I’ll be dis-ABSOLUTER

ほぼ休止状態の不定期更新雑記
日々のつぶやきや情報などはTwitter ID:air_dmzilにて

魔法少女的実権掌握術

2011-03-02 23:09:23 | 神羅万象チョコ【ZX-F】
神羅万象チョコ ゼクスファクター公式サイト「ウエハーマンの小部屋」つぶやき更新!

いよいよ「ゼクスファクター」としての公式更新も大詰め、毎回の小部屋からのつぶやきや情報も興味深い内容が続いている次第ながら、本日(2日)更新分のつぶやきでは「天ヶ原」と「生徒会執行部」のその後についてが触れられ、役職の移動や新参入のメンバーなどが明らかに。

まずリーダーであったカリン、副リーダーのコウヤ、そして第五席のカイが抜け、既にEX3の裏書にて言及されているように、新たにリーダーをイツキ、副リーダーをマヒロが引き継いでいるらしい天ヶ原には、キリコ、エッジ、ルリ丸が参入したそうで。
果たして誰が何席に就いたのかは不明ながら、おそらくは名前の並び通りに第三~五席までを埋めていると思われ、参入自体も各人共にカイや天ヶ原に近しい間柄だっただけこともあり、当然の流れとは言えど、ちょっと気にになるのはマヒロとキリコの中が険悪だという点に関して。

その原因が判然としないだけに、いずれ公式にて補完されない限りは推測・憶測を膨らませるしかないのですが、考え得る理由としては“天才肌と努力家という相性的な問題”や“カイを巡っての感情的な問題”に“五行相克における属性の相性”など色々と浮かびますけど、根本的にはマヒロの“他人には関心の薄い”なる設定を転じて、関心の薄い他人には干渉して欲しくないと解釈。
しかして其処に協調性だのとなにかと五月蝿いキリコがやって来たことで、先に挙げた諸々も相俟って、お互いの間柄が険悪になってしまったのかなと。

なんにせよ険悪というだけで、互いに忌み嫌うまでの間柄では無さそうですし、お互いに付き合い方の距離感が掴めれば、いずれは歩み寄ることも出来るかと、それまではリーダーであるイツキの気苦労が絶えないのは間違いなくw

これに対して会長のカナト、副会長のシヅカ、会計のマヒル、そして庶務のケンケンまでもが抜け、実に残留したのは書記のマイトだけだった空席だらけの生徒会執行部では、次期会長にそのマイトが就任、新たに副会長にカゲミツ、書記にミミ子、会計にはなんとルルイエを迎え、最後の庶務は空席のままに新体制がスタートしたらしく。
またなんとも不思議な顔ぶれが揃ったものですけど、既に経緯が言及されているマイトはともあれ、カゲミツは天ヶ原に属したキリコへの対抗心とか、ミミ子はカゲミツの付き添いか、それともマヒルの後を継いだのか、或いはコウヤとマヒロのような間柄を自分に重ねるべく、ルリ丸とは袂を別ったのか、いずれにせよ仲の良い2人に絡んだ理由で生徒会入りを果たしたのかと。

そうして問題なのはルルイエの存在であり、何故に彼女が生徒会=組織に属しているのかが不思議ながら、どうやら実際に生徒会の全権を握っているのは、会長のマイトではなくルルイエだそうで、早くもマイトさんはお飾り状態にw
正しく“影の会長”と言ったところでしょうが、そんなルルイエに全権を握られてしまった理由としては、情報屋や会計としての立場を利用したとか、または単純に実力云々の問題なども思い浮かべど、ひょっとしたらマイトが会長選挙で勝つことの出来た、その勢い=鳳凰学園襲撃事件における外海獣撃破数No.1の真相に、ルルイエの能力が関与していたとすれば、諸々の辻褄も合うかなと。
つまりは全力を尽くして撃破→負傷退場→ルルイエの能力で復活→全力を…といった流れを繰り返して撃破数を稼いでいたとするなら、なるほど真実を知るルルイエには頭も上がらないわな。
結果的にはその勢いで会長就任こそすれども、おそらくは本来の目的であったと思われるカリンへのアピールは成否不明、しかもルルイエへの借りから彼女を生徒会へ招き入れることとなり、やがて全権までも奪われてしまった---もしもそんな流れだったとしたならば、こと最後に至ってもマイト会長はオチ担当になってしまうのかと(

ちなみにルルイエにおいては、天ヶ原に新参入したキリコ、エッジ、ルリ丸に魂獣武装の心得を伝授したこともあるだけに、どちらの組織ともにルルイエとの繋がり=太いパイプが存在するなんて、いずれ本当にルルイエ会長が誕生した頃には、学園の二大組織が彼女の手の上で動くなんてこともw

果たしてマヒロとキリコの険悪な関係に気苦労の絶えないイツキに、こうして鳳凰学園生徒会会長となれたにも関わらず、その全権はルルイエに握られ、彼女の存在に頭を悩ませているマイト---どちらの“リーダー”も組織内の問題に直面しているだけに、もしかすれば悩みを理解・共有し合う良い友人になれ…るかどうか(ぇ

続・それぞれの歩む道

2011-02-28 19:40:39 | 神羅万象チョコ【ZX-F】
神羅万象チョコ ゼクスファクター公式サイト「ウエハーマンの小部屋」つぶやき更新!

本日(28日)更新のカリンに関するつぶやきが、エピローグの余韻ぶち壊しな件についてw
鳳凰学園卒業後、亡き父と同様に冒険者として外海へと旅立った彼女が、まさかカイの故郷である火群の里に入り浸って“ダラダラと”暮らしているとは、とんだ押しかけ居候だと。

どうやら天ヶ原のリーダーという立場やら鳳凰学園という枠からの解放感と、おそらくは自由気ままであろう冒険者となったことに、過去につぶやかれた「人前ではしっかり者だが、ひとりでいる時は意外とズボラでだらしない」設定も相俟ったか、それとも冒険者として立ち寄った火群の里の居心地があまりにも良かったこと+カイが居ることで、気持ち離れるに離れられなくなったか、なんにせよエピローグ後のカイとイヅナ(+龍鬼)にひとり、カリンが大きく近付いていた次第。

それにしても外海の奥深くにあるという隠れ里・火群の里も、あらためて正式に紲晶石の契約者となったカイの知り合いとは言え、こうも容易くカリンを受け入れてしまうとは、実はそれほどに閉鎖的ではなかったのかどうか。
ともあれ彼女が里に居付いていることは、いくら隠れ里とは言え、やがて誰かの耳にも入るでしょうし、早ければ学園が夏期休暇に入る頃にキリコやマヒロたちが大挙して押しかける可能性も無きにしろあらずかw
当然にかつての天ヶ原の仲間として、教師となったコウヤが行くとすれば、中退して同じく教職に就いたマヒルも付いて行くでしょうけど、カリン目当てで現地に赴きたいマイトに関しては、きっと生徒会長の責務との気持ちの板挟みに悩まざるを(

ひょっとしたら同じく外海を旅しているカナト・ケン・シヅカも立ち寄るやもしれず、全てわだかまりを捨て本当の仲間として打ち解けあったり、わずか1年間ながら学園生活を共にした仲間たちが集い、懐かしい思い出を語り合う同窓会のような展開も妄想出来。

なにやら火群の里が寄り合い場所みたいな状態になっている気がしないでもないですけど、やがては外海を旅する冒険者たちに、束の間の安息を与える隠れ里のようになっているやもしれませんね。

6年目の終着点、7年目の出発点

2011-02-21 22:42:08 | 神羅万象チョコ【ZX-F】
おかげさまで本日:2月21日を以って、当ブログ「I'll be dis-ABSOLUTER」は2005年2月同日の開設から丸6年を過ぎ、無事に7年目を迎えることが出来ました。
これも日々訪問・閲覧して頂いている皆様の存在があればこそと、また気持ちもあらたに、それでいて特段に変わるでもない混沌とした雑記を書き連ねて行こうと思いますので、今後ともどうぞよろしくお願い致します。

---と、堅苦しい挨拶はこのくらいにして。

さて本日の話題は、実にウチらしいとでも言いますか、やはり直に7年目を迎える「神羅万象チョコ」に関する諸々を。
既に2月も下旬に差し掛かり、そろそろ新章「七天の覇者」に関するなにかしらの続報でもあるかなと、連日チェックはしているものの、残念ながらまだパッケージ画像やテキストのみのラインナップも上がっていない様子。
せめて主人公の名前くらいは明かして欲しいかなとは思えど、来月発売のコロコロ誌上での発表を大きくアナウンスしているだけに、ひょっとするといつにも増して出し渋っている可能性は高いですが、ともあれ明日からもまた注視しておこうかなと。

もっとも公式では第6章「ゼクスファクター」に関しての、より補完性の高いエピローグ的なつぶやきが続いているので、まだまだ盛り上がれる要素も残されている次第。
カナトやケンケンのその後など、先日に取り上げた分に加えて、あのマイトが次期生徒会長に当選を果たしたという情報は、それでは副会長にはマヒルが就任したのか、そして新たに空席に座る生徒会メンバーはどんなキャラクターなのか---たとえば襲撃事件での功労者であるキリコやエッジ、ルリ丸に声は掛からなかったのか、いやむしろ3人は天ヶ原のほうが---と、拡がる妄想を刺激されw

それにしてもマイトが生徒会長とは、初登場時は“天才”を鼻に掛けた、やや人格に問題のありそうなキャラかと思いきや、公式のつぶやき→ダンスターのカード裏セリフでなにかが崩れ、第4弾では実妹の覚醒に見せ場を持っていかれてしまうという、すっかりネタキャラ化してしまった感はありましたけど、実は襲撃事件において“撃破数No.1”を勝ち取り、その勢いで生徒会長に当選したなんて、やはり彼は実力者だったんだなと再認識させられ。
もっとも、そうして撃破数No.1を勝ち取った裏には、ここぞとばかりにカリンにアピールしたいという下心があったんじゃないかと、いらん邪推をさせる、そんなマイトさんは最後までネタキャラだなと此方も再認識させ(

ちなみに新たに公開された要素や設定などは、全てではないものの、随時此方の記事に追記していますので、よろしければどうぞ。

それぞれの歩む道

2011-02-17 22:56:48 | 神羅万象チョコ【ZX-F】
神羅万象チョコ ゼクスファクター公式サイト

本日(17日)で「ゼクスファクター第4弾」の発売から丁度1ヶ月が経過し、公式サイトの更新内容も終盤に差し迫っている次第ですが、此処最近の「ウエハーマンの小部屋」における「豆知識」ではカード裏にて語られていない、カナトやケンケンの事件後の扱い、更にはシヅカの卒業後の進路など、所謂エピローグにあたる部分の情報が次々と公開されている次第。

