CozyConer

サッカーやグルメや旅行やキャンプや…日常のちょっとしたことをつらつらと。JリーグのFC東京を強烈に応援しています。

乗れない自転車・・・

2006年03月26日 | 日記・エッセイ・コラム

Sa330121 先日お知らせした通り、新居探しを始めてしまい、それほど切羽詰った状況ではないものの、なんか良い物件が土日に現れては消えて、という気がして落ち着かない。転勤でもなんでもない為、焦る必要な全然ないのだが、時期も引越しシーズンなので物件情報見てても回転が早いようだ。

おNewな自転車を買ったものの、冬の寒さに耐えられずそのまま自宅で放置プレー状態で保管してあったため、少しでも外の空気を吸わせてやろうとベランダに出してみたものの、なんか寂しい。

それとね、ちょっと不安なのは花粉なのだ。今年は少ないとは言え、たっぷりと花粉を抱え込んだ杉の木を見ると、おぞましくなる。去年は本当に大変だった。今年はそれほど実害を感じてはいないが、去年のビビリがボクの行動力を著しく落としている。

今日もこれから不動産屋さんと相談だ。通勤のしやすさ、実家へのアクセスのよさ、買える金額、これらのアンドを取るのは非常に大変だ。自慢じゃないがボクは貧乏なのでそうそう簡単には決断できない。でも新居へ移る事で何かが変わる、と信じている。ボクにとって大事な行司になりつつある。

来週辺りは桜も満開だろう。桜の下でこいつをデビューさせてもいいかもしれない。今年はチャリとウォーキングを思う存分楽しむつもりだ。少しでも皮下脂肪と内臓脂肪を減らさないとね!


アジアンカフェ

2006年03月21日 | まち歩き

Sa330117 今日は大事な日になった。まずはそのご報告。

WBCで王Japanが世界一になった!おめでとう!棚ぼたと言われようが韓国戦でなんとか雪辱を果たして今日キューバを倒すことができた。もうなんとも言われぬ感動が廻っていて、タイトルとは違う出だしとなったことをお詫びします。

年内に住居を変えようと、ここのところ不動産めぐりを行っており、まだメボシすらついてないのだが、この辺がいいよね、という場所をちらほらと散策している。大事なのは駅から歩いてどの位か、というところの確認なのだが、数箇所歩いただけでもいい運動となった。

今日は朝から良い天気に恵まれており、不動産散策だけではもったいない感じがして、近所のアジアンショップに立ち寄った。店内はアジアンな香り一杯な小物や衣類であふれており、なんとなく気に入っている店だ。これと言って何を買うというつもりもないのだが、隣接している喫茶店でお茶することにした。

バルコニには、これまたアジアンな雰囲気の椅子とテーブルで、注文したベトナムカフェオレとバリコーヒーは天気の良さもあってアイスにしたが、さすがに夕方に近くなると風が冷たく少々寒い思いをしてしまった。

例年、この時期は年度末の駆け込みで仕事が忙しいのだが、今年は比較的時間に余裕がある。春の訪れをこうやってゆっくり感じることができるのってちょっと幸せな気がした。


穏やかな1日

2006年03月20日 | 日記・エッセイ・コラム

Sa330116 昨日まで吹き荒れた強風は今日はどうにか収まっていた。日中は汗ばむ位な気温で、車で移動している間は窓を開けないと暑くてしょうがないくらいだ。しかしこの時期、花粉が舞ってることを考えるとエアコンに頼らざるを得ないが、気持ち良い風も感じたいので、マスクをしての運転となった。

今日は連休の谷間であるが、所用があり仕事は休暇を取っている。午後の早い時間に所用は終わってしまったので、なんとなく自宅で過ごしていたらいつの間にか眠りに落ちていた。とても気持ちの良い昼寝だった。ネットに繋がれたパソコンは、神奈川県の葉山にある湘南ビーチFMのサイトに接続され、ハワイアンソングやアメリカンオールディズが途切れることなく奏でてくれている。どこか幸せな気持ちの中での昼寝であった。

で、気が付いたら自宅の窓にはご覧のような夕焼けが広がっていた。冷たい空気が寝起きに気持ちが良い。さて、今夜の献立の準備でもしようか、と思ったときにこのブログを書き始めた。近所にあるボクの母校である中学校は今日が卒業式だったそうだ。穏やかな式になったことだろう。この春旅立つ後輩たち、今夜は君たちに乾杯だ。

そんな良い1日であった。


旅情

2006年03月13日 | 旅行記

Sa330114 旅先で鉄道を乗り継ぎ、次の目的地に行くのに、例えばツアーならば既にスケジューリングされた通り行動すれば良い。特に宛ても無く気ままな旅の場合は、この旅先での鉄道選びがとても重要かつ楽しくてしょうがない。

