CozyConer

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千一夜物語 -横浜-

2006年12月24日 | 芸能ネタ

Sa330270  昨日、天皇誕生日の土曜日に横浜の馬車道まで行ってきた。YUKIたろうのカレシの「たっぺ」が主演する舞台を観に行ったのである。あ、主演じゃない、出演。そう、たっぺは役者なのである。MOBAアカデミアのお芝居「千一夜物語Arabian Nights」だ。

 会場はみなとみらい線、馬車道駅近くの旧第一銀行であったBankART1929というところ。ギリシャチックな内装は狭いながらもとても素敵なところだ。先着順に席に着くという情報を得て、どたばたでの出発となった。チケット忘れて戻ったり、駅まで走ったり、いろいろあったけど、なんとか整理券の1、2フィニッシュを得ることができた。

 お話は山口馬木也さん演じる古代エジプトの王様を中心に展開し、おなじみのアリババと40人の盗賊の話やシンドバットの話等のショートストーリーが続く。われらがたっぺは、その物語のいくつかの場面に登場するのだ。パンフレットにはどのシーンでどの役で出るという表があり、時々チェックしながらの観劇になった。

 終わってみると3時間という長いお芝居ではあるのだが、あっと言う間!という印象。とても楽しかった。アラビアンな弦楽器と笛の生演奏、大道具を使わない演出等とてもアットホームな感じ。最初「アラビアンナイトのお話」と聞いた時は「ん?学芸会?」みたいな印象を持ったけど、いやいやどうして見応えのあるお芝居でした。

 たっぺ、お疲れ様。次の舞台、また観に行かせてもらうよ。まずはアロハ着て忘年会だね!


東おんなに京おんな ~観劇~

2006年06月12日 | 芸能ネタ

Sa330184 梅雨入りした東京地方、その宣言をした翌日、朝から快晴。これって去年も一昨年もそうじゃなかったっけ?というような皮肉でちょっとイタズラな天気であった。

朝から私的かつ重要な行事があって、緊張気味な朝だったが、午後から楽しみなことがあった。久しぶりの観劇である。今回は、岡本麗さんと富樫真さんの二人芝居、「東おんなに京おんな」というトムプロジェクトのお芝居だ。場所は新宿シアタートップスという初めての場所だった。雑居ビルの中にあるそのシアターは、劇場というより小ぶりのライブハウスような感じで、椅子を並べてはいるものの、150人も入れば満員になるんじゃなかろうかという小さなホールだった。おのずと舞台も目と鼻の先になり、しかも3列目だったからすぐ目の前で演技を楽しめる。東京ガスか東京電力の展示ルームのようなマンションの1室がセットで組まれていた。

東おんなという役柄が富樫さんで、ちょっと暗めの離婚したての30代前半、京おんなが岡本さんで、50代後半で京都の老舗の女将さんであり、その離婚したダンナの姑でもある。この設定でドタバタで人情チックな芝居が展開されていった。目の前で演技しているので、観ている方も何かと緊張していて、その緊張感がまたなんとも楽しいのだ。ついつい引き込まれてしまった2時間であった。ボクは劇団四季みたいなビックな公演よりも下北の本多劇場のような小ぶりな舞台が好きだ。今回は更にミニチュアサイズだったが、ものすごく充実してて楽しむことができた。

さて、その後はと言うと、何故か吉祥寺のビアホールに向かい、たらふく生ビールを堪能した。ドイツのワールドカップにあやかってドイツっぽい演出をし、明日のオーストラリア戦に備えた次第。でも結局もろ味噌キュウリだとか韓国海苔のつまみだとかで普通の居酒屋となんら変わらなかったけど・・・


火焔太鼓

2005年05月23日 | 芸能ネタ
テレビドラマでタイガー&ドラゴンというのをやっている。クドカン作品である。これがまた最高に面白い。ヤクザが落語の世界にのめり込み、噺家として成長していく姿を描いているのだが、噺を聞いていると、その場面にトリップしてしまうのだ。その場面の推移がなんとも小気味良くて見ていてたのしい。

ボクは子供の頃、古典落語の本を読んだことがあり、有名どころの噺はなんとなく知っている。事実落語も好きで、飛行機に乗ったときは、イヤホンで音楽を聴くことなく落語のチャンネルを選択するくらいだ。でも一緒にタイガー&ドラゴンを楽しんでいるマー坊はあまり落語というものを知らなかったらしい。ところがこのドラマを見初めてからは、本は買うは、ネットで調べるは、ですっかりはまっている。

今明治座で「火焔太鼓」という舞台をやっている。風間杜夫、平田満の黄金コンビが復活し、あの鎌田行進曲を彷彿させる舞台に違いないと思って、早々にチケットを入手していた。
「火焔太鼓」はご存知の方も多いと思うが、古典落語の題目である。ある古道具屋がさえない太鼓を仕入れてきて、それが御殿様に大そう気に入られて高く売れてしまった、という内容だが、お芝居だけあって多少話に脚色が加えられている。しかも爆笑の連続で、3時間はあるだろうがあっという間に終わってしまった。調度落語に興味を持ってきた頃に偶然ではあるがこの舞台に出会えて非常に満足だった。
もし興味のある方は、今月一杯やっているので、是非ともご覧になって頂きたい。
http://www.meijiza.co.jp/info/2005/05/main.html

ちなみにタイガー&ドラゴンの最後のシーンでいつもうまそうなオムライスが出てくる。ボクはこのオムライスが大好物でいつもこのシーンを楽しみにしている。