果たしてカナトの場合は鳳凰学園襲撃事件の主犯として、本来ならば重大な責を負わねばならないはずですが、その後は生徒会長の職務を最後まで全うし、無事に学園を卒業したという、なんとも驚きの展開に。
複数のキャラクターが顔を揃えたEX3「卒業式の思い出」のカードにも姿を見せていなかっただけに、ひょっとしたら自主退学を申し出て中退したのかと推測していましたけど、よもや生徒会長のまま卒業していたとは、これは後述するシヅカがそうであったように、襲撃事件の真相がごく少数の関係者---おそらくは教職員レベル、カイ+天ヶ原(+キリコたち?)以外には明かされなかった、つまり隠蔽されたということなのでしょうね。

幸いなことにルルイエの奮闘で(襲撃事件での)死傷者は一人も出ていませんし、ガイやレイガへの凶行についても当事者たちが収めれば良し、前提に学園長室での出来事をカイがその場で明かしていなかったことも加えて、そもそも理事長であるレイガが手打ちにしてしまえばそれまでなので、この件は公には“超級外海獣の集団暴走による学園襲撃事件”として処理された可能性も。
なにしろ卒業後の進路に“次期理事長の席”も用意されていたようですし、某・世界最強の海賊ではありませんが「バカな息子を、それでも愛そう」とでも言いますか、そうして息子の凶行を咎めるつもりは皆無にも思えますしね。
ちなみに公への発表として“地下古代遺跡のエメリウスが覚醒・討伐されたことによる”という理由付けもあるかなと考えましたが、そう定義してしまうと天ヶ原に責任が降りかかるだけに、それはそれとして。

またケンケンについても、カナトの卒業と同時に学園を辞めたとあるところから、事件後も生徒として在学していたのは間違いなく。
あくまで推測の域を出ないにしろ、共に学園を去る覚悟はあったであろうカナトたちを引き止めたのはカイ、もしくはレイガなのか---カナトが破壊しようとした“象徴としての”鳳凰学園、その生徒としての日常を送り、やがて全うすることこそが、なによりの責任の取り方とでも諭されたのかどうか、ケンケンはカナトの選択に付き従うだけに兎も角として、今後にその辺りの詳細が語られることを願うばかり。

やがてカナトは卒業、それと同時にケンケンは学園を辞めて、共に外海へと旅立ったと。
また同じく卒業生であり、先述の通りに公には隠蔽されていたと考えられる事件の真相に、薄々ながらも気付いていたというシヅカも、この2人を追って外海への旅へ。
そうした動機は不明ながら、同じ生徒会執行部としての長い付き合いもありますし、真相に気付いたからこそ放っておけない…それこそ彼らの絆とでも言いますか、仮初めとは言えど“光り輝く絆を紡ぐ存在”=紲晶石を手にしていたカナトにも生徒会という枠には収まらない、光り輝く絆があったというところですかね。

ともあれ既に明らかにされていたカリンやコウヤ、そして学園を去ったカイに加えて、カナトにケンケン、シヅカの進路も明確に、今後は在学生---たとえば天ヶ原のリーダーと副リーダーになったはずのイツキとマヒロのそれからや、カナトの次に誰が次期生徒会長となったのか、そしてキリコやエッジ、ルリ丸たちのその後は…と、それは今後の更新に出来る限りの期待を込めてみたいところですね。

ちなみに、ルーペンは今年こそ卒業出来たのかどうか…それについては適当に(ぇ




---んで、昨日に触れられなかったコレについてですが、既にTwitterにてツイートした通り、先月末に締め切られた「鳳凰学園キャンペーン」の第2回抽選分にて「Wチャンス賞」に当選した次第です。
今度こそは「鳳凰学園賞」をと、念の為に家族名義もひとつ使って応募してみたのですが、結果はご覧の通りで嬉しさ半分、残念半分といったところでしょうか;
兎にも角にも、これで学園証カードにも予備が出来たので、ビニール含めた現物の状態保存を大きく気に留めることなく、コレクション用のファイルなどに移動させることも出来るかなと。

店頭でも熱烈的告白!

2011-01-20 19:12:44 | 神羅万象チョコ【ZX-F】
とりあえずこの辺りで、初回購入日から集中投稿して来た「神羅万象」関連記事については、ひと段落しようかなと。
…と言うか、そうしなければまた週末には「次世代WHF'11 Winter」絡みの記事が(



ねんがんの イヅナのPOPをてにいれたぞ!---というネタは兎も角。
果たして1カートン購入時には封入されていなかった「白面金剛九尾イヅナ」の販促POPが手に入りまして、これで入手済みの「阿修羅明王カイ」「破壊王子カナト」と合わせての全3種が揃いましたよ。

前弾・第3弾の販促POPが全て「鳳凰学園キャンペーン」の告知だったのに対して、今弾では再びお馴染みの規格に戻り、実物と同じサイズ、同じデザインのカード画像+そのカードに描かれたキャラクターに関連したセリフや人物などが併せて配置され。
画像の「白面金剛九尾イヅナ」の販促POPでは、あのちょっと気恥ずかしいセリフの一部+紲晶石が存在しています。



「阿修羅明王カイ」の販促POPには、彼に自らの神具を託したマリオン、カリン、イツキ、コウヤ、マヒロの5人が登場。



そして「破壊王子カナト」の販促POPには、彼の魂獣「天照神龍エメルカムイ」の姿とセリフの一部が。

時折になんとも、何故にそのキャラクターを販促POPに起用したのか---と不思議に思うこともありますけど、今回は全て物語の中心に位置するキャラクターばかりですし、此処で「終極因使カイ」が選ばれなかったのはネタバレ的な観点から当然と。

果たして新章「七天の覇者」でも引き続き、この規格の販促POPが使用されるのかは不明ながら、ZX-Fより採用された“神獄の章までの旧シリーズ+王我羅旋の章での販促POPを組み合わせた”かのようなデザインは、ある意味で完成形のような感じもするだけに、此処をベースにして更に上回る、新たな販促POPにも期待したいところで。

古きを温ねて、新しきを知るか。

2011-01-19 20:17:03 | 神羅万象チョコ【ZX-F】
いったい何処まで続けるのか---今日も今日とて「神羅万象チョコ」の話題ですw
勿論、最新弾発売直後の勢いはありますけど、果たしてゼクスファクターという物語が完結したことにより、これまで推測や憶測の域を出ず、妄想ばかりだった事柄が断定・確定出来るようになったので、この否応無くモチベーションが高まっている時期に取り上げておきたい衝動が強くなっている所為もあり。
とは言え、そろそろ「ねんぷち超電磁砲」などのフィギュア関連をはじめ、他に取り扱っておきたい話題も溜まってきただけに、この辺りでひと区切りしようかとは思えど、またなにかしらのネタが浮かべば、その限りではないと(w



まず、今回の記事を進める前に、ひとつ。
画像の「白面金剛九尾イヅナ」の裏面には、今弾の台紙にも印刷されている「紲晶石」、そして「終極因使」に関する記述が存在している次第ながら、その出どころとして名前が挙がっているのが「九曜の書(くようのしょ)」なるシロモノ。
実はこの「九曜の書」という名前、シリーズ中で用いられるのは今回が初めてながら、昨年1月開催の「次世代WHF'10 Winter」にて展示されていたイヅナの線画内では、彼女の後頭部に在る巻物を指し、既に登場していたモノなんですよね。

   

   

   

それを受けるカタチで当時の記事から線画の画像を拾ってみれば、其処彼処に記された説明には、先述の「九曜の書」のように本編で回収された要素もあれば、そうでない要素もあったり…という訳で長い前置きはこのくらいに、今回の記事では件の初期設定を踏まえて、やがて本編ではどう消化されたのか、或いは明言されないままだったのかを、イヅナからパルシオンまで簡単に取り上げてみようかなと思いますわ。


◇はぐれ魂獣イヅナ・白面金剛九尾イヅナ

線画段階の仮の名前は、最終的に解放状態の名前として使用されたと。
頭の巻物=「九曜の書」については先述した通りで。
ちなみに線画の話題とはまた別のことですけど、彼女の宿るべき秘宝・紲晶石の名前については、第1弾発売前の当時の記事にて“キズナ輝く石”なんて読み取り方をしていましたが、第4弾EPカード「カイ&イヅナ」の裏面にて“光り輝く絆を紡ぐ存在だったのかもしれない”と書かれていたあたり、その読み取り方もあながち間違っていなかったと、ちょっと嬉しくもw


◇熾天烈火カリン・烈火のカリン

右下の“翼人に似合わず、グラマーな体格をしている”というのはシリーズ通して、そして第4弾で思いっきり前面に押し出していましたねw
そして最後こそカイに託したものの、愛用のマフラーも水着以外では欠かす事無く、正に“一年中身につけて”いたと。
※01.28追記 公式のつぶやきにて、烈火のマフラーが“冒険家の父の形見”であることが言及されました。


◇デス・マスカレード ・ 水鏡のケンケン ・ ケン・マスカレード

最終的に正体は直球そのものだった訳ですけど、理事長に疑惑の目を向けさせるにしても、ケンケンとの符合部分はもっと隠しておくべきだったよなともw
ともあれ第1弾で魂獣が登場しなかった理事長や学園長、そしてデス・マスカレードについては、いずれ回収する伏線へのお膳立て、そしてミスリードを狙う目的があったのかと今更ながらに。


◇鋼鉄乙女マリオン・鋼鉄戦姫マリオン

線画右下の“普段は一般生活用モジュールの上から衣服を着衣している”というのが、第1弾アナザーカードのネタ元になったようで。
そして“機人としては若い部類”については、後にシグマ先生が645歳で“現存する耶馬都の機人としては最古の部類”として登場しただけに、確かに若い部類だなとw
それにしても線画とカードを見比べると、左足の表現など此処から随分と変わったんですよね。


◇炎鎚のキリコ・光翼聖天キリコ

カイに対する振る舞い云々は、やがて愛情にまで変化するという王道的な消化のされ方をした次第ながら、反してカリンへの憧れというのは、本編では触れられないままでしたね。
実際にそうした気持ちもあったのかもしれませんけど、それは羨望というよりは、伸び悩む自分への気持ちの裏返しとでも言いますか。


