CozyConer

サッカーやグルメや旅行やキャンプや…日常のちょっとしたことをつらつらと。JリーグのFC東京を強烈に応援しています。

こんぴらふねふね♪

2019年03月30日 | 旅行

我が家はJリーグのFC東京を応援しているので、たまにアウェー観戦なども行います。

これは旅行とは言わずに我が家のカテゴリ的には「遠征」と言う位置付けになっています。

と言うことで旅行に行くのは基本的にシーズンオフか、J1リーグの無い国際試合が組まれる日程がチャンスになります。

昨年の秋からキャンプも復活したので、このJリーグが無い時期にキャンプや旅行に行くのが楽しみでもあります。

なんだか前置きが長くなりましたが、そんな国際試合でJ1リーグが無かった週末に四国は香川県のこんぴらさん参りに行って来ました。

高松空港からバスに揺られて約1時間ほどでこんぴらさん参道近くまで来れます。

なんとも不思議なバスで降車専用のバス停が近づくとアナウンスしてくれますが、降車ボタンも無いことからきっと一旦止まって降りる人の確認をするのかな、と思いきや、止まる事なくズンズン進んでいきます。たまたま最前列に座っていたので、運転手さんに「次降ります」と意思表示できたから良いものの、危うく終点まで連れて行かれるところでした。まぁ終点からでも十分に歩ける距離なので問題ないんですけどね。 

時間はお昼を過ぎたくらいなのでお腹が空きました。
早速香川上陸初食事といきましょう。


お店は参道にある讃岐うどんの「てんてこ舞」さん。
なんとなく老舗の味が垣間見えます。


お値段はお値打ち価格なもんだからついつい色々サイドメニューを頼んでしまう。
意外にもリッチなお昼となりました。本場讃岐のうどん、のどごしツルツルで美味しゅういただきました。てんぷらが冷たかったのがちょっと残念だったかなぁ。


食後はカミさん大好物のソフトクリームです。”おいり”ソフトクリームであります。
”おいり”とは和菓子なんだと思いますが、サクッと口どけ良いボンボンが周りに付いているソフトクリーム。美味しかったです。


さぁ燃料は満タン!こんぴらさんと言えば待ち受けているのは石段ですね。
石段対策にこんな杖がそこここに置いてあります。レンタル料100円(^^)
登りよりも下りで威力を発揮します!


そんな石段ですが記念すべき1段目がこちら!
ここから登っていきます。金刀比羅宮までは785段を登り切らなければなりません。
では参りましょう!


しばらくは参道の両側に土産物屋が連なります。
見てて楽しいし、石段もまだ苦になりません。


この辺りは最初の難関かな。急な角度なんです。
落ちたらきっと大変なことになると思われる角度です。しかし残り491段とは心が折れます・・・


振り返ってみるとだいぶ高くなって来ました。
讃岐の街並みが見えますね。


ところどころに山門があります。
「笑顔でしあわせ。こんぴらさん‼︎
頑張るぞ!


金刀比羅宮は実は船の神様なんですね。途中にこんなに大きなスクリューが奉納されてました。
今治造船所が奉納したとのこと。すごい!


参道には一箇所だけ1段下がるところがあります。それがここ!
実はこの時点で786段、ここを過ぎると1段マイナスでトータル785段になる、とのこと。
一説によると786だと「悩む」と言う語呂になるので、それを避けたのでは?とも言われてます。


どうにか金刀比羅宮に到着です。すごい立派!


人もたくさんいます。
皆さんよく登って来られました(^^)


ここからの眺めは格別です。達成感もあるし。
ちょっと天気がよく無かったのが残念ですが。富士山のような山は”讃岐富士”だそうです。

ここで御朱印をいただきました。

ですが、まだこの先があるんです。この先30分くらい登ると奥の院に行くことが出来ます。

さぁ頑張ろう(^^)

最初はなんとなく石段チックじゃないので余裕で歩きます。

ですがこの先はまたしてもひたすら石段。麓で借りた竹杖の有り難みが身に染みます。

途中にも立派な神社があります。

白峰神社。こちらでもご朱印をいただきました。


更に石段を登り続けます。
登山道だと自分の歩幅とペースを掴めるんだけど、石段は一定の歩幅になるので膝への負担が厳しいです。
ヨイショ、ヨイショっていう感じで登ります。


