勿忘草 ( わすれなぐさ )

「一生感動一生青春」相田みつをさんのことばを生きる証として・・・

桜紅葉

2013-11-12 22:23:34 | Weblog
 木枯らし1号が吹いた東京は、秋を通り越して一気に冬が来てしまった。北国では雪が積もり、日本列島は真冬並みの冷え込みだという。

 春に満開になった時には、はかない命を惜しんで、日本中の誰もがその美しさに酔った桜は、花が散り葉を付けるころになると、誰も見向きもしなくなる。秋も深まるこの時期になると、その桜の葉が見事に色づき始める。


 桜の葉が紅葉することを知らなかったという仕事仲間もいたが、秋になって紅葉する桜を桜紅葉(さくらもみじ)というらしい。


桜は春になるとみんなの人気者だけど
秋には誰も見てくれないんで葉をハラハラと落としていく
かわいそうや
葉が落ちるのは桜の涙や


と作文に書いた小学生がいるという。

‐佐野藤右衛門さん著「櫻よ」から‐


 誰も見てくれない秋の桜を、二人の女性がやさしい目で見つめていた山谷掘り公園の桜紅葉は今が見ごろ。このところの寒さで、ハラハラと涙を落とさなければいいが。。。