勿忘草 ( わすれなぐさ )

「一生感動一生青春」相田みつをさんのことばを生きる証として・・・

三の酉

2013-11-28 01:32:26 | Weblog
 鷲神社(おおとりじんじゃ)の年中行事として知られている、年末の風物詩・酉の市は11月の酉の日に行われる。酉の日は12日ごとに廻って来るが今年は三の酉まであり、火事が多いといわれる。


 酉の市が行われる鷲神社は我が家のすぐそばでもあり、先日の二の酉に続き三の酉にも出かけたが、さすがに今年最後の酉の市だけあって、先日の二の酉に比べ人出も多く、大きな熊手を担ぐ客もあちこちで見かける。


 神社の鳥居をくぐってすぐ左にあるお店の売約済みの熊手には、石原慎太郎氏ご一家の他にも毎年有名人の名前が連なり、このお店のステータスにもなっているようだ。


 来年の干支である馬の顔があしらわれた熊手もあり、また毎年ユニークなヘアカットで人気の売り子さんの頭にも馬の文字が描かれている。文字が裏返しの理由はわからないが。。。



このお兄さんに会わないと酉の市に来た甲斐がないとさえ思うようになった。


 酉の市のもう一つの楽しみは、寒風に曝されながらの屋台での一杯と、そこでの語らいでもあるようだ。


 前回の二の酉の時に、縁起物の八頭(やつがしら)を売るお店の親父さんに写真をお願いしたが、そのときにお隣の女性の写真も撮って届けたのだが、今日もそのお店に行くと、前回のようにお酒をごちそうになった挙句、お隣の女性からは、開運招福のお守りまでいただき、商売そっちのけでひとしきり話に花を咲かせた。 


 深夜酉の市が終わるころに、来年また会うことを約束して別れたが、下町の人情に触れた酉の市でもあった。