◇パティ・怪力矛爪キングパティ

結局この“カリンには従順だが~”とは、一体なんだったのかとw
性格的にも“正反対”という感じはしませんでしたしね…まぁ、色々あったんだろうなと(


◇エッジ・特攻番長エッジ

残念ながら、カイ・エッジ・ルリ丸の“三バカトリオ”としてのシチュエーションは描かれませんでしたが、ルリ丸と共に最後までちゃんと出番があったのは、最初からこうしたベースがあったからなのかも。


◇又吉・特攻天女 又吉郎狂姫

暴走族のヘッド=爆走の鬼姫になったか。
それにしてもこの頃は、まさか又吉が女性キャラだったとは欠片も思わず(


◇ルリ丸・勇者ルリ丸

先述のエッジに準じます。


◇パルシオン・超人鬼Gパルシオン・阿吽合神パルサーロード

アンテナの設定がまったく活かされていないように思えますけど、パルセットの登場、そして阿吽合神を鑑みると、ひょっとしてパルシオンは、このアンテナで常にパルセットの位置を受信(把握)していたのかも。


あらためて見直すと、語られないままだったものがあるにはあるにしろ、別のカタチで匂わせた部分もあったのかな---と、気付かされる点もあったり。
果たして「ゼクスファクター」という物語は、既存シリーズでも抜きん出て伏線の回収に力を入れている風ですし、その根底には、こうして初期段階から設定を詰めていたことが活きたとも考えられるものの、だからこそ第4弾にて深く語られていないカナトやケンケンのその後、またはケンケンがいかにカナトへ心酔していったのか、そして理事長や学園長、引いては鳳凰学園のそれからなど、もう少し掘り下げて欲しい点が相当に残っていることに、なんとも物足りなさを感じずにはいられず。

勿論、その辺りは本日(19日)の公式更新分で明らかにされた、キリコたちに魂獣武装の心得を伝授したのがルルイエという本編補完的な、これからのつぶやきに期待するしかないのですけど、なにかしらの機会があればショートストーリーみたいなカタチで読んでみたいとも思うのは、なんともまた「完璧大全2」を望んでしまう同じ流れに(

ともあれ正に“古きを温ねて新しきを知る”とばかり、今は懐かしくなった素材を振り返ってみましたわ。

絆は、究極を超える。

2011-01-17 19:28:22 | 神羅万象チョコ【ZX-F】
神羅万象チョコ ゼクスファクター第4弾(2011年1月17日発売)

本日(17日)に発売を迎え、いよいよ公式サイトでもストーリー把握の始まった「ゼクスファクター第4弾」。
今回の記事では、大トリの第4弾を飾るスーパーレア、ホロアナザー、アナザーカード、そしてシリーズでは初となるシチュエーションを描いたEXカード3種を取り上げてみようかと思います。
なお、先述した通りに公式発売日を迎えたことから、当記事中ではカードをそのまま公開致しますので、ネタバレを避けたい場合には、どうぞご注意下さいませ。





---<ネタバレ注意>---







◆ZX095 終極因使(ゼクスファクター)カイ <通常/スーパーレア>

強制的にイヅナと契約・融合してゼクスファクターとなったカナトから、カイの必死の呼びかけにより正気を取り戻したイヅナが分離、あらためてカイとイヅナが再契約して誕生した“真ゼクスファクター”である「終極因使カイ」、その銀箔+ホロ透け+ダブルホロ仕様のカードが今弾のスーパーレア(SR)カードに。
果たして1カートン(10箱)購入して、この銀箔仕様のモノ以外は出なかっただけに、おそらく金箔仕様というものは存在しないかと…いや、流石に在って欲しくはないですけど;



尻尾や刀身など銀箔押しの部分は全て、縞模様を組み合わせたようなホロ、そして瞳や帯、紲晶石などの透過部分を含めた全体は神羅ホロという、見た目的にも非常に豪華な仕様になっているのではないかと。
ただ気になるのは、このカードの在り方についてでして---まずそれには紲晶石で本来の力を取り戻したイヅナの髪の毛+九尾の色が、強制契約+洗脳状態では銀毛(アナザー)、そしてカイとの再契約を果たした状態では金毛(通常)になっていることを前提に、前者と融合したカナトの九尾の色が銀、後者と融合したカイの九尾の色が金、そしてそのカイのSR版では再び銀色になっているという、なんとも良く分からない状況になっている次第。
勿論、無理矢理に力を引き出させているカナトの場合の銀と、真の契約を果たしたSRカイの場合の銀とは質が違う、或いは前者は銀ではなく白という可能性もあるとは言え、たとえば“融合率が高くなると刀身や尻尾が銀色に輝くらしいゾ!”みたいな補完がされるのか、先述もした白面金剛九尾イヅナのように、逆に融合直後の不完全状態でも表しているのか…とりあえず現段階では確定することは出来ないだけに、公式での解説待ちということで。
ちなみに狐耳については、いずれにしろ頭髪の色+白になっているので、これはまた別の話と。




◆ZX094 白面金剛九尾イヅナ(通常/アナザー)

宿るべき秘宝・紲晶石を得て、本来の力を取り戻したイヅナの解放状態=白面金剛九尾イヅナ。
上記リンクの裏面画像にて確認出来る、枠内のキャラクターの顔がそうであるように、カイとの再契約を果たした金毛状態が通常ホロ、それ以前にカナトとの強制契約+洗脳下にある銀毛状態がホロアナザーに。
それぞれ背景含めた各部の色が異なるのは勿論、表情や瞳のハイライト、袖口近くの紋様、そしてなによりも「終極因使カイ」が持つこととなる直刀を携えているという点が大きく違っています。

果たして1カートンでの封入率については、通常・アナザーのどちらかに著しく偏るということは無さそうながら、SRを除いた他のホロカードに比べると、ちょっとアソートが厳しい感じがしないでもなく。

ところでこのカードの裏面にあるセリフ部分では、紆余曲折を経て、ようやく本当の契約関係と成った喜びもあってか、カイへと思いのままに気持ちをぶつけるイヅナが見られる次第ながら、以前に公開されたアニメPVにてCVを担当されたゆかなさんの声で脳内補完すると、なんとも物凄い破壊力が(ぇ




◆ZX084 フェニックス・レイガ(通常/アナザー)

てっきりシルバー枠とばかり思っていれば、実際にはノーマル枠だったフェニックス・レイガ。
それゆえに、更には割り当てられた枠が別なので、ひと箱に通常・アナザーのどちらも入っていることが頻繁にあり、手に入れるのは容易ではないかと。
第3弾にてカナトが身に付けていた、鳳凰院家の正式戦闘服に身を包み、親として息子の凶行を止めるべく立ち上がった次第ながら、ケン・マスカレードとの戦いで彼の能力:能力反射(アビリティリフレクター)に傷付き、ダメージを負ってしまったのがアナザーカードの様相らしく。
そうして左腕や破れた服の下に現れた不気味な紋様に、黒ずんだ皮膚は、過去の“とある事件”(※経緯についてはコチラコチラを参照)によって半身を失い、身体機能を補う為に自らの魂獣と融合した---その証ではないかと思われ。




◆ZX EX1 一学期 夏休みの思い出




◆ZX EX2 二学期 冬休みの思い出




◆ZX EX3 三学期 卒業式の思い出

シリーズ初登場となった、シチュエーションを描いたEXカード3種。
それぞれ一学期:夏休みの思い出>外海の湖水への強化合宿、二学期:冬休みの思い出>天ヶ原の任務で孤児院へのクリスマス慰問、三学期:卒業式の思い出>仲間たちの写真として、裏面は線画と、カイの日記風に書かれたテキストが存在している次第。
カリンの圧倒的な、そして複雑な表情を浮かべるキリコの水着姿、マヒロの可愛いサンタ姿など見どころはありますが、ある意味でもうひとつのエピローグとも言えるEX3のテキストが、そのままEPカードにも繋がっている点に、加えてそれを踏まえた上で見る、写真の中で微笑むカイの表情にも注目か。

なお、気になる封入率については、ノーマル枠なので手に入り難いということはないと思われますが、ひと箱につき最高で2種(※最低で0種)までというパターンが存在しているらしく、場合によっては偏りが発生する場合もあるやもしれません。


とりあえず今回は此処まで。
さて今後は新情報も織り込みつつ、少しずつでも第4弾カードの総括も進めていかないと。

サヨナラは終わりじゃなく 次の旅が始まる合図

2011-01-15 23:57:49 | 神羅万象チョコ【ZX-F】
神羅万象チョコ ゼクスファクター第4弾(2011年1月17日発売)

関連記事で画像リンクを多用したら、本文の制限文字数に引っ掛かった罠;
そんな訳で別記事を立てまして、此方ではZX-F第3弾の時点で作成した時系列に、新たに第4弾にて明らかとなった部分を追記したものを書き連ねてみたり。
もっとも第4弾については、まだ情報不足が否めない---たとえば阿修羅明王カイの登場や、エメルカムイとの決戦、果ては大層な能力を持ちながら、どうにも中途半端な出番しか明確でないルルイエなど、ストーリーにて把握し切れていない、或いは自己解釈し切れていない部分も多々ある為、また後日にあらためて作り直すやもしれませんが、大まかな流れを掴めれば良いかなと。

なお、当然のことながら、以下には大きなネタバレが含まれていますので、そういったものを避けたい方は、当記事を読み飛ばして頂けると幸いです。





---<ネタバレ注意>---

※随時更新中


◆16年前
隠密集団・火群一族の戦士 光明司ガイ(凱)(当時30歳)と、魂獣サラの間に男児誕生、カイ(魁)と名付けられる。
(※龍鬼との契約時期は不明ながら、カイが誕生した時から見守っていたこと、そして初めて契約した魂獣であることから、後述のイヅナと契約した3歳の頃より以前と思われる)

◆13年前
カイが3歳を迎えた日、ふとした事故により、火群一族の守る秘宝「紲晶石」の魂獣イヅナに見初められ、契約者となる。
しかし紲晶石から流れ込む強大な魔力を制御出来ずに、カイは衰弱の一途を辿ることに。
ガイとサラ、衰弱する息子の命を救うべく、契約(真実)を伏せたままに、やがてカイがその力に耐えられる日が来るまでと、紲晶石の強奪を決意。

