(レベル0)にカテゴライズされている点も含めて、今後の鍵になるのは間違いないとは思われますが。

なお、先述した設定上の説明不足に加えて、実はこの「竜王の顎」が顕現して以降、アウレオルスの攻撃が運良く当麻をかすめていったのは、原作ではアニメ版より酷い状態になっていたステイルが、魔術でアウレオルスの目測を誤らせていたからだったという、アニメ版ではそのあたりの種明かしも含め、当麻との病室でのひと悶着ももうひとつ物足りず。
物語に幕開け・導入の側面もあってか、原作1巻のエピソードで6話分を費やした半面、ややテンポの悪い部分も存在した第1~6話に比べて、今回は3話分で纏めたことでテンポは良くなったものの、逆に説明不足は否めないという、なにやら制作現場がシーンの取捨選択で悪戦苦闘しているのが感じ取れるとでも;
それでもアウレオルスとの会話シーンの最中、空気の読めないインデックスの寝言を伏線にしてか、当麻の病室でリンゴを器用に剥いているステイルの姿には苦笑せざるを(

結果はどうあれ、ひと先ずはアウレオルスの手を離れた姫神は、今後は学園都市の中(※彼女は元々、学園都市が集めていた天然の能力者=原石であり、数少ない“魔術サイドを理解している科学サイドの人間”)で(一応)サブキャラクターのひとりとして物語に絡んでいく事になるのですけど…次回から突入する原作3巻のエピソード内で彼女のそれからが描かれた後は、どうにも登場の機会に恵まれず、ようやく原作6巻から活躍が見られ始めるとは言え、彼女の能力自体が戦闘向きではないだけに、それこそ吸血鬼絡みの事件でも発生しない限り、このエピソードほどのスポットライトはもう(
こうしたポジションに加え、コミック版(ガンガン連載)ではエピソード自体がとばされてしまったが為、彼女は不幸なヒロインとして認知されてしまうことに;
それでも病室でステイルの出番を削った分、それが姫神に割り当てられていた点を考慮すれば、今後もなにかしら原作以上の出番を獲得出来る可能性だって(

ともあれ、これにて原作2巻のエピソードは幕引き。
次回からはいよいよ、人気の高いエピソードである原作3巻へと突入し、既にOP/EDアニメには登場している一方通行(アクセラレータ)や御坂妹など、これからの物語に大きく絡んで来るキャラクターが多数登場することに。
個人的には、あの“縞パン”がちゃんと描かれるかが気にな(爆

次回---第10話「お姉さま(みさかみこと)


■「とあるラジオの禁書目録」第11回配信開始>ゲスト:能登麻美子

果たしてこのタイミングに合わせてか、ゲストとして姫神役の能登麻美子さんが登場。
よもや能登さんと姫神の共通点が巫女服だったとは…(ぇ

欠席ですよ。

2008-11-29 19:46:41 | Weblog(日記・総合)
本日(11月29日)はAQUAPLUS FESTA/LIVE 2008の開催日だった訳ですが---記事タイトルでもそう書いている通り、今回のイベントに関しては諸々の事情から欠席しましたわ。
いずれ時機が来れば、その模様を収録したDVD&BDがリリースされるのでしょうし、それまでは各所のレポートでも読みながら、当日に発表された新情報云々を収集しますかね。

ともあれ本日の記事は、此処数日の情報なぞを纏めて。


TVA 「ティアーズ・トゥ・ティアラ」 公式サイトオープン!2009年春放送予定!MOON PHASE

ある意味ではこれも先述した“新情報”の類ではあるのかな(
更に追加情報としては、本編は全26話構成で、アロウンとアルサルの友情を主軸に置くとのこと。


Visual Art'sのコミックマーケット特設サイトが公開I've Sound Explorer

まだ詳細なアナウンスなどはありませんが、どうやらI'VEからは“既存曲のリミックスアルバム”がリリースされるそうで、これは年明け直ぐに控えた武道館ライブへの燃料として、是非とも確保したいですね。
他にも今回の企業ブースでは、I'VE関連楽曲絡みのアイテムが多数確認出来るだけに、それも併せて購入出来れば。

ところでコミケと言えば---今年の夏コミでは散々な目に遭いましたけど、果たしてそうした問題を引き起こした「Leaf/AQUAPLUS」ブースの出展はあるのか否か。
割とよく”問題を引き起こしたブースはペナルティを喰らう=1回休み”なんて話を聞きますが、真相自体が定かではありませんし、まだそうと決まった訳でもないので判然としないものの、開催まで1ヶ月と迫っている分、そろそろ特設ページが開設されても良いはずなんですけどね…?


クーがアーニャでアーニャがクーで? 「パンヤ」で「コードギアス」コラボ第3弾(4Gamer.net)
「コードギアス 反逆のルルーシュ×スカッとゴルフ パンヤ」特設ページ


毎度思うのは、この4Gamer.netの記事を書いているライターは実に分かっているなと(何
それにしてもケンにスザクの衣装が登場するとは、よもや冗談半分の予想通りにオレンジ=マックス、皇帝シャルル=ダイスケなんて展開もあり得なくはw
果たしてクーのアーニャ衣装はジャケットが存在しないという、またしてもいまひとつ残念な出来にガッカリ;
その分だけ露出は上がっていますけど、ジャケットを羽織っていないと、どうにも見映えがしないんですよね。
正直コレなら、ズラだけ購入すれば良いかな…?

Judgement Girl

2008-11-28 23:05:14 | Anime(アニメ・コミック)
■「月刊コミック電撃大王」2009年1月号



なにやら色々と零れてしまいそうなヨーコ(「天元突破グレンラガン」)が表紙を飾る「電撃大王」の最新号を購入---とは言え、既に昨日の購入物ですけどね;
付録フィギュアについては後述するとして、本誌連載の「グレンラガン」はいよいよニア登場ですか…まだしばらくは沈鬱な展開が続きますけど、あのドラマチックな復活劇も間近かな?
長らく原作「Ⅱ」のエピソードを描いて来た「灼眼のシャナ」は、今回でマージョリーとの戦いも決着---ラスト付近に“ラミー関連で”とあるサプライズが存在しているという構成に驚きつつも、次回からはおそらく原作「Ⅲ」のエピソード、つまり愛染兄妹の登場と相成るのでしょうが、既にプロローグとも取れるシーンは「電撃文庫MAGAZINE増刊『とらドラ!vs禁書目録』」に掲載済みな為、その部分の扱いはどうするのかな?
いずれはコミックスで纏められると思われますけど、そういえば以前に「原作『Ⅱ』までのストーリーは原作の流れを忠実に描くものの、『Ⅲ』以降はアプローチを変えていく」とかなんとか、そんな記事を何処かで読んだ記憶もあるだけに、こうした動きも含めてのコミカライズ作品として変化が出て来るのやも。
「超電磁砲」は黒子と初春の風紀委員訓練所時代を描いた過去編のクライマックス。
次回からはまた新たな物語に突入する模様ですが、ガンガン連載の「禁書目録」では“美琴に深く関係する”原作3巻の物語が先んじて描かれ、そしてTVアニメ版もおそらくは第10話から件のエピソードへ突入する様子に、タイミングを同期させる思惑があるならば、原作3巻の裏側で起こっていた出来事を補完するようなストーリーになるやもしれず、これからの展開が楽しみですわ。



