CozyConer

サッカーやグルメや旅行やキャンプや…日常のちょっとしたことをつらつらと。JリーグのFC東京を強烈に応援しています。

去り行く夏、秋の訪れ

2007年09月30日 | 日記・エッセイ・コラム

P1020581_2  残暑が厳しかった9月、それでも段々と朝晩は涼しくなっていくのが肌で感じられた

 でもあの夏の暑さが、まだもう少し続くんじゃないか、とある意味期待をしていたのだが、どんなに異常気象だとは言え、着実に秋が訪れいるようだ

 ボクが子供の頃、夏空にはもくもくと入道雲が湧き、夕立の中あわてて家に帰ったものだ

 でもこの頃は雨の降り方も容赦しないっていう感じだ。小さな川なら溢れてしまいそうな量が降る。これも異常気象のせいなんだろう

 こう急に涼しくなってしまうと、もう少し夏を楽しんでおけばよかった、と思ってしまう。あんなに暑くてバテてたのにいい加減なものだ。

 そうこう言ううちに冬になり春になり、そしてその待望の夏がまたやってくるんだが、なんだか今から待ち遠しい・・・


小平グリーンロード21キロ

2007年09月22日 | 登山・ウォーキング

P1020706  小平グリーンロードというのをご存知だろうか?東京の北多摩地区にお住まいの方ならご存知かもしれない。ネットで調べていたら、「狭山・境緑地道、野火止用水、玉川用水、小金井公園を結ぶ小平市を一周する21キロの緑道です」と紹介されていた。我が家の目の前は野火止用水である。しからば21キロの旅に出てみるかと、残暑厳しい本日昼前に自宅を出発したのであった。

 野火止用水沿いを東大和市方面へ歩いていくと、途中に流れの穏やかなところに差し掛かる。住宅街の中を静かに流れるその脇には、近所の小学生たちが大事に育てている蛍がいるそうだ。澄んだ水が穏やかに流れ、水草や小さな魚たちが泳ぐ姿は都会では見られない光景だ。洒落た喫茶店もあって、散策する人たちと何人もすれ違った。

P1020707_1  やがて道は玉川上水とぶつかることになる。野火止用水は玉川用水から取水して埼玉方面まで流れているのだ。ここでルートは西からぐっと鋭角に曲がり南東へ目指すことになる。西武拝島線の玉川上水駅手前には、電車の車庫があり、間近に電車を見ることができるが、普段通勤で乗っているとは言え、中々新鮮な光景だ。

 玉川上水沿いを歩いていると、オープンガーデンと言って、市民の方々が趣味で育てている見事なお庭の植物を拝見することができる。これもネットで確認できるので、興味のある方は訪れてみるといいだろう。ボクらも1件寄らせてもらった。様々な植物でガーデニングされており、畑で取ったばかりの野菜も即売してあった。

Sa330483  途中、これまた洒落たカフェにてスープカレーを昼食で頂いた。出発してから1時間ちょっと、正午も過ぎていたので疲れも出てきた頃だ。素敵な店内にはノラ・ジョーンズが流れており、適度な冷房が汗を引かせてくれる。ナンをカレーに浸して食べるのだが、辛すぎることもなく美味しく頂くことができた。

 ドリンクにはアイスカフェオレをオーダしたのだが、あまりにもの喉の乾きにごくごくと飲み干してしまった。もっとお洒落に食後のドリンクを楽しめば良かったと後になって後悔してしまった。

 このお店は西武国分寺線の鷹の台駅近くにあるのだが、この付近は高校等が多く、若い人で溢れているのだが、ちょっと大人な感じのこのお店、いったいどういう客層なのだろうか?と興味を持ってしまった。

P1020715  さて、更に先を急がねばならない。小金井街道の小金井橋を越えると左手に都立小金井公園が広がっている。コースは小金井公園を突っ切る形になっている。公園に入ると、ひとまず休憩だ。冷たいアイスクリームでクールダウン。子供の頃から通いなれてる小金井公園、ここまで歩いてくるとヘトヘトだ。なんか見るものすべてが新鮮に感じてしまった。

