CozyConer

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紅葉狩りと美味しい珈琲

2008年11月23日 | 食・レシピ

P1010092  11月も後半になり、日本海側や東北、北海道では豪雪のニュースも聞こえている。日本列島、冬の準備完了!ってなところだろうか。東京地方はここのところずっと晴天に恵まれており、連休の中日である今日も快晴であった。この時間、窓の外は空がオレンジ色からグレーへとグラデーションがかかり美しい。さて、そんな快晴の中、今日は西武沿線マンスリーハイキングの11月コース、子の権現(ねのごんげん)のコースを堪能してきた。いつもは割りと平坦なコースなのだが、今度のコースは本格的な山岳コースである。と言っても9キロ、3時間ちょっとなのでご家族連れでもまったく問題ないお気軽コースだ。西武鉄道秩父線の西吾野から子の権現を目指し、コース的には子の権現をかすめるように下山へと転進して、吾野駅を目指す。さすがに晩秋というより初冬の奥武蔵は気温が低い。薄手のダウンジャケットでも寒いくらいだ。この辺りは針葉樹や常緑樹が多いらしく、あまり燃えるような紅葉という感じじゃなかったな。ちょっと残念。でも所々に見事な紅葉を眺めることができる。

P1010091_2   さて、今回の山行についてはこれくらいにして、今日は寒いときには温かい珈琲が美味しい、という話に持っていきたい。吾野駅近くの東郷公園というところで紅葉祭りが開催されていた。なんだか賑やかな雰囲気と露店の良いニオイに誘われて、そそくさと公園に向かって、お昼の時間にすることにした。で、食後はリッチに珈琲をドリップである。プリムスのガスボンベは実は夏仕様なので、もうすっかり寒くなると火力に元気がない。両手で暖めながらお湯を沸かす。

P1010090  お湯が沸くまでに、いつものドリップ珈琲をセット。珈琲鳴館のその名も「コーヒー一生懸命物語」だ。パッケージのイラストには珈琲鳴館のオーナー夫妻の可愛らしいイラストが描かれている。ここの珈琲は大変気に入っていて、我が家では毎日欠かしたことがない。家では豆を挽いてドリップしている(すべての行程はコーヒーメーカーがやってますけど)、山行にはなるべく荷物を軽くしたいので、このパックを持ち歩いている。寒いときには暑い珈琲をふーふーしながら両手で飲むとホント幸せを感じてしまう。今日は枝豆大福と一緒に珈琲タイムを楽しんだ。ここの珈琲は実は身内が働いているということで知ったのだが、そのヒイキ目を差っ引いたとしてもご機嫌に美味しいと思っている。宣伝をするわけじゃないが、もしこの記事を読まれて気になった方はコチラから通信販売もできるので是非ともお試しあれ。

 のんきに珈琲を味わっていたせいか、吾野駅では電車が到着しかかっているではないか。小走りに駅へ向かいどうにか乗ることができた。1時間に2本程度しかないので乗り損なうと次まで時間を持て余してしまうので、ちょっと必死モードになった。皆さんも紅葉狩りをしながら美味しい珈琲を試してみませんか?


あったかdining みやと・・・

2008年11月16日 | 食・レシピ

Sh0101362  昨日訪れたお店を紹介しようと思う。その名は「あったかdiningみやと・・・」である。JR中央線の国分寺駅から歩いてすぐだ。詳細はココで確認して欲しい。

 開店してすぐにボクら夫婦は入店したらしい。まだお客は誰もおらず、店内にもマスターと思われる男性が1名だった。ボクらはなるべくカウンター席を利用することにしている。それは隣同士で座ることで会話しやすいのと、お店によっては厨房が見れる。これが結構楽しいし、「あんな風にやるんだ!」という発見もある。また、お店の人とも会話しやすいのだ。しかもこのお店、ぐるなびのクーポン使うと、カップルでのカウンター使用で1000円引きとなってるではないか。もう迷わずカウンターである。