紲晶石、ガイとサラに奪われる。(※イヅナはこの時点で紲晶石から切り離されたと思われ)
カイはひとり火群一族へ置き去りに、その後は剣柳斎によって育てられる。

◆?年前
冒険中の鳳凰院麗雅(後のフェニックス理事長)、ひとり外海獣の住処に迷い込んだカナトを救出するも、引き換えに半身を失う。
その後は失われた半身を補うべく、自らの魂獣と融合することで肉体機能を維持。
更にこの事件で、カナトの盾となった彼の両親(※麗雅とは幼馴染の大親友で冒険者仲間)は命を落とし、幼いカナトは麗雅に養子として迎えられる。
しかし、カナトにとって残酷な事実を隠蔽したのが裏目となり、誤解をしたままのカナトは以降、麗雅への復讐心を募らせていくことに。

ガイとサラ、鳳凰学園へ(時期不明)
真実を知らぬまま、身内の恥に責任を感じたカイは修行を重ね、やがて両親への復讐を果たすべく旅立つ。

◆ZX-F第1弾(春)
カイ、イヅナと共に耶馬都へ。
カリン、デス・マスカレードに強襲されて致命傷を負うも、割って入ったカイが窮地を救う。
神具:炎王剣ヒノカグツチ、カリンからカイに貸与、そのまま彼女は休学、意識不明となる。

カイ、鳳凰学園の適正審査を通過、朱雀組一号生として迎えられる。
同時期に、学園長ガイが公の場から姿を消す。

カイ、学園生活を送りながら、耶馬都にて紲晶石に関する諜報活動を行う。
イツキにカリン襲撃の嫌疑を掛けられたカイ、コロシアムにて決闘、両者とも魂獣を解放状態に。
一昼夜に及んだ戦いは、カイの勝利に終わる。

◆ZX-F第2弾(春~夏)
カリン復学、カイは強引な勧誘を受けた末、学園万屋・天ヶ原へ。
これからしばらくの間は、天ヶ原の任務で忙殺されることに。

マヒロとの任務の最中、古代遺跡へと続く地下水路を発見。
天ヶ原、生徒会会長カナトからの非公式任務を受け、カリン、コウヤ、イツキ、マヒロ、カイ、カナトの6人が遺跡探索へ。
黄金竜エメリウスの強襲を受けた天ヶ原、全滅の危機に直面するも、神具多重能力(デュアルアビリティ)を発現させたカイがこれを討ち果たす。

エメリウスが所持していた秘宝「結縁石」「離縁石」は、カナト預かりに。
同様にエメリウスやバルガザルから採取された鱗・甲殻などは武器や防具に加工、その中でもバルガザルの甲殻+超鋼ヒヒイロカネの加工品である「暗黒剣」と「震鳴槍」は、理事長から天ヶ原への恩賞として贈与され、後にカイからエッジ・ルリ丸へと譲渡される。

夏休み、天ヶ原メンバーによる、カイの歓迎会を兼ねた強化合宿が決行され、キリコ、エッジ、ルリ丸も同行する。

◆ZX-F第3弾(秋)
突如として姿を現したガイ、全校放送にて「火群カイ討伐指令」を発令、全ては息子カイの実力を推し量る為の試練。
(※理事長、教頭、マグナは、事前にカイとガイの関係を把握しており、事実上、この狂言を黙認する)

同じ頃、事態を予測していたカイはカリンと密会、神具:炎王剣ヒノカグツチを返却、天ヶ原とも袂を別つ。

神具:六道拳アスラの力を解放したカイ、その魂獣である龍鬼と共に、全校生徒を敵に回しながら、紲晶石を所有するガイの待つ学園長室を目指す。
学園長の行動に対して懐疑的な天ヶ原も、公式な任務の依頼を受け、この戦いに加わるが、かつての仲間相手に本気を出せず。

満身創痍になりながら学園長室前に辿り着くカイ、しかし生徒会執行部に行く手を阻まれる。
次第に追い込まれて行くが、駆けつけた天ヶ原、エッジ、ルリ丸、キリコの援軍を受け、遂に学園長室内へ。

カイ、輝煌男爵ガイ、そして魂獣サラと対峙、戦いの中で自身の出生の秘密と、13年前の真実を知る。
魂獣武装(スピリット・アームズ)発動、全てを受け止めた阿修羅王カイの一撃が放たれる。

◆ZX-F第4弾(秋)
カイの成長に満足したガイ、自らの体内に隠していた紲晶石を返還する決意を固める。
しかし直後にカナトの拳がガイの体を背後から貫き、紲晶石を奪取されてしまう。

カナト、離縁石・結縁石をカイに対して発動し、カイから引き離されたイヅナと強制契約。
イヅナは契約破棄を試みるもナイアによって洗脳、新たな契約者となったカナトと融合を果たす。
ゼクスファクターとなったカナト、カイに「鳳凰学園の壊滅」という最終目的を告げ、ケンケンと共に学園から姿を消す。
その直後に天ヶ原、残りの生徒会執行部が学園長室に駆けつけるも、カイは事の真相を明かせず。

ガイ、重傷を負うも一命を取り留め、回復には季節が冬を迎える頃まで要することに。

ルルイエ、キリコ・エッジ・ルリ丸の3人に教えを請われ、修行の果てに魂獣武装の心得を伝授する。

◆ZX-F第4弾(冬~春)
カイ、単身でカナトたちに関する調査を続けるが、思わしい結果は得られず。

カナトたち、催眠状態となった外海獣を率いて鳳凰学園を襲撃、これを生徒・教師たちが迎撃に当たる。
(※襲撃事件自体はルルイエの奮闘によって、死傷者をひとりも出さず)
事態をカナトの仕業と直感、併せてイヅナの魔力を感知したカイ、天ヶ原のメンバーとマリオンの5人から神具(※更にカリンからは烈火のマフラー、マグナからは麒麟組制服を手向けに)を託される。
阿修羅明王カイ、向かった先にてカナトの姿、そして理事長とケンの交戦に遭遇。
理事長、ケンの能力反射により敗北、重傷を負うも一命は取り留める。

カイ、ケンを退けると、あらためてカナトとの対話を試みる。
やがて残酷な過去の真相に触れるもカナトはそれを認めず、カイは彼に取り憑いた妄執を振り払うべく、戦うことを決意。

カナトとエメルカムイの猛攻に晒されたカイ、洗脳されたままのイヅナへの必死の呼びかけも虚しく、戦局は劣勢に。
カイの絶体絶命の危機を目の当たりにしたイヅナ、自ら正気を取り戻す。
イヅナ、カナトの元を離れてカイと再契約、カナトはゼクスファクターとしての力を失う。
カイ、真なるゼクスファクターとして覚醒、決着の時を迎える。


冬休み、天ヶ原の任務として、マヒロが育ったという孤児院にクリスマス慰問。

卒業式、それぞれの進路へ。
生徒会長としての職を全うしたカナトは卒業を果たすと、同時に学園を辞めたケンと共に外海へ旅立つ。
この2人を追い掛けて、シヅカもまた外海へと旅立つことに。
(※どうやら鳳凰学園襲撃の真相は、ごく一部以外には隠蔽されたらしい)

カイ、イヅナと共に、卒業式の翌日に人知れず耶馬都に別れを告げる。
<ゼクスファクター・完>



---という訳で、ゼクスファクターの物語を時系列順に追ってみました。
急ぎ作成した分、かなり雑な仕上がりになってしまいましたが、先述した通りに抜けている部分も多いですし、それと共に追々と修正していければ良いかなと。

さて、私的なひと段落にはまだ早いですが、昨年4月より開幕した「ゼクスファクター」の物語は、いよいよ完結を迎えることに。
長きに渡った旧シリーズの幕引きから、まったく新しい舞台・設定での新展開に、当初はどうなることかと不安や期待が入り混じった感じでしたけど、振り返れば実に神羅らしい、それでいて新たな側面も見せてくれる、色々と実験的ながらも収集意欲を刺激される中身だったとも思える次第ですわ。
願わくば折角生まれた世界観ですし、もう少しこの設定を引っ張っても面白いかなとは思いますが、まずは明日(16日)にイベントにてお披露目されるらしい“新章”に関する情報を心待ちにするとしますか。

ともあれ、これからまだしばらくは、ZX-F第4弾に関するつぶやき云々で、その余韻を楽しみながら、諸々の総括記事でも作成出来れば良いですかね。

ZX-F完結!

2011-01-15 23:33:04 | 神羅万象チョコ【ZX-F】
神羅万象チョコ ゼクスファクター第4弾(2011年1月17日発売)



毎度お馴染みのことながら、公式発売日より少し早い本日に「神羅万象チョコ ゼクスファクター第4弾」が手に入りましたよ。
果たして今回は「思い出」なる、ちょっと封入率の読めないカード枠が存在したこともあって、念のために1カートン=10箱を注文してみたのですが、結果的にはSR・アナザー含めた2セット分のフルコンプが完成し、これで当初目標は達成出来た次第。
正直、カートン買いは大きな危険=カートンでSR0枚という可能性も伴なうだけに、ちょっと不安もあったものの、こうして全体的な入手枚数を鑑みれば、其方を選択して良かったと。

参考までに、各カードの入手枚数を開示してみると、こんな感じ。

カナト(H):7 エメルカムイ(H):6 ケン(S):8 ナイア(H):3
ガルディオン:8 フレイムディノス:9 ゴリドルガー:8 フンババール:8
阿修羅明王カイ(H):4 キリコ(S):8 エッジ(S):9 ルリ丸(S):8
レイガ:8 レイガ(A):7 ギンベエ:9 キザリー:8 アイリーン:8
マリオン(S):5 シグレ(S):5 タイガー(S):3 シグマ(S):5
パルサーロード(S):8 ルルイエ(S):9
イヅナ(H):2 イヅナ(A)(H):3 終極カイ(H):6 SR(H):2
EP:8 EX1:5 EX2:5 EX3:8

先述した「思い出」枠=EX1~3の封入率については、一応はノーマルカードなので比較的手に入り易いとは思われるものの、前提として1箱あたり0~2枚までという規則性が存在している様子に、ひと箱で3種コンプは無理みたいですね。
またシルバー枠と思われたレイガがノーマル枠だった煽りを受けてか、担任教師枠に存在するパターンや、イヅナがちょっと出難いことを考慮すると、1コンプには少なくとも3箱以上は必要になるのかなと(

