OG's Family Chronicle & Diary 
Formula H,AlfaRomeo 8C Competizione,996Cab,RangeRover
 



365GTC/四にヒドイ失望感を味合わされた後、
新たなる夢を求めて、今度は一路大阪へ向かいました。
初めてお会いする在阪のロメオ・マエストロ Carlo Cici氏、
実は今から30年以上前に尼崎の路上で接近遭遇していたことが判明しております。

それは、1980年春にロメオスパイダーで敢行した
九州一周下道ドライブの復路での出来事だったと思われます。
まだ若き高校生であったCaro Cici氏は、尼崎の街を走り抜ける、
私の黄色い2000スパイダーを目撃した(かもしれない)そうなのであります。

当時輸入されたレモンイエローのスパイダーは伊藤忠調べでわずか3台。
現代のエンツォなどとは比べにならぬほどの希少車ゆえ、
まず、間違いないだろうという結論にいたっています。 

 

氏のファクトリー。
ノルド系ロメオの宝箱。
見れば、何と関東圏のクルマも2台ほど整備で入庫しておりました。
 

 

組み上げられたエンジン。
久々に見たノルド系ロメオのツインカム、何と美しいことでしょう。
磨き具合の頃合いもピッタリ、素晴らしい光景でありました。
 

 

 

さて、今回の訪問はコチラの試乗が目的であります。
 GTamオーバーフェンダー付きのヤンチャなモディファイが
スノッブなオリジナル至上主義へのアンチテーゼぽくって、
「俺、こんな改造しちゃったぜ!」みたいなところが最大の魅力であります。

東大阪の幹線道路をドライブさせていただいた結果、、
 大昔の思い出は往々にして美化されていることが多くて、
時が流れてあらためて会ってみたらガッカリということが多いのものです。
しかし、この娘の輝きは今もまったく変わっていなかったのでありました。

そして、自分がクルマに求めているものは何なのかが朧気ながら見えてきたのでありました。
それは端的に申し上げれば「ドライブに没頭できること」であります。
ワイドフェンダー&ワイドホイールでスポイルされた直進性のせいでステアリング操作にも気を抜けませんし、
何より、つまるところスティックシフトを操作するということが思った以上に大切の要素になっていたのでした。
8Cは以前にも記した通り、楽しい車ではありますが操縦に没頭するには至らず、
極端な言い方をすれば他の考え事をしながらでも操縦できるのであります。 

 

 

 

そして、結局のところ一番刺さった一台は、在り来りな結語になってしまうのですが
学生時代に3年間9万キロを共にした、このマッキナと言う事になるのでありました。 

 

 

 

クゥ~、、、、
涙が出そうなほどありましたよ、あまりの愛しさに。
ファクリー仕様で5700rpmのレッドレヴが、Carlo Cici様の
鼻のアブラで、何と7000rpm!!

何と、素晴らしいことでありましょうや!!



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