CozyConer

サッカーやグルメや旅行やキャンプや…日常のちょっとしたことをつらつらと。JリーグのFC東京を強烈に応援しています。

FC東京の選手と共に 【J特】

2011年03月20日 | インポート

 東北関東大震災から1週間が過ぎ、3連休を迎えている。本来ならサッカー三昧な連休を過ごす予定だったのだが、このような状況であるし、無駄なエネルギーも消費できずに近場を自転車でウロウロしている。でもやっぱりサッカー三昧に過ごしたくてFC東京の小平グランドまで出かけてきた。

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 到着してみると、普段の練習日とは違って多くの見学者が来ていた。みんなサッカーに飢えてるんだね。グランドでは熊さんこと大熊監督のよく映える声が響いていた。

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 椋原選手も近くにいるではないか。我が家のイチバンな注目選手なのだ。

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 長身の平山選手は存在感抜群だ。のっしのしと歩いている。

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 またしても椋原選手のショット。ちょっとエコヒイキしてますので。

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 シュート練習をする平山選手。豪快にネットを揺らしていた。

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 練習が終わると、いつものようにファンサービス。谷澤選手が最初に出てきてくれた。

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 練習が終わった順にぞろぞろと選手達が集まってくれる。嬉しい光景だ。

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 そしてついに椋原選手が現れた。これは大変、急いでサインをもらわなければ。

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 ちょっと横入り気味で申し訳なかったけれども、無事帽子にサインを頂きました。すみません、並んでいた方。椋原選手、有難うございました。

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 ふと見ると、募金箱を首から下げたヨネこと米本選手。心ばかりで恐縮ですけど、義捐金の方、寄付させて頂きました。

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 さて、引き上げるかと出口へ向うと、なんと平山選手がフリーに。素早くクロスを上げるがごとく近付いて握手してもらい、再度義捐金を寄付させて頂いた。カミさんとの2ショットもおねだり。リーグ戦が始まったら、打点の高いヘディングシュートでやっちゃって下さい!期待してます!

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 これが椋原選手からもらったサイン。今度はユニフォーム持って行かないと。普段は練習は平日なのであまり見学に行けないのだが、このご時勢故に連休にじっくりと見学することができた。

 今日も突然緊急地震速報が流れるような1日だ。東京地方は天気も良くのどかな日であるが、まだまだ被災地では混乱が続いており、不自由な生活をしている方がたくさんいる。復興に携わっている方々には本当に頭が下がる思いだ。FC東京の選手達と共に、この逆境を乗越えて、みんなが笑ってサッカーが出来る日が来ることを切に望んでいる。


You'll never walk alone. 【J特】

2011年03月19日 | インポート

 ボク達はひとりじゃない、一緒に歩んで行くんだ… こんな簡単な言葉が身に染みた一週間になるとは思いもしなかった…

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写真はイタリアセリエA「インテルナツィオナーレ・ミラノ」のHPより

 もう今さら説明する必要もないだろう。2011年3月11日午後2時46分、東北地方を中心にほぼ日本全体を揺るがす大地震が発生した。マグニチュードは最終的には9.0である、と発表されている。地震の揺れもさながら、その後に襲ってきた大津波によって東北地方太平洋側は甚大な損害に見舞われている。このブログを書いている最中も福島県の原発では命を張った賢明な復旧作業が行われているのだ。犠牲になった方々のご冥福を心よりお祈りすると共に被災された方々にもお見舞い申し上げる。1日でも早い復興を切に願っている。

 この震災に際して、各界から様々な支援の声が届いている。その中でもヨーロッパで活躍するサッカー選手、とりわけFC東京出身のイタリアセリエAインテルで活躍している長友選手のメッセージには心を打たれた。「You'll never walk alone」というメッセージ、実はサッカーイングランドリーグ、リヴァプールFCのサポータソングである。元々はミュージカル「回転木馬」の挿入歌であったが、当時のヒットチャート1位の流行曲をリバプールサポータが歌い、それがサポソンになったらしい。そして各国のクラブも歌うようになっており、日本のJリーグでは我がFC東京のサポソンでもある。先日、味の素スタジアムで開幕戦を迎えたが、その際東京スカパラダイスオーケストラがライブで演奏したのだが、ボクらは遅刻して行ったので残念ながら生で聞く事ができなかった。非常に残念な気持ちだったので、その後AmazonでスカパラのCDを注文していたのだ。

