I’ll be dis-ABSOLUTER

ほぼ休止状態の不定期更新雑記
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やがて、暴かれる世界

2013-02-20 18:37:41 | 神羅万象チョコ【大魔王と八柱】
なんとも久し振りとなる更新に、これまた久し振りの「神羅万象チョコ」に係る考察記事なぞを上げてみようかと……それと言うのも、つい先月に完結した第八章「大魔王と八つの柱駒」絡みの公式更新における此処最近のつぶやきの中に、神羅万象という世界設定の根幹に関わる要素が幾つも含まれていて、それでなんとも妄想を刺激されたこと、そして既にTwitter上では垂れ流したものを纏めておきたいからでして。

なので一部は投稿済みテキストのコピペになりますので、既読の方にはあしからず。

果たして件のつぶやきというのは、公式更新2013年2月14日のつぶやき<豆知識>と2013年2月18日のつぶやき<用語>のふたつについて。
それぞれ内容はアークが「魔導神」に対して含むところがあるというものと、魔導王マジコの持つ聖魔杖カドゥケウスに纏わる彼是に触れられている訳ですが---まず前者において何故アークが「魔導神」という名前を妙に気にかけ、そんな魔導神を名乗るファウストに対して珍しく嫌悪感を露わにしていたかを考えるに、後者の文中に登場する「魔導神」=ソロモン大陸に伝わる神話物語に登場する人間がそう呼ばれていたことを絡める必要があると。

この神羅万象において「魔導神」と言えば、やはりファウストではなく王我羅旋の章に登場した「魔導神メビウス」というのが先に出るかと思われますが、あえて強調するかのように“人間”と表記された上に、そのメビウスが手にしていた神杖カドゥケウスにそっくりな聖魔杖カドゥケウスの解説において取り扱われている辺りがミスリードでない限り、仮に神話上の魔導神と呼ばれた人間=メビウスだとするなら、此処で浮かぶのは“どうしてメビウスがソロモン大陸に伝わる神話物語に登場するのかという疑問に他ならず。

あくまでも可能性のひとつとして、そうした神話の伝わるソロモン大陸のある世界=メビウスに縁のある世界→訪れた、或いは創造した世界=調和神の治める世界(冨嶽伝含む第一章~王我羅旋の章)か未知の世界、そしてなによりも羅震獄が浮かぶ次第ながら、もしもソロモン大陸=羅震獄だとするならば、そこは王我羅旋完結当時から羅震獄に渡っていたというベルゼビュートやアスモディエスが八柱に存在することや、八柱開幕当初から散見された王我羅旋の章を想起させる要素=たとえばルキフェールの必殺技が黎明王ディルクルムと同じという点からも“双星神による再生以降の羅震獄”=遥か未来の羅震獄の姿と判断することも出来る訳で。

そうなるとソロモン大陸の魔族=羅震鬼たちの末裔、人間=調和神の世界から(親交のため?)移住していた者たちの子孫と考えられ、先述のアークがファウストに対して露わにした嫌悪感の正体は、無意識ながらも自らの創造主たるメビウスに対する尊敬の念から生じた、分際を知れという怒りの気持ちなのかもしれず。

しかしてカドゥケウスを入手した経緯をアーク本人も覚えていないことや、そんな大層な代物をマジコ用にカスタマイズ出来てしまうこと、そしてアークという存在自体が魔族では規格外であることを加味した上でもう一歩踏み込むと、それは創造主への想いとはまた別に、実はアーク誕生の影にメビウスが直接絡んでいるため……かなり暴論ながらアーク=人間として天寿を全うしたメビウス(+ライセン?)の魂が、長き時を経て人と魔族(と呼ばれる羅震鬼)の間に隔たりの生まれてしまった羅震獄=ソロモン大陸を治めるべく、調和神・双星神によって導かれて生まれ変わった姿であり、手元にあったカドゥケウスはその名残とでも言いますか。
そうして無意識下に眠る前世の記憶が生む、安易に魔導神を名乗るファウストへの憤りや、かつての自分自身を見ているかのような同族嫌悪から来ているのではないかという妄想が浮かんだ次第。

あくまでもこれは強い妄想なので、やがて伏線が回収される頃には単なる妄言になっているやもしれないけれど、もしもそんな妄想諸々が通るとするなら、あの世界の天上には双星神=マキシウスとゼロニクスがいるはずで、八柱での一件も全て天上から動向を見守っていたのかなとも。
それならディルクルムとの関係も囁かれたゼロニクス、転じて同じ必殺技からルキフェールに繋がり、実は記憶を封じられ、やがて大魔王となるアークの側にあって助力する役目を帯びていた……なんてのは妄想が少し暴走してますかね;





しかして続く第九章「九邪戦乱の章」ではソロモン大陸に『新たな外敵! 「暗黒の邪神群」襲来』とあるだけに、当然にこの世界を守る為にマキシとゼロも応戦に出る可能性はあるのかなと考えを巡らせている内に、まさか新主人公と謳われている謎の少年の正体は、マキシとメリルの間に誕生した新星神ではないかと思えて来てしまうのは、これもやはり暴走気味か。
ただ、九邪の冒頭がたとえば---双星神は邪神群の侵攻を食い止めるために戦っていた→戦況は膠着していたが虚をつかれ、その一部を取り逃がす→やがてソロモン大陸へ邪神襲来、圧倒的な力に危機に陥るアークの前に新主人公登場---という流れなら、まったく関係ないキャラが登場するよりは、そんな“神の子”の方が面白いかなと。
更にはメビウスの生まれ変わりのアーク、マキシとメリルの子の新主人公が共闘するなら、かつて雌雄を決した2人の意思を受け継ぐ両雄並び立つという燃える展開が(

加えて此方も世界としての繋がりが示唆されているZX-F・七天の世界から、まだ伏線の回収されていないクー・フーリン(ルーグとデヒテラの子)を連れて来れば、正に新世代(ニュージェネレーション)が居並ぶ様相に集大成的な勢いを感じずには……いや、もちろん妄想ですよ、叶えば良いなという程度のねw

それでもなにやら大仕掛けが隠されているかのような流れですし、やはり期待は惜しみたくないですね……続く九邪でソロモン大陸の秘密が明らかとなり、襲来する邪神群との戦いがもしも次元を超えるとするならば、いずれ全ての神羅世界を巻き込んだ大決戦、それこそ神羅大戦ではないけれど神羅万象フロンティア・エターナルとは違う、本当に神羅万象の集大成とも言えるものが第十章として登場する、そんな風に楽しみにせずにはいられないですわ。