CozyConer

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荒川を下る!

2010年11月14日 | 自転車

 ここのところ東京地方は良い天気が続いており、昨日(11/13)の天気も東京だけ快晴マーク。きっと良いポタリング日和になるに違いないと思って今回は荒川を下って下町を目指すことにした。

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 自宅からは柳瀬川を北上する。この川は本当に綺麗になったと思う。綺麗なせせらぎには人々が憩う。のどかな風景が続く。川沿いに走ると起伏が少ないので楽チンだ。

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 荒川の秋ヶ瀬橋付近で、自転車仲間のT氏と合流。彼は越谷方面の自宅から荒川を目指しているハズだが、遅れるとの連絡が携帯のメールに入っていた。荒川の土手では野球少年達が川原のゴミを拾っている。偉いねぇ~。

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 遅れること20分くらいでT氏到着。しきりにこんなハズじゃない、といろいろ言い訳してたけど、とにかく出発しょうや…。今回は荒川を下って、今まさに建設中のスカイツリーを目指すつもりだ。

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 荒川のサイクリングロードは非常に広くて走りやすい。川原も広大なのでちびっ子野球やサッカー等のグランドが多く、自転車で走りながらも子供達のプレーを楽しめる。やがて荒川は隅田川と分岐する。ボクらもスカイツリーを目指す為に隅田川に沿って走った。

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 スカイツリーを目指すのは簡単だ…と思っていたが、「灯台下暗し」の逆パターン、あまりにも近いと近隣の建物でタワーが見えない。また交通量も多いので幹線道路を避けて裏路地をチョロチョロ走ってタワーを目指した。いやぁ~、でっかいね、スカイツリー。付近に高い建物がないせいか、すごい高い、という印象はあまりない。ただ巨大ってのが正直な印象。写真は業平駅の裏側から見たところ。

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 業平橋はよくニュースにも出ているのでメジャーな見学ポイントだ。それだけに人が多い。地元のオジサンが気軽に声をかけてくれてビューポイントの説明をしてくれる。下町人情だねぇ~。

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 さて、ちょうど時間もお昼時。今回も下調べしてきており、目指すは「そば処かみむら」だ。ここでの名物は…

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 ジャーン!これだ。その名も「タワー丼」。ベースのかき揚げの上に贅沢にも海老天が3本そそり立っている。なるほどタワーだ。

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 ややアップの写真も紹介しよう。奥にはT氏のタワー丼。ダブルタワー丼だ。さくさくの天ぷらはまずいワケがない。ガッツリな感はあるものの、実はご飯はやや少なめの一人前なので、男性ならペロっとイケルんじゃないだろうか?ご婦人方も結構注文していたし。

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 ややもたれた感じもしてるが、再び荒川に出て、今度は河口を目指した。葛西臨海公園まで行くつもりだ。ご覧のような荒川沿いのサイクリングロード。ここまで来ると人も少ない。首都高の下をひたすら走る。

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 そろそろ潮の香りが漂ってきて、河口が近いことが感じられる。陽気もポカポカして最高のポタリングだ。

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 で、とうとう荒川の終着点に到着。ここから先は海だ。でもボクらは葛西臨海公園に行きたいんだけど、荒サイは無情にもココで終わっていた。船でもヒッチハイクしないと先に進めない。写真右側奥に見えているのは夢の島だ。

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 仕方なく来た道を戻り、並行して流れる中川沿いに出てみた。そしたらこんなに立派なサイクリングロードが整備されていた。冒頭にも書いたが、快晴という天気予報を信じていたのだが、ずっともやっていてすっきりと晴れない。これはひょっとして黄砂のせいなのだろうか?

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 サイクリングロードはそのまま葛西臨海公園に吸い込まれていく。ここは観覧車や水族館などがあって家族連れで賑やかだ。自宅から70キロ、ついに海まで自転車で来てしまった。ディズニーランドも目と鼻の先だ。

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 しばらく海辺のベンチで休憩してから帰り仕度に取り掛かった。ここまでは自転車で快適に来ることが出来たが、今回の目的のひとつに、「電車に自転車を持ち込んで帰る」、というミッションが組み込まれている。そう、初の輪行にチャレンジなのだ。ここから電車で我が家まで帰るルートはいくつかあるが、できれば乗換えが少ないに越した事はない。従って、JR葛西臨海公園駅から武蔵野線直通の電車にトライすることにしてある。その電車の時間まで30分を切っている。予め輪行の練習をしてきたとは言えかなり緊張する。駅前でボクら夫婦とT氏は悪戦苦闘しながら自転車を袋に詰めて行った。

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 残念ながら目標とした電車にはほんの数分の差で乗ることが出来なかった。JR京葉線から直通で武蔵野線に乗り継ぐ本数は少ない。次まで30分以上あるので、もう一度各自で輪行袋の中をチェックした。自転車を持ち込む場合、できれば運転台の背後が望ましい、というのを聞いていたので、迷わず一番前に陣取った。ところが先頭車両は、鉄ッチャン達の憩いの場と化していて、意外な程に混んでいた。専門用語が飛び交う鉄ッチャン達を避けるには、同じ運転台車両を選ぶなら一番後ろが良いかもしれない。先頭車両同士の繋ぎ目があればそこも穴場だろう。

 T氏は途中で下車し、ボクらは新小平駅まで実に1時間半近くもかけて到着した。駅で自転車を組み立てると既に薄暗くなっている。自宅に戻り、再びT氏と待ち合わせて反省会を開いたのは言うまでもない。今回は片道で約73キロの自転車の旅であったが、もう少しスムースに輪行できることが今後の課題だなぁ。