 地震のあった当日、ボクは会社を休んで朝から荻窪にある病院に向っていた。2ヶ月に一度の定期通院の日であった。いつものように採血し、診察が終わって自宅に着いたのは午後2時過ぎ。テレビのスイッチを入れてしばらく休憩し、コーヒーでも入れようと思ったその瞬間だった。ユラユラと揺れ始めたのだ。最初はそれほどでもないような記憶があるが、やたら長かった。ラフに置いてあるラックの上部に置いてあるガラクタ類が落下し、部屋中がミシミシとイヤな音を立て続ける。テレビでは早速津波に注意するようアナウンサーが叫んでいる。揺れが収まったと思うと余震がまた襲う。テレビでは津波の一報が流れていて、東北地方の港をみるみる海水が浸していく。そんな時に来訪を告げるインターホンが鳴った。宅配業者だ。荷物を受け取るが、宅配業者の顔色が良くない。聞くとエレベータに閉じ込められていたそうだ。そう、そんな中で受け取ったのが、スカパラのCDだったのだ。この日から「You'll never walk alone」はボクの歌になった。

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 翌々日の日曜日は、FC東京の小平グランドへ出向き、明治大学との練習試合を堪能した。Jリーグは3月の開催は不可能と判断した。しばらくはサッカーどころじゃないだろう。選手達の元気をもらいに、近くに住む実家の父も呼び寄せて一緒に観戦した。

 日に何度も訪れる余震、電力不足を回避する為の輪番停電など、これまでに考えたこともないことが毎日起こっている。でも被災していないボク達はしっかりとこの日本の経済を支えなければいけない。すぐにでも現地へ飛んで役に立ちたいと思う人もいるだろう。できる人は是非ボランティア活動をして欲しいと思うが、直接行動が出来ない人も悲観することはない。会社を守ることでしっかり利益を出し、税金を納めて将来の復興に役立てる。家庭をしっかり守って立派に子供を育て上げ、将来の復興に活躍してもらう。被災した人達は同情なんて望んでいないのだ。落ち込んでいる暇は無いハズだ。

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 我が家は16日の夜に始めての計画停電がやってきた。3時間程度の停電、しかも18時20分以降なのでその日は早めに帰宅した。カミさんも食事のメニューは工夫しており、作り置いたサラダにパン、停電直前に暖めておいたレトルトのカレー、と出来る限り電力を使わないものが食卓に並んだ。きっと間が持たないだろうと思い、カレーに合うかは?だったけどワインを買って帰り、いざ停電を迎え撃つ。何も停電を待って食事をする必要はないのだが、妙に気合が入ってしまった。原発が壊滅的な状態であるからには、これからも電力は不足するのは必至だ。それなりに工夫して乗り切らなければならない。この日はロマンチックなキャンドルも燈してみたけど、普通のろうそくも準備しておかないといけないだろう。

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 我が家の被害を最後に報告しておこう。激しく揺れるラックから落下した船に乗った猫くん達。彼らの釣竿とオールが取れてしまった。これでは漕ぎ出して釣りも出来ない、と文句を言っているようにも見える。もう少し復興したら修理してあげるからね。もう少し辛抱しておくれ。


開幕戦とJリーグ三昧 【J特】

2011年03月06日 | FC東京

 3月5日は待ちに待ったJリーグの開幕戦だった。昨年、惜しくもJ2に陥落した我がFC東京、むしろ落ちてから急に愛着が増したような気もしないでもない。出来の悪い子ほどカワイイと言う心理か?とにかく開幕してない味スタに何度通ったことだろうか。会社サボって小平にも行ったし(いや、通院で休んだので、そのついで、というのが正しいハナシ)。

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 天気に恵まれた東京は調布市の味の素スタジアム。カミさんの仕事の終わる時間が少し押してしまい、14時のキックオフには間に合わずに、前半始まって30分過ぎた頃到着した。遅刻した方が空いて入り易いかも…。最初はフードコートで腹ごしらえしてから後半戦をじっくり見よう、と思ってたけど、きっと着いたら前半戦も見たくなるに違いないと思って、途中のコンビニでサンドイッチを買っておいた。でもちょっと少なかったな。すごくお腹空いてしまった。