 マスターはおしぼりを出しながら、初めて来店したボクらの為に丁寧にメニューの説明をしてくれた。まず飲み物はワインと梅酒に力を入れているようだ。特にワインは国産ワインのリーゾナブルな品をマスター自身の足で通い、目利きしているとのこと。今回は最初にコロナビールで喉を潤したが、すぐに写真の長野県にある五一ワインの「収穫の詩」を選んだ。マスカットベリーAの赤ワインで、この手のは甘口が多いのだがこれは辛口であった。今年の新酒でありフレッシュでフルーティなテイストは比較的どの料理にも合いそうだ。ボジョレーヌーボなんかよりずっと美味しいかもしれない。そしてもうひとつのこだわりは梅酒。もう数え切れないほどの種類を用意してある。今回はワインを楽しんだので、次は梅酒を頼んでみようと思う。

Sh0101352  料理の方はというと、パスタやリゾットがあの石焼ビピンパのあつあつの器に盛って提供するという独特のこだわりを持っている。しかも鶏肉と豚肉にもこだわりがあるとのことで、もう何を注文してよいのか迷ってしまうのだ。ところがお通し代わりに好きな物を3点選べるプレートというのが用意してある。数多くの美味しいものを食べてもらいたい、というマスターの思いが伝わってくる。写真の真ん中に写っているドライトマトとモッツァレラチーズは見事に煮込まれたトマトが絶妙な甘みを出していて、メチャクチャ美味しかった。締めにニョッキを使ったゴルゴンゾーラの石焼パスタを頼んだのだが、もう絶品である。最後に石焼の器をなめまくってしまいたい衝動に駆られてしまう程だった。

 お店が忙しくなければ気さくに話しかけてくれるマスターと、ワインや梅酒の話もできて、とても楽しい食事ができると思う。わざわざ訪れても損はないところだと明言できる。是非ともお試しいただきたいお店である。


緊急告知 東村山市民の皆さんへ

2008年11月13日 | 国際・政治

Higashimurayamahp  平成18年8月、ボクは現在住んでいる東村山市民となった。隣の市から転入してきたので、幼少の頃から知っている土地柄ではあったが、特に市の歴史や情勢など興味もなく、ただ単に住居を構える、それだけの場所であった。しかも利用する駅などは隣接する小平市にあり、どちらかと言うとそちら側が生活圏でもあった。

 ところがその翌年に行われた市議選挙、市長選挙でほんの少しだが、「東村山ってどんな市なの?」という興味がわいた。何故なら市役所や図書館などの老朽化が目立ち、借りようとする本もバリエーションの無さなどで閉口してしまったからだ。仕事柄、北海道の地方都市のシステム化をお手伝いしことがあったが、おそらく東村山よりもずっと貧乏な町であったと思うが、人々が集う場所は本当に居ゴゴチの良い作り、雰囲気、そして職員達であった。それがそもそも違和感の発端だったのかもしれない。

 そんな折に2011年からの街作りの基本となる為に市からアンケートが発せられている。どうやら無作為でアンケート依頼を行っているようだが、市のホームページから気軽に出来るらしい。早速ボクもやってみた。気軽に、とは言ってみたが、ちょっと項目が多いかな。それにわからないことも多々ある。こんなの知って何に役立つの?という疑問も出てくる。そんな時は最後にコメントも残せるので、もしボクのブログをご覧になってる方で東村山市民の方が居られたら、ひと手間かけてみては如何だろうか?まずはココをクリックしていただき、アンケートに答えて欲しい。少しでも住みやすい市にしていけたらと思って、これからも出来ることは協力して行きたいと思っている。またこのアンケート、11月18日が締め切りだ。ちょっと忙しないが是非ともご協力お願い致します。


晩秋の飯盛山(清里からのアプローチ)