さて、これから各々カードを掘り下げていく予定ながら、今日のところは別記事でも多く書き連ねただけに、完成版のカードラインナップと、それに付随する画像諸々を並べておくだけに留めて置きますわ。
なので、SRやアナザーなどについても、またあらためてということで。

なお、以下において「ZX~」の部分にはカードの表面画像が、名前部分には裏面画像へのリンクが存在していますので、ネタバレなどを回避されたい方は、ご遠慮下さい。


■神羅万象チョコ ゼクスファクター第4弾 カードラインナップ

No.01 ZX072 破壊王子カナト<神羅H>[ゼクスファクター]
No.02 ZX073 天照神龍エメルカムイ<H>[神具:太陽剣アマテラスの魂獣:カムイ解放状態]
No.03 ZX074 マスカレード・ケン<S>[玄武]
No.04 ZX075 偽神ナイアーラ<H>(神具:水滸剣ヒルコの魂獣:ナイア解放状態)
No.05 ZX076 獅王獣ガルディオン[外海獣]
No.06 ZX077 炎騎獣フレイムディノス[外海獣]
No.07 ZX078 雷闘獣ゴリドルガー[外海獣]
No.08 ZX079 獣王兵フンババール[外海獣]
No.09 ZX080 阿修羅明王カイ<神羅H>[麒麟]
No.10 ZX081 光翼聖天キリコ<S>[朱雀]
No.11 ZX082 特攻番長エッジ<S>[朱雀]
No.12 ZX083 勇者ルリ丸<S>[朱雀]
No.13 ZX084 フェニックス・レイガ[麒麟] ※アナザー有
No.14 ZX085 執事長ギンベエ[鳳凰学園]
No.15 ZX086 浪漫狩人(ロマンハンター)キザリー[耶馬都]
No.16 ZX087 浪漫狩人(ロマンハンター)アイリーン[耶馬都]
No.17 ZX088 鋼鉄戦姫(アイアンヴァルキリー)マリオン<S>[朱雀 朱雀組担任]
No.18 ZX089 小龍王シグレ<S>[青龍 青龍組担任]
No.19 ZX090 格闘王キングタイガー<S>[白虎 白虎組担任]
No.20 ZX091 鋼鉄要塞(アイアンフォートレス)シグマ<S>[玄武 玄武組担任]
No.21 ZX092 阿吽合神パルサーロード<S>[無]
No.22 ZX093 マジカル★ルルイエ<S>[麒麟]
No.23 ZX094 白面金剛九尾イヅナ<神羅H>[紲晶石の魂獣:イヅナ解放状態] ※アナザー有
No.24 ZX095 終極因使(ゼクスファクター)カイ<神羅H>[真ゼクスファクター] ※スーパーレア有
No.25 ZX-EP カイ&イヅナ<神羅H>
No.26 ZXEX1 一学期 夏休みの思い出
No.27 ZXEX2 二学期 冬休みの思い出
No.28 ZXEX3 三学期 卒業式の思い出


※28種+アナザー:2種+スーパーレア:1種=全31種





ちなみに店頭POPは「阿修羅明王カイ」と「破壊王子カナト」の2種しか入手出来ず。
残る「白面金剛九尾イヅナ」は、また何処かで手に入れるとしますかね。

今、この拳に全てをこめて!

2011-01-14 18:30:02 | 神羅万象チョコ【ZX-F】
神羅万象チョコ ゼクスファクター第3弾(2010年10月18日発売)

□関連記事:魂獣武装発動!(2010-10-16)我が征くは修羅の道(2010-10-18)
紲なる日々に決別を(2010-11-22)なにもかも振り切って(2011-01-14)
友よ、自分の胸に訊け(2011-01-14)Trust you...(2011-01-14)



果たして連続投稿も、これでラスト。
念の為にあらためて触れておくと、当記事は昨年末より放置状態にあったZX-F第3弾のまとめ、その最終記事になっています。
なので、近日発売のZX-F第4弾に関する新情報などは一切ありませんので、あしからず。


◆明かされた真実、秘められた願い



◇ZX-068 輝煌男爵ガイ [麒麟(鳳凰学園学園長)/Power16・A/人間/男/光明司凱(46歳)]
◇ZX-069 不動鬼神 沙々羅明王 [麒麟/Power19・S/魂獣・解放状態/女/サラ ]


学園長ガイによる「火群カイ討伐指令」の発令、学園全体を敵に回した孤独な戦いの連続、学園長室前での生徒会執行部との激突と、絆を交わした仲間たちからの助太刀…そうしてようやく学園長室へと辿り着いたカイは、いよいよ今回の首謀者にして、今から13年前に秘宝・紲晶石を強奪した実の父であり、復讐の対象でもあるガイ、そしてその魂獣のサラと対峙することに。
しかしてカイは、其処でサラに対して懐かしい気持ちを抱き、封印された過去との邂逅を果たす---のですけど、そのあたりの下りやその他諸々については、既に別記事に纏めてありますので、この場では省略しますね。

また、神具:輝煌拳フドウミョウオウに「不動明王」と名付けた意図、そして沙々羅明王と龍鬼に見られる共通項なども過去記事で触れてしまっているので、あまり此処で書くこともないのですが、前者はまだ仮定の段階で取り上げたものだけに、今回は確定情報として書き連ねてみますね。

神具:輝煌拳フドウミョウオウの元ネタは、当然にあの「不動明王」。
果たして不動明王の浮かべる、その忿怒(ふんぬ)の相には、厳しくともその内心では子を慈しんでいる父親の姿を表現したものという見方もあるそうで。
果たして同じ名前の神具:輝煌拳フドウミョウオウを持つガイ、そんな彼とカイが父子であったという事実、そして狂言だったながらも毅然と息子を突き放す態度が、この不動明王の忿怒の相にも引っ掛かった気がして、正に名付けられるべくして名付けられた感のある名前なのかなと。

それにしても一目惚れだったというガイとサラの出会いですが、その息子であるカイにしろ、魂獣ハーフという同調し易い体質であることを加味しても、幼くしてイヅナに見初められているあたり、正に血は争えないと(


◆魂獣武装---今、この拳に全てをこめて!



◇ZX-070 阿修羅王カイ [麒麟(火群一族)/Power20・S/人間(魂獣ハーフ)/男/光明司魁(16歳)]

激突する最中に明かされてゆく13年前の真実、討伐指令そのものが狂言であったこと、その全てに溢れた父と母からの愛を受け止めたカイは、これまでの自分を動かしていた復讐心と言う名のわだかまりを捨て、強く成長した自分を見てもらう為の戦いを始める---そして魂獣武装(スピリッツ・アームズ)を果たしたカイは、持てる力と思いをこめた一撃を放つ---。
此処でZX-F第3弾のストーリーは幕を閉じていますが、続く「ルルイエ手記」にて僅かに触れられている結末、更に公開済みの次弾冒頭の展開より、おおまかな決着と“それから”は見えているかなと。

クライマックスにてカイが果たした魂獣武装とは、公式の解説を踏まえると“魂獣が神具と完全融合することによって、武器や鎧へと変化”するということで、どうやら旧シリーズにおける聖獣合身などとは異なり、契約によって神具(魂獣)の持つ超能力が使えるになった以上に、因使自身の身体の中身を変質させることはない様子。
それでも神具+魂獣を直接身に付ける訳ですから、頭数こそ減りはすれ、間接的ではなく直接的な能力の発現が可能となれば、当然に大きな能力上昇にも繋がると。
この場合の琉鬼+六道拳アスラの場合は、6個の神具を同時使用できる六道拳アスラ、そしてアスラ(=阿修羅)という名前から、自らの2本の腕への武装と4本のアームを有する、鎧とも武器とも言える武装へと姿を変えた次第ながら、その6本腕は「ゼクスファクター」において象徴的な“6”という数字との繋がり、または旧シリーズにおける「光龍帝サイガ」を想起しないでも…まぁ、アチラは玉座に取り付けられた腕ですが(

そんな魂獣武装を果たしたカイ=阿修羅王カイの必殺技は「阿修羅神拳・アフラマズダ」。
元ネタはほぼそのままな字面の「アフラ・マズダー」であって、ゾロアスター教の最高神を指す名前ですね。
このアフラとアスラは語源的に同じだそうなので、それそのままを取り入れたのでしょうが、最高神の名前までを持ち出したその次は、いったいどんな必殺技名になっていることやら。

なお、既に公式でも把握されていますが、画像左のアーム収納状態がノーマル、右のアーム展開状態がアナザーとなっています。
ちなみにスーパーレアカードについては、此方の記事にてどうぞ。


◆R'lyeh note



◇ZX-071 慧光仙女 八意紗都理 [麒麟/Power12・A/魂獣・解放状態/女/サトリ]

ルルイエの神具:魔導書オモイカネの魂獣:サトリ、その解放状態が「慧光仙女 八意紗都理」。
冠に付いている“慧光仙女(えこうせんにょ)”という名称は、 おそらく不動明王に従う八大童子のひとり「慧(恵)光童子」を元ネタにしているようで、恵みの光をもって一切を照らし出すというその名から、未来を照らし出す=因果律の流れに干渉して、未来に起こる事象を変化させるというイメージ的なアプローチから付けられたのではないかと。
また“八意(やごころ)”というのは、神具:魔導書オモイカネの元ネタである、日本神話の知恵の神オモイカネ、その表記の幾つかに登場するもので“多くの知恵”を意味しているとか…正に情報屋の魂獣には相応しい名字とも。



そんな紗都理はアナザーカードにおいて、目付きが悪いことを気にして前髪で隠していたという目元を見せていますけど、よもやその理由が、同じように目付きの悪いカイと知り合っったからという、なんとも微笑ましい理由付けがw
ZX-F第1弾ではあんな口を叩いていたものの、内心では“そんなに気にすることもないのか”なんて感じていたのか、此処でも妙なところで魂獣との繋がりが出来てしまう、それがカイスタンダード(ぉ

この時点では、ルルイエの吐露する意味、未来を変えることの出来るサトリが存在する意味、それらについては見えて来ないものの、やがて幕を開けるZX-F第4弾においては、物語の重要な鍵を握ることになるのは間違いないと。
とりあえず今回はストーリーテラー的に、此処までのまとめと、これからの伏線を張って終了と。


そして、このまとめ記事も終了となります。
本当ならばもう少し書き連ねたかったこともあるのですが、既に第4弾情報が数多く流れる現状で、今更ながらに推測や妄想を垂れ流すのもなんですしw
ともあれようやくのひと段落も束の間に、今度はいよいよ第4弾の中身を取り扱うぞと、出来る限り早期に纏められるよう、なんとか頑張ってみますかね;

Trust you...