3号連続となる「とある魔術の禁書目録 ヒロインズキャンペーン」は、前号付録の「御坂美琴」フィギュアに続き、今号では「白井黒子」が登場。
「超電磁砲」本編では、大きくクローズアップされることの多い彼女ですけど、TVアニメ版では本格的な出番はまだまだ。
と言いますか、原作3巻でようやく物語に絡むようになるものの、彼女がメインを務めるエピソードは原作8巻になるので…よほどに割り込み、それこそ「超電磁砲」のエピソードのひとつでも絡ませない限りは、今回のアニメ版では見せ場も無しに終わってしまいそうな気がしないでも;



フィギュアの出来に関しては……まぁ、付録フィギュアですから(
その範疇で評価するならば、十分に見られた出来にはなっていますね。
下着は一応“原作設定の”大人下着になっていますが、これはなにやら凄いデザインとしか;



お姉様と一緒に(

次号(2009年2月号)では“「超電磁砲」本編には登場していない”インデックス(+スフィンクス)のフィギュアが付録に登場。
また前号と今号の応募券2枚+台紙(※次号にも付属します)で、誌上通販限定「神裂火織(堕天使エロメイドVer.)」にも応募出来るようになりましたけど、この際、姫神や小萌先生、そして“普段の”神裂もこのシリーズでフィギュア化してくれないものかと。
クオリティ云々は兎も角、こうした機会を活かさない手はありませんからねw

“任侠”と書いて“人魚”と読むきん!

2008-11-27 23:35:17 | Hobby(玩具・フィギュア)
■「瀬戸の花嫁 OVA 仁」(初回受注限定生産版)



あの「瀬戸の花嫁」の続編となるOVAシリーズ第1巻---「瀬戸の花嫁 OVA 仁」(初回受注限定生産版)を購入して来ましたわ。
果たしてこの“初回受注限定生産版”には「ねんどろいど ぷち」規格の燦ちゃんが付属するということで、これは購入したものかどうかを直前まで迷っていたのですけど、11月初めにAT-Xにて先行放送された本編も普通に面白かったですし、ちょうど某店のポイントサービスも利用出来たこともあって、ならばとばかりに押さえて来た次第ですw

ともあれ本編+特典映像云々の感想なぞは後日回しに、以下簡単に「ねんぷち燦ちゃん」の紹介記事を上げるとしますが---手始めに外箱については、「灼眼のシャナⅡ」ⅤⅢ・初回生産版付属の「ねんぷちシャナ」収納していた箱と同じく、飾り気もなにも無いデザインでした;



セット内容一式。
特典型の「ねんぷち」としては、おそらく初であろう換装用の顔パーツに加え、長ドス付きの左手パーツ、更には人魚足の下半身パーツまで付属する豪華な仕様に、せめて先述の「ねんぷちシャナ」もこのくらいにはと(
長さの異なる支柱が付属している理由は後述にて。



ポーズのモデルとなっているのは、TVシリーズ(2nd)ED「Dan Dan Dan」にて“寿司皿の上に乗っている燦ちゃん”からですね。
デフォルメ頭身は異なっていますが、むしろEDアニメの作画よりも可愛いかもw



先述した“長さの異なる支柱”のもう1本は、下半身を人魚足にした際に使用するようで。
ちなみに支柱については従来通り、背面の髪の毛パーツに存在する穴に挿し込みますが、此方もお約束とばかりに胴体の背中部分にも、支柱受けの穴が設けられていました。



換装用の顔パーツは、燦ちゃんがボケたシーンなどで浮かべる、あのなんとも言えない表情に。
ただ胴体との相性を考えると、こうして「びちびち」しているシーンが最適に(



説明するまでもないですけど、「ねんぷち」シリーズである以上、こうして他アイテムとの互換性も存在しています。
ちょっと撮影している時間が少なかった為、手近にあったこの2種類の胴体のみしか換装出来ませんでしたけど、また機会があれば色々と試してみますか。



最後は先述した「Dan Dan Dan」のEDアニメよろしく小皿の上にw
これで黒塗りの皿ならばなお良かったものの、いくら探せど影も形も無かったので雰囲気だけでも(

---ということで、簡単ですが「ねんぷち燦ちゃん」の紹介記事でした。
次巻となるOVA第2巻「瀬戸の花嫁 OVA 義」(初回受注限定生産版)には、今度は「ねんぷち留奈」が付属しますし、こうして「仁」を購入→「ねんぷち燦ちゃん」を手にしたからには、やはり其方もなんとかしたいところですね。
でも流石に…あの換装用顔パーツのチョイスはちょっと(


figma瀬戸燦案内開始!!(figmaブログ)

果たしてタイミングを推し量ったかのごとく、OVA第1巻リリースに合わせての案内開始に。
此方は納刀可能な長ドス、人魚足以外にも、ネコミミのオプションパーツ付きだそうで。

勇気ある闘い

2008-11-26 19:34:17 | Anime(アニメ・コミック)
■アニメ「CLANNAD ~AFTER STORY~」---第8話「勇気ある闘い」

有紀寧シナリオクライマックス…なんですけど、まさかの“早苗さん特製のレインボーパン”+“早苗さんのお友達特製の謎ジャム”という最凶コンボに全部持っていかれた感がw
これはちょっとスタッフ空気読めとツッコミたくもなりますが、早苗さんのお友達=秋子さんなんて、おそらく非公認ながらも「Kanon」と「CLANNAD」の奇妙な繋がりが生まれた瞬間にはニヤリとさせられましたね。
それにしても、ひと口食べた瞬間に失神とは……そう言えば京アニ版「Kanon」にて謎ジャムを食べた際には、世界(視界)が歪むかのような演出を用いていましたけど、それがレインボーパンと組み合わされば、此処までの破壊力を(

