OG's Family Chronicle & Diary 
Formula H,AlfaRomeo 8C Competizione,996Cab,RangeRover
 



英国車の趣はどこからくるのだろう?
ジャガーXJSの12気筒に9年間乗ったけど、ホントに素晴らしい車だった。
ポルシェと同様にブレーキパッドとロータの交換と
パワステホースの交換のみで全くのノートラブルで走り続けた。
レースからの帰路、これ以上の癒しを味わせてれるクルマは他にはなかった。

近代史上、戦勝国であり続けた英国だけが本当の豊かさを維持し、
圧倒的な物量的豊かさを基に趣のある機械を作り続けることができた。
戦敗国の日本はコスト性、ドイツは精密性、イタリアはデザイン性に特化した機械を作ったとする説がある。
一理あるとは思うがそうとばかりも思えない。
友人のjiji氏が1stRangeを評して
“マジでね、うん、いいの。。なんていうのかな、生き物なんだな”と言っていた。
なるほどなるほど、機械の趣の評価軸はこんなところにあるのかもしれないな。
その点、英国車はやはり“優雅な生き物”を演出することに長けているのだと思う。
いかがだろうか?


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