2011-01-14 18:16:34 | 神羅万象チョコ【ZX-F】
神羅万象チョコ ゼクスファクター第3弾(2010年10月18日発売)

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紲なる日々に決別を(2010-11-22)なにもかも振り切って(2011-01-14)
友よ、自分の胸に訊け(2011-01-14)



此処では、カナト率いる生徒会執行部枠を取り扱っています。


◆立ち塞がりし、彼の者は---。



◇ZX-064 太陽王子カナト [麒麟(生徒会会長)/Power13・A/人間/男/鳳凰院神那人]

学園生徒たちの包囲網を突破し、もはや心身ともにボロボロになりながらも、ようやく目的地である学園長室前に到着したカイ。
しかしてその前に立ち塞がったのは、生徒会会長カナト率いる執行部の面々だった---という訳で、ラスボス前の中ボス戦とでも言いますか、ようやくお出ましの生徒会執行部、そして執行部メンバーと契約している魂獣たちの解放状態が続々と登場するのですが、ひとつ判然としないのは、本当にこの場にケンケンが存在していたのかという点。
おそらくは参加こそすれ、カナト同様に魂獣は解放させないままという、中途半端な戦い方をしていたように思えど、それならむしろ疑惑の視線を向けられるべきは此方側な気がしてなりませんけどねw
そもそもカナトからしても果たして鳳凰院家の正式戦闘服に身を包み、生徒会長という立場上はカイを学園の敵として戦いを仕掛けるものの、その行動に反して言動ではカイが本懐(目的)を遂げることを望み、そうするようにけし掛けている訳ですし。
これで他意が無いとすれば、もはや底無しの信用や期待がカイへと寄せられていることになりますけど、あのエメリウス討伐後に入手し、現在はカナト預かりとなっている秘宝 離縁石・結縁石のその後も含めた全ての真相は、これからの第4弾にて明らかにされると思われ。


◆コノ華咲クヤ咲カザルヤ、咲カバ咲キ乱レ狂ヒタマヘ



◇ZX-065 狂華咲乱 花媛香具耶 [青龍/Power15・A/魂獣・解放状態/女/カグヤ]

生徒会副会長シズカの神具:花蝶扇コノハサクヤの魂獣:カグヤ、その解放状態が「狂華咲乱 花媛香具耶」。
彼女の能力として挙がっている「毒霧散布」には無差別的なイメージがありますけど、植物性の毒と薬を使い分けることによって広域に能力を発揮するというで、おそらくはある程度の範囲を限定しながら毒性を強めたり、中和したりすることが出来るのかと。
ただ、あくまでも“霧”なだけに、強い風や猛烈な炎に対しては弱そうな雰囲気がしないでもなく。

果たして学園の敵となったカイに対しては、最初の印象が芳しくなかった所為か“やはり思った通りの卑劣漢だった”と自己判断で憤る、そんなシヅカに反して“何故かは分からないけど親近感を覚える”というカグヤの感じ方は、詰まるところは自分たち魂獣に近しい存在である“魂獣ハーフ”のカイに対して、僅かとも魅かれて(同調して)いたからなのでしょうね。


◆御主人たまのおっしゃる通り♪



◇ZX-066 麗鳥艶舞Fダンスター [朱雀/Power14・A/魂獣・解放状態/男/ダンスター]

生徒会書記マイトの神具:炎琴アメノウズメの魂獣:ダンスター、その解放状態が「麗鳥艶舞Fダンスター」ことフレイムダンスター…なのですけど、当初は神具名の元ネタや、その見た目からも女キャラだと確信していれば、よもやの“男”表記には目を疑いましたからね。
意外性で言えば又吉も同じながら、此方は裏書にて初めて判明した事実だけに、驚きの度合いならば遥かに上かなとw
ともあれそんな“男の娘”キャラだったFダンスターの能力は、アメノウズメの元ネタが芸能の女神、そして最古の踊り子であることを取り入れて、揺れる炎のように舞い踊り魅了する「華艶舞踊」だそうで、果たして相手が動きに幻惑している隙をマイトが攻撃するという連携なのかどうか。

ところでそのマイトですが、唐突に“君はカリンさんに相応しい男では無かった~彼女の隣は僕こそ相応しい”なんて、こんな状況下において個人的な本音を吐露している次第ながら、これについては公式のつぶやきにて把握された“カリンに何度も熱烈アタックをしているが、一向に振り向いて貰えないらしい”という追加設定を踏まえたセリフになっていると。
そうしてあらためて振り返ってみれば、なるほどカイに向けて言い放った「出来損ないのキリコにはお似合いだ」の後には「だからカリンさんの隣には僕こそが相応しい」と続くはずだったのに、予想外なカイの「訂正しろ」というリアクションに言いそびれてしまったと考えられなくもなくw

それにしてもダンスターからは“御主人たま”と呼ばれ、こんな状況にまでカリンへの思いを持ち出して来る…初登場時には“稀代の天才児”という扱いだったマイトさんは、すっかりネタキャラに(


◆ラァァァブ アーンド ピィィィス!



◇ZX-067 激震巨象ガネイシャ [白虎/Power14・A/魂獣・解放状態/男/マハル]

生徒会会計マヒルの神具:剛烈剣カンギテンの魂獣:マハル、その解放状態が「激震巨象ガネイシャ」ことマハル・ガネイシャ。
コウヤの信頼を裏切ったから許さない---という、マヒルのコウヤへの愛情から生まれた、ちょっと歪んだ怒りを受けて、ラブ&ピースを叫びながらカイに襲い掛かってくることに。

その巨体ゆえのイメージ通りに、特定された範囲内で強力な地震を引き起こす「地裂断層」という能力を用いるという、抑制状態からもほぼそのまま巨大化したような見た目ながら、象頭の姿そのものは元ネタであるヒンドゥー教の神・ガネーシャに由来しながら、牙については片方が折れるような表現は見受けられず。
ちなみに神具名のカンギテン=歓喜天は元々、ガネーシャを起源に持っているので、この名前の登場はZX-F第2弾の時点で約束されていたのかと。
更には歓喜天が一般的には、夫婦和合や子授けの神として信仰されている、そんな要素を取り入れての「愛の伝導神」なんて説明も…なにやらもうごちゃ混ぜですね。


そうして(おそらくは)生徒会執行部総掛かりにて、既にボロボロだったカイを更に追い込むまでに至るものの、まずはキリコ・エッジ・ルリ丸が、そして天ヶ原がカイの助太刀に加わったことにより、その場で生徒会執行部の足留めを任せたカイは、ようやく目的地である学園長室へと突入することに。
果たして一度は拳を交えながらも、実はカイのことを最初から信じ抜き、その陰ながらサポートしていたという級友3人に、そんな“キリコたちに依頼されて仕方なく来た”と苦しい言い訳をする天ヶ原が助太刀するという、なんとも胸が熱くなる展開ながら、おそらくカイを学園長室へと送り出してからは、もはやお互い戦い続ける理由もありませんし、その場は双方手打ちで収まったのかなと。
それまでの足留めで小競り合いがあったとしても、マヒルはコウヤと、マイトはカリンと衝突するのは避けたい、更にカナトはカイさえ相手に出来ればみたいな雰囲気があるだけに、あまり積極的な戦闘にはなりそうもありませんしね。

兎にも角にも、いよいよZX-F第3弾の物語は、衝撃のクライマックスを迎えることに---。


※次記事:「今、この拳に全てをこめて!」(2011-01-14)に続きます。

友よ、自分の胸に訊け

2011-01-14 18:04:37 | 神羅万象チョコ【ZX-F】
神羅万象チョコ ゼクスファクター第3弾(2010年10月18日発売)

□関連記事:魂獣武装発動!(2010-10-16)我が征くは修羅の道(2010-10-18)
紲なる日々に決別を(2010-11-22)なにもかも振り切って(2011-01-14)



この記事では「ミミ子」~「特攻天女 又吉郎狂姫」までを取り扱っています。


◆小さな反抗、大きな決意



◇ZX-060 ミミ子 [玄武(一号生)/Power5・B/獣人/女/宇佐美水葉(15歳)]

玄武組一号生のミミ子は、朱雀組一号生のルリ丸とは幼馴染みの間柄。
どうやら少しだけ早く生まれたことも含めて、不幸体質という彼を心配し、なにかと世話を焼きたがっている様子ながら、当のルリ丸からしてみれば内心煙たがっていた、裏返せば彼女に守られている自分自身の情けなさに苛立っている部分もあったようで、ミミ子からシャンとしなさいと激を入れれば、姉貴面しないでと反発する面も。
仮にこのセリフのやり取りが、憧れの対象だったカイが学園の敵になってしまった状況に戸惑い、落ち込んでいる最中のものだったとすれば、そうした気持ちの揺れも加味されるのでしょうが、やがて迷いを振り切り、カイに自分の力を見て貰おうと戦列に加わるルリ丸の姿には、そんな風にルリ丸を成長させたカイへの皮肉も込めて、あたかも手の掛かる弟を見送る本当の姉のようなつぶやきを、魂獣のGパルセットに冷やかされるという、通してなんとも色濃く、かつ微笑ましいやり取りに仕上がっているのは、たった2枚のカードで巧く掘り下げたものだなと。
ところで最後につぶやくミミ子を冷やかす相手がパルセットではなく、解放状態のGパルセットになっているのは、わざと気持ちを焚き付ける為にルリ丸に刃を向けたからなのか、それとも“アンタが行かないなら、アタシが行ってカイってヤツを倒してあげるわ!”みたいなやり取りの先に解放状態へと進化させたからなのか…或いはただの誤植か(ぇ

話をミミ子自身に戻すと、公式のつぶやきにて“女性同士の友好関係が幅広く、マヒロ、マヒル、カゲミツの3人とは特に仲が良い”と把握されたところから、それなりの人望はあるようで、更には“兎だけに”耳年増な面もありそうな気がしないでも(ぇ
それこそマヒロからはカイ、マヒルからはコウヤのことを聞かされているでしょうし、ひょっとしたら恋愛相談みたいなものを受けている可能性もなくはないですが、同じクラスで一号生のマヒロ、やはり一号生同士のカゲミツは兎も角、マヒルとの最初の接点は一体…?