それは兎も角。
果たして有紀寧編クライマックスとなる今話では、有紀寧の願いも虚しく、対立しあうふたつのグループが遂に激突するに至り、その状況を唯一打破出来るであろう存在---宮沢和人の在り方も判然としないまま、夕暮れの河原にて決闘の火蓋が斬られた訳ですけど、よもや朋也と敵対するグループのリーダーとのタイマン勝負になるなんて、それどこの「智代アフター」と。
確か最終的な決着部分も酷似したものだった記憶がありますが、もういっそこのまま「智代アフター」もアニメ化しませんか京アニさん?(マテ

既に朋也と渚が恋人関係になっている以上、期待は出来ないかなと思っていた膝枕イベントは、渚の後押しで実現する事に。
なんと言いますか、このあたりが朋也と渚らしいとでも言いますか…まぁ、さすがに原作の有紀寧シナリオのラストシーンにおける、朋也の“あの行動”はありませんでしたけどねw
果たしてそれを意識してしまうと、有紀寧の「大事なお友達」というセリフも、有紀寧自身のひとつの気持ちの区切りとして聞こえてしまうのは、ちょっと裏読みが過ぎますか。
ともあれ前シリーズも含めて、各キャラクター毎のシナリオ(エピソード)の中では相当にアレンジが加わり、更に異質感を増した部分もあった内容でしたが、全体的なテーマは揺らいでいませんし、学園編のトリを飾るキャラクターエピソードとしての密度(ボリューム)を増すを意味合いでは、十分に楽しめたものだったかと。

さて、原作でもそうであったように、有紀寧から語られた、この街に伝わる「光の玉」の伝承。
ようやく此処まで来て(原作未プレイならば)視聴者は、サブタイトルにも登場している光の玉の存在をそういうものだと認識するに至る訳ですけど、これが本当に意味を持つのは---まだもう少し先のこと。

次回は、いよいよ「~AFTER STORY~」の意味する本質=アフターストーリーへの布石となる、進路問題へ。

次回---第9話「坂道の途中」

今年(とし)の終りの---。

2008-11-25 23:31:15 | Anime(アニメ・コミック)


現在放送中のアニメ「鉄のラインバレル」のOP曲「鬼帝の剣」<ALI PROJECTのマキシ購入。
実はしばらくの間、この曲のタイトルを「皇帝の剣」だと思い込んでいたのは此処だけの(

---と、「プレパレード」の時にも使った前置きは兎も角、実のところは既に数日前には押さえていたものなんですけどね。
一緒に写っている「motto☆派手にね!」(かんなぎ盤)<戸松遥>やら「F.D.D.」<いとうかなこ>のマキシもまた同様に、購入はしてみたものの、記事として取り上げ損なってそのままになってしまったとか…なにやら最近、そんなアイテムが増えてきている傾向が。
原因としては、購入当時に別の大記事を抱えていたり、微妙にタイミングのずれた時期に手に入れているのもあるかと思いますけど、ひとつだけ確実なのは、購入過多気味の状況を情報として整理出来ていない点でしょうね;

ともあれ、今期は良曲が多い分、前期と比べれば購入枚数も若干多いですな。
「とある魔術の禁書目録」のOP「PSI-missing」、「とらドラ!」のOP「プレパレード」、「CLANNAD~AFTER STORY~」のOP/ED「時を刻む唄/TORCH」、そして先述した3枚と合わせて計6枚。
購入を予定している分を含めれば、おそらくは10枚前後にはなるかと思われますけど、年末はなにかと出費が増える分、その優先順位は十分に考慮していかねば。
とりあえず「ケメコデラックス!」の主題歌マキシは、優先順位の上位に上げておかないと(ぇ


NHK紅白歌合戦:出場歌手

とりあえずはミスチルとジェロ、そして水谷豊の出番だけは確実に押さえねば(
しかしその一方では、この番組も聴かねばならずw


コミックマーケット75 カタログ購入特典まとめアキバBlogさん)

いよいよ冊子版カタログの発売間近となり、主要各店の購入特典が出揃って来ましたね。
ともあれ今回は、以前から把握していた「とらのあな」で良いかな…つか表紙が“うめてんてー”なら冊子&ROM両方購入しても(

別レイヤーはデフォですか?(ぉ

2008-11-24 17:06:57 | Anime(アニメ・コミック)
既に購入当日から1週間以上も経過してしましたが、この機会を逃せば、もう取り上げるタイミングを失いかねないので今更ながらw



■「魔法先生ネギま!」(24)[通常版][KCM限定版]<赤松健
OAD「魔法先生ネギま!~白き翼 ALA ALBA~」公式サイト


本年8月に発売された---原作者完全監修・シャフト制作による完全新作アニメを収録した“OAD(オリジナルアニメーションDVD)”付きコミックス24巻(限定版)に続き、今巻にも同じ仕様の限定版が登場した次第ですが、“書店買い取り”扱い=到着次第販売することも可能な限定版は、通常版(11月17日発売)よりも早めに店頭に並んでいた為、既に14日の段階で購入出来ましたね。



毎度お馴染みとなった限定版と通常版の仕様違いとか。
前巻ではエヴァ(もどき)が限定版では全裸、通常版では衣装を纏っていたように、今巻ではのどかの服が破れているものとそうでないものに分かれていて、それ以外の差異も前巻同様になっていました。
それにしても…もはや一部分だけが別レイヤーなのはデフォルトになって(



限定版の内容物云々---「収納BOXが」存在しない分だけ嵩は減りましたね。
今巻特典のひとつである「ラカンの仮契約カード」は、やはりこれまでのプラ製カードと同じ仕様に。



そして限定版の要であるところのOAD「魔法先生ネギま!~白き翼 ALA ALBA~」>第2話「つまりあのコが大本命!?」ですけど、やはり海=水着&温泉話であれば、肌色率が高くなるのは必然と(
ストーリー自体は原作に忠実なので、あらためて言及はしませんが、第1話「ネギま部(仮)増殖中?」に比べると中だるみも少ないエピソードだけに色々と良く動いていましたけど、果たして23巻限定版の売り上げがなんと「8万5千部」もあったらしいので、予算的に潤沢になっていたのもその一因かとw
とは言っても、温泉シーンで“乳○解禁”なんて事態には当然なっていませんよ(何

簡単ですけど、こんなところで。
先述した通り、発売から1週間ほどが経過しましたが、まだ店頭にも普通に在庫が残っているのを見るに、やはり先述の前巻の売り上げが良かった点を鑑みて、初期出荷数を増やしたからかもしれませんね。
ともあれ購入を考えている方は、現状に安心して買い逃すことの無きよう、お早めにどうぞ。