2008年11月02日 | 登山・ウォーキング

P1030482  この秋は何かと3連休が多いような気がする。飛び石連休だと間にうまく有給休暇を当てはめて長く休むこともできそうだが、元々が3連休だとそれだけで満足してしまいそうだ。ということで、11月一発目の3連休、いつもの山梨県は明野からのアプローチで、紅葉狩に清里から野辺山まで歩いてきたので、レポートしようと思う。
P1030408_2   清里駅付近の駐車場へ、愛車のアウトバックを快適に飛ばす。この機会に愛車も紹介しよう。スバルのレガシィシリーズでツーリングワゴンをベースに地上高とトレッドを大きくした若干オフロード寄りに振った車両である。愛車はこの春にデビューした2.5XTというグレードで、2500CC DOHCエンジンにターボチャージャを組み合わせたエンジンを持ち、北米には早い段階でデビューしていたが、国内では初めて登場するモデルである。須玉から清里への道はかなりの勾配を稼ぐルートだが、太いトルクのおかげでなんなく登り切ってしまう。高速道路での追い越し加速もあっと言う間にメータを振り切ってしまうので、お巡りさんには十分に注意しなければならないが、そこまで過激な車なのか、と言うとそうではない。あくまでもジェントルにスムースに、だ。高回転まで引っ張るときのボクサーエンジンはとっても心地よいサウンドで、ついつい・・・なのだが、それでも燃費は街乗りでも10キロ前後をキープしてくれる。200馬力オーバの4WDとしては驚異の燃費だ。縦置きエンジンのせいか、コックピット周りはこれまで横置きエンジンの広さに慣れた感触では狭く感じる。実際に収納部分も小ぶりで小物が置けない。シートも小ぶりなので大柄な人は窮屈に感じるかもしれない。荷室は床が若干高いものの十分な広さを確保しており、これまで夜逃げのように荷物を積んでいた我が家はリアシートを空けることができてとても喜ばしい。登山の足としては申し分なく、トータル的に満足度の非常に高い車である。
P1030473_2   そんな愛車を駐車場へ残して、今回は飯盛(めしもり)山へと向かった。清里付近で標高は既に1200m以上あるので、紅葉もちょっと落ち着いた感じでそろそろ終盤かもしれない。途中、千ヶ滝という滝があるので立ち寄っても良いだろう。NHK大河ドラマ、風林火山のオープニング映像にも出ているらしい。落差が大きい滝ではないが、静かな環境は心を鎮める場所としては良いところだと思う。しばらく車道をくねくねと歩いていくと、途中集落を抜けて登山口へと入っていく。勾配も緩く、快適な森林トレッキングだ。どちらかというとダラダラと続く登山道であるが、尾根まで出ると視界は一気に広がる。目の前に雄大な八ヶ岳、背後には南アルプス、その向こうには富士山とメジャーな山々が姿を見せる。飯盛山の直下の登りにおいては、左手に雄大に見る八ヶ岳の最高峰、赤岳を何度も何度も見ながらその雄大さに感服することとなる。まるでご飯を盛ったような形で飯盛(めしもり)山、そのかわいらしい山頂は360度のパノラマである。ちょうど団体さんと同じタイミングで山頂に上がってしまったのでごった返していたが、まさに八ヶ岳展望台と呼んでも良さそうなところだ。南アルプス側に目を転じると、かすかに雪をまとった北岳が顔をのぞかせていた。富士と並んで1位、2位のコラボレーションが楽しめた。

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P1030495_2   山頂のすぐ下に平らな場所があり、いかにもここでお弁当を食べて下さい的なスペースがある。早速昼食の準備に取り掛かった。本日の昼食はトマトソースのパスタだ。沸騰したお湯に混ぜて作るだけの簡単なモノであるが、この日は風が強くて吹きっさらしの中での調理は中々大変だ。それでもPRIMS P-123Sスパイダーは十分な火力を引き出してくれて、暖かい食べ物を口にすることができる。文明ってすばらしい。食後に芋ようかんと珈琲を頂いて、下山の準備に取り掛かった。
 高低差で400m程度なので、ピクニック気分でお手軽に登れる山だが、眺望はすばらしく、八ヶ岳ファンのあなたならきっと満足していただけるだろう。帰りはJR小海線の最高地点の駅、野辺山へ向かう。途中、日本の分水領を通る。ここを境に降った雨は北側は日本海、南側は太平洋へ流れ込むのだ。なんとも雄大な場所だが、いったいどうやって調べたというのだ?と、ついつい突っ込みを入れたくなる。ここから先はダラダラと続く一本道、のどかな田園風景は北海道の牧場を歩いているようだ。刈り取りが終わったキャベツ畑が一面に広がっている。
 小海線の野辺山駅はかわいらしい駅だ。ここから一駅戻って清里まで列車の旅となるが、注意しなければならないのはその運転本数だ。この日もちょっとのところで乗り損ない、ソフトクリームを食べながら待つこと1時間、次の列車に乗ることとなった。しかも臨時運転とのことで、通常ならば1時間半以上は待つことになったのだった。
 総行程4時間程度のお気軽ハイキングの飯盛山は、晩秋深いこの時期がおススメかもしれない。是非ご家族で紅葉を楽しんでみたら如何だろう。