そしてとうとう到着!奥の院!!
正式には”厳魂神社(いつたまじんじゃ)”と言います。


合計1368段の石段を登ったことになります!
すごい達成感(^^)


こちらでもご朱印をいただきました。
これでこんぴらさん制覇って言うところでしょうか。
まだ登山道らしき道が続いていたので、きっと山頂にも行けるんだと思いますが、今回はここが終点。
ふぅ、お疲れ様でした・・・

いやいや、まだ下りが待っている・・・

下りは注意が必要です。
膝が大笑いしているのでガクガクしています(笑)

しかも途中で雨が降ってきました。ちょっと天気予報、雨なんて聞いてないよ?


とは言え下りは早いですね。
あっと言う間に下山完了。
そして雨降ってるので寄り道せずに本日のお宿に直行です。

参道入り口にある老舗の旅館「つるや」さんにお世話になります。

お部屋は綺麗にリフォームされていて快適です。
そして温泉旅館ですのでチェックイン早々に温泉に入りました。運良く一番風呂っぽい!
快適です!

食事は部屋別の個室が用意されてました。もうお腹ペコペコ。


なんとも豪華なお食事であります。これは前菜ですね。


お刺身も美味しいです。
瀬戸内のお魚なのかな。


そして神戸牛です。
バターで焼いて食べました。とっても美味しい!


これは中身が見えないですがブリの鍋物でした。
大きめのブリの切り身が入ってて、臭みもなくてとっても美味しい。


ここまで美味しいものが続くと、どうしても飲みたくなる日本酒。
3種類の味比べを頼みました。
”立春初しぼり” ”川つる ぜっぴん” ”船中八策”
どれも美味しかった。

良い食事、良い酒、良い風呂、こんぴらさん参りの疲れも癒されるのに十分でした。

お腹いっぱいになって、この後は夢うつつになったのは言うまでもありません。
翌日は高松をぶらっとしてから帰路に着きました。

今回も良い旅ができました。ありがとう香川県、ありがとう讃岐、ありがとうこんぴらさん!

 

 


ワイン大好き修善寺旅行!

2019年02月11日 | 旅行

史上最強な寒波が来るって言う時に呑気にも伊豆にある修善寺まで一泊旅行してきました^^;

 

本来の予定は千葉県でキャンプする予定だったんだけど、大雪かも、と言う予報にビビってキャンセルし、それじゃせっかくの三連休どうするか?となりまして。

 

ネットで連休直前に空いてないよなぁ〜とか思いながら色々検索したんです。 そしたらラッキーなことに気になってた修善寺のホテルが1室空いてるじゃあーりませんか! と言う訳で、小雪降る中自宅を出発、大雪予報もあってクルマじゃなくて電車です。

 

 

自宅から西武国分寺線、JR中央線と乗り継ぎ東京駅へ。 ここから乗るのは…

 

 

ブレブレですみません…

 

そう、特急や新幹線ではなく普通電車の東海道線です。修善寺まで各駅停車の旅、行ってみよう!

 

東海道線は上野東京ラインになってから15両編成が減り、この時やって来た熱海行きも10両編成、連休初日もあり激混みです(;´д`)

 

横浜辺りで空くだろう、と言う楽観的な考えは見事に裏切られ、結局終点の熱海まで混んでました。まぁ途中で運良く座れたんでラッキーではありましたが、2時間以上座りっぱなしはお尻に来ますな…

 

熱海から更に東海道線乗り継ぎます。ここからはJR東海、三島駅まで向かいます。

 

三島駅にはお昼前に到着。8時過ぎに家を出て、やって来たぜ静岡県!って気分です。

 

しかーし、Suicaで改札出ようとするとキンコーン!とチャイムが鳴り出れまへん。JR会社を跨ぐ時って使えないんですね、交通系ICカード。

 

窓口で精算して貰いますが、後から来る人達の殆どがキンコーン!となって出れませんでした。窓口に長蛇の列で思わず笑っちゃいました。 さ、ランチっす。食べるのは魚!と決めてました。

 

向かったお店がこちら。

 

 

沼津魚がし鮨、沼津と聞くだけで魚が美味しそうに感じます。 そして注文したのがこちら。

 

 

ジャーン!