さて、次は2009年2月発売のコミックス25巻…そしてこの巻にてODA付き限定版もラスト。
その前に、此方も原作準拠なドラマCDが12月17日に発売予定だそうで、特典として「春日美空」の仮契約カードが付属するとなれば、確実に押さえねばなるまいて(

主は閉じた世界の神のごとく

2008-11-23 18:37:19 | Anime(アニメ・コミック)
■アニメ「とある魔術の禁書目録」---第8話「黄金錬成(アルス=マグナ)」

原作2巻のエピソードでありながら、コミックス版「とある魔術の禁書目録」(ガンガン連載)では原作3巻のエピソードに先を越されてしまったものの、アニメ版では正規の順序で消化されることとなった「吸血殺し(ディープブラッド)」を巡る三沢塾での戦い。
今話では三沢塾を乗っ取った錬金術師アウレオルス=イザードの手中より、“吸血殺し”姫神愛沙を救出すべく、ステイルとともに内部へ乗り込んだ当麻の戦いが描かれる…はずだったのですが、本来ならばメガネの少女を手当てする前後に、ステイルとアウレオルス=ダミー(偽者)、そしてその場から逃走したアウレオルス=ダミーと当麻の戦いが存在し、その後に本物のアウレオルスが登場、当麻は記憶を操作され---という展開があったにも関わらず、アウレオルス=ダミーの登場シーンと「瞬間錬金(リメン=マグナ)」関連、そしてステイルの見せ場もカットされ、全て本物のアウレオルスが手を下した流れになってしまっていた罠;
いかに偽者とは言え、本物登場までの強敵として立ち塞がった存在ですし、あえてそれを削ったという構成にはなにかしらの意図があったのかとスタッフを問い詰めたく。
それにしても、先述した通りにコミックス版ではエピソード自体がスルーされ、アニメ版では中途半端な描き方しかされない、なにやらこの原作2巻のエピソードは呪われているんじゃないかと(
まぁ、実際に描かれなかったシーンでは、本編で描かれた“騎士の死体”や“メガネの少女の傷”なんてまだまだ甘いレベルになってしまう、酷くグロテスクな描写も多いですし、規制に抵触する可能性を考慮した…とも思えるとは言え、原作1巻のエピソードはあれだけじっくりと消化していた点を鑑みれば、やはり残念としか。

※追記:「電撃文庫MAGAZINE増刊『とらドラ!vs禁書目録』」に掲載されていた“原作者:鎌池和馬×監督:錦織博”の対談を読み返してみれば、やはり原作2巻(+原作4巻)のエピソードは最初からアニメ化が難しいと判断されていた様子。
その解決策として鎌池さんより代案となる展開が出されたものの、制作サイドは出来る限りそのまま押し通すと判断し---結果的には都合の悪い部分=「瞬間錬金」絡みは全カットになってしまったと。
だとすると、アウレオルスとの最終決戦におけるステイルの惨状は、残念ながら描かれそうに無いかも;

こうなると“原作1巻分のエピソード=アニメ6話分で消化→2クール・全24話ならば原作4巻までアニメ化出来る”というペース配分の予想を考え直さないといけないですね。
しかも予告を見る限り、次回(第9話)で原作2巻のエピソードは終了しそうな様子に、この先のシリーズ構成次第では、予想し得た原作4巻以降のエピソードも把握出来る可能性も。
それでも纏まりの良さを考えれば、夏休み最終日の出来事を描いた原作5巻までが妥当なところでしょうけど、そうなれば“打ち止め(ラストオーダー)”の出番もある?

話を本編に戻して---次回にて明らかになる部分も含めて、この原作2巻のエピソードというのは、実は原作1巻のエピソードの裏返しにあたる要素が数多かったり。
なので“超能力者が魔術を使うとどうなる?”という疑問の答え(※それでもアニメ版では表現自体が甘くなっています)や、姫神とインデックスの立ち位置の違いなどは、その主だったものですね。
それだけにエピソードの総量が大幅に削られ、“コインの表と裏の世界”などの場面描写の密度も低下してしまったのは勿体無いながら、アニメで是非とも見たかった場面---“魔法のステッキ”=スタンガン付きの警棒や、インデックスとの通話、そしてステイルのリアクションは楽しめたので、アトはこの縮められた部分が後に良い方向で活かされることを祈るばかりです。

ところで三沢塾・食堂のモブキャラの中に、ア○マスの閣下、千早、あずささんっぽいキャラがいたのは(

次回---第9話「吸血殺し(ディープブラッド)

来年(とし)の初めの---。

2008-11-22 19:50:29 | Weblog(日記・総合)
来年初めのイベント関連ふたつ…そして此処最近の長文記事連発を受けて、本日の記事はコンパクトにw


I'VE in BUDOKAN2009 Official WEB>オフィシャルWEBページ更新

まだ「公演概要」と「応援バナー」以外のコンテンツはオープンしていませんが、報道発表会でも“今後の展開”として挙がっていた通りに、今回も「I'VEトークジャム」の配信が予定されている様子。
もっともその発表会当時の情報からすれば、本来は2008年10月から2009年1月までの各月1回ずつ、You Tube内のVISUAL CHANNEL(V-Tube)にて配信されるはずだったのですけどね…もはや既に11月末も近いですし;
ともあれ前回の武道館ライブの際にも、この番組内で流された楽曲の内の数曲がライブのセットリストにも入っていただけに、そんな予想めいた部分も含めて配信が待ち遠しくもあれど、果たして今度のパーソナリティーは一体誰が務めるのでしょうね?
あの当時はSHIHOさんが担当されていましたけど、既にI'VEから卒業されて久しいですし、やはり此処は手馴れているKOTOKOさんあたりが有力かなぁ…高瀬&中沢コンビでも面白いですけどw


次世代ワールドホビーフェア '09 Winter 公式ホームページ、オープンしました!!

