CozyConer

サッカーやグルメや旅行やキャンプや…日常のちょっとしたことをつらつらと。JリーグのFC東京を強烈に応援しています。

かぶのぬか漬~報告~

2005年05月28日 | 食・レシピ
ちょっと大きなかぶだったせいか、一晩では漬け切れない。
翌々日に上げてみたが、ちょっとなぁ~ってな感じだった。葉っぱの部分は良く漬かっている。細かく切ってあつあつご飯で食べてみた。ちょっと醤油をたらすと尚の事うまい。

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本体はイマイチだったので、もう一本あまってたのを3日漬けてみた。楽しみに上げてみたら、ちょっと水が出てしまったようだ。キッチンペーパでヌカミソの水分を取り除き、早速かぶを切って食べてみた。

うん、まずまずか。これも少し醤油をたらすと更にうまくなった。これには焼酎が似合うかもしれない。ちょっとコクのある芋焼酎をロックで飲んでみる...と思ったが手元に焼酎がないので想像してみた。DSCF1164


今度は何を漬けてみようかな。


サバ街道

2005年05月26日 | 旅行記
以前、ボクのヘタクソなブログにトラックバックしてくれた水城さんのブログを見ていて思い出した!

数年前、仕事で福井県の高浜というところに通っていたことがある。福井県は、調度琵琶湖の上あたりを、日本海に張り付くような形で横に長く伸びた特徴をもっている。なんとなく北陸というイメージがあるが、ボクの通っていたところは若狭湾に面した風光明媚なところで、有名な設備としては原子力発電所なんかがあったりする。その恩恵かとは思うが、町全体が潤っているような印象を受けた。

我が家からのアクセスは、まず羽田に向かう。羽田までなんだかんだで2時間近くかかるので、搭乗手続きを考えると2時間半は見ておかなければならない。羽田から大阪の伊丹空港まで飛ぶのだ。フライト時間は正味30分程度だが、単に伊丹まで行くのであれば我が家からだと新幹線の方が早いかもしれない。ただ、フライトマイルが溜まったり、抽選で何名かに1万円キャッシュバック等のイベントがあったのでついつい飛行機になってしまった。
伊丹からはレンタカーを借りて、一気に日本海側へと向かう。2時間も走れば真鶴だ。真鶴からは海沿いの国道を北上して福井県に入る。従って、この若狭付近は、北陸という感じではなく、関西圏になっている。事実、方言も「おおきに」等の言葉が行き交っていた。

若狭付近のみやげ物やを覗くと、必ずといって良いほどサバ関係のみやげ物が並んでいる。その昔、若狭で上がったサバを京都まで運んだと言われる街道が何本かあり、それらを「鯖街道」と呼んでいる。生のサバをそのまま運んだのでは痛んでしまうので、ヌカに漬けたへしこ」と呼ばれるものを都に献上していたそうだ。その鯖街道沿いには今でもへしこ料理の看板を掲げた店が多数見られる。

半年以上も若狭に通ったが、ボクはこの「へしこ」という物を食べたことがない。何度となく見てはいるし、へしことは何なのかも知っているのに、だ。ヌカ漬けされて真空パックになっているサバをどうやって料理していいのかが、わからなかった。そのまま焼けば良い、とは言われるものの、ヌカをどうしたらいいのか不安だったのだ。そのまま食べる?洗ってから焼く?etc...

今ではすっかりと若狭方面へ行くことは無くなってしまったが、なんとなく食べ損した思い出が残っている。




屋久島を訪れて

2005年05月24日 | 旅行記
去年の10月話で恐縮だが...

ボクといつものパートナーであるマー坊で、世界遺産で有名な鹿児島県の屋久島に行ってきた。屋久島初心者にも関わらず、ツアーではなくすべて自分でプランニングしてみた。夏ごろから屋久島を歩く練習とも言うべきか、近所の低山を歩き、距離感とかペースとかを感じることができるように訓練も行っていた。今回はこのときの感動を書いてみたいと思う。

屋久島はどこか神秘的な島であり、神々の息がすぐそこで聞こえるような、そんな勝手な想像をしていたが、いざ空港に降り立ってみると、それほどでもないことに気が付く。なんせ100円ショップや大手の家電ショップもあるのだ。この島は神々が住んでいるのではなく、まぎれもなく島民が普通に生活している普通の島であるのだ。ここでは屋久島の観光案内や、名所明晰の話をするつもりはない。もしそれを期待されているのであれば、いろいろなガイドブックが出ているので、そちらで確認していただきたい。

早朝に屋久島入りした我々は、まず観光センターに行き、雨具をレンタルした。1年400日雨が降る、と言われるくらい雨が多いところである。天気予報は台風一過の晴天を予想しているが、念には念を、である。
初日は屋久杉ランドというところへ向かった。屋久杉というのは樹齢1000年以上の杉の木を指して言うとても威厳のある名前である。屋久島は実は土壌に養分が少ない。なのになんでそんなに木々が長生きするのか?それは雨が非常に多いことが影響しているらしく、養分がない分、じっくりと成長するのだ。朽ち果てた先代の木に新しい木の芽が着装し、それがたっぷり水気を含んだ苔によって水分補給しながら、ゆっくりゆっくりと成長していく。縄文杉は樹齢7000年と言われているが、名前の由来通りそれが本当であれば縄文時代からこの島を見ている、ということだ。yaku1

ボクはこの屋久島の旅を終えてからしばらく古代史にはまることになった。それは7000年前のニッポンはいったいどうだったのか?という疑問がどうしても消えなかったからである。しかし気軽に7000年前の文献なんてあるわけもなく、日本創世記である古事記や日本書紀を調べた。yaku2