 

近海握りのカニ汁付き。クルマじゃないのでエビスビールも行っちゃいます!

 

うめー、うめーよお寿司。カニ汁も最高に美味しい(^^)

 

満足満足。

 

旅を先に進めましょう。少しだけ三島の駅前を散策した後に向かったのは、伊豆箱根鉄道の三島駅。

 

 

ここからはこの電車で修善寺に向かいます。

 

ボックス席に陣取り旅情を盛り立てます。曇ってはいるものの雪も雨も降ってません。

 

ガタゴトと上下左右に揺られるのはローカル線ならでは。カミさんは東海道線でも寝てたけど、この電車でもうっつらしてて気持ち良さそう(^^)

 

30分程で終点の修善寺駅に到着しました。

 

ここからはホテルの送迎バスに乗ります。

 

少し時間があったので駅前の喫茶店でコーヒータイム。 昭和な雰囲気漂う喫茶店で父さんが淹れてくれたコーヒー…ちょっと酸っぱい系で正直苦手でした…

 

送迎バスに揺られて15分程でホテルに到着。今回お世話になるホテルがこちら。

 

 

ホテルワイナリーヒル

 

名前からしてワインがメインなホテルなのは一目瞭然。

 

かつてはリゾートホテルだったと思われる建物は古さを感じますが、中はしっかりリニューアルされており、素敵なホテルです。

 

チェックイン時に予約が必要ですが、近くにあるワイナリー見学ツアーに参加できます。もちろん予約しましたよ!

 

指定の時間にバスが迎えに来てくれ、ワイナリーに向かいます。 5分ほどで到着。周りは一面葡萄畑。1999年にカラオケで有名なシダックス社の志太氏が私財を投じて開業したとのこと。

 

 

ワイナリーもホテルもシダックス社が運営してます。

 

マネージャーさんと思わしきおじさまの案内でワイナリーを見学します。

 

圧巻だったのはオーナーの志太氏コレクションの秘蔵ワインでした。

 

 

特にスゴイのがこちら。

 

 

暗くてわかんないっすかね…

 

1800年後半のフランスワインだそうです。 1050万円で落札したんだとか。金持ってんなぁ〜^^;

 

フランスは今から150年くらい前にワイン用の葡萄の木が害虫にやられてしまい、一掃したんだとか。 今フランスにある葡萄の木はアメリカから持ち帰ったものらしいです。それをフランス産だと言い切れるのか否かと言う議論が当時あったらしいんですが、そもそもアメリカに渡った葡萄ってフランスだったよね?それが里帰りしただけじゃね?って事で解決してるんだって。

 

と言う事でここに大事に秘蔵されてる落札されたワインは、その前に作られた今では手に入らない純フランス産のワインなんだとか。まぁ飲む為のワインじゃないんですねー。 金持ちの道楽ってことで(゚∀゚)

 

さぁさぁ、ウンチクはそのくらいにしてお楽しみタイムですよ。 そう、それは… テイスティング!!!

 

 

辛口の白からスタートし、辛口の赤、甘口の白、甘口のロゼ、甘口の赤と流れ作業の様に試飲していきます。

 

ここで造っているワインはフルボトルでは無く、どれもライトなワイン。なので飲み口も良くてクイクイ入ってしまう…ある意味危険(^^)

 

やがてお迎えのバスが来たのでホテルに戻りました。いやぁ良いホテルだ( ^ω^ )

 

チェックイン時に夕食の時間を決めておきました。団体客が入る前がオススメって事で18時からにしてます。 時間になっていそいそとレストランに向かうとテーブルが指定されてました。

 

夕食はバイキングです。鍋のバイキングとかあって面白い。 そんなに期待してなかったんだけど、カニの食べ放題は嬉しかった。ちょい細身のカニですがしっかり身が詰まってました。

 

 

そしてここでもワイン。飲み放題であります。 カニは白だろ、やがて肉料理に移って赤だろ、なーんて食事が楽しい。

 

 

周りはファミリーが多いので食べたらさっさと部屋に戻るのか、気が付いたらゆっくり飲んでるのはウチくらい?だってワインに合うつまみがあるんだもの。

 

 

なんとも極楽なのでありました( ´∀`) 食後は温泉タイム。

 

 

水着ゾーンなんてのもありますが、この寒い中誰も入る人いませんがな。

 

浴室は広めの内湯と、サウナ、露天で構成されてます。湯気がもうもうとしてて実は良く見えてませんが…

 

熱めの温泉に身を委ね、露天に入って、そして夜風に当たり、更に入って、なんて繰り返してました。

 

もうね、イヤなこととか吹き飛んじゃうね。何だろうね、この開放感。まさに命の洗濯であります!