◆赤と青、炎と氷



◇ZX-061 超人姫Gパルセット [玄武/Power10・B/魂獣・解放状態/女/パルセット]
◇ZX-062 超人鬼Gパルシオン [朱雀/Power10・B/魂獣・解放状態/男/パルシオン]


超人姫Gパルセットは、ミミ子の神具:氷玉コンゴウニオウの魂獣:パルセットの解放状態。
そして超人鬼Gパルシオンは、ルリ丸の神具:炎玉コンゴウニオウの魂獣:パルシオンの解放状態。
この「コンゴウニオウ」という神具は非常に珍しい同名同型、本来はふたつでひとつの対となる存在だそうで、幼馴染みのミミ子とルリ丸がそれぞれの契約者というのも、奇妙な縁か。
元ネタがそのものズバリな「金剛力士」だけに、宇宙の始まり(原初)の阿形(あぎょう)を司るパルシオンと、終わり(終焉)の吽形(うんぎょう)を司るパルセットの2体も一対になっている次第ながら、果たして金剛力士には「執金剛神」という1体のみで現した姿もあるだけに---。

それにしてもパルセットのカラーリングは、腰アーマー(スカート)の下が白くなっているという…まさか狙ったのか(


◆喧嘩上等!夜露死苦!



◇ZX-063 特攻天女 又吉郎狂姫 [朱雀/Power11・B/魂獣・解放状態/女/又吉]

ZX-F第1弾にて、エッジの神具:炎櫛クシナダの魂獣として登場した“親分”こと又吉が、まさかの女性型魂獣だったとは---カイが魂獣ハーフだったこと、そしてダンスターが男の娘だったことに加えて、今弾における大きなサプライズになったものだと。
とは言え、クシナダの元ネタであるクシナダヒメが女性なので、一部例外を除けば又吉も女性である可能性は最初からあった訳ですけど、通例として“親分”という呼び方は男性に対して多く使用されているだけに、固定観念から“姐さん”の可能性を見落としてしまったのは、制作サイドの作戦勝ちか(

果たして契約者たるエッジは、そんな又吉に惚れた弱みで命令に逆らえず、立場が逆転した舎弟状態になっているとのことですが、此処でひとつ、学園長ガイと魂獣サラにも通じる疑問点が浮かび上がり。
平時、魂獣は抑制状態という姿にあり、契約者とのサイズ比も明らかながら、もしも契約時にこの状態で出会い、それぞれ一目惚れしたとすれば、見た目で幼子にも見えなくはないサラはまだしも、ライダースーツを着込んだ猫の姿な又吉に惚れるとなると、なんともエッジもレベルが高いなとw
冗談はともあれ、それだけに、たとえ「魂獣解放」が修得難易度の高い技術だったとしても、神具=魂獣という関係性を大前提にして、魂獣が使用者と認めた=資格がある因使に対しては、その時点でイメージなりで解放後の姿を見せていると考えるならば、エッジが又吉に惚れたというのも頷けるというもので。
それからエッジが魂獣解放を身に付けるまで、どれだけの苦労をしたのか、或いは苦も無く出来てしまったのかは不明ながら、其処にはきっと愛の力が(ぇ


※次記事:「Trust you...」(2011-01-14)に続きます。

なにもかも振り切って

2011-01-14 17:57:18 | 神羅万象チョコ【ZX-F】
神羅万象チョコ ゼクスファクター第3弾(2010年10月18日発売)

□関連記事:魂獣武装発動!(2010-10-16)我が征くは修羅の道(2010-10-18)
紲なる日々に決別を(2010-11-22)


随分と遅れ馳せになりましたが、昨年11月末から放置したままだった「ZX-F第3弾」のまとめ記事に、ようやく完成の目途がつきましたので、本日に一気出しで公開してみようかと。
既に第4弾の発売も目前に迫っている中で、なにを今更ですけどね…それでも途中で投げ出したままに次弾を迎えるよりはマシですし、これもまたひとつの区切りと、此処は恥を忍んで(

なお、記事内の一部テキストは作成時期の都合上、その後に公式つぶやきなどで公開された要素を踏まえていない、或いは公式情報と異なっている部分もありますので、どうかご容赦頂ければ幸いです。


◆火群カイを討伐せよ!



◇ZX-052 死神 凶死郎 [麒麟(鳳凰学園教頭)/Power15・A/魔人/男/愛染京志郎(41歳)]
◇ZX-053 ヘルスポーン・G [耶馬都 擬似生命体/Power8・D]


鳳凰学園の教頭にして、学園長ガイの右腕的存在とされる実力者…なのに、作務衣姿で校内美化作業に務めてみれば、大半の生徒たちから用務員だと勘違いされてしまったという凶死郎。
そもそもからして、正に“死神”のふたつ名に相応しい風貌、そして擬似生命付加や死者蘇生といった“生命(魂)を操る能力”を有しているだけに、いかに本当は心優しい人格者だとしても恐れられるのは仕方なしと、なんとも誤解をされやすい難儀なキャラなのは間違いなくw
それにしても、後述する「ヘルスポーン・G」に係る能力:擬似生命付加はひと先ず、もうひとつの能力:死者蘇生を言葉通りに受け取るなら、かなり稀少な能力になると思われますが、いずれ公式のつぶやきでも触れられる可能性はありますけど、果たしてそれが旧シリーズにおけるネクロミノスの用いた反魂術に通じるのか、それともまた異なる---たとえば某DQのザオリクみたいに魂を呼び戻すものなのか。

凶死郎の神具:黄泉(よもつ)鎌イザナミという名前の元ネタは解説するまでもなく、日本神話に登場する女神イザナミであり、理事長の神具:黄金仮面イザナギの元ネタであるところのイザナギ、その妻のこと。
以前はこのあたりに、なにかしらのストーリーを読み解く鍵があるかとも考えましたが、もはや名前そのものと、其処から受け取れるイメージを優先させただけの名付けであることは明白ながら、黄泉国とイザナミの関係をそのまま凶死郎の設定、そして神獣ヨミの名前へと活かすくらいは意識したのだなと。
ところで、どうにも解放状態が登場しそうな気配の無い神獣ヨミですが、もしも仮に解放したとすれば、やはり名前の元ネタ通りに女型魂獣になるのか、解放後の名前は黄泉大神(よもつおおかみ)ヨミにでもなるのか---なんて考えはすれ、こうして解放出来ないままにシリーズが終了してしまいそうな魂獣は他にも彼是と(

さて、そうして掘り下げられる要素も多い凶死郎ですが、ガイが火群カイ討伐指令を発令した、その真意に繋がるカイとガイの関係については理事長、そしてマグナと共に把握し、だからこそ凶行的なガイに成り行きを再確認するも制するではなく、やがて自らも討伐戦へと参加することに。
とは言え、どうやら鳳凰学園には元々からあったものなのか、それとも今回の発令のみの特例なのかは不明ながら、こうした事態に教師は手を出さない決まりがあるらしく、それがゆえに間接的な参戦方法として生み出されたのが、元々は鳳凰学園・校庭に設置されている魔除けの巨像=ガーゴイル像に擬似生命を付加した「ヘルスポーン・G」とのことで。

こうした石像や物質に擬似生命を与えるというのは、よくあるものでは低級霊をとり憑かせたり、別の生命体から魂を移し変えるなんて事例がありますが、この場合はどうなのか。
まさか、それこそ無から(擬似とは言え)生命を作り出すでもないでしょうし、やはり何処かから調達した魂を変換して植え付けたか、或いは擬似生命=ヨミが憑依することと考え、魂獣が別のなにかと一体になる、転じて魂獣武装にも通じさせる狙いがあるのかどうか…いや、さすがにそれは深読みし過ぎですけど。
ともあれ、どうやら目標を識別し、討伐戦に参加している生徒たちと連携出来るあたり、それなりの思考能力は有しているところからして、単なる憑依的なものだけではないのかなと。

ちなみに公式のつぶやきによれば、カイによってヘルスポーン・Gが撃退=石像として破壊されてしまい、更にはそれが無許可使用の末だった為に理事会から責任を追求、結果的には減給処分が下ったそうで…ご愁傷様;
ところで、このつぶやきは事件(第3弾)後の出来事に触れたものであるところから、続く第4弾のメインストーリーは、まず語られる第3弾の顛末から直接繋がるのではなく、少なくともひと段落付いてから、ということになるかな?


◆A PUNITIVE FORCE.1



◇ZX-054 白鳥寮長マッチョーネ [耶馬都(学生寮寮長)/Power7・C/翼人/男/町田超蔵(42歳)]
◇ZX-055 ルーペン [麒麟(三号生)/Power5・C/翼人/男/鏡一郎(39歳)]
◇ZX-056 ガーデニングショータ [青龍(ニ号生)/Power4・C/竜人/男/庭園抄太(17歳)]


学園長ガイの発令した「火群カイ討伐指令」を受け、カイの前に立ち塞がる“討伐隊”の面々。
ある者は望むがままの恩賞を目的に自ら踊り出で、ある者はその能力を買われて嫌々と、またある者は極めて私的な動機で戦列に加わる…そんな理由も様々ながら、既にこの時点でカイの実力は周知の事実になっていたことから、障らぬ神になんとやら、そのまま静観を決め込んだ生徒も多かったそうで。
だとすると討伐戦に加わった、カイと直接的な繋がりの薄い者たちには、実は余程の覚悟があるのか、それともただ単に目先の欲に敵が見えなくなっているからなのかw

明らかに恩賞以外の狙いで討伐隊に加わっているマッチョーネは、鳳凰学園学生寮の管理人。
その見た目からしての所謂“オカマキャラ”ですけど、男性的な力強さと女性的な優しさを併せ持ち---なんて物は言い様だなとw
果たして距離的に通学には些か不便ながら、なんとも充実した設備が整い、更には料理も美味しいという学生寮の利用者が少ない点には、少なからずこの人の存在に原因があるような気がしてなりませんが、寮生たちからは意外と頼りにされているあたり、面倒見は良いのやもしれませんね。

