CozyConer

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メンテナンス

2008年12月29日 | 登山・ウォーキング

P1010166  年の瀬も迫った29日、東京都下は朝から快晴である。昨日今日と比較的暖かな日差しでまずまずの大掃除日和である。一昨日、登山納めと称して、奥多摩の手前、JR青梅線の軍畑駅から高水山を登ってきた。このコースは更に2つのピークを経て、同じく青梅線の御嶽駅まで通じており、一般的に高水三山と言われている。青く遠くまでの眺望はこの時期ならでは、だろう。また昨日はハイキング納めと称して、西武鉄道の企画ハイキングで西武池袋線の飯能駅から小ピークの天覧山、高麗峠を経て高麗駅までの8キロを歩いてきた。こちらも静かな奥武蔵路ののんびりとしたハイキングであった。これで今年の山行は終了の予定。今年の3月に新調したブーツ、日向ぼっこを兼ねて先ほどメンテナンスを行った。バケツの中で今年の泥をブラシで落とす。ゴアテックスの防水なのでラフにバシャバシャと洗っても中は濡れない。このブーツのおかげで今年は百名山を4座クリア、その他、茅ヶ岳や北八ヶ岳の天狗岳、ニュウ、近くでは高尾山や御岳山等登ることができた。その時の光景を思い出しながら汚れを落としていく。後は乾いてから防水スプレーで仕上げて終わりだ。年明けには北八ヶ岳でスノーシューを予定している。その時ももちろんこのブーツのお世話になるつもりだ。

 今回の年末年始休暇は比較的長く取れたので、のんびりと過ごしている。でもあっという間に過ぎてしまうんだろうな、と今からヤキモキしたりして。どうか皆さん、良いお年をお迎え下さい。また来年も宜しくお願い致します。


登り応え満点、奥武蔵 丸山

2008年12月07日 | 登山・ウォーキング

P1010111  この冬一番の冷え込みと言われた今朝、やっとの思いで早起きして、西武線に揺られながら、埼玉県は秩父のちょっと手前、芦ヶ久保駅にて下車していた。今日目指すは、標高960mの丸山である。手元には11月1日に行われた西武鉄道の企画ハイキングのチラシがあって、当時のコースをトレースしようと思ってやってきたのである。さすがに気温は低い。駅前のベンチは凍っていて座ることができない。芦ヶ久保駅周辺にはいくつもの果樹園農家が点在しており、一帯で観光農園となっている。夏から秋などは実りの頃できっと賑わったに違いない。その農家の軒先を縫うように舗装された斜面を登っていく。若干アバウトな地図頼りなもんで、道をロストするも適当に道案内がある為、迷わずに山道入り口までたどり着いた。午前中ということもあってか、登山道は霜柱びっちりである。踏みつけても融けることなく凍りついたままだ。路面も凍りついていて滑ることはないが、午後気温が上がって融けたらえらいこっちゃ、と心配になる。

P1010113 フラットな登山道はとっても歩きやすい。東京の明峰、高尾山よりも歩きやすいと思う。だが、今回の高低差は640m、高尾山を0mから登るのに匹敵する。かなり急角度な登りが続く。歩幅を少なくして登ると案外安定して疲れも感じない。それでも休憩を何度か挟んで上り坂と格闘していた。今回は、インナーのシャツとタイツに、ユニクロのヒートテックという製品を着用してみた。汗を吸収し素早く乾かして、しかも保温効果もあるとのこと、それが1000円、もしくは1500円程度で買えるのだ。登山ショップで売ってるメジャーなメーカよりも1/5程度の予算で買える。果たして本当に効果あるのだろうか?と試してみたのであった。結果はその場で着比べてみる訳にもいかないので、あくまでも直感的な感想だが、「割とイケル」である。これで勘弁して!さて、どうにか山頂に到着すると、二階建ての展望台があった。そこからの景色は素晴らしい。写真は雪を頂いた浅間山が見えている。丹沢から八ヶ岳までぐるりと眺望が広がる絶景の場所だ。今日はまた空気が澄んでいたのでくっきりと綺麗に見ることが出来た。

P1010122  景色を眺めたあとはお待ちかねのお昼の時間だ。日当たりのよい場所で、今日はなんと保温されたチマキを食べることができた。まぁ坊が、電子レンジでチンする湯たんぽみたいな物をリュックに仕込み、蒸かしたてのチマキを入れてきたのだ。これは美味かった!食後はいつものようにコーヒーをドリップだ。足元には枯葉がたくさん落ちているので、一応山火事を警戒して切り株を臨時のテーブルにさせてもらった。切ったばかりなのか、ヒノキの良い香りが漂っていた。温かいコーヒーを飲みながらの至極の時、綺麗な景色の中での一杯は本当に格別だ。

P1010129 丸山の山頂から、大野峠を通って、朝降り立った芦ヶ久保駅までが帰路となる。最初は尾根伝いに降りて行くが、そろそろ足場が融けた霜柱でグジョグジョになり始めていた。もうすっかり冬の様相になりつつあったが、それでもまだ紅葉も所々で楽しめる。総じて常緑樹が大半を占める地域だけに、紅葉している箇所がより浮き上がって見る事ができる。午後も1時を回ると、そろそろ太陽の光りも角度が低くなり、山肌に当たる光線が、微妙に山々に立体感を与える。心配した下山道の足場も、樹林帯に入ると霜もなくなり、特に問題ない。下山道も登りのときと負けじ劣らず、中々の急坂だ。それでもガレ場も少ないので、歩きやすい。ハイキングのチラシには総行程で4時間半となっていたが、休憩、昼食を含めて約5時間程度のトレッキングであった。この丸山は、急な坂道が多いが、広くてフラットなのでとても歩きやすい。登り応えとしては申し分ないと思う。またいつか登ってみたいところだ。