次回の東京大会は2009年1月24・25日な訳ですが、先んじて1月18日には大阪大会が開催。
この流れは以前からの「次世代WHF」の開催スケジュールからしてもお馴染みなものの、そうなると今回も「神羅万象チョコ」の最新弾「神獄の章・第3弾」先行販売(※仮に発売日が2009年1月13日だった場合)の恩恵を受けられるのは、大阪大会のみになるのですね。
私的にはとりあえず、通販サイトにて数箱+コレクションファイル×2を注文する予定なので、東京大会には情報目当てで参加するのみになるでしょうけど、果たして前回大会の様に「BS冨嶽伝」のようなサプライズ情報が有るか否か。

カテゴリみっくす×1121

2008-11-21 23:16:02 | Weblog(日記・総合)
ちょっと此処最近は特定カテゴリーの記事を集中的に上げている分、鮮度が落ちてしまう前に、拾った情報をアレコレと詰め合わせ。


GOOD SMILE COMPANYねんどろいど>「柊つかさ 通常Ver.」「高良みゆき 通常Ver.」案内開始

既に「ねんどろいどぷち」「figma」シリーズには先を越されたものの、これでようやく「ねんどろいど」フォーマットでの全員集合になる訳ですが、特記事項が存在しないところをみると、果たしてコンプ誌上+公式・キャラアニ通販限定だった先発のねんどろ「こなた」「かがみ」とは異なり、バリエーションである「通常Ver.」に関しては普通に店頭販売されるのかな?
其処にどんな諸般の事情があったのかはともあれ、仮にそうだとするならばこの機会に合わせて、もはやプレミア価格がデフォルトになってしまった「こなた」「かがみ」についても、各バリエーション限定パーツ+オマケのねんぷち「あきら様」「白石」を外した新パッケージ版として再販をしてくれないものかと。
諸々の理由からあの当時に買い逃した、そして新規にシリーズを購入しようというユーザーに対しても、そうした方が「つかさ」「みゆきさん」の販促効果も期待出来ますし、もはや当然の流れと言えないでもないですけどね…しかしミカタンブログでのこの記事における発言を読む限りは、残念ながら現在再販の予定は無いと言う罠;
なにやら此処にも“諸般の事情”が存在していそうな気配がしないでもないですが、グッスマなら、グッスマならいつかはと(



ちょっと余談ですが、ねんどろ関連として---ワンフェス2008[夏]にて限定販売され、後に公式通販にて取り扱われたねんどろいど 初音ミク はちゅねフェイスver.が届きましたよ。
レビューについては今更ですが、いずれ同じカテゴリーのなにかしらと一緒に、簡単に取り上げてみますかね。


ミカタンブログ商売繁盛応援セール!「宮沢模型展示会」へ行って帰ってまいりました!
昨日お約束しました通り、「涼宮ハルヒ 激奏Ver.」のデコマスをご紹介だお!


激奏ハルヒのクオリティ高過ぎwww
まだデコマスの段階だけに、量産された際の劣化を考慮しても、これで7800円って価格設定は良心的と言えないでもなく。


「パンヤ」×「コードギアス」コラボの第2弾は,ルルーシュとカレン!(4Gamer.net)
「コードギアス 反逆のルルーシュx スカッとゴルフ パンヤ」特設ページ


コラボ第1弾の「ゼロ(カズ)」「C.C.(ルーシア)」のコスチュームに続く、第2弾では「カレン(アリン)」のレジスタンスコスチュームと、「ルルーシュ(カズ)」の皇帝衣装(エンペラークローズ)に。
ゼロのマントが無かったり、見映えのしない拘束服だったりと色々と物足りない部分があった第1弾に比べれば、悪逆皇帝の衣装というチョイスは兎も角、カレンとアリンの相性の良さだけでも購入意欲をそそられる出来かなと思いますね。
とは言え、現状はちょっと資金難だけに、購入するにしてもしばらく様子見するしか(

それにしても、4Gamer.netの記事文中---アリンが輻射波動的なパンヤショットを使えるようになればいいのに---って、そんなモン打ったらアズテックが膨張・爆散しますが(


戯画がコミケ75にて「BALDRSKY」のマキシ発売I've Sound Explorer

戯画×TEAM BALDRHEADの新作「BALDRSKY」の主題歌「Restoration ~沈黙の空~」は、どうやら作詞:KOTOKO+作・編曲:C.G mixによる新曲とのことで期待はしていましたけど、それがこの機会に聴けるとなれば是が非でも押さえねばなるまいて。

彼女の居場所

2008-11-20 23:23:40 | Anime(アニメ・コミック)
■アニメ「CLANNAD ~AFTER STORY~」---第7話「彼女の居場所」

情報によれば“学園編”における(キャラクター毎の)ラストエピソードになるらしい、これまではずっとサブキャラ扱いながら、要所で大事な役回りを務めて来た“ゆきねぇ”こと宮沢有紀寧のシナリオへと突入。
前話までのファンタジー色満面だった美佐枝さんシナリオから一転、そしてこれまでの「CLANNAD」の物語からすれば、やや異質感のある色合いながら、実は毛色の似た部分の存在する智代シナリオと並んで、「家族」というテーマを大きく盛り込んだ内容となっていたり。

それは本編中で朋也が(かつて智代から語られた)「家族」について語っていた点にも表れているのですが---そうして間接的に引き合いに出されたり、今話のラストシーンで朋也たちの危機を救ったりと「CLANNAD~AS~」の開幕以降、彼女は話を動かす為の存在を担っているのは間違いなく。
それは智代自身のポジションとでも言いますか、彼女の背負っているものがそれだけ大きい(だからこその「智代アフター」の存在)からなのでしょうけど、EDアニメには弟の鷹文らしきキャラもいるだけに、今後に(「智代編」とはまた別の)智代の「家族」の物語も見られれば良いかな。

加えて、以前にこれを智代から聞かされた際には明確なリアクションをしなかった朋也の口から、この話が語られるというのは、未だに躊躇はしながらも朋也自身が「家族」というものに本気で向き合う局面に来ていることを匂わせていますね。
もっともそれはまだもう少し先の話に(

ところで話は変わって---資料室において、正に“頭隠して尻隠さず”状態だった春原の、蹴り上げられた尻の弾力性が異常に(
それ以外のリアクションの数々や、安易に「宮沢和人」を名乗ってしまう浅はかさと言い、せっかく芽衣シナリオでシリアスを演じたのにも関わらず、美佐枝さんシナリオ冒頭にて株が急落、そして今話では「反面教師」としてこれ以上に適任者はいないとばかりの振る舞いに…本当に春原は成長しないこと“こそ”が魅力なキャラだと(マテ

勇の姉を探しにやって来た店(クラブ?)における、女性陣に迫られる朋也を見てショックを受ける渚や、そのフォローをしているシーン、更に渚と有紀寧のデュエットシーンなどは是非ともセリフ(歌)付きで見てみたかったところですけど、どうやら有紀寧シナリオの枠は今話を含めて2話分しかない様子ですし、構成云々は別としても、そうした余分なシーンに尺を割く余裕は無いですかね。