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 ハーフタイムにアゥエー側の席が空いていたので、そちらへ移動。そうそう、今日の相手はサガン鳥栖。九州の佐賀にあるチームだ。多くはないが佐賀のサポータも元気に応援している。この席だと東京の応援があまり聞こえないや。

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 「1年間お世話になります。J2なめてません」という洒落の効いた横断幕。十分になめてますって!1年限りだぞ!という意味も込められているのだ。

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 試合の方はと言うと、あくまでも引いて待ち構える鳥栖、それに対峙してボールをコントロールする東京の構図だが、中々ゴールが奪えない。相変わらず東京らしい?戦い方だ。時折ドッキリするカウンター攻撃がやってくるので手に汗握るよ。それでも左SBの阿部選手からのふわりと上がったクロスに、長身の平山選手がドンピシャのヘッドを合わせる。ボクらの見ているところからだとそのままゴールに見えたが、どうやらこぼれたボールを谷沢選手が押し込んだようだ。

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 やっとのことで1点を取ったものの、まだまだ心配。ドロンパの帽子をかぶり、怪しい容姿で追加点を祈るうちのカミさん(笑)

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 どうにか虎の子の1点を守り切って、開幕戦を勝利で終わることが出来た。いやぁ~、今年もハラハラな年になるのかなぁ~、とちょっと心配だったけど、勝ちに拘るんだから素直に勝ったことに喜ぼう。

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 試合後、スタジアムをゆっくり回る選手達。スタメンではなかったが、石川選手が実は3月3日に入籍していたことが今朝Twitterを見て知った。おめでとう、ナオ!

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 ヒーローインタビューの後、一人でスタジアムを回るヤザーこと谷沢選手。しきりに照れていたのが印象的。これから宜しくお願いしますね!

 兎にも角にも今年もJリーグが始まったワケだ。こんなワクワクして開幕を迎えた年は初めてである。J2を思いっきり楽しみ、来年はJ1のステージで暴れて欲しい。

 味スタを自転車で後にして我が家へと向った。そして歩いて30分の居酒屋で祝杯を上げる(近所にお気に入りのお店がないのです)。今日がカミさんの誕生日だったので、そちらもお祝いも兼ねてネ。そして今日、日曜日は録画してあったこのゲームやガンバ戦をテレビ鑑賞。その他のJリーグの中継も見たり(途中で昼寝しちゃったけど)、サッカー三昧な土日であった。そして来週は…、何故か赤の聖地、埼玉スタジアムへ行くのであった…


俺のトーキョー!

2011年03月03日 | FC東京

 先日、ふと立ち寄った近所の書店。自転車雑誌、ちょっとだけ未練がある登山雑誌をチラ見して、車の雑誌でも見てみようと視線を落とすと、青と赤の本が…。次の瞬間、レジで会計を済ませて、なんと書店の前で今買った本を立ち読みしていた。

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 植田朝日著「俺のトーキョー! FC東京ラブストーリー」だ。著者の植田氏はJリーグにおける現在のサポータの基盤を作ったと言っても過言では無いほどのお方で、と知ったように書いているが、この本を読むまでお名前こそ存じ上げていたけど、ほとんど知らないことだらけであった。

 ご覧の様にFC東京の応援本であるのだが、その中身が熱い。FC東京前身の東京ガス時代から、昨年のJ2降格までを一気に紹介している。東京初のクラブチームをサポートする故に、時には激しく、時にはお茶目に振舞う姿が描かれているのだが、正直最初は違和感あった。同じサッカー好きでもちょっと路線が違うかな、と。ところが読み進むに連れてどんどん引き込まれて行き、最後には「俺のトーキョー!」という意味が五臓六腑まで沁み渡った感じがしたのだ。

 FC東京を愛する人なら、一読してみることをおススメする。特に植田氏と前社長の村林氏との対談は読み応え満点だ。

 いよいよ今週末の3月5日、Jリーグが開幕する。FC東京はホームの味の素スタジアムでサガン鳥栖を迎え撃つ。ボクも「俺のトーキョー!」をぐっと噛み締めて味スタで応援するつもりである。