 

部屋に戻りうだうだしてたら睡魔がやって来て深い眠りに。おやすみなさーい…

 


 


 

翌朝は曇り空。今回の旅はのんびりするのが目的。なのであまり観光に主眼を置いてませんが、せっかくなので修善寺温泉の中心街に向かいます。

 

朝食後チェックアウトして一旦ホテルの送迎バスで修善寺駅へ。

 

路線バスに乗り換えて修善寺温泉街に向かいます。

 

 

バス停から歩いてすぐに日枝神社がありました。弘法大師建立だそうな。お坊さんが神社を?ってなりますが昔はよくあることらしいですな。

 

 

立派な杉の木。子宝の神様だそうです。ここで御朱印をいただきました。

 

 

この神社から少し歩くと大きなお寺があります。

 

そう、これこそが修禅寺であります。

 

西暦807年に空海が建立と言う由緒正しきお寺。地名の修善寺もこのお寺が起源なのは言うまでもありませんね。

 

「善」の字が違います。

 

 

鎌倉時代には二代将軍源頼家が鎌倉から流されてこのお寺に幽閉されたとか。

 

源氏は結局は北条氏に幕府を乗っ取られてしまうんですね。至る所に源氏の重鎮らの墓標がありました。

 

こちらでいただいた御朱印はこちら。

 

 

さぁ、もう少し散策しましょう。 橋を渡って路地を入ると趣のある経堂が現れます。

 

 

鎌倉幕府初代将軍源頼朝のカミさん、北条政子が息子である二代将軍頼家の冥福を祈って建立したと言われる指月殿です。

 

鎌倉時代の建物そのままだとか。サクッと書いてありましたが、そんな文化遺産がある意味適当に放置されてる感がありまして、本当か?と疑ってしまいそう^^;

 

 

こちらが二代将軍頼家のお墓です。

 

随分とシンプルかつ裏山にそっとあるような何とも寂しげなお墓でした。

 

昔の日本人は迫害とかであまり良い死に方をしなかった要人は、きっと祟りが起きるのでは?と恐れて手厚くお祀りするんです。良い例が菅原道真とかね。その後神として崇められるようになるんですが、

 

頼家さんはちょっと扱いが悪すぎるような…

 

境内を進むとちょっと気になる看板が。それがこちら。

 

 

おしゃぶり婆さん石像? 興味湧きますねー。

 

この時はちょっと見に行こうぜ、ってな感覚で矢印の方へ歩き出します。

 

道は裏山へと続きます。最初は簡単な舗装路でしたが、すぐに普通の登山道に。

 

登っても登ってもおしゃぶり婆さん居ません。

 

これ本当?合ってる?と何度もカミさんに問いかけます…不安だらけの登山道。

 

諦めかけた時に看板が。更に150m先だとか。まぁ合ってたから良いけど、まさか山登るとは思ってもみませんでしたわ(;´д`)

 

満を持して現れたおしゃぶり婆さんがこちら!

 

 

えー?なんか想像と違う。どこがおしゃぶりなんだ?

 

 

この案内板によると、一番右端がおしゃぶり婆さん像で子宝の神様だそうです。

 

赤子が使うオシャブリが語源だと?

 

どういうこっちゃい?