という訳で、次回は有紀寧シナリオクライマックス。
事態が混迷を深める中、遂に宮沢和人に纏わる真実が語られ---。

次回---第8話「勇気ある闘い」




■「時を刻む歌/TORCH」<Lia>

果たして既に購入報告のみしていましたが、この「CLANNAD ~AFTER STROY~」のOP「時を刻む歌」、ED「TORCH」を収録したマキシシングルを、あらためて簡単に取り上げてみますね。
「時を刻む歌」は原作BGM「同じ高みへ」をアレンジした曲に歌詞を乗せたものとなっていて、TVサイズと比べると、サビ突入前のAメロ部分にパートがひとつ追加され、相当に印象が変わっていました。
歌詞の内容が「CLANNAD」本編をイメージしているのは然りながらも、Bパート以降の歌詞は(原作プレイ済みならば余計に)酷く重いものに感じるでしょうね。
そのアプローチ的には「智代アフター」のOP「Light colors」に通じるのではないかと思いますけど、作詞は同じ麻枝准さんですし、当然と言えば当然ですがw
「TORCH」は曲調こそ明るめな傾向にあるものの、何処か「時を刻む歌」が“これまで”を表しているとすれば、「TORCH」は“これから”を感じさせる歌詞になっているかと。
タイトルの「TORCH」が示す---「灯火」が意味する“モノ”を踏まえて、あらためて歌詞を捉えれば、よりそう思えますから。

ともあれ両曲共に、新たに「CLANNAD」の物語を彩る楽曲として、十分過ぎる出来なのは間違いないですわ。

仮面の男

2008-11-19 00:55:17 | 神羅万象チョコ【神獄・王我】
---とは言っても、“=ミスター・ブシドー”の話題ではありませんのでw
それにしても、乙女座でワンマンアーミーな彼の正体はいったい(ぉ



ララビットマーケット>神羅万象チョコ神獄の章コレクションファイル+神獄の章 第3弾チョコ(BOX)
神羅万象チョコ公式サイト「商品情報」~「コレクションファイル」発売のお知らせをアップ!


先日に投稿した記事にて一報を取り上げた「神羅万象チョコ神獄の章コレクションファイル」ですが、その表紙表紙裏のイラスト、そして特典カードの画像が公開されました。
「神獄の章」のメインキャラクターのほか、最新・第3弾にて登場するであろう新キャラクターたちが並ぶ表紙イラストは、これまでのコレクションファイルにおける描き下ろしイラストの中でも見映えのするレベルとなっている印象ですが、とりあえず、それぞれの画像から見て取れる情報を簡単に書き連ねてみますか。

●表紙イラスト

此処に登場しているのは---マキシ(マキシウス)、メリル・スター、アゼル・スター、ハルト・フェルト、ゼロニクス、ジーク、ルキア・ムーンの既出組に加えて、おそらく「神獄の章・第3弾」にて登場すると思われる新キャラ3人の姿が。
ただ、中央のマキシに関しては体の右半分が「輝煌士マキシ」、左半分が「鬼吼神マキシウス」という、なにやら中途半端な状態になっているのは、果たしてイメージ的な意図があってなのか、それともたとえば「輝煌」と「鬼吼」両方の特性を併せ持つ最強形態(w)とでも言うのか。
もっとも、後述する裏表紙での「最終決戦」イラストでは、使用している武器こそ異なれど姿は「鬼吼神マキシウス」なので、イメージと捉えるのが正解ですかね。
メリルやその他の既出キャラのデザインは、これまでと同一なものの、アゼルの存在が忘れ去られていなかった点に驚くと共に、姿の見えない四羅震将は何処に(
新キャラクター3人の内で最上段の中央に存在しているのは、その容姿から判断するに、既に情報として名前のみ挙がっている「羅神帝サン・モルテ」なのかな?
その右隣と中央右側には、なにやら不審な「戦国武将の面頬のようなものを装着した“仮面の男”」と「赤い瞳と、羅震鬼らしい角が印象的な“眼鏡の男”」がいますけど…それぞれ仮面の男はリュウガ(完璧大全の表紙イラスト参照)、眼鏡の男はセツナに見えないでもなく(ぇ
いや、流石に800万年という時が過ぎ去っているだけに、もはや天界などの住人以外で過去キャラの再利用なんてあり得ないレベルではあっても、其処はトンデモ(後付け)設定だらけの「神羅万象チョコ」な分、たとえば“リュウガは新しき神となったが為、遥かな刻を超える生命を手に入れていた”なんて設定を本当に組み込みかねないんですよね;
または仮にそれが「神羅世界」と「羅震獄」の“世界として”の因果関係みたいなものを匂わせる設定にも繋がっているとして、更にはマキシウスの正体に関する仮説も成り立つとすれば、かつての神羅世界に存在していた戦士たちの因子が、なんかしらの因果で羅震獄において転生した---そんな妄想設定もあながち(


●表紙裏イラスト

これが商品情報に存在していた「マキシ VS.ゼロの最終決戦」ですかね…つか、マキシウスが七支刀を持っている、このシチュエーションは一体?
予想し得る展開としては、直前のジーク VS.ゼロの戦いにおいて敗れ去ったジークより、七支刀がマキシウスに引き継がれたと考えるのが妥当ですけど、となるとやはりジークは前座扱いですかそうですか(
また、上段のコマを見る限り、マキシ・ゼロ共に射撃用の装備を使用している様子ですが、マキシウスは“素手による格闘を好む”という設定があるので、こうした武器を扱っているという状況には、マキシウス自身になにかしらの変化があったとみても良いですかね。


●特典カード

その見た目、何処のアメコミヒーローですかとツッコミたくなる程にマッシヴなデザインですが、現状で読み取れるカードの名称は「羅震帝サ○○ナフ」。
ひょっとすれば「羅震帝サン・○ナフ」なのかと推測できますけど、だとすれば「羅神帝サン・モルテ」との関係は、そして特典カードとしてラインナップされているポジションからすれば、メインストーリーには絡んでくるのか否かが気になるところ。
これでたとえば、この「羅震帝サン・○ナフ」は「羅神帝サン・モルテ」の父親であり、先代の羅震帝であったものの、700万年前の侵攻作戦の際に調和神バランシールと戦った末に落命。
やがて羅震帝の座をモルテが継承するに至るが、まだ幼いモルテは正式に即位出来ずにいる(=羅震帝ではなく、羅神帝となっている意味の説明)---そんな感じの設定になっていれば、以前の「聖龍太子ウンリュウ」よろしく、このカードが正規シリーズにラインナップされていない理由になるかも。


とりあえず、思い付く限りの妄想と共に、アレコレと書き連ねてみましたw
今後はおそらく、今月末以降には何処かで上がるであろう「神獄の章・第3弾」のカードリストの情報を待って、またあらためて考察してみるつもりですが、その段階で件の「仮面の男」と「眼鏡の男」の断片的な情報でも掴めれば面白いかな。