 相変わらす青い空に眩しい太陽、外にいるだけで体力を奪われてしまいそうだ。ペットボトルも2本目になった。ツクツクボウシも盛んに鳴いている。まだ夏そのものだが、やはり日が傾く時間は少し早くなったようにも感じる。小金井公園を突っ切ると、コースで言うとバックストレートに入った感じ。狭山・境緑道に出るのだが、これはいわゆる多摩湖自転車道路のことである。数年前まで自転車で通勤していた道だ。西武新宿線の花小金井駅付近から、八坂駅付近まで一直線の道を歩かなければならない。

P1020717  コースは1/2を終えたところだろうか、もうあまり足の感覚もなくある一定のリズムで歩いている、という状態だ。自転車道路ということで、散歩している人も多いが、自転車がすいすいと追い越していく。なんか羨ましいぞ、自転車。こっちは一歩出すのもしんどくなりつつあるのだ。

 花小金井駅を過ぎてしばらく行くと左手に畑が見えた。今では珍しくなった案山子が立っている。思わずファインダーで覗いてシャッターを切った。このちょっと写真を撮る為に止まる仕草もだるく感じるところであったが、どうにか耐えることができた。なんか大げさだけどマジなんですよ、ホントに。

 この辺りは小学生の頃とかよく自転車で遊んだ界隈なので、土地感は持っている。でもまさか大人になって歩いて来るとは思いもしなかったところだ。所々宅地になって大きなマンションが建ってはいるが、当時とあまり変わらない田園風景にちょっと安心したりした。

P1020718  小平駅手前のベンチで休憩を取っていると、その脇に酒屋があった。どうやら地酒の品揃えが良さそうだ。休憩している間もマニアックそうなお客さんが訪れ、何やら店内を物色してから、大事そうに一升瓶を抱えて帰っていく姿を目撃した。そしてこの店の2階は居酒屋になっているみたいだ。ちょっと興味をそそるではないか。しかしここでお酒を飲んでしまったらもう二度と歩いては帰れない。最後の休憩と心してその場を離れたのである。

 萩山の駅を過ぎ、あと少しで八坂の駅になる。コース的に言うと、最終コーナに差し掛かったところだ。八坂の手間を左手に曲がると、出発時に沿って歩いた野火止用水と再会する。これで我が家まで戻れば21キロ完全走破ということになるのだ。ところがボクらはここで燃料切れになったこと知った。後少しというところでピットインしなければならない。野火止用水沿いを歩き、西武国分寺線の踏切を越えた先で左手にピットイン。小川駅の方へ向ったのである。

Sa330484  ボクらのピットスタッフは4時から店を開けて待っていてくれたようだ。生ビールを注文し、21キロ走破の前祝だ。最初の一口でジョッキの半分くらいは飲み干しただろうか。こんな素敵なビールは飲んだことがないってなぐらい美味しい。

 お腹も減っていたので美味しそうなメニューを数品頼んで、ちゃっかり焼酎のボトルまでキープしちゃってお店を後にした。右足の裏にはマメが出来ているようで家路がつらいのなんの。そしてどうにかゴールイン。心地よい疲労感を味わいながらこのブログを書いているのである。

 いやぁ~、疲れたって言えば疲れたけど、地元をじっくり歩いてみるという貴重な経験をしてしまった。思いのほか楽しかったので、メタボリックなあなた、是非ともお試しあれ!

データ 歩いた距離:約21km 歩いた時間:約5.5時間 歩いた歩数:約32,000歩


BIG BAND BEAT

2007年09月17日 | 音楽

P1020689  皆さん、ジャズはお好きだろうか?昨日、ビックバンドジャズのライブを見て来た。BIG BAND BEATと名付けられたそのライブとは!?