一昔前は、時刻表を駆使して乗り継ぐ路線をページに折り目をつけながら探したもんだが、この頃は携帯電話で済んでしまう。いわゆる乗換え案内系のサービスが充実していて尚且つリアルタイムな判断までしてくれるからだ。

これを「旅情」という観点から見ると、ちょっと寂しいような気もしないでもない。しかし、ボクはこのおかげでギリギリまでスケジュールを組めるし、たやすく変更までできるので逆に「旅情」の価値を上げることができると思っている。都心で電車を1本2本乗りそびれたとしてもさほど行程に影響はないが、地方路線だとシャレにならないこともある。ギリギリに組んだスケジュールのおかげでかなりハラハラすることもあった。これが実に楽しい。

地方路線は大体ボックスシートが多いので、何故かそれだけでも旅情としては高まっていく。許されるのであれば、そこに地元の名物とビールがあると尚宜しい。昼時なら駅弁も良いだろう。気をつけなければ行けないのは、それでも都心付近を通ることもあるので、弁当と酒を広げてたらいつの間にか通勤ラッシュになっていた、ということも実際にあった話だ。肩身の狭い思いをしながらそそくさと食べつづけることになる。でもまたそれが後日楽しい思い出になったりするのだ。

うまく列車の情報を得ながら出来ることならずっと旅を続けてみたい。青春18キップの旅をそのうちしてみようかと思っている。学生の貧乏旅行ではなく、大人の青春旅行っていう感じかな。またその時にでも「旅情」を語ってみるつもりだ。


門司港グルメ探訪

2006年03月13日 | 旅行記

Sa330110 土曜日の早朝、羽田から北九州へと飛び立った。いきなりの話ではなく、2ヶ月くらい前からの予定であったが、このところ公私共に忙しくて、なんかあわただしい出発になってしまった。

この時期、西に向かう飛行機はもろに偏西風の影響を受けて時間がかかる。およそ2時間弱で北九州空港へ到着した。なんともローカルな空港であり、街中に降り立つ感じはちょっと怖い。ところがあと1週間もすると、新しい空港が海上にオープンするとのこと。「ありがとう北九州空港」とかの横断幕がかかげられていた。

バスで小倉まで出て、JRで門司港に着いた頃はもう昼を過ぎていた。空腹感が若干麻痺してはいたが、お目当ての店を探して歩いた。

「洋膳茶房 にしき」は雑誌に紹介されていたところだ。門司港は焼きカレーだとかカレーグラタンだとか呼ばれる食べ物の発祥の地だそうだ。その雑誌には白黒の写真で写っていたのだが、どうにも気になって寄ってみることにした。店は洋食屋の装いとは裏腹に、古い民家をベースにしているようで、ちょっと田舎の親戚ん家に来た、というような感じだ。応接間や和室、洋室にそれぞれテーブルが置かれ、そこで食事をする。ボクらは2階の一番奥にある洋室に案内された。迷うことなくカレーグラタンを注文。待つ間、美術館のようなその室内のレトロな工芸品や絵画、絵本等を物色した。15分程して出てきたのが写真のシロモノである。カレーライスにチーズを乗せてオーブンで焼いたものだ。中の野菜がまた常識を覆している。ごぼうや大根、こんにゃくまで入っている。これがまた良い食感なのだ。味も絶品なのでお近くにお寄りの際は立ち寄っていただきたい。店の雰囲気も最高なので良い旅の思い出になるだろう。食後に出てくる有機栽培のコーヒー、これも香ばしくて旨い!

Sa330111 門司港を一通り散策して、疲れた足を癒すために向ったのは「門司港地ビール工房」。海辺に建つちょっと倉庫っぽい建物で1階はジンギスカン、2階はビアレストランになっている。

3種類のオリジナルビールと季節物のスペシャルビールが2つあったので、スペシャルを選んでみた。色が薄い方は冬用らしく、身体を温めるためにアルコールの度数が高いそうだ。黒い方は黒ビールっぽいが燻されたホップを底面発酵させて云々・・・ということらしいが気にせず飲んでみた。ボクの好みとしては黒い方だ。濃厚な味わいがたまらない。おつまみのミックスナッツに良く合うと思った。

港町というのは、当然のことながら船によって栄えてきた。明治時代、鎖国が解かれて海外からいろんな物資が入り込むのと同時に文化もやってきた。だから港町というのは、外国文化の最初の入口だった為、とてもモダンな町並みになっていったのだろう。それを現代の目から見ると、レトロという言葉がピッタリな印象になる。小樽にせよ、横浜にせよ、レトロな雰囲気を持っているのは港町の特徴だ。ボクはこの大正ロマンな雰囲気が大好きなので、ちょっと作られたような感があるのは否めないが門司港というところが大変気に入った。もっと時間を作ってゆっくりまわってみたい街だ。次の港町はどこにしようかと今から思案している。