CozyConer

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キャンプ de 益子陶器市

2019年05月05日 | キャンプ

今年のゴールデンウィークは平成から令和に改元されることもあって、なんと10連休。どこ行こうかと早くから計画立てていた我が家。行った先はいつか訪れてみたかった栃木県益子市であります。

益子焼でお馴染みの陶器の街です。ここでは春と秋に陶器市が開催されており、あのボテっとした泥臭い焼き物が大好きなボクとしてはどうしても行ってみたかったのです。

どうせ行くのであればキャンプもしたいな、と付近を探していたんですが、お隣の茂木市に「昭和ふるさと村」と言う施設がありました。

令和最初の日に昭和な場所に行くなんてオシャンティではありませんか。即決定です!

ここは元は小学校だったところで、跡地を宿泊施設やキャンプ場として再利用しているようです。

回りは田んぼだらけ。ちょっとした高台に昭和ふるさと村はありました。

校舎は開放されていて自由に入れます。もう昔の小学校そのもの。とは言えボクはこのような木造の小学校の経験がないので懐かしさとはは正直ありませんわ・・・

こんな昭和な車も展示されていました。ダイハツミゼット(三輪車)と奥にあるのはマツダファミリアですね。

 教室もしっかり復元されています。実際に通っていた人はきっと懐かしいんだろうなぁ。

こんな昭和初期の頃?の部屋も展示されていましたが、正直これ昭和ですか?江戸時代か?みたいな感じでした(笑)

さてさて、キャンプサイトは校庭を利用しています。

 

連休中なので既に数組のキャンパー達がくつろいでいました。 

こちらはプールの上に設置された常設のテント、グランピングエリアです。

至れり尽くせり、手ぶらでOKのゴージャス施設です。エアコンも完備されてました。

我が家のサイトは体育館の裏に近い一番端の方でした。もう天気が怪しくて急いでテント設営し、ホッとしているところです。

このあと土砂降りになってしまいました。明け方近くまで降ってたんじゃないかなぁ。

ここのキャンプ場では宿泊施設のお風呂を利用することが出来ます。さほど広くは無いですが、綺麗なお風呂でゆっくりすることが出来ました。

降り続く雨の中、夕食の準備です。

ちょっとブレてますが、牛肉と野菜のワイン煮込みであります。

令和元年最初の日はバドワイザーで乾杯。平成に引き続き平和な時代が続いてほしいものです。

この後ワインに移行し、お腹も満足したところで就寝。雨音とカエルの大合唱の中ですが、そうね、やっぱりあまり寝れなかったかな・・・

夜中に何度か目が覚めました。

翌朝は雨が上がっていました。朝食を簡単に済ませて急いで出かけなければなりません。

益子陶器市は大人気で朝9時には駐車場が満杯になってしまう、との事前情報があり、7時半頃の到着がオススメだとのこと。

マジですか、そんなワケないでしょ、と半信半疑で行ってみると、もう人気のお店には長蛇の列でした。本当でした!

8時前だと言うのに既に店開きしているところもあります。

各店舗には作者さん達が開店準備に勤しんでいて、ぶらっと覗いてみるボクらにも丁寧に説明してくれます。

趣のある作品が所狭しと並んでいてテンション上がりますねぇ。

車は会場の外れに駐めたので中心地までぶらぶらと歩きます。

陶器だけじゃなくて美味しそうなフード、ドリンクのコーナーも充実しています。車じゃなかったら一杯やりたい気分だ、なんて思ったりして。

もう全てが益子焼で出来ています(笑)

ただ漠然と見て歩くのでは疲れてしまいます。何か目的を持って探して歩くと良いです。

ボクの場合、ビールを美味しく飲める素焼きのジョッキを探していました。ところが色々目移りして茶碗も欲しい、鍋料理の器も欲しい、とか本当にキリがないです。

 益子焼と言えばごっついイメージありましたが、やっぱりそうでした。アピールしている店舗がありました(笑)

結局カミさんと合わせてこれだけの陶器を購入してしまいました。

決して高くないんです。特に掘り出し物コーナーで見つけた時の達成感とか凄いんですよ。楽しいです。

 

さぁ、陶器市を満喫したので食材の買い物をしてテントに戻ります。今回は2泊ですので、テントはいつものドームテントではなく、少し大きめの2ルームタイプにしました。新幕デビューです。

昨夜の雨で足元悪いかと思ったら、天気が回復したせいもあるかもしれませんが、比較的水はけが良いサイトです。

 二日目もお風呂を利用しました。こころ宿NAGOMIと言う宿泊施設です。なかなか渋いですよ!

 湯上りにこの日はカールスバーグで乾杯。陶器市を歩き回った疲れが一気に癒されます。

スーパーで何食べようか散々悩んで買った鶏肉の手羽中。塩胡椒で炭焼きにしました。

これが大正解でむさぼり食うとはこのこと。野性味溢れる逸品でした。

5月と言えども日が落ちると寒くなります。何か温かいものと言うことでポトフにしました。

実はテント内で炭火を起こしているのですが、一酸化炭素センサーも脇に置いてあります。本当ならテント外、あるいはシェルを開けて使うべきですが、冷気が入ってくるので換気用に少し開けている程度。それでもセンサーがピーピー鳴るので換気には注意しないと、と肌で感じました。

前日に続いてこの日もワインでまったり。この自転車ラベルのコノスル、カベルネ・ソーヴィニヨンが好きなんです。800円未満で買えるし美味しいし。

ランタンの灯りを落として、スノーピークのノクターンと言うランプ風のランタンに変えました。

光量は落ちるものの、炎の灯りが疲れを癒してくれます。基本的にLEDランタンを愛用しているんですが明るいけどどことなく冷たい灯りなんですよね。でも炎の灯りはユラユラとしてて本当に落ち着きます。

この日は疲れもあってぐっすりと熟睡。夜中に一度寒くて目が覚めたけど、シェラフの上に一枚毛布をかけてしまえば問題なし。

翌朝はケンケーンと鳴く鳥の声で目が覚めました。ふと外を見ると赤い頭の大きな鳥がいました。キジです。

テント近くまでフラフラ歩いてきたりしてバサバサと羽を広げます。威嚇でもしてるのか?

朝食はご飯を炊きました。

メスティンというアルミの飯盒を使ってふっくらと美味しいご飯を炊きました。美味しそうでしょ?

ここのキャンプ場はチェックアウト時間が12時なのでゆっくり朝を過ごせます。

ですが、なんとなく気が急いて早めに撤収作業に取り掛かりました。

それでも濡れたシートを乾かしたり、時間を有効に使えます。ありがたいですね、レイトチェックアウトだと。

 

今回のキャンプ旅は益子陶器市を組み合わせた旅となりました。キャンプ場から車で15分程で益子市街に行けます。この組み合わせは良いかもしれません。秋の陶器市にも来てみたいと思いました。そして何と言ってもとても充実して楽しい時間を過ごすことができました。ありがとう昭和ふるさと村、益子陶器市!

参考になれば幸いです。

 

以下DATA

日時:2019年(令和元年)5月1日から2泊

天気:5/1曇りのち雨20℃ 5/2晴れ23℃ 5/3晴れ25℃

場所:昭和ふるさと村オートキャンプ場

テント:snow peak エントリー2ルーム エルフィールド