 

真ん中の石像は豊富な胸を強調している、とか何とか…うーん、よくわからん。ここまで登ってきて謎かけのような石像でありました^^;

 

ちなみにもうちょい登ると、

 

 

源義経公の石像が。こちらは立派な石像っス。

 

義経と言えばご存知牛若丸ですね。京都の五条大橋で弁慶を破ったあの男です(^^)

 

どうも頼家の異母兄弟らしいです。親父の頼朝とはソリが合わなくて、モンゴルに渡ってチンギスハンになった、って言う噂もありますね。なんで修善寺にこの像があるのかも謎らしいです。

 

いやぁ、修善寺は奥が深い。

 

予定外の登山をしたもんだからお腹空きました。

 

通りすがりの蕎麦屋が昼時にしては空いている…思わず入ってからもしや失敗したか?と不安になりつつも、名物の椎茸そばを注文。

 

まずはビールからね(゚∀゚)

 

 

そして運ばれてきたおそばがこちら。

 

 

たっぷりの椎茸が卵でとじられてます。 なんだか疑ってごめんなさい、チョー美味しかったっス。

 

お店は「桂月」さんでした。

 

食後はまた少し近くを散策しました。

 

 

実は10年以上前に修善寺来たことあるんですよね。その時もぶらぶらしてるんですが、カミさん記憶が無いみたいで^^;

 


 

その後はお土産屋さんを冷やかしながらバス停に向かいましたが、時間を持て余す感じだったので、ならば修善寺駅まで歩くか!と気合を入れてみました。

 

30分程で駅に到着。前の日に喫茶店でコーヒー飲んだんだけどあまり好みじゃなかったので、あらかじめ調べてあったカフェに行ってみると、なんと営業してません(ノД`)

 

しょうがなく駅売店に併設されている軽食スタンドでコーヒータイム。

 

 

意外と美味しかった。悪く無いっス(^^)

 


 

さぁ一泊旅行の最後はゴージャスに行きますよ!

 

 

東京まで乗り換えなし、特急踊り子号で帰ります。

 

行きは各駅停車の旅、帰りは一転ゴージャスな旅…

 

 

ゴージャスな割にはチープな缶ビールとつまみですが…

 

楽チンな帰り道となりました。

 

今回の旅は直前に決めた割には非常に充実した良い旅になりました。

 

電車の旅もたまにはいいね、とカミさんもご満悦。 何しろ好きな時にお酒飲めるしね…

 


 

Jリーグが始まるとなかなか好きな所に行けません。シーズン始まる前のプチ贅沢な旅。

 

伊豆半島って面白い所だと思います。

 

今度は下田の方に行ってみたいなぁと思っています。

 


 

皆さんの旅の参考になれば幸いです。読んでいただきありがとうございました。




追記
修善寺駅のすぐ脇にある売店で買った鯵の押し寿司、最高に美味しいです。




これ間違いなくオススメの逸品ですよ!



冬キャンプのススメ

2019年01月06日 | 旅行


新年明けましておめでとうございます。

2019年、何かと平成最後のと言われがちですが、まだまだ平成を楽しみ尽くして参ります。



昨年の秋に突然復活させた外遊びのキャンプですが、新年一発目は茨城県神栖市にある日川浜オートキャンプ場に行って参りました。

先月は千葉県の成田ゆめ牧場ファミリーキャンプ場にも訪れており、冬キャンプを満喫しています。



実は晩秋から冬、そして春先までがキャンプでは一番のオススメシーズンだと思うんですよ。

そりゃ寒いですよ。しっかり防寒する必要あります。それでもキャンプ場は比較的空いてるし、なんと言っても虫がいません。これ重要じゃないですか(笑)



今回もガラガラでした。

空気も澄んでて星が本当に綺麗なんです。感動するくらい。

冬キャンプはマジでオススメです。

でもね、それなりにしっかり準備しなくちゃいけません。ウチのテントはスノーピークのアメニティドームMで、あまり冬の使用は考慮していないタイプです。

それでも工夫次第では快適に過ごせます。色々ネットで諸先輩方の工夫を真似させてもらいました。



テントの下の部分、緑色の袴、スカートと言いますが、これを装着。たったこれだけで冷気の侵入を防いでくれます。ホームセンターで適当なシートを買って、20cm幅位にハサミでチョキチョキ。それをアウターにクリップで留めるだけ。費用も1000円かかりません。



テントの中には暖かラグマット。ニトリで買いました。実際我が家のリビングに敷いてるのを持ち込みました。ふわふわホカホカで最高です。



そして最高のホットアイテムは湯たんぽ。

これを3シーズンのシュラフに入れて、上から毛布かけておけば大概の寒さには対応できます。

もし電源サイト取れればホットカーペットや電気毛布を準備すれば鬼に金棒。

今回の日川浜オートキャンプ場は電源サイトだったのでホットカーペット持ち込みました。

暑すぎて起きてしまうくらいホカホカでした。電源無くても我が家は大丈夫かも!