顔立ちはかなり“ふけ顔”なものの、実はまだ39歳なルーペンは留年回数が学園一の年長者、詰まるところは生徒な訳で。
果たして麒麟組担任教師のマグナの方が年下(36歳)という、なんとも妙な構図ではありますけど、仮にルーペンが一号生の平均的な年齢である16歳で入学して来たとすれば、それから23年間もの長きに渡って学生生活を送り続けていることになる次第。
どうやら因使育成機関である学園としては、システム的には授業単位習得制ではあるものの、現実の大学のように卒業までのリミットを設けることはせずに、どんなカタチであれ、因使としてひとり立ち出来るまでは卒業資格を与えない、そうした方針があるみたいですね…裏を返せば、このままルーペンを卒業させても、ちゃんとやっていけるか疑問であるとw
しかして見た目、そして神具や魂獣の名前からして、何処か探偵のような雰囲気はありますけど、実際にやっていることが“的中率の低い手相占い”では言わずもがな(

ちなみに学園創始者である理事長が現在48歳、先述のようにルーペンが23年間も学生生活を続けている=少なくとも鳳凰学園は23年前、理事長が25歳の時点で存在していたことに。
その当時には親友の学園長共々、それぞれ「仮面紳士」「輝煌男爵」の異名で知られる歴戦の因使だったのでしょうが、そんな彼が因使育成機関である鳳凰学園を創り上げた理由など、若かりし頃のエピソードがなんらかのカタチで把握されれば…いや、需要は兎も角として(

この討伐戦の恩賞で植物園を建造することにより、廃部寸前の園芸部に部員を獲得する計画を立てていたという園芸部員のショータ。
彼に限らず、ルーペンやハヤトなど恩賞目的で参加した生徒も存在するだけに、事情があるとは言え、そんな気持ちを煽った学園長はどう責任を取ったのかという、ことの顛末も第4弾で語られるのかどうか。


◆A PUNITIVE FORCE.2



◇ZX-057 のんびりカラヒコ [白虎(三号生)/Power4・C/獣人/男/根津唐彦(18歳)]
◇ZX-058 走り屋ハヤト [朱雀(ニ号生)/Power4・C/翼人/男/流道隼人(18歳)]
◇ZX-059 プートン [玄武(ニ号生)/Power4・C/竜人/男/太井丸太郎(17歳)]


ペットであるピィちゃんのこと以外には極度の面倒臭がりというカラヒコは、神具:鉄籠カゴメによる捕獲技術を買われ、嫌々と参加。
しかしてPowerの数値やPotentialからすればショータたちと変わるでもなし、それでも能力を買われるということは単なる雑兵ではなく、ただ本人のやる気が伴なわないだけで、神具自体はそれなりの実力を持っているということかな。
もっとも先述した通りの面倒臭がりゆえに、その“やる気”が一番の課題なのでしょうけどw

走り屋のふたつ名通り、走りに熱中し過ぎた所為で、授業をサボり捲った挙句に単位が危機的状況となってしまったことから、恩賞での単位獲得を目当てに討伐作品に参加したハヤト。
結果的にはカイに追いつけるでもなく、軽くあしらわれてしまう訳ですが、元々から能力として加速能力があるでもなし、むしろ背中の翼で飛んだ方が早いんじゃないかとも思えど、或いは推進力や姿勢制御に使用しているのか、其処には“走り屋”としての拘りがあるのやも。
それにしても神具:炎靴ハヤテマルの形状がローラーブレードで、頭にバンダナを巻いているというパーツ的なモチーフは往年のアイドルか、それとも“走り屋”のイメージを取り入れたのか…なんにせよ、酷く中途半端な感じが(

失敗だらけながら努力を惜しまない頑張り屋で、いつも忙しそうに学園内を走り回り、この討伐戦にもカイを敵と認識して参加しているプートン。
しかしながら、そうして走り回っている理由がダイエットを兼ねていると、つぶやきで明らかにされたあたり、おそらくは討伐作戦に参加した動機も其処に。


※次記事:「友よ、自分の胸に訊け」(2011-01-14)に続きます。

覚えたぞッ!

2011-01-13 19:39:40 | 神羅万象チョコ【ZX-F】
神羅万象チョコ ゼクスファクター公式サイト第4弾「キャラクター」ページ「天照神龍エメルカムイ」追加更新!

某所にて“とあるカード”のネタバレ画像らしきものが上がるなど、いよいよZX-F第4弾の発売日も間近に迫った感が強まって来たところで、公式では「天照神龍エメルカムイ」のデータが公開され。
ZX-F第1~2弾における「太陽王子カナト」のカードにて姿を見せていた、カナトの神具:太陽剣アマテラスの魂獣:カムイ、その解放状態がエメルカムイであると。
果たして何処か「黄金竜エメリウス」を想起させるパーツ群や「エメル~」という名前から、当初はなにかしらエメリウスと近しい存在なのかと思っていれば、カムイの持つ能力のひとつ「遺伝子情報奪取(マトリクススティール)」にてエメリウスの遺伝子を取り込んだ様子に、なるほど第2弾にてカナトが地下遺跡探索任務へ同行したのは、離縁石・結縁石以外にも、こんな目的があったのかと。
そうなると、あの「まさか本当に存在していたなんて」なるセリフの裏には、よくぞ存在していてくれたという歓喜のニュアンスが込められていたとも読み取ることが出来、第3弾で姿を見せなかったのも、実はエメリウスの遺伝子情報を取り込んで、それを馴染ませる時間が必要だった、そしてカイたちに変化を勘付かれるのは拙いと、姿を隠していた可能性も。
同じ第3弾でのカリンにも牙炎が描かれていないことや、本心では目的を達成して欲しいと望むカナトの気持ちの有り様=本気を出し切れないかのような表現的なもの、或いは単なるイラストとしてのバランスかとも考えられましたが、こうなると制作サイドは牙炎がいないことを、ひとつの隠れ蓑としていたとも…いや、さすがにそれは深読みし過ぎか。

そもそも地下遺跡の探索任務にしても、春先にイヅナと紲晶石という“パーツ”が鳳凰学園に揃ったことにより、カナトたちの計画がひとつ進展、其処から更に歩を進めるべく算段した可能性がありますし、もしくは初めからそうした遺跡があるのは分かっていたものの、場所が特定出来なかったところへ天ヶ原からの報告が上がったと考えることも。
いずれにせよ、そうした行動が本心なのか、或いは何者かに唆されているのかにしろ、かなり以前から周到に準備が成されていたのは間違いない次第。

ちょっと話題が逸れましたが、エメルカムイには「遺伝子情報奪取(マトリクススティール)」の他にもうひとつ、やはり吸収系の「能力模倣(アビリティーコピー)」という、相手の能力を記憶・吸収(模倣)する能力を持っているそうで。
なにやらカナトの能力:時間停止(ワールドエンド)が正しく“ザ・ワールド”だけに、この「覚えたぞ!」というセリフがアヌビス神を思い出させますが、それは兎も角。
ともあれ、あるゆる能力を吸収し、無限に成長を続ける---というところから、おそらく記憶・吸収ストックは無限、しかもそれが瞬間的に可能なようで、対するカイはたとえ6つの神具=五属性を五行相生で強化した攻撃が出来たとしても、カウンターで吸収した能力を放出されれば相殺、或いは五行相克の理を利用されて討ち負けるなんて、かなりの苦戦を強いられる展開も考えられ。

しかしながら、こうした吸収系の能力を持つキャラクターというのは、えてしてその末路も決まっているものでして;
たとえば身に余る能力を吸収してしまった所為で、肉体が自己崩壊を始めるとか、吸収しようとした対象が“エメルカムイの無限”をも上回る無限の能力を有していたが為に、供給過多になった体内でそれが暴走するとか…果たしてエメルカムイは、いったいどんな末路を辿ることになるのやら。

“知らない”という罪

2011-01-11 19:16:37 | 神羅万象チョコ【ZX-F】
神羅万象チョコ ゼクスファクター公式サイト
>第4弾「キャラクター」ページ「炎騎獣フレイムディノス」「獣王兵フンババール」追加更新!


公式発売日まで1週間を切った本日分の更新では、破壊王子カナト率いる超級外海獣軍団から「炎騎獣フレイムディノス」と「獣王兵フンババール」の2体が登場。
それぞれが「守護獣バルガザル」には及ばすとも、通常の外海獣を大きく上回るPowerを有し、更にフンババールの説明文には「5~6体の集団で行動」とあるところから、複数の固体が存在していることが明らかだけに、残る「獅王獣ガルディオン」と「雷闘獣ゴリドルガー」も含めての強襲には、鳳凰学園が危機的状況に追い込まれるのは必至と。

ともあれ特筆すべきは其処ではなく、セリフのみで登場しているマグナ先生、そしてシヅカにある訳で。
果たしてZX-F第4弾ではカイが麒麟組の制服を着ている(=麒麟組編入?)→我が弟子ということを公言するマグナ先生は、そんなピンチにあっても“弟子”を信じて持ち堪えるんだと、おそらくは超級外海獣との戦闘に参加している教師・生徒全員を励ましている様子なれど、そうした中でシヅカは「会長とケンケンがいない時に限って」と、姿を見せない生徒会の仲間2人とこの状況に苛立ちと不安の入り混じったような、それでいて状況を全て把握出来ていない発言をしている次第。
勿論、この襲撃事件の主犯はカナト、それに続いているであろうケンケンなのは言うまでもなく、そうした事実を知らない(と思しき)彼女は、いずれ辛い現実に直面することになるのか、それとも決着までなにも知らないままなのか…最後に来て、生徒会にも大きなドラマが待っているような気がしないでもなく。

こうなると、近日中に公開されるであろうガルディオンとゴリドルガーのセリフ部分にはそれぞれ、同じ生徒会執行部メンバーであるマイトかマヒルの登場がほぼ確定し、果たしてキングタイガーの掛け合いにコウヤが、続いてシグレにイツキ、シグマにマヒロのセリフが存在すると思われるだけに、超級外海獣枠→マグナ+カナト、ケンケンを除いた生徒会3人、教師枠→カイ+カリンを除いた天ヶ原3人という感じで、出番が分担されているのかなと。
そして、ひょっとするとケンケンのセリフ部分にはカリンが登場している可能性も。
なにしろケンケン=デス・マスカレードとは因縁深いですし、神具はカイに託しているとは言え、キリコたちと共に、第2弾で見せた我流格闘術で参戦すれば…いや、さすがに厳しい戦いにはなるでしょうが;


「プロモーション映像」ページ、第4弾発売予告CM追加更新!

そして今回の更新では、先週より公開されている第4弾TV-CM映像も公開され。
あの爽やかな表情が狂気に転じる瞬間は、なにがカナトをそうさせたのかと驚き、そして疑問を抱かされますね。