こんにちは、ダンワールドです。
いよいよ本格的な夏が近づいてきました。
この時期、気をつけたいのが夏バテですが、夏バテ対策の大きな柱の一つは、おいしいものをしっかり食べること。
いろいろな食べ物を偏りなく摂取するのがポイントになります。
おいしい食事の選択肢の一つとしてぜひ組み入れたいのが、グルメの王様とも言われる中華料理。
おいしいだけでなく、その多彩さも魅力です。
日本でもうどんの汁やお雑煮の味が地方によって違いがありますが、日本よりはるかに国土が広く、4000年の歴史を誇る中国の料理は、土地柄によって味も作り方も大きく異なります。
その種類は50以上ともいわれますが、そこをあえて大きく分類すると、以下の4つの地方料理に分けられます。
(1)北京料理
北京料理は、魚よりも肉料理が多く、味も濃厚。
清朝の宮廷料理から発達しただけあって、盛りつけ方は大変美しいものです。
北京ダックが代表料理です。
(2)上海料理
素材の味わいを生かした、淡白で上品な料理です。
海産物や魚を多く使った料理が主流です。
(3)四川料理
辛いことで有名な料理。冬の寒さが厳しいため、香辛料をたっぷり使います。
海から離れているので、あわびやほたて貝などは乾燥物が使われています。
(4)広東料理
ヘビから犬まで、あらゆる材料を駆使して、料理もバラエティに富んでいます。
「食は広州に在り」という言葉もうなずけます。
あっさりした味つけが特徴です。
いずれの料理も日本人にはなじみ深いですが、夏バテ対策のついでに、中国の4大料理をじっくり食べ比べてみるのもいいかも知れません!