※11.19 21:14追記

ところで余談なのですが---いよいよ「神獄之書キャンペーン」の第1回締め切りも目前に迫り、3度目の正直とばかりに少しでも当選確率を上げる為、ことあるごとに彼方此方で「神羅万象チョコ」を買い足し続けているのですが、つい先日に購入したものの外袋に、ちょっとした違和感がありまして。
「神獄・第2弾」発売当初に保存していた外袋と比べてみれば、何故か全体的な色合いが濃く、輪郭線がぼやけて見えるという、明確な差異が存在していたのですけど…印刷の濃淡なんて製造時期によっては変わるものだと言っても、コレはそれで納得出来る範疇ではないとも思えますし、それが1箱全てに共通している点、更に2ちゃんの神羅スレでも同じ話題が上がっている点を考慮すれば、決して局所的な事象でもない---という訳で、話題のついでに取り上げておきますね。




これで判別出来るかどうかは兎も角、画像左が発売当初(賞味期限:09.8)、画像右がごく最近に購入(賞味期限:09.9)したものです。



やはりスレにて、違いの一例として挙がっていた「マルムメイア」の色の違い。
同じく画像左が発売当初(賞味期限:09.8)、画像右がごく最近に購入(賞味期限:09.9)したものです。
何故こうなったのかは不明なものの…まぁ、これだけと言えばこれだけなのですけどねw

ちなみに封入されているカードについては、エラーの修正や色の差異は確認出来ず。
なので「神獄の小瓶」裏面の「輝光士マキシ」もそのままでした。

これでそれこそ「ビックリマン」よろしく、2次出荷分以降にエラー修正だったり、ホロ素材の違いなどが存在する---そんな事態になっていたら……それはそれで購入せざるを(ぇ

炎髪灼眼の癒し手

2008-11-18 22:27:14 | Anime(アニメ・コミック)
GOOD SMILE COMPANYねんどろいど47a「シャナ 炎髪灼眼Ver.」



遅れ馳せながら、つい先日に発売となった「ねんどろいど」シリーズ最新作---47a「シャナ 炎髪灼眼Ver.」を購入して来ましたわ。
このアイテム自体の発表は2007年11月末の「電撃15年祭」だったので、それからおよそ1年越しのリリースなだけあって、本当に“ようやく”といった感じですが、それもあってかどうかは兎も角、バリエーションとして47b「シャナ 電撃大王Ver.」も制作されるまでに。
なお、その「電撃大王Ver.」に関しては誌上通販限定アイテムであり、申し込みは既に締め切られているのでご注意下さいませ。

以下、簡単にレビューなどを。



デフォルト(+「コキュートス」)、そしてオプションパーツである「夜笠」と「贄殿遮那」を装備させた状態。
「ねんどろいど」としてのクオリティは相変わらずなものの、この表情だと“可愛い”と言うよりは、“凛々しい”の方が正解ですかねw
「夜笠」は頭部を取り外してから、胴体に被せるように装備させるのですが、基本的に肩口に余計な突起の無い(ねんどろいど)アイテムならば不自由なく着せられるかと。
また腕については、袖先からの換装となっています。



先発のねんぷちシャナでは造形すら存在しなかった「コキュートス」は別パーツとなり、先述の「夜笠」同様に頭部を外してから首のジョイントに引っ掛けます。
ただ、そのまま引っ掛けたのでは不自然な為、紐(チェーン)部分の角度は自分で調整しなければならないのですけど、これ弄ってる内に折れたりしません…よね?
可動部分については、あくまでも「ねんどろいど」ですので(



交換用の顔パーツは2種。
画像右の「ぷんぷん」顔は兎も角、画像左の「うるさい!」顔の可愛さは異常w
これこそが「ねんどろシャナ」の真骨頂と言えなくもないですが、この顔パーツにすると「シャナ」ではなく「灼眼のシャナたん(※DVDシリーズの特典アニメ「灼眼のシャナたん」に登場するSD頭身のシャナ)」にしか見えないんですよね…なので此処は「うるさい!×3」ではなく「うるちゃい!×3」と(マテ
ちなみに「うるさい!」顔の眉毛の色は炎髪(緋色)ではないので、当初から「電撃大王Ver.」との互換性を意識しているのでしょうね。



そんな「電撃大王Ver.」には猫耳パーツが付属するのですけど、ひょっとしたら27a「泉こなた」よろしく---着脱可能なアホ毛で固定するのかな---と予想し、やはり外れたアホ毛で固定しようと試みたものの、頭部の形状が合わず断念;
こればかりは「電撃大王Ver.」の到着を待つしか無さそうですわ。



先述もした「ねんどろいどぷち シャナ(炎髪Ver.)」と一緒に。
こうして並べてみると、後ろ髪の造形が大きく異なるのが際立ちますね。



試しに「夜笠」を「ねんぷちシャナ」に着せてみたり。
サイズはどうあれ、雰囲気だけは……ま、ねんぷち規格の「夜笠」は、2009年2月発売のDS「電撃学園RPG CROSS of VENUS」スペシャルパック付属の「ねんぷちシャナ」で(



---という訳で簡単ですが、ねんどろいど「シャナ 炎髪灼眼Ver.」のレビューでした。
これであともうひと味---たとえば贄殿遮那を正眼に構えられる腕パーツや「紅蓮の双翼」、そして「電撃大王Ver.」との兼ね合いで、どちらかの胴体が御崎高校・冬服になっていれば、プレイバリューも拡がったと思われますが、とりあえず個人的には「うるさい!」…もとい「うるちゃい!」の顔とポーズが可愛いので、これで一応は満足とw
ともあれ、このアイテムの真価は、今後に「電撃大王Ver.」が到着してから、またあらためて。


以下、ねんどろいど関連で情報ふたつ。

こんなに遅い紹介で絶望した!「ねんどろいど 糸色望」のデコマスで遊んでみたお!
ここまでやってしまうグッスマに絶望した!【俗・】「ねんどろいど 糸色望」で遊んでみたお!
(ミカタンブログ)


オプションパーツ:縄のようなもの…って、本当に荒縄じゃないですかーっ!!
絶望した!ここまでやってしまったグッスマとミカタンに絶望し(


あたらしいなかまをご紹介!<ねんどろいど ぷち シリーズ> 「THE IDOLM@STER ステージ01」
(作品名/THE IDOLM@STER)


ようやくの発表となった発売予定時期は、2009年3月だそうで。

みつみ満載!!