 ご存知の方も多いかと思うが、写真のような場所で行われている。ブロードウェイ、そう、あのニューヨークである・・・というのはバレバレなので、正体を明かすと、千葉県は浦安にある東京ディズニー・シーだ。今月一杯で期限が切れるチケットを1年間温存してしまい、昨日訪れたというのが正直な話。どうせ休日は混んでるから平日に休暇とってゆっくり回ろうぜ、というノリがいつまでも実現せずに今日に至った、しかもよりによって3連休の真ん中の日、である。それでも思ったほど混雑はなくて満足に楽しめた。このBIG BAND BEATは、至って本格的なジャズライブである。ブロードウェイのエンターテイメントをそのまま縮小し、ディズニーのキャラクターが脇を固める、でも主役はミッキーという図式のライブで、そのミッキーが芸達者なのである。タップダンスを披露したと思えば、ドラムではソロでの見事なドラミングを披露してくれ、スティックまで回転させてくれる。正直あの着ぐるみのどこから見えているのだろうか?と心配までしてしまった。あのミッキー役の方は只者じゃないな!という印象。時間にして30分程だったと思うが、最後までエキサイトさせてくれるショーであった。

 夕方の食事時には、メキシコ料理のタコスやパエリアとボトルビールで乾杯しながら、ムジカ・メヒカーナというメキシコの本場ミュージシャンによるラテン音楽を堪能した。お酒が飲めるのがシーのいいところだね!


カレー南蛮うどん -田吾作-

2007年09月15日 | 食・レシピ

Sa330473  はっきり言って二日酔いです…ええ、ちょっと辛いんですけど何か?

そんな日の昼食は、何か汁気のあって麺類で、こう、なんだかシャキッとリセットしそうなモノが欲しいと思うのはボクだけか?ということで以前にも訪れた小金井市の五日市街道沿いにある「田吾作」へ入ってみた。店内にはここを訪れた有名人のサインが張り出してあり、どういう伝でここに来たのだろう?という方から、ご近所にオフィスがあるアニメ監督さんのサインなんかもある。トトロ似のキャラがお蕎麦をすすっているイラストが素敵だ。んで頼んだのがカレー南蛮のうどん。蕎麦にしようかと思ったが、カレー南蛮と言えばうどんだろう。ここのフロア担当の店員さんが良いキャラをしている。落語に出てくる「与太郎」のようなイメージ(ごめんなさい>店員さん)。奥で親方に「何やってんだよ、この与太は~」なんて怒鳴られていそうなキャラだ。実際にはテキパキしてて怒られたりはしてませんので、名誉の為にお断りしておきます。で、肝心のお味だが、うどんはコシがあるんだが、とても艶やかな感じで美味しい。汁の方はもうお蕎麦屋さんのカレーの典型的なお味でちょっと辛味が足りないが悪くはない。七味唐辛子をささっと振りかけて辛味の調整だ。食べる程に流れる汗。昨夜最後に飲んだサワーが出切った感じだ。量的に物足りなかったら半ライスでも注文し、仕上げにミニカレー丼として食べるとイイだろう。メタボリックな一歩になるかもしれないが。


多摩湖梨

2007年09月09日 | まち歩き

Sa330469  我が町の名物のひとつに「多摩湖梨」がある。てっきり豊水だとか清玉だとかの銘柄かと思っていたら、この近所で栽培しているのが「多摩湖梨」なんだそうだ。だから「多摩湖梨の豊水、多摩湖梨の清玉」という具合になる。ま、どうでもいいんだか。市内には果樹園がいくつも点在しているが、実際にもがしてもらえるところは少ない。その梨もぎができる、恩田町は水田園という農園を訪問した。

 自宅から自転車で15分程だろうか、野火止用水沿いを走っていると、左手に「なしもぎ」というノボリが見えて来る。ぐるっと橋を迂回して「なしもぎさせて下さい」と中へ入った。この時期だとメインは豊水、そろそろ清玉が食べごろとのこと。スーパーのカゴを片手にいざ梨園に向った。ここで準備不足に気が付く。園内はやぶっ蚊がたくさんいるではないか。短パンなもんで足元がボコボコにされてしまった。虫対策は必須である。案外梨って重いんだな、と妙に納得しながら美味しそうなものを狙ってもがせていただいた。1キロで600円だが、大玉3個くらいで1キロ。ついつい2キロちょっともいでしまった。会計時に試食させてくれるのだが、冷たく冷えてなくても十分にジューシーで甘くて美味しい。水田園のダンナさんの話だと、スーパーで売ってるのと違って、食べごろまでじっくり育ってるから断然うまいよ!ってな話だった。帰り際に実家に立ち寄り、半分ほど分けてきて、残りを冷蔵庫へ収納。早く冷えて欲しいと願って止まないのである。