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カルシウムを摂ろう

2019-08-08 09:59:00 | コラム

こんにちは、ダンワールドです。

 

世界史の3大美人の一人とされる女王クレオパトラは、美容のためにカルシウムの塊である真珠をワインにとかして飲んでいた、という伝説があります。酢はカルシウムをとかす性質があるので、酸化してワイン酢に変化したワインのなかに真珠を入れるととけるのだそうです。

 

酢はカルシウムの吸収率を2割もアップさせる力があるといいます。クレオパトラは、効率のいいカルシウム摂取法を行っていたということになります。

 

私たちの美容と健康にとって大切な働きがあるカルシウム。体内のカルシウムの大半は骨や歯に存在していて、血液などのなかにあるのは僅かだといいます。カルシウム不足は、骨や歯をもろくし、骨そしょう症を引き起こす原因ともなります。

 

骨そしょう症とは、ちょっとしたことでも手首、足首や腰などの骨が折れてしまったり、骨が体重を支えきれずに、前へ傾き、背が曲がってしまう病気です。お年寄りに腰が曲がった人が多いのは、骨そしょう症と関係している場合が多いとされます。

 

また、イライラしたり、怒りっぽくなったりする原因にはカルシウム不足があげられています。カルシウムには、脳の神経を落ち着かせる働きがあるのだそうです。クレオパトラもイライラは美容によくないということで、カルシウムをとっていたのかもしれません。

 

カルシウムを摂取するのに最適な食べ物といえば、まず思い浮かぶのが小魚ですね。中でもイワシの丸干しやシラス干しはカルシウムが豊富です。

 

骨をつくるには、カルシウムのほかに、リンも必要となります。魚を丸ごと食べるメリットは、骨ごと食べてしまうからではなく、血合いなどにふくまれるリンとカルシウムが、内臓で結びつけられるからだそうです。