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そして拡大がる新世界

2015-06-28 15:13:36 | 神羅万象チョコ【総合】


この6月27・28日に千葉・幕張メッセにて開催の「次世代ワールドホビーフェア'15 Summer」(以下WHF)>バンダイ・神羅万象チョコブースにて公開された、来る8月に発売予定の最新弾・一鬼火勢の章 第2弾に関する情報他を取り上げます。
果たして例年通りならば夏のWHFでは最新弾の先行販売が行われているのですが、現在の一鬼火勢の章から(主に各弾総種類数増加によるイラストレーターへの負担軽減とクオリティアップの為に)発売ペースが3ヶ月一度→4ヶ月一度に変更された都合、今回からは情報解禁のみというスタンスになったようです。

   

画像は今回の神羅万象ブースの様子、サムネ画像はクリックで元のサイズにて表示されます。
主に一鬼2弾の解禁情報(後述)をメインとして、今後予定されている3大コラボレーション(別記)のアナウンス、そして一鬼1弾のカードパネルや関連商品の展示となりきりフォトコーナーなる撮影ゾーンが存在していましたが、先日のメガホビにて展示されたエクセレントモデル綺羅星天アルカナ(11月発売予定)の彩色原型やその他フィギュアについては見送られた模様。
なりきりフォトコーナーはグリーンバック背景の前に立ち無料で撮影、その場でプリントした写真(裏面は一鬼2弾告知)を貰えるのですが、なりきりの名の通りに出来上がった画像は神羅万象カードの背景付きで、さながら自分がカードになったかのような気分を味わえるというもの。
年齢制限自体は無かったそうですが、自分は気恥ずかしさから遠慮しておきましたw


   

さて、此処から先はブースの目玉である一鬼火勢の章・第2弾の解禁情報に関して書き連ねますが、次弾のネタバレ要素を多分に含みますので、そうしたものを見聞きしたくないという場合はご遠慮くださいませ。

果たして一鬼2弾の物語は、前弾・1弾にて武神真幻と龍上剣真が繰り広げた鬼龍統一戦において辛くも真幻が勝利、此処に鬼龍王真幻が誕生したところから幕を開けます。
以下、第2弾プロローグを転載---



>武神真幻が鬼龍全土を統一して名実共に鬼龍王となった日、武神家と龍上家でささやかな宴が催された。
>そんな中、突然の来客に酒宴の席がざわめき立つ。
>来客の正体は、大国「天魔」からの使者…しかも、天魔王直属の最強騎士団と言われる「円卓騎士」のメンバーが3人も含まれていたのだ。
>天魔の使者は同盟申し入れとして天魔王からの書状を真幻に差し出すが、書状の文面は同盟とは名ばかりの降伏勧告に他ならなかった。
>心地よい宴の場は、一気に一触即発の空気に包まれるのであった…。



>天魔の書状に怒り心頭の龍上四天王は、剣真の制止も聞かず円卓騎士に襲いかかる!
>しかし先の戦の傷が癒えない龍上・武神軍は苦戦を強いられてしまう。
>だがそこに龍喉の地「奥」を治める伊達家の頭首「黒閃龍雷我」が助太刀に現れた!

>新世界に存在する列強の凄まじき強さに対抗するため、火牙刀達は修行の末さらなる力を会得!
>遂に新世界制覇へと乗り出す!


---という流れで、既に第1弾より存在していた他国(他種族)の具体的な脅威が迫り、いよいよ火牙刀たちが鬼龍から外の世界へと歩を進めるのに伴って、新世界の地図も大きく拡大することになったようです。
それでは続いて、新たに登場するキャラクターたちを取り上げながら、想像し得る各国の動きなどを簡単に。

    

まずは主人公・火牙刀が仕える、鬼龍王真幻の治める鬼の国「鬼龍」から。
東方の最果てに位置する列島国、鬼人と呼ばれる人種が住むこの国は第1弾において統一されたばかり。
とは言え、政情不安がある訳でもないようで「甲」を筆頭とする「土」「薩」同盟と「越」を筆頭とする「奥」「安」同盟で統一戦が繰り広げられた後は、甲の真幻が名実共に鬼龍王として統一を成し遂げた模様。
しかして宴の場に現れた天魔からの使者、そして同盟という皮を被った降伏勧告によって事態は急変、いよいよ幕を開ける新世界での戦いに備えて、火牙刀は剣真に弟子入りして技を伝授され、新たな鎧を身に纏い、英雄の証たる「龍」を戴く鬼炎龍火牙刀として登場。
残る風林火山の面々にも再登場の予感はありますが、一鬼2弾にてその動きは見られるのか期待は膨らみます。
そんな火牙刀をライバル視し、二丁拳銃を手にする、同じ「龍」を戴く奥の伊達家頭首・黒閃龍雷我(本名は伊達雷我?)も参戦、その家名や容姿からしてもモデルは正に伊達政宗なのでしょうが、いずれ長曾我部や毛利、島津などの家名を持つ武将も登場するのかどうか気になるところです。


  

