勿忘草 ( わすれなぐさ )

「一生感動一生青春」相田みつをさんのことばを生きる証として・・・

晩秋

2013-11-05 23:37:21 | Weblog
 いつから晩秋というのかはわからないが、深まる秋の穏やかな陽射しが降り注ぐ浅草寺境内では菊花展が開かれている。


 今を晩秋というなら、まさに小春日和の浅草寺境内は、色とりどりの菊の花と、その微かな香りが、見る人の目と鼻を楽しませてくれていた。


 菊の御紋は皇室の紋章として知られるが、菊の花は桜の花と共に日本の国花でもあるらしい。国花は特に法律で決まっているわけではなさそうだが、秋の花の代表格の菊と、春の花の代表でもある桜が、国花として認められているという。


 そのためかどうかはわからないが、現在発行されている50円と100円硬貨には菊と桜がデザインされている。どちらが菊でどちらが桜かは、お手元の硬貨でご確認いただきたい。



◇菊◇

母の手は
菊の花に似ている
固く握りしめ
それでいてやわらかな
母の手は
菊の花に似ている

‐星野富弘さん‐