話を戻そう。屋久杉ランドというところは結構お気軽なネーミングだとは思わないだろうか?確かに足元も整備されており、気軽に屋久島を見て歩くことができるが、それも一番短いコースだけだ。実際にここは登山口にもなっているので、もっと長距離コースを選択すると、ほとんど登山となるので覚悟が必要だ。翌日は白谷雲水峡というところをトレッキングするのだが、この2つが屋久島をもっとも満喫できるところであろう。

屋久杉の森に通じる道は細いところもがるが、ほぼ整備されていて晴れていれば快適なドライブコースだ。所々に日本サルの亜種である屋久ザルが見られる。彼らはどこかの暴力的なサルとは違って非常に大人しい。体も日本サルより一回り小さいのでかわいらしく見える。でも野生の生き物であるので餌をやるのはご法度だ。yaku3

白谷雲水峡から、もののけ姫の森を目指していたとき、大雨の洗礼を受けた。雲ひとつない程の天気が一気に大雨に転じたのだ。借りていたゴアテックスの雨具を羽織った。しばらく歩くと雨はやんでしまったが、今度はその地面に染み込んだ水分が湯気となって立ち込めた。運良くもののけ姫の森に到着するころには、なんとも神秘的な景色になっていた。yaku4

この豊かな水は、巨大な滝となって豊かさを証明してくれる。屋久島には見所の滝がいくつかある。その中でも大川の滝は迫力がある。大川とかいて「おおこ」と読む。かなり離れたところから眺めていてもしぶきで濡れてしまうが、この超マイナスイオン地帯はすべてを忘れさせてくれた。いつまでも眺めていたい、そんな不思議な力を持っている。神がいるのかもしれない、とつい思ってしまう。yaku5

実はこの旅では食事で良い思いができなかった。宿泊は空港近くのビジネスホテルにしたので、レストランは併設しているものの、和食は扱っていないので、繁華街まではバスなりタクシーなりを利用することになる。なのでスーパーで刺身とか買い込んでホテルの部屋にてビールや焼酎で頂いた。
帰り際ではあったが、空港の食堂にて、ご覧の定食を注文した。わかるであろうか?これはトビウオの唐揚げである。羽の部分が香ばしくて本当に美味かった。2泊したが、この定食が最高の贅沢であった。yaku6


神々の島、屋久島は普通の島である。しかし洋上アルプスと言われるその山々は、九州一の高さを誇る宮之浦岳を始めとして軒並み2000メートル級の山が連なっている。その山にはやはり神は存在している。人と神のコラボレーションを味わえる貴重な島だ。半年以上も過ぎた今でも屋久島を特集している雑誌があるとつい買ってしまう。また絶対に訪れてみたいところであった。


火焔太鼓

2005年05月23日 | 芸能ネタ
テレビドラマでタイガー&ドラゴンというのをやっている。クドカン作品である。これがまた最高に面白い。ヤクザが落語の世界にのめり込み、噺家として成長していく姿を描いているのだが、噺を聞いていると、その場面にトリップしてしまうのだ。その場面の推移がなんとも小気味良くて見ていてたのしい。

ボクは子供の頃、古典落語の本を読んだことがあり、有名どころの噺はなんとなく知っている。事実落語も好きで、飛行機に乗ったときは、イヤホンで音楽を聴くことなく落語のチャンネルを選択するくらいだ。でも一緒にタイガー&ドラゴンを楽しんでいるマー坊はあまり落語というものを知らなかったらしい。ところがこのドラマを見初めてからは、本は買うは、ネットで調べるは、ですっかりはまっている。

今明治座で「火焔太鼓」という舞台をやっている。風間杜夫、平田満の黄金コンビが復活し、あの鎌田行進曲を彷彿させる舞台に違いないと思って、早々にチケットを入手していた。
「火焔太鼓」はご存知の方も多いと思うが、古典落語の題目である。ある古道具屋がさえない太鼓を仕入れてきて、それが御殿様に大そう気に入られて高く売れてしまった、という内容だが、お芝居だけあって多少話に脚色が加えられている。しかも爆笑の連続で、3時間はあるだろうがあっという間に終わってしまった。調度落語に興味を持ってきた頃に偶然ではあるがこの舞台に出会えて非常に満足だった。
もし興味のある方は、今月一杯やっているので、是非ともご覧になって頂きたい。
http://www.meijiza.co.jp/info/2005/05/main.html

ちなみにタイガー&ドラゴンの最後のシーンでいつもうまそうなオムライスが出てくる。ボクはこのオムライスが大好物でいつもこのシーンを楽しみにしている。


かぶのぬか漬

2005年05月22日 | 食・レシピ
ボクは漬物が好きだ。特にシンプルなヌカで漬けたものが好物である。スーパーの漬物コーナーに、ちょっとヌカミソがついたままでキュウリとかが売ってあると、ついつい買ってしまう。むか~しオフクロが漬けてたのをなんとなく覚えているが、いつかは自分でやってみたいと思っていた。

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ところが先日、近所のスーパーで写真のようなヌカ漬けパックを発見した。前から気が付いてはいたのだが、手にとってまじまじ見たのはその時が始めてである。水さえあれば今日からでも漬けられそうだ。さっそくキュウリと共に購入した。
かれこれ半月は過ぎてるだろうか、最初はヌカ床が若くてあまり期待通りの味は出なかったが、キュウリ、ニンジンなどを漬け込んできて、段々といいカンジになってきた。

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今回はかぶを漬けてみようと思って近所の99円で何でも売ってるコンビニでかぶを購入。結構しっかりとしたかぶである。3個入っていたが、さすがにこの初心者パックに入れるには多すぎるので、2かぶ程漬けてみた。明日にはかぶのぬか漬けが食べられるだろう。味はまた後日報告しよう!