その鬼龍に降伏勧告を突きつけた魔の国「天魔」は、グリフォンを形取ったような大陸を天魔王アーサーが統治する魔人の国。
おそらくスパイであるフランシーヌ辺りからの鬼龍統一報告を受けたであろう早々に高圧的な行動を起こした辺り、新世界を統べるのは我ら天魔であると言わんばかりですが、その絶対的な自信は、アーサー直属の最強騎士団「円卓騎士」を使いに走らせたことや、あたかも駒が揃うのを待ちかねていたかのような彼のセリフにも見え隠れしているとも思え。
果たしてどうやら魔人には大きく分けて「頭・背共に天使のような白い翼」と「頭に角、背には悪魔のような翼」を持つ2つの種が存在するようで、この辺りはなにかしらのフラグになるや否か。
モチーフは言わずと知れたアーサー王と円卓の騎士、神羅はあまり元ネタを意識し過ぎてはいけないと言われていますが、アーサーとランスロットの対立やモルドレッドの謀反なども存在するだけに、同じ名を持つ彼らがどう動くのか楽しみであり不安でもあり。


 


天魔の南に位置する獣の国「獅童」は、ライオンを形取ったような大陸を獅童王クレオ・パンドラが統治する獣人の国。
クレオのセリフにもあるように、その父ツタンク・アメンからの無念を晴らしたいと、天魔に対してなにかしらの怨恨・敵対心が存在するようですが、例えば鬼龍と対天魔同盟を結ぶなんて動きはあるのかどうか。
ちなみにクレオパトラやツタンカーメンの古代エジプト、更にはアヌビスのエジプト神話を元ネタとしているとことから、死んだツタンク・アメンがアヌビスによってミイラ化され、クレオの背景にいる魂のような存在になっている可能性もあるのかなと。
加えてパンドラという、なんとも禁断のなにかしらを開けてしまいそうな名前を含んでいる点も注視したい、かな?

ところで神羅でエジプトと言えば、九邪戦乱の章に登場したエネアド魔神たちを思い出しますが、元ネタのアヌビスはセトの妻ネフティスがオシリスとの不倫によって生まれた子であり、オシリスがセトによって殺された際にはオシリスをミイラ化したらしく……まぁ、あくまでも元ネタなので、おそらくは新世界を創造する際に転生させた“邪神群によって殺された者たちの魂”=(直接は明言されていないものの)ヘリオポリスに住んでいた者たちの因子を色濃く受け継いだのが獅童の獣人たちなのではないだろうかとも。


 

最後は謎多き鋼の国「鉄機」、此処は機械生命体である鋼人、鉄機王ジルコニアが統治している。
おそらく機界の機人因子を色濃く受け継いでいるであろう彼らは、現状で具体的な動きは見せていないようだけれど「我等鋼人は人類を導く者として、戦乱の火種が消えぬように守らねばならない」というジルコニアのセリフが、新世界の神でありながら極力干渉を避ける管理者ヒカリの、この戦乱の世を憂う気持ちと真逆の意味を内包しているように思えてならず。
例えば戦争によって文明は発展したとはよく言われるけれども、人類を導くとは三国のパワーバランスを崩さぬよう常に戦乱の世を維持し、より高みへと発展させるために裏で武器の供与や技術を流す、つまり世界を牛耳る=管理者=神の座へと至るつもりなのか……かつての機界が(邪神群によるきっかけありきとは言え)進化の果てに身を滅ぼしたように、彼らもまた違う形で同じ道を辿ろうというのだろうか。
ちなみにジルコニアとは模造(人工)ダイヤ、アズライトとは藍銅鉱とどちらも宝石(鉱石)の名を有している、この辺りになにかしらの意味はあるのだろうか。


ところで、あらためて新世界の地図を目にすると、鬼龍=日本、天魔=ユーラシア、獅童=アフリカ、鉄機=オセアニアのように、正にこの地球の世界地図に酷似していることが分かるものの、ひとつ違和感を覚えるとすればアメリカ大陸が丸々存在しない点。
実際の地球ではないのだから必ず存在せねばならない理由はありませんが、新世界に存在する(神族であるヒカリを除く)4人種も知らない何事かが関わる可能性があるやもも……?
また神の居城「水晶の塔」が描かれている位置が、幻のレムリア大陸があったとされる辺りというのもなにかを予感させますが、そもそも水晶の塔は移動可能な浮遊大陸なので、あくまでも偶然と考え過ぎな妄想ということで。



争いのない日は来るのでしょうかと戦乱の世を憂い、問うたヒカリ。
争いのない平和な世の中が築かれる日を夢見て、主君・鬼龍王真幻を新世界の王をするべく戦う火牙刀。
新世界の覇権は我等にありと言わんばかりの天魔、その天魔に対して怨恨を抱く獅童、そして人類を導くために戦乱の火種を守ろうとする鉄機。
外へと拡がった新世界を舞台に、それぞれの国や個人の思いや策謀が交錯する……正に一鬼火勢の章は此処からが本番と言わんばかりの展開に、来る8月の発売がますます楽しみになった次第です。

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