OG's Family Chronicle & Diary 
Formula H,AlfaRomeo 8C Competizione,996Cab,RangeRover
 

Otto C  


今宵は、我が家に天使が舞い降りたかのような気分で書いております。

思い返せば、本当に長い憧れです。
はつ恋は1967年10才の時、場所はたぶん軽井沢の塩沢辺りだったでしょうか。
ジュリアの咆哮は、あまりに鮮烈でした。 画像は10才のσ(^^)

 



時は流れて10数年後、自動車好きな母親からの薫陶を
素直に受けた私は真っ当な自動車青年に成長しました。

 

当時のイタ車といえば、少なくとも洒落者が乗るなどというイメージは微塵もなく
ただの変わり者に偏愛されるような代物でしたので、
ほぼ新古車といえるようなタマが新車価格の半額で手に入るのでありました。
画像は23才のσ(^^)



諸事情からロメオを手放さざるを得なくなったあの日。。
ガレージに篭って、私は誓ったのでありました。

「今宵は別れざるをえないが、いつかかならず、
           このガレージにロメオを再び収めてみせようぞ・・・・・」

1981年夏の夜のことでありました。



ああ、あれから、ピタリの30年。
ついに、その日がやって来たのであります。
我が家のガレージにロメオ (当時のアルフィスタは“アルファ”なんて呼び方をしなかった) が帰ってきました。
ボディもダッシュボードもシートも、ぜ~んぶカーボン製の変なロメオ。
ちょっとモダン過ぎるし、大きいし、クラッチペダル付いてないし、クルーズコントロール付いてるし、
そもそも、クルマそのものの出自がロメオじゃないし。。^^;





でも、私にとってはロメオという響きが大切ですし、
コーダトロンカの美しすぎるテール、
表現する言葉が見つけられないほど魅力的な
フェンダーラインとウインドーグラフィック。
デザインは、まごう事無き、自分のイメージ通り、
まさに、ロメオの天使なのであります。

Mariさんはコーダトロンカのことを、
「ロメオはみんな尻切れトンボ!」などと悪口を言ってますけどね。(笑) 



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