こんなアイテムも使ってます。ミスターヒートと言うカセットガスボンベを使った野外用ストーブです。

寝る前や、朝方に少しテントの前室で使いましたが、基本的にはこの様なドームテントではオススメしません。燃えやすいし、一酸化炭素中毒になる可能性がありますので、自己責任の範疇でご判断ください。

我が家はリビングシェルやタープを持ってないので、基本的にまるっきり外での食事スタイルになります。



そこで威力を発揮するのが焚き火台。もう殆どの料理は焚き火で賄います。

スノーピークの焚き火台Mを使ってます。少し重いのが難点ですが、丈夫だし多少蹴つまずいてもビクともしないので安全かもしれません。



そうは言っても寒い時期です。使い捨てカイロやブランケットなど用意しておくと良いです。

翌朝はテントがバリバリに凍ってました…



ここのキャンプ場は海岸まで歩いて行けます。日の出時間に合わせてぶらぶら行ってみました。釣り人はまぁわかるとして、サーフィンやってる人がいて、見ている方が凍えそうでした。

水平線上に雲があって、日の出時間をだいぶ過ぎてからご来光を拝むことが出来ました。

今年も病気や怪我無く元気に過ごせますように(^^)



あまりにも寒かったので、この日の朝ごはんはテント内で賄うことに。

シングルバーナーとストーブ使うので、念のため一酸化炭素センサーを用意しました。

Amazonで1000円程度で買った物で、どこまで信用できるのか?でしたが、途中でピピピと鳴りだして、ちょっと焦りましたが効果ありと判断出来ました。



お正月らしくお雑煮の朝食です。お餅がトロトロですごく美味しかった。

そんな訳で今回は冬キャンプを少し推し気味に書いてみましたが如何でしたでしょうか?

冬はインドア派になっているキャンパー達の少しでも参考になれば幸いです。


久しぶりの投稿は、なんとキャンパー復活!?

2018年10月23日 | 旅行

あー、なんとも1年半も放置してしまいましたマイブログ、どうやって書くんだっけ?から思い出してます。やれやれʅ(◞‿◟)ʃ

1年半のブランクはどれくらいなのか?

自民党の安倍政権は変わらず、消費税も今のところ8%、我がFC東京は降格する事なくJ1だけど、監督は何人変わったんだ?

とまぁ、あまり変わりばえございませんね、たぶん。

これからはちょいちょい更新するぞ、と今のところ思っていますが、どうなることか…

ところで!
タイトルにもある通り、キャンパーに復活しましたヽ(´▽`)/

 



どゆこと?ってな話になるんでしょうな。話せば長いことながら…

かれこれ30年近くまえになるんですかね、まだ世の中にインターネットなんて言葉もない頃のお話でございます。ケータイ電話なんて夢のまた夢!

我が家には幼い姉妹がおりまして、友達家族とその頃ブームだったオートキャンプによく通っていたのです。

最初は安物のホームセンターで売ってる様なテントやタープ持ち込んで。それはそれで楽しかったんですよ。

 



で、世はオートキャンプブーム、情報を得るのは雑誌くらいでしたが、

間借りなりにもIT系企業に勤めていたワタクシ、インターネットの前身のJUNETを使える環境におりました。

大学や企業をつなぐコンピュータネットワークなんです。なので創世記の頃から電子メールなんぞ使ってたワケです。そう書くとなんかスゲーぞオレ(゚∀゚)

そんな環境に電子掲示板があり、色んな話題に仕事のフリしてあーでもない、こーでもないなんて言うコミュニケーションを楽しんでおりました。

この掲示板が情報得るのに大変便利だったんです。今で言うYahoo!知恵袋みたいな感じ?ちと違うか…

ある日オートキャンプについて、始めてみたいんだけど…と言う書き込みが。

 



多少の経験がアドバンテージだと勘違いして偉そうにワタクシもお返事しまくりまして。

そんなきっかけからあれよあれよと言う間に仲間が増え、メーリングリスト化されたのです。当時日本最大のトラヒックを誇るメーリングリストと揶揄されたり(^^;;