2008-11-17 23:27:58 | Games(ゲーム総合)
■「みつみ美里イラスト集 『Leaf Illustrations MISATO MITSUMI EDITION』」



もう諸々あり過ぎて語るのも面倒になって来た経緯を経て、ようやくこの手にすることの叶った“ちゃん様”…もとい、みつみ美里さんが“1998~2005年”に描かれた版権イラストを纏めた(※その為、「ToHeart2 XRATED(一部除く)」「フルアニ」「ToHeart2 AnotherDays」などのイラストは未収録)画集です。
本来ならば“あの夏コミ”で購入できていたはずのシロモノだけに、個人的にはちょっと今更感もありますけど、(公式通販での期間限定販売を除いて)店頭販売はまだこれからですし、あえて取り上げるとすれば今しか無いかなと(

ともあれ話題を画集に戻して---みつみ美里さんと言えば、あまりにも有名な同人サークル「CUT A DASH!!」の主宰、そして現在(1998年~)はAQUAPLUS(Leaf)に所属している原画家。
これまでも作品毎の画集…というかビジュアルファンブック的なモノは存在していたものの、こうして“みつみ美里”個人名義での画集は初だったかと。



タイトルに「Leaf Illustrations」と冠せられている通り、収録作品のほとんどはLeaf/AQUAPLUSタイトルの版権イラストですが、それ以外にも---他社タイトルとのコラボイラストや、かつて年間通して連載されていた「E-LOGIN」(休刊)の表紙イラスト、更に「VIP」描き下ろしイラストなどのオリジナル作品も収録されています。
個人的に「E-LOGIN」の表紙シリーズは好きなイラストが多かっただけに、こうしてあらためて纏めて見られる機会は嬉しい限りですね。
また「ToHeart2」「天使のいない12月」「こみっくパーティー(DC/PSP版含む)」にはそれぞれ描き下ろしイラスト(表紙含む)も…この瑞希のイラストは絶対に何処かがフィギュア化するだろうなぁ(ぇ
ちなみに「こみパ」のイラストに関しては全てを把握している訳ではなく、残りは既発の「こみパ ビジュアルファンブック」で補完して欲しいとのことで…あぁ、そう言えばあの紙袋のイラストやらなにやらがありませんね。

また「Leaf Illustrations」と冠せられている点から、これが2006年末のコミケ71にて販売(後に一般販売)された「甘露樹画集『Leaf Illustrations TATSUKI AMADUYU EDITION』」と同じシリーズである事は然りながら、その装丁やデザイン、ページのレイアウトや各タイトルごとの構成も同一で、明らかにシリーズ展開を意識した造りになっていました。



ちなみに、こんな所にも類似性が---という訳で、次の画集はカワタ氏らしいですよ(ぇ



記事の最後として---これからの店頭販売分には付属していない「ラフ本」の中身は、こんな感じ。
画集本体に収録されたイラストのラフも然ることながら、見所は広範に収録された「痕のマルチメディア化企画のボツイラスト」。
以前に(確か)「Leaf Side-B」かなにかでアップされていた記憶がありますが、これがボツにならなかったら、いったいどんな展開になっていたのでしょうね。

ガラスの要塞

2008-11-16 19:35:40 | Anime(アニメ・コミック)
■アニメ「とある魔術の禁書目録」---第7話「三沢塾(かがくすうはい)」

“禁書目録”(インデックス)と呼ばれる少女の“幻想”を殺した---その代償として、これまでの記憶を失ってしまった少年、上条当麻。
ある意味では“死んだ”ことと同義な状態のまま、当麻とインデックスは新たな日々を重ねていく…という訳で、今話からは原作2巻にあたるエピソードに突入。
もっともそのプロローグのひとつである---ステイルと学園都市統括理事長・アレイスターの会話シーンは既に前話にて消化し、今回の“吸血殺し”(ディープブラッド)を巡るストーリーを展開する為のフラグは立ててあるので、いきなり血生臭いシーンからの開幕となりましたが、アレは本来ならステイルとのブリーフィング後すぐに挿入される「行間」で語られるストーリーだけに、とりあえず前話でのステイルとアレイスターの会話内容を把握しておかないと、ちょっと意味不明ですし、更にそれ自体も原作より内容を暈しているだけに、此処は“とある少女の過去に何かがあった”と把握させるだけの役割にしたのでしょうね。

ただ、それや前話にて消化された分も含めて構成を弄った割には、(此方もタイミングを変更した)ステイルに姫神愛沙の写真を見せられた当麻のリアクションが---あ、この娘、あの時の---程度にしか描かれなかった(原作では愛沙のおかしな振る舞いを思い返して、それが無言のSOSであり、助けを求めること=助けを求めた人を巻き込んでしまわないように、無抵抗のまま三沢塾へと連れ戻された点、そして彼女と(記憶に無いはずの)“かつての”インデックスを重ね合わせるかのごとく、自己完結させた彼女への憤りを感じると共に、救出作戦への決意を固める)のは、なんだか記憶を失った当麻がひどく状況に流されてしまっている風に見えて、此処はもう少しモノローグを膨らませて、当麻がこの救出作戦に参加する動機を明確化して欲しかったかも。

さて、そうして今話から登場し、現在は囚われの身となっている“吸血殺し”姫神愛沙ですけど、事前に彼女を演じられるのが能登麻美子さんという情報は聞き及んでいましたが、イメージしていた声のトーンよりも若干太い(低い)役づくりだったかなと。
ただ彼女の出番は、この原作2巻にあたるエピソードと原作3巻の後日談以降、原作5巻にて通行人扱い、原作6巻でようやく本編に絡めるまでに至るだけに、おそらくは原作4巻までしか把握出来ないであろう今回のアニメ版では、このエピソード以降に大きな見せ場は期待出来ないかも;
まぁ、ガンガン連載のコミック版のようにエピソード自体が削られた訳でもないですし、アニメ版での美琴・黒子、そして今話でも愛沙と出会ったシーンに登場していた土御門のように、オリジナルシーンで出番を獲得出来れば、それも面白いですかね。

ところで此方も今話からの登場となった、インデックスの相方(猫)“スフィンクス”ですけど、どうにも顔が平面になっていたり、シーンごとにサイズが異なっていたりと作画がおかしかったのは一体(

錬金術師アウレオルス=イザードの手から、囚われの姫神愛沙を救出すべく、ステイルと共に三沢塾へと突入した上条当麻。
しかし、その目に飛び込んできたのは、なんの変哲も無い日常でありながら、あまりにも異質な光景だった…。

次回---第8話「黄金錬成(アルス=マグナ)