そこで出会った仲間達と行くキャンプが最高に楽しかった。



子供が小さい時は割と頻繁に行けるんですけど、時が経つに連れ、学校行事やら、ボクの仕事も多忙を極めたりして段々と回数が減り、

しばらくテント一式は押入れの肥やしになっていました。

そしてボク自身の新しい人生のスタートを機に一気に処分してしまったのです。邪魔だしね…



昔のキャンプ仲間とはSNSでそれなりに繋がってはいたのですが、キャンプの話題とかは皆無、

30年近く経つとそりゃ心身ともに老けますわ。

でも最近facebookで、昔の動画をアップしてくれた仲間がいて、のめり込む様に視聴しました。

もうね、居ても立っても居られないとはこの事ですわ。即カミさんキャンプに口説いてしまいました(笑)

カミさんも小さい頃両親に連れられて行ったことあるらしいんですが、あまり良い印象持ってないみたいなんですよね。

でも絶対に楽しいハズ、とyoutubeで他人様のキャンプ動画見せて洗脳しまして(^^;;



家の中探したら、なんとか最低限の道具はありそうだ、問題はテント…

ポチっちゃいましたよ、スノーピークの通称アメド。

カミさんもノリノリなのか、100均で小物揃えたり(^^)

20年以上は経ってると思うんだけど、キリが良いので20年振りのキャンプ復活!って事にして、

向かうは新潟県三条市

スノーピークのお膝元、聖地、head quarterキャンプ場であります!


 

いやー、素晴らしいキャンプ場でした。

久しぶりで慣れてないからあたふたしながらの幕営でしたが、もうね、ホントに最高。

日頃のストレス一気に解消ヽ(´▽`)/





 

昔と違って今のキャンパーさん達はオシャレですな。それぞれ個性があって素敵です。

ウチもコンセプト探して、少しオシャレな雰囲気にしていきたい!

楽しみがまた増えました。

いつか家族を持った子供達と一緒に行ける日が来るのが夢だったりして(´∀`*)




キャンプも含めてボチボチ近況を更新して参ります。最後まで読んで頂き感謝です。

ではまた!


晩秋の巴里は山梨にあった・・・

2014年11月16日 | 旅行

あるきっかけで山梨の情報を得てたとき、不意に知らされたある画家の特別展があったのです。

山梨県立美術館で開催されるという「佐伯祐三」という画家の特別展。詳細はコチラをご覧下さい。(終了しているとリンクが切れてる場合もあるかもしれません)

佐伯祐三という画家を特に好きだったという訳ではありません。ただたまたまこの特別展のニュースを知ったときに「あれ?見たことあるぞ、しかも興味あるんじゃね?」という感覚がありました。そう思ったらいてもたってもいられないのがボクの性格。紅葉の時期でもあるので、渋滞を避けるように朝早くから愛車を山梨に向かわせたのでした。

ボクは美術鑑賞という趣味からはおよそ真逆の位置にいるんだと自負しています。だから評論とか解説とかは出来ないし、するつもりもありません。ただ言えるのは「ちょっと見てきてごらん」という漠然とした感想。佐伯祐三という人は30歳で亡くなっています。詳細はWikiにリンク張っておきますのでご確認下さい。1927年に亡くなっているんですが、今からおよそ1世紀前のパリの街並みが彼の躍動感ある筆使いで描かれているのにものすごく引き込まれてしまいました。カミさんと一緒に行ったのに、美術館では絵に没頭してしまい、カミさんが何処にいるのかもわからなくなってしまうくらい・・・

なんかさ、明治から大正、昭和初期に生きてきた人って本当に躍動感ありますよね。今はインターネットで何処にいてもどんな情報でも手に入れることができるけど、当時はそこに行かないとわからないことだらけ。絵だったらパリで修行するのが一番なんでしょう。で、それを実行してしまうバイタリティってのが尊敬に値します。

美術的な価値とかはさっぱりわかりませんが、写真では伝わらないキャンバスから得られる躍動感は、オリジナルを見ないとわかりませんよね。うまく伝えられないのがはがゆいです。例えば絵の具の盛り方とか筆の流し方とか・・・。実は二次元である絵画ですけど、よく見ると立体感があって三次元なんですよね。

サッカー観戦も良いけど、たまにはこういう美術鑑賞も良いよねぇ〜と帰りの